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北条司の現在は?シティーハンター40周年・キャッツアイ新作アニメなど最新活動を徹底解説

投稿日:2016年12月29日 更新日:

『シティーハンター』や『キャッツアイ』といった名作を生み出し、週刊少年ジャンプの黄金期を支えた漫画家・北条司さん。
近年は、シティーハンターの連載開始40周年プロジェクトやNetflix実写映画の世界的大ヒット、さらにはキャッツアイの完全新作アニメ化など、話題が尽きません。

「北条司は今何をしているのか?」「引退したの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、北条司さんの現在の活動状況から、プロフィール、全作品の紹介、漫画界への影響、そして今後の展望まで、最新情報を交えて詳しくお伝えします。

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北条司のプロフィール

項目内容
名前(読み方)北条司(ほうじょう つかさ)
生年月日1959年3月5日(67歳)
出身地福岡県小倉市(現・北九州市)
学歴九州産業大学芸術学部卒業
デビュー年1980年
デビュー作『おれは男だ!』(週刊少年ジャンプ)
主な連載誌週刊少年ジャンプ、週刊コミックバンチ、月刊コミックゼノン
受賞歴第11回愛読者賞(1983年)

北条司さんは、福岡県小倉市(現在の北九州市)に生まれ、小学校からは同市内の八幡で育ちました。
幼い頃から絵を描くことが好きで、九州産業大学芸術学部に進学。
大学在学中から漫画の投稿を続け、1980年に『週刊少年ジャンプ』20号に掲載された読切『おれは男だ!』でデビューを果たしています。

翌1981年に『キャッツアイ』で連載デビューを飾ると、美麗な画風とスタイリッシュなストーリーで一躍人気作家の仲間入りを果たしました。
1985年からは代表作『シティーハンター』の連載を開始し、ジャンプ黄金期の看板作家として、80年代から90年代の漫画界を牽引しました。

出身地の北九州市とは現在も縁が深く、市とのコラボ企画なども実施されています。
地元を大切にする姿勢は、ファンからも好感を持たれているポイントの一つです。

 

北条司の現在の活動

北条司さんは2026年現在、漫画の新規連載こそ行っていないものの、株式会社コアミックスの取締役として漫画業界のビジネス面を支えながら、代表作の監修者としても非常に精力的に活動しています。
ここ数年は特に、40周年を迎えたシティーハンターを中心に複数の大型プロジェクトが同時進行しており、その忙しさは連載時代にも劣らないものとなっています。

 

シティーハンター40周年プロジェクト

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2025年2月26日、『シティーハンター』は連載開始からちょうど40周年を迎えました。
これを記念して、大規模な40周年プロジェクトが始動しています。

まず注目すべきは、連載開始日である2月26日が「シティーハンターの日」として一般社団法人日本記念日協会に正式登録されたことです。
40年にわたって愛され続けてきた作品が、記念日としても認められた形になります。

そして最大の目玉が、2025年11月22日から12月28日まで東京・上野の森美術館で開催された「シティーハンター大原画展〜FOREVER, CITY HUNTER!!〜」です。
400点を超える直筆原画が展示される史上最大規模の原画展となり、冴羽獠と槇村香の物語を全7章構成で辿る体験型の展示が大きな話題を呼びました。
会場には、新宿駅東口の「伝言板」や等身大の冴羽獠がいる「喫茶キャッツアイ」といった没入フォトスポットも設けられ、TM NETWORKの名曲『Get Wild』と共にラストシーンを観るスペシャルムービーも上映されました。

チケットは当日券で一般2,900円、小・中学生1,100円と設定され、連日多くのファンが足を運びました。
この大原画展は好評を博し、2026年7月11日から8月23日まで大阪・なんばパークスミュージアムでの巡回展も決定しています。

さらに、40周年記念のLINEスタンプや、アパレルブランド「EDWIN」とのコラボデニム、特殊切手セットの発売など、多彩な記念企画が展開されています。
北条司さん自身も「皆さんと一緒に、リョウも長生きしてくれたら」とコメントしており、作品への深い愛情が感じられます。

 

キャッツアイ完全新作アニメ

2025年9月26日より、北条司さんのデビュー連載作品『キャッツアイ』の完全新作アニメがDisney+(ディズニープラス)「スター」にて独占配信されました。

原作漫画の連載終了から約40年ぶりとなる新作アニメ化は、2024年11月にシンガポールで開催されたディズニーのコンテンツショーケースで発表され、大きな反響を呼びました。

キャスト陣も豪華で、来生瞳役に小松未可子さん、来生泪役に小清水亜美さん、来生愛役に花守ゆみりさん、内海俊夫役に佐藤拓也さんが起用されています。
さらに、テーマ曲にはAdoさんが杏里さんの名曲『CAT’S EYE』をカバーし、オープニングテーマ『MAGIC』も担当するという話題性の高いキャスティングとなりました。

北条司さんは新作アニメについて「今回の新作はより原作に近い形で、これまで登場しなかった『ねずみ』こと神谷も活躍します」とコメント。
40年ぶりの新作にもかかわらず、作品への強いこだわりを見せています。

制作はLIDEN FILMSが手がけ、監督は末田宜史さん、脚本は森ハヤシさん、キャラクターデザイン・総作画監督は薮本陽輔さんが担当。
現代のアニメーション技術で蘇った来生三姉妹の華麗な活躍は、往年のファンはもちろん、初めて作品に触れる若い世代からも注目を集めています。

 

Netflix実写映画『シティーハンター』の世界的ヒットと続編決定

2024年4月25日にNetflixで世界独占配信された実写映画『シティーハンター』も、北条司さんの現在を語る上で欠かせないトピックです。

鈴木亮平さんが冴羽獠を、森田望智さんが槇村香を演じた本作は、原作初期の「エンジェルダスト」編を軸にしたオリジナルストーリーで、Netflix週間グローバルTOP10(非英語映画)で初登場1位を記録。
フランス、韓国、香港、ブラジルなど世界32の国と地域でも週間TOP10入りを果たし、配信開始から91日間で1,650万ビューを達成するなど、世界的な大ヒットとなりました。

エンディングテーマにはTM NETWORKの新録版『Get Wild Continual』が使用され、原作ファンの心を掴む演出も話題になりました。

北条司さん自身も完成した映画を高く評価し、「楽しかったですし、本当に面白かったです」「きっと眠れなくなる面白さだと思いますよ」と太鼓判を押しています。
新宿を舞台にした実写化について「それを現実として見せてくれたという感激は、多くの人に味わってもらえるんじゃないかなと思います」とも語っており、原作者として大きな手応えを感じていたことがうかがえます。

また、安藤政信さん演じる槇村秀幸や木村文乃さん演じる野上冴子など、脇を固めるキャストの演技も高く評価されました。
日本発のNetflixオリジナル映画として世界に「シティーハンター」の名を知らしめた意義は非常に大きいものでした。

そして2026年3月、待望の続編『シティーハンター2』の制作が正式に発表されました。
2027年にNetflixで世界独占配信される予定で、鈴木亮平さん(冴羽獠)、森田望智さん(槇村香)、木村文乃さん(野上冴子)が続投します。監督は白木啓一郎氏、脚本は山岡潤平氏が新たに担当し、前作の「はじまりの物語」から一歩進んだ、「最もシティーハンターらしいシティーハンター」を届けるとの方針が示されています。

日本発のNetflix映画として初の続編制作という快挙は、前作の世界的成功がいかに大きなインパクトを与えたかを物語っています。
原作者・北条司さんの作品が、連載開始から40年を経てなお世界規模で新たなファンを獲得し続けているという事実は、まさに驚異的といえるでしょう。

 

北条司の作品一覧

北条司さんは、デビューから40年以上のキャリアの中で、数々の名作を世に送り出してきました。
ここでは代表作を中心に、発表順にご紹介します。

 

キャッツアイ(1981年〜1984年)

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  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ(集英社)
  • 巻数:全18巻

北条司さんの記念すべき初連載作品です。
美術品泥棒「キャッツアイ」の正体である来生三姉妹(泪・瞳・愛)と、瞳の恋人でありながらキャッツアイを追う刑事・内海俊夫との恋愛模様を描いたラブコメディ&アクション作品です。

美人三姉妹が華麗に夜の街を駆ける姿は、当時の読者に強烈なインパクトを与えました。
怪盗と刑事という対立関係にありながら恋人同士でもあるという設定は、少年漫画にラブコメディの要素を大胆に持ち込んだ先駆的な試みでもありました。

1983年からTVアニメ化され、杏里さんが歌った主題歌『CAT’S EYE』はオリコンチャートで上位にランクインする大ヒットを記録。
作品の知名度を一気に押し上げました。

2025年にはDisney+で完全新作アニメが配信され、約40年の時を経て再び注目を集めています。
Adoさんによる新たな『CAT’S EYE』のカバーも、新旧ファンの間で話題となりました。

 

シティーハンター(1985年〜1991年)

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  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ(集英社)
  • 巻数:全35巻

北条司さんの最大の代表作であり、累計発行部数5,000万部を超える大ヒット作品です。
新宿を拠点に活動する凄腕のスイーパー(始末屋)冴羽獠と、そのパートナー槇村香の活躍を描いたハードボイルドアクションです。

シリアスな銃撃戦から一転、「もっこり」に代表されるコミカルなシーンへと切り替わる独特のテンポは、北条司さんならではの魅力です。
新宿駅の伝言板に「XYZ」と書いて依頼するという設定は、当時の若者文化にも影響を与えました。

TVアニメは1987年から4シーズンにわたって放送され、エンディングテーマ『Get Wild』(TM NETWORK)は社会現象となるほどの人気を博しました。
その後も劇場版アニメ、フランス実写映画『ニッキー・ラーソン』、そして2019年の劇場版アニメ『新宿PRIVATE EYES』、2024年のNetflix実写映画と、長年にわたって多彩なメディア展開が続いています。

2025年には連載開始40周年を迎え、記念日制定や大原画展など大型プロジェクトが展開中です。

 

エンジェル・ハート(2001年〜2017年)

  • 掲載誌:週刊コミックバンチ → 月刊コミックゼノン
  • 巻数:1stシーズン全33巻、2ndシーズン全16巻(計49巻)

『シティーハンター』の世界をベースにしたパラレルワールド作品です。
台湾の暗殺組織で「グラスハート」と呼ばれた少女・香瑩(シャンイン)が、臓器移植によって槇村香の心臓を受け継ぎ、冴羽獠と出会うところから物語が始まります。

前作のハードボイルドアクション路線から一転し、「家族愛」を中心テーマに据えた作品で、冴羽獠が父親のような存在として香瑩を見守る姿が描かれます。
シリーズ累計発行部数は約2,500万部を記録しました。

2015年にはTVドラマ化され、上川隆也さんが冴羽獠を演じて話題となりました。
また、TVアニメも放送されるなど、積極的なメディア展開が行われています。

2017年5月に連載が完結し、全49巻という大ボリュームの作品となりました。
北条司さんの長期連載はこの作品が最後となっていますが、シティーハンターとはまた異なる「家族の温かさ」を描いた本作は、多くの読者の心に深く刻まれています。

 

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その他の作品

  • F.COMPO(ファミリー・コンポ)(1996年〜2000年):『週刊ヤングジャンプ』で連載された全14巻のホームコメディ。
    トランスジェンダーの叔父夫婦の元で暮らすことになった青年の成長を描き、性別を超えた家族の絆というテーマに挑戦しました。
    北条司さんが集英社の少年誌から離れ、青年誌へ活動の幅を広げた転機となった重要な作品です。
  • 今日からCITY HUNTER(2017年〜):『月刊コミックゼノン』で連載された、現代の若者がシティーハンターの世界に転生するという異色のスピンオフ作品です。エンジェル・ハート完結直後に開始され、新しい切り口でシティーハンターの世界観を楽しめる作品として企画されました。
  • CITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常(2024年):『月刊コミックゼノン』で連載された全5巻のスピンオフ作品。作画はえすとえむが担当し、北条司さんがキャラクター原案を務めました。新宿の喫茶店「キャッツアイ」を舞台に、海坊主(伊集院隼人)が悩めるお客の相談を優しく受け止める日常ドラマです。原作から20年以上後の世界が描かれ、アクション中心の本編とは異なる穏やかな雰囲気が魅力の作品です。
  • 短編・読切作品:デビュー作『おれは男だ!』のほか、お子さんの日常から着想を得たとされる『天使の贈りもの』、青春の切なさを描いた『少年たちのいた夏〜Melody of Jenny〜』など、心温まる短編作品も数多く手がけています。
    これらの短編からは、アクション作品とはまた違う北条司さんの繊細な感性を垣間見ることができます。

 

北条司の漫画界への影響

北条司さんが漫画界に与えた影響は、非常に大きなものがあります。

最も特徴的なのは、その写実的でスタイリッシュな画風です。
80年代の少年漫画が比較的デフォルメの強い絵柄が主流だった中、北条司さんはリアルな人体描写と都会的なファッションセンスを融合させた独自のスタイルを確立しました。
特に女性キャラクターの描写は、当時の少年漫画の水準を大きく引き上げたと評価されています。

また、シリアスとコメディの絶妙な緩急も北条司作品の大きな特徴です。
一瞬前まで緊迫した銃撃戦を繰り広げていた冴羽獠が、次のコマでは「もっこり」とふざけている。
この独特のテンポ感は、後の多くの漫画家に影響を与えました。

北条司さんは、週刊少年ジャンプの黄金期(1980年代後半〜1990年代前半)を鳥山明さん、原哲夫さん、車田正美さんらと共に支えた立役者の一人です。
特に盟友・桂正和さんとは「ジャンプの美麗画」を代表する二大巨頭として知られ、互いの画力を高め合った関係は、ファンの間でもよく語られています。

さらに、2000年に元ジャンプ編集長の堀江信彦さん、『北斗の拳』の原哲夫さん、次原隆二さん、声優の神谷明さんらと共に株式会社コアミックスを設立しました。
漫画家でありながら出版ビジネスの分野にも踏み込んだ先駆者としても重要な存在です。
コアミックスは『週刊コミックバンチ』を創刊し、その後『月刊コミックゼノン』へと移行。
漫画家自身が創作環境を整え、作品の権利を守るという理念に基づいた出版社の設立は、その後の漫画業界に新たな可能性を示しました。

 

北条司は引退する?今後の展望

「北条司は引退したのか?」「もう漫画を描いていないの?」という声もインターネット上では見られますが、結論から言えば、引退はしていません

確かに、2017年の『エンジェル・ハート 2ndシーズン』完結以降、新たな長期連載は発表されていません。
しかし、コアミックスの取締役として漫画業界のビジネス面で活躍しつつ、シティーハンター40周年プロジェクトの監修やキャッツアイ新作アニメの制作協力など、クリエイティブな活動を続けています。

2026年時点で67歳を迎えた北条司さんですが、40周年大原画展の大阪巡回展が2026年夏に控えているほか、2027年にはNetflix実写映画『シティーハンター2』の世界独占配信も決定しています。
日本発Netflix映画初の続編という快挙であり、北条司さんの作品が世界規模で求められていることの証といえるでしょう。

筆者の見解としては、北条司さんは今後も漫画家兼実業家というハイブリッドな立場を軸に活動を続けていくのではないかと考えます。
新作連載の可能性はゼロではないものの、既存作品の監修・展開を通じて、自身の作品世界をさらに広げていく方向性が主軸となりそうです。
いずれにせよ、シティーハンターやキャッツアイという作品が持つ普遍的な魅力は、今後も多くのファンを惹きつけ続けるに違いありません。

 

まとめ

北条司さんは、2026年現在も引退することなく、実業家として、そして代表作の監修者として第一線で活躍し続けています。

シティーハンター40周年プロジェクトでは、記念日制定・大原画展・コラボ企画と多彩な展開を見せ、キャッツアイの完全新作アニメやNetflix実写映画の世界的ヒットなど、作品の勢いは40年経った今もまったく衰えていません。

漫画家としてのキャリアだけでなく、コアミックスの設立という出版ビジネスへの挑戦も含めて、北条司さんの歩みは日本の漫画史において非常に重要な意味を持っています。

80年代に生み出された作品が、40年後の現在もNetflixやDisney+といった世界的プラットフォームで新たなファンを獲得し続けているという事実は、北条司さんの作品が持つ普遍的な魅力を何よりも雄弁に物語っています。
今後のシティーハンター関連プロジェクトや、新作の可能性にも引き続き注目していきたいところです。

 

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