大暮維人の最新作『灰仭巫覡(カイジンフゲキ)』が、ついに既刊8巻(2026年5月時点)に到達しました。
第1巻の静謐な白銀から第8巻の妖艶な黒黄まで。
1巻ごとに大胆に切り替わる表紙のカラーリングが、各巻に登場する「夜」のテーマと連動して変遷していく、本作ならではの装丁文法は必見です。
本記事では、灰仭巫覡 全8巻の表紙を一望できる保存版ガイドとして、各巻の書影が示す表紙キャラ・構図解説に加え、発売日・ISBN・あらすじ要約・購入リンクまでをまとめて紹介します。
「灰仭巫覡 表紙」「カイジンフゲキ 表紙」での検索で訪れた読者の知りたいを、最短距離でカバーする構成です。
連載中作品ゆえに本記事は最新刊発売ごとに更新予定。
まずは既刊8巻時点版として、白銀から黒黄まで巡る装丁カラー変遷の全貌をご覧ください。
【灰仭巫覡】とは?作品概要・刊行情報
『灰仭巫覡(カイジンフゲキ)』は、漫画家・大暮維人の30周年連載として2024年に週刊少年マガジン(講談社)でスタートした、完全オリジナルの少年少女×自然災害バトル×神楽ファンタジー作品です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 大暮維人 |
| 出版社 | 講談社 |
| 掲載誌 | 週刊少年マガジン |
| レーベル | 講談社コミックス(少年マガジンKC) |
| 連載開始 | 2024年 |
| 巻数 | 既刊8巻(2026年5月時点・連載中/カラー版なし) |
| ジャンル | 少年少女×自然災害バトル×神楽ファンタジー |
| 受賞・選出 | Apple Books「2024年ベストマンガ」選出 |
物語は、「夜」と呼ばれる人智を超えた天災が世界を脅かす世界観のもと、日本の田舎町に住む少年・仭(じん)と、英国軍人・ガオが出会うところから動き始めます。
神々の力を借りて舞う少年少女と、降神師団に属する英国軍人がタッグを組み、夜の怒りを鎮めながら世界を救うため戦う。
和(神楽・神事)と洋(英国軍)の二項対立を装丁レベルで打ち出した、シリーズデザイン的にも見応えのある現行ヒット作です。
大暮維人といえば『エア・ギア』『天上天下』『バイオーグ・トリニティ』『魔人〜DEVIL〜』、そして『物語シリーズ』漫画版の装画でも知られる、装丁・カバーアートに定評のある作家。
30周年連載として満を持して放たれた本作は、各巻表紙がそのまま「現在進行形の表紙ギャラリー」として機能している点でも、コミックスの楽しみ方が広がる作品です。
【灰仭巫覡】表紙の見どころと装丁の魅力
灰仭巫覡の表紙は、巻ごとに表紙キャラと装丁カラーが大胆に切り替わるのが最大の特徴です。
基本構成は「単独キャラのバストアップ+ヴィヴィッドな単色背景+タイトルロゴ」という統一性を保ちつつ、第1巻の白銀(主人公・仭)、第2巻の赤黒(英国軍人・ガオ)、第3巻の黄緑(ヒロイン・縁)、第4巻の赤白2分割(火の粉編のサスペンス装丁)、第5巻のピンク(夏祭りの少女)、第6巻の青金(皇家関連の神事少女)、第7巻のライムグリーン(ミカサ)、第8巻の黒黄(敵幹部級の妖艶な少女)というように、表紙キャラの推移と装丁カラーが一巻ごとにダイナミックに変化していきます。
注目すべきは、各巻メインの「夜」(颱の夜キャサリン/メリメリ・地割の夜/鎌息断の夜/火の粉/柴荒神の夏祭り/英国第2軍・皇家/宗像三女神/御蔵島の脅威)と、表紙のカラーリング・モチーフが連動している点です。
装丁を見るだけで、その巻が扱う「夜」のテーマや章のトーンが直感的に伝わる。
そんな表紙文法が、灰仭巫覡という作品の核に据えられています。
タイトルロゴのレイアウトも巻ごとに微妙に変化し、第1巻はフィルム素材を思わせる縦の縞模様の中に「灰仭巫覡」がコの字状に配置される静謐な装丁、第2巻は赤地に白抜きの大胆なタイトル文字、といったように、表紙キャラの性格・章のテーマに応じてタイトル意匠が再構成されています。
和(神楽扇・神事の祝詞・鎌)と洋(英国軍の軍刀・紋章・軍服)が同居する小道具レベルでの和洋折衷も、各巻の表紙キャラを彩る本作独自のモチーフです。
【灰仭巫覡】単行本 全8巻 表紙一覧
ここからは、既刊8巻(2026年5月時点)の表紙を1巻ずつ詳しく解説します。
装丁カラーが「白銀→赤黒→黄緑→赤白2分割→ピンク→青金→ライム→黒黄」と巡る系譜は、まさに灰仭巫覡という作品のシリーズデザイン年表です。
【灰仭巫覡】全8巻 サマリー比較表
各巻の発売日・ISBNを一覧で確認できる比較表です。
各巻の解説には「→詳細」リンクから移動できます。
| 巻 | 表紙 | 発売日 | ISBN | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 第1巻 | 2024-08-16 | 978-4-06-536535-9 | →詳細 | |
| 第2巻 | 2024-11-15 | 978-4-06-537050-6 | →詳細 | |
| 第3巻 | 2025-02-17 | 978-4-06-538422-0 | →詳細 | |
| 第4巻 | 2025-05-16 | 978-4-06-539353-6 | →詳細 | |
| 第5巻 | 2025-08-12 | 978-4-06-540377-8 | →詳細 | |
| 第6巻 | 2025-11-17 | 978-4-06-541551-1 | →詳細 | |
| 第7巻 | 2026-02-17 | 978-4-06-542625-8 | →詳細 | |
| 第8巻 | 2026-05-15 | 978-4-06-543630-1 | →詳細 |
第1巻の表紙(2024年8月発売)
- 発売日:2024-08-16
- ISBN:978-4-06-536535-9
- 出版社:講談社(少年マガジンKC)
- 判型/頁数:新書判/頁数は公式情報を確認中(カラー90Pを含む大ボリュームの第1話を収録)
- 価格(税込):紙版 627円/電子版 594円(2026年5月時点・白黒のみ/カラー版なし)
- 表紙キャラ:仭。
本巻のあらすじ:「夜」と呼ばれる人智を超えた天災に対し、少年たちはただ舞う。
日本の田舎町に住む少年・仭は、颱の夜「キャサリン」によって故郷を追われた英国軍人・ガオと出会う。
神々の力を借り、夜の怒りを鎮め、世界を救うため。
大暮維人が30周年連載として満を持して放つ、完全オリジナル・ファンタジー巨編、堂々開幕の第1巻。
電子版:Kindle版で購入 | 楽天Koboで購入
第2巻の表紙(2024年11月発売)
- 発売日:2024-11-15
- ISBN:978-4-06-537050-6
- 出版社:講談社(少年マガジンKC)
- 判型/頁数:新書判/頁数は公式情報を確認中
- 価格(税込):紙版 594円/電子版 594円(2026年5月時点・白黒のみ/カラー版なし)
- 表紙キャラ:ガオ・グレイシューマン2世。
本巻のあらすじ:仭とガオが出会い、自然に囲まれた町で青春と日常を過ごす二人。
だが、人間の穴という穴をこじ開ける都市伝説の怪物「メリメリ」、そして「地割の夜」が町を襲う。
神楽と巫覡の力を持つ仭、降神師団のガオ。
少年少女と英国軍人が肩を並べ、再び「夜」へと立ち向かう第2巻。
電子版:Kindle版で購入 | 楽天Koboで購入
第3巻の表紙(2025年2月発売)
- 発売日:2025-02-17
- ISBN:978-4-06-538422-0
- 出版社:講談社(少年マガジンKC)
- 判型/頁数:新書判/頁数は公式情報を確認中
- 価格(税込):紙版 594円/電子版 594円(2026年5月時点・白黒のみ/カラー版なし)
本巻のあらすじ:仭とガオが出会ってから10か月、封じた数多の「夜」を天に返す「大祓」の祭りが訪れる。
準備中、縁はふとした気の迷いから「鎌息断の夜」を解き放ってしまう。
魂を刈り獲って成長するこの夜を再び封じるべく、仭は狩猟の神マノに祈り、神楽を舞う。
青春と神事が交差する第3巻。
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第4巻の表紙(2025年5月発売)
- 発売日:2025-05-16
- ISBN:978-4-06-539353-6
- 出版社:講談社(少年マガジンKC)
- 判型/頁数:新書判/頁数は公式情報を確認中
- 価格(税込):紙版 594円/電子版 594円(2026年5月時点・白黒のみ/カラー版なし)
本巻のあらすじ:地場結界の張られたバスの中で起きた英国軍人焼死事件。
テロと判断したガオは、操車場のバスを次々に焼き払う。
火遊び大好き、不死身のクソガキ「火の粉」。
担任の平野や友人のコージにも疑いの目を向けるなか、「火の粉」の群れが襲い来る。
日常と災厄が地続きになる、緊迫の第4巻。
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第5巻の表紙(2025年8月発売)
- 発売日:2025-08-12
- ISBN:978-4-06-540377-8
- 出版社:講談社(少年マガジンKC)
- 判型/頁数:新書判/頁数は公式情報を確認中
- 価格(税込):紙版 594円/電子版 594円(2026年5月時点・白黒のみ/カラー版なし)
本巻のあらすじ:日毎に数を増しながら飛来する「火の粉」の群れに、英国軍も防戦一方。
戦況打開の一手として持ち込まれたのが、神を直接降ろす「親降ろし」だった。
渾身の柴荒神神楽の末、火神を仭が降ろし。
アオハル全開の祭りが、戦いを大団円へと導く。
仭たちの青春と神事が一体となる第5巻。
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第6巻の表紙(2025年11月発売)
- 発売日:2025-11-17
- ISBN:978-4-06-541551-1
- 出版社:講談社(少年マガジンKC)
- 判型/頁数:新書判/頁数は公式情報を確認中
- 価格(税込):紙版 594円/電子版 594円(2026年5月時点・白黒のみ/カラー版なし)
本巻のあらすじ:英国皇家の「皇家の紋章」は神々をも従える。
禊を済ませ、恋に舞に青春を謳歌していた少年少女たちの足元に、巨大な危機が迫る。
海中から突如現れる英国第2軍。
イーリーンとガオの奪還を狙う第4皇子テオの侵攻作戦。
ジョリと剣心が捕らえられ責め苦に苛まれるなか、仭は単身敵地へ乗り込む。
神をも畏れぬ作戦が動き出す第6巻。
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第7巻の表紙(2026年2月発売)
- 発売日:2026-02-17
- ISBN:978-4-06-542625-8
- 出版社:講談社(少年マガジンKC)
- 判型/頁数:新書判/頁数は公式情報を確認中
- 価格(税込):紙版 594円/電子版 594円(2026年5月時点・白黒のみ/カラー版なし)
本巻のあらすじ:英国軍に囚われ兵器に作り変えられていた宗像三女神を、仭はイソラ様と連携して軛から解き放ち、第4皇子テオの侵攻作戦を壊滅へ追い込む。
海の厄が払われ、御蔵島への道が開かれる。
300年前に世界を滅ぼした神が眠るとされる島へ、仭・ガオ・縁・ミカサらの選抜隊が遠征。
美世と蒼羽も密航し、物語はタイトル「灰仭巫覡」の回収という核心へ向かう第7巻。
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第8巻の表紙(2026年5月発売)(最新刊)
- 発売日:2026-05-15
- ISBN:978-4-06-543630-1
- 出版社:講談社(少年マガジンKC)
- 判型/頁数:新書判/頁数は公式情報を確認中
- 価格(税込):紙版 594円/電子版 594円(2026年5月時点・白黒のみ/カラー版なし)
本巻のあらすじ:もはやこの男は人でない。
災禍の「夜」だ。
御蔵島に跋扈する無人兵器の群れは、分霊したミカサの分身が造り出したものだった。
事態を予期していたミカサは独力で決着をつけようとするが、思わぬ敵の急襲が彼女を襲う。
タイトル「灰仭巫覡」の回収後、新たな局面へと突入する最新刊・第8巻。
電子版:Kindle版で購入 | 楽天Koboで購入
【灰仭巫覡】表紙コンセプトの変遷|白銀から黒黄まで装丁カラーが語るもの
ここからは、既刊8巻分の表紙を俯瞰したうえで、装丁カラーリングの変遷とその背後にあるテーマ設計を整理します。
カイジンフゲキの表紙は、巻が進むほど色彩のスペクトルが広がっていく、シリーズデザイン的にも稀有な作品です。
第1〜2巻:主役二人軸の確立(白銀×赤黒)
第1巻は主人公・仭の静謐な白銀装丁、第2巻は英国軍人・ガオを赤黒で描く戦士装丁。
白と赤の対比でダブル主人公構造を装丁レベルで宣言し、和(神楽)と洋(英国軍)の物語的軸を表紙だけで読者に提示します。
第3〜5巻:青春+災厄の三段変奏(黄緑→赤白2分割→ピンク)
第3巻は縁のヴィヴィッドな黄緑(神楽舞の躍動)、第4巻は赤白2分割の大胆なシンメトリー装丁(火の粉編のサスペンス)、第5巻はピンクの夏祭り装丁(柴荒神の祭・アオハル全開)。
中盤は装丁トーンの振れ幅が大きく、章ごとのテーマがそのまま表紙の色彩設計に乗っています。
第6〜8巻:戦闘・対立局面のヴィヴィッド3部作(青金→ライム→黒黄)
第6巻は青金(皇家・神事の神秘の極致)、第7巻はライムグリーン(ミカサの戦闘装束・タイトル「灰仭巫覡」回収)、第8巻は黒黄(敵幹部級の妖艶ヴィラン)。
神秘から戦闘、戦闘から敵幹部の艶へと、表紙の色彩が物語の局面に合わせてスライドしていきます。
各巻メインの「夜」(颱の夜キャサリン/メリメリ・地割の夜/鎌息断の夜/火の粉/柴荒神の夏祭り/英国第2軍・皇家/宗像三女神/御蔵島の脅威)と表紙カラーが連動するこの表紙文法は、装丁を見ればその巻のテーマが分かるシリーズデザインの教科書的設計と言えます。
【灰仭巫覡】表紙に登場した神事モチーフ集
灰仭巫覡の表紙は、単独キャラのバストアップに加え、各巻ごとに象徴的な「神事・戦闘モチーフ」が小道具として配置されているのも見どころです。
- 神楽扇(第3巻・縁):神楽舞の象徴。両手で構えるアクション構図と組み合わさり「舞=戦闘」という本作の世界観を一枚に凝縮
- 軍刀・英国軍紋章(第2巻・ガオ):英国軍人キャラの「洋」の象徴。和(神事)と洋(軍隊)の二項対立を装丁レベルで提示
- 酒杯・祝詞の紙(第6巻・皇家関連):神事の小道具が真正面に配置され、巫女然とした神秘性を強調
- 鎌(第8巻・敵幹部級):シリーズ後半の象徴的武装。ヴィラン側の和的モチーフとして登場し、黒黄装丁の妖艶さを底上げ
- 植物・刃物・新聞紙片(第4巻・火の粉編):シンメトリー装丁を構成する複合モチーフで、日常と災厄の地続き感を演出
大暮維人らしい和洋折衷の意匠が、各巻の表紙の小道具レベルで一貫している点も、本作の表紙文法を読み解く鍵です。
全8巻を振り返って|【灰仭巫覡】の魅力と次巻への期待
大暮維人30周年連載として満を持してスタートし、Apple Books「2024年ベストマンガ」選出という権威付けも得た現行ヒット作・灰仭巫覡。
既刊8巻(2026年5月時点)で第7巻のタイトル回収を経て、第8巻からは新たな局面に突入しています。
1巻ごとに大胆に変わる装丁カラーリングは、シリーズが進むほど見応えが増す「現在進行形の表紙ギャラリー」として読者を引き込み続けます。
次巻(第9巻)以降、御蔵島の脅威と新たな敵幹部級の登場でさらに表紙のカラーリングがどう変化するかは、ファンにとっての最大の見どころのひとつです。
連載中作品ゆえに最新刊発売ごとに更新予定なので、新巻発売後はぜひ再訪してチェックしていただければと思います。
過去作との装丁傾向比較も含めて、より深く灰仭巫覡の表紙文法を理解できるはずです
まとめ
灰仭巫覡 全8巻の表紙を総括すると、白銀(仭)→赤黒(ガオ)→黄緑(縁)→赤白2分割(火の粉)→ピンク(夏祭り)→青金(皇家・神事)→ライム(ミカサ)→黒黄(敵幹部級)、というように、各巻の「夜」テーマと装丁カラーが連動して変遷する独自文法が、この作品の表紙の最大の魅力です。
既刊8巻(2026年5月時点)の表紙はすべて「単独キャラのバストアップ+単色背景」という統一性を保ちつつ、巻ごとのカラー大胆変更という多様性を両立。
連載中作品ゆえ、本記事は今後も最新刊発売ごとに更新予定です。
紙版・電子版(白黒のみ/カラー版なし)の購入リンクを各巻に併設しているので、気になる巻からぜひ手に取ってみてください。







