『灰仭巫覡(カイジンフゲキ)』は、『エア・ギア』『天上天下』などで知られる大暮維人(Oh! great)先生が週刊少年マガジンで手がける最新作です。
読み方は「カイジンフゲキ」で、「はいじんふげき」ではない点にまずご注意ください。
物語の舞台は、人智を超えた天災「夜(よ)」が国家すら滅ぼす世界。
日本の田舎町で暮らす少年・仭(じん)が、母と故郷を「夜」に奪われた英国系の軍人ガオと出会い、神楽を舞って神を身に降ろす「巫覡(ふげき)」として災いに立ち向かっていきます。
「巫覡が神を降ろして戦う」という二重構造が最大の魅力で、純粋な人間バトルとはひと味違う強さの物差しが用意されているのが本作ならではの面白さです。
この記事では、そんな『灰仭巫覡』に登場する巫覡・戦闘キャラたちを、作中の戦績や能力の出力をもとに強さランキング形式でご紹介します。
あわせて、ランキングには収まりきらない「神々」や災害級の「夜」も別枠でまとめました。
この記事は『灰仭巫覡』の物語核心に触れるネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
なお、本作は既刊9巻・第85話以降も連載が続いている現在進行形の作品です。
仭とディアトロフのトップ争いをはじめ、決着していない戦いも多く残されています。
そのため、このランキングは「現時点で確認できる戦績」をもとにした暫定的な序列としてお楽しみいただければと思います。
今後の展開で入れ替わる可能性も大いにある、という前提でご覧ください。
灰仭巫覡 強さランキング一覧表
まずは本体ランキング(巫覡・戦闘キャラ11名)をランク帯ごとに一覧でご紹介します。
純粋な戦闘力に加え、降神の出力や作中での戦局への影響も加味した総合評価です。
| ランク帯 | 順位 | キャラクター名 | 立場・特徴 |
|---|---|---|---|
| SSランク | 1位 | 仭(ジン) | 主人公・祟り刀の巫覡。舞の出力トップクラス |
| SSランク | 2位 | ディアトロフの悪魔 | 神々の攻撃を凌ぐ現行最強クラスの敵 |
| Sランク | 3位 | ガオ・グレイシューマン2世 | 准将・降神師団団長。仭の相棒格 |
| Sランク | 4位 | テオ | 大英帝国第四皇子。海の神と一体化する強敵 |
| Aランク | 5位 | ミカイェ | 降神師団少佐。知略で戦局を動かす頭脳派 |
| Aランク | 6位 | 御陵ナツ/御陵フユ | 双頭族の巫女。「夜」封印の要 |
| Aランク | 7位 | 山田ジョリ | 霊磁空手の使い手。中堅の生身戦闘要員 |
| Bランク | 8位 | 平野先生 | 結界術・鬼降ろしの専門家 |
| Bランク | 9位 | ミカサ | 「分霊」能力を持つ搦め手型 |
| Bランク | 10位 | 美世(みよ) | 透明化奇襲の暗殺型 |
| Bランク | 11位 | 縁(ゆかりん) | 鍛冶屋の娘・巫覡志望 |
さらに、この本体ランキングとは物差しがまったく異なる「別格枠」と「災害級枠」も存在します。
こちらは簡単に一覧化しておきます。
| 区分 | 対象 | ひとこと |
|---|---|---|
| 別格枠(力の源泉) | 火の元(火ノ神)/海の神/河の神/イソラ(磯良) ほか | 巫覡が身に降ろす神々。単体では別次元 |
| 別格枠(黒幕・設計者) | 灰の魔女=乃炉(ガオの母) | 時空を操り仭を育てた物語の設計者 |
| 災害級枠(ラスボス級) | 颱の夜・キャサリン | 大英帝国を襲い、仭とガオから母を奪った最大級の災害 |
| 災害級枠 | 鎌鼬の夜/ヤロカの夜 ほか | 魂を刈るなど各エピソードの脅威 |
それでは、本体ランキングの第11位から順に、各キャラクターの強さをくわしく見ていきましょう。
灰仭巫覡 強さランキング本編(第11位〜第1位)
強さ第11位 縁(ゆかりん)
第11位は、鍛冶屋の娘であり巫覡にあこがれる少女・縁(えん)です。
「ゆかりん」の愛称で親しまれています。
性格・背景
祟り刀を整備する鍛冶屋の家に生まれ、自分も巫覡になりたいという強い憧れを抱く少女です。
好奇心旺盛で行動力があるぶん、それが災いを招いてしまう場面もあります。
能力・戦闘スタイル
本来は祟り刀の整備を担うサポート的な立場で、直接的な戦闘力は高くありません。
巫覡としての力はまだ発展途上です。
作中での活躍・戦闘実績
好奇心から「鎌鼬の夜(かまいたちのよ/別表記で鎌息断の夜)」に関わる荒玉の影響を受けてしまい、その力を失って大祓の催しに参加できない立場になってしまう、という痛手を負っています。
物語の中では、力を失いながらも前を向こうとする成長枠として描かれています。
ランキング理由
現時点で確認できる戦闘実績が乏しく、荒玉の影響で力を損なっている状況のため、本体ランキングでは第11位としました。
今後、巫覡として覚醒していく余地は十分に残されているキャラクターです。
強さ第10位 美世(みよ)
【灰仭巫覡・カウントダウン】
— 灰仭巫覡(カイジンフゲキ)【公式】 (@KAIJINFUGEKI_WM) February 13, 2025
単行本第③巻発売まで・・・#カイジンフゲキ #大暮維人 pic.twitter.com/S7abNDJhGp
第10位は、仭のクラスメイトである美世(みよ)です。
性格・背景
仭たちの仲間の一人で、普段は物静かな印象ながら、いざという場面では大胆に敵へ切り込む度胸を持っています。
能力・戦闘スタイル
透明化して相手に接近し、奇襲を仕掛ける搦め手・暗殺型の戦い方が持ち味とされます。
正面からの真っ向勝負ではなく、隙を突く戦術に長けたタイプです。
作中での活躍・戦闘実績
ディアトロフの悪魔に透明化して奇襲を仕掛けるものの、その動きはあっさりと見抜かれ、一瞬で首を落とされてしまいます。
しかも蘇生も叶わなかったと描かれる衝撃的な結末で、鋭い奇襲も格上の相手にはまるで通用しないことを痛感させる一戦でした。
ランキング理由
奇襲能力という明確な武器を持つ一方で、実際の戦績では格上に一蹴されてしまったため第10位としました。
相手を選べば十分に活躍できるタイプで、仲間思いの心強い存在でした。
強さ第9位 ミカサ
第9位は、仭のクラスメイトで物理部に所属するミカサです。
性格・背景
物語のなかで謎を抱える人物として描かれており、仭への想いが終盤の行動につながっていきます。
能力・戦闘スタイル
「分霊(わけたま)」と呼ばれる、自分の魂の一部をクローンに分け与える能力を持つとされています。
単純な腕力ではなく、魂を操る特殊系の力です。
作中での活躍・戦闘実績
終盤では仭への想いから「私が舞う」と自ら舞い手として参戦する場面が描かれます。
分霊という独特の能力を活かした搦め手型の戦い方で、戦局に関わっていきます。
ランキング理由
特殊な能力を持つものの、現時点では戦闘での決定的な実績がまだ限られているため第9位としました。
分霊の使い方次第では、今後さらに評価が上がる可能性を秘めています。
強さ第8位 平野先生
第8位は、仭たちの担任教師である平野先生です。
性格・背景
普段は生徒たちを見守る教師でありながら、実は結界術や鬼降ろしを扱う専門家という、頼れる裏の顔を持っています。
能力・戦闘スタイル
地場に結界を張る術式や、鬼を降ろして「火の粉」を制御するサポート・術式系の力を扱うとされます。
前線でひたすら殴り合うタイプではなく、場を整え、危険な存在を抑え込む役割です。
作中での活躍・戦闘実績
結界と鬼降ろしを組み合わせ、暴走しかねない脅威を制御する立ち回りで仲間を支えます。
派手な撃破シーンよりも、戦場そのものを成立させる縁の下の力持ちとしての貢献が光ります。
ランキング理由
術式のサポート力は高いものの、単独での攻撃的な戦績は控えめなため第8位に位置づけました。
専門家としての知識と術式の引き出しの多さは、味方陣営にとって欠かせない要素です。
強さ第7位 山田ジョリ
第7位は、仭のクラスメイトで「霊磁空手」の使い手である山田ジョリです。
性格・背景
熱血肌の頼れる仲間で、いざ戦いとなれば生身で敵陣に飛び込んでいく勇敢さを持っています。
能力・戦闘スタイル
霊磁気学を応用した「霊磁空手」を操り、生身ながら敵を吹き飛ばすパワータイプです。
神を降ろす巫覡とは異なる、肉体を鍛え上げた武術系の戦い方が特徴です。
作中での活躍・戦闘実績
英国側の特殊部隊を相手に、霊磁空手のパワーで敵を吹き飛ばす場面もあり、生身の戦闘要員としては確かな実力を見せます。
ただし圧倒的な人数差の前には押し切られてしまう場面もあり、単騎で戦況を覆すまでには至っていません。
ランキング理由
生身で特殊部隊を吹き飛ばす攻撃力は本体ランキングでも上位クラスですが、人数差に対する脆さもあるため中堅の第7位としました。
神の力に頼らず戦える希少なタイプとして、存在感のあるキャラクターです。
強さ第6位 御陵ナツ/御陵フユ
夏のある日、"夜" がきた#漫画が読めるハッシュタグ
— 灰仭巫覡(カイジンフゲキ)【公式】 (@KAIJINFUGEKI_WM) August 16, 2024
( 1 / 23 ) pic.twitter.com/oRWl26WL1Y
第6位は、双頭族の巫女姉妹である御陵ナツ・御陵フユ(みささぎ)です。
二人で一つの体を共有する「御陵様」として、地元で篤く信奉されています。
性格・背景
一つの体を分け合う双子の巫女で、片割れが死ぬともう片方も一日と経たずに召されるという、深く結ばれた特別な存在です。
地域の信仰を一身に集めています。
能力・戦闘スタイル
祟り刀を顕現させ、「夜」を封印する巫女としての力が持ち味です。
唄と祈りを捧げて降神を支え、災いを鎮める封印特化型で、前線で斬り合うタイプではありません。
作中での活躍・戦闘実績
凶悪な「鎌鼬の夜」を封印するという大きな役割を果たします。
ただしその代償としてフユが意識(魂)を失ってしまい、仭がその奪還に動くことになります。
物語の機構そのものを支える、なくてはならない働きです。
ランキング理由
直接的な戦闘は控えめながら、「夜」を封じるという作品世界で最も重要な役割の一つを担っているため、非戦闘寄りながら第6位という高めの評価としました。
彼女たちがいなければ物語が成立しない、機構上の必須キャラクターです。
強さ第5位 ミカイェ
第5位は、大英帝国軍の少佐で、ガオの副官を務めるミカイェです。
性格・背景
ガオとともに来日した女性士官で、冷静沈着な頭脳派。
降神師団の一員として、知略の面から仲間を支えます。
能力・戦闘スタイル
物語後半では「賢者」と呼ばれる存在に覚醒し、アカシックレコードから島に隠された封印の秘密を読み解いたとされる、霊学・知略系のキャラクターです。
単独での純粋な戦闘力は中程度ですが、その頭脳で戦局そのものを動かすタイプです。
作中での活躍・戦闘実績
刃の風車によって致命傷を負いながらも、本の中に匿われて「賢者」へと覚醒したと描かれます。
物理的な戦いよりも、謎を解き明かして仲間に勝ち筋を示す形で貢献するタイプです。
ランキング理由
真っ向勝負の戦闘力だけを見れば中位ですが、戦局を動かす知略と霊学の要という役割を重く評価し、第5位としました。
頭脳という武器で戦うタイプの、頼れる参謀格です。
強さ第4位 テオ
\\✨単行本重版続々連発‼️//
— 灰仭巫覡(カイジンフゲキ)【公式】 (@KAIJINFUGEKI_WM) June 11, 2025
大暮維人最新作『灰仭巫覡』四十二番
今週のマガジンに載ってます🔥
仭VS.テオ、海の深くの龍宮城で激戦。
戦いの行方はーー?
✨単行本④巻絶賛発売中!✨#カイジンフゲキ pic.twitter.com/Spj2ukvZEM
第4位は、大英帝国の第四皇子テオです。
当初は日本侵攻を主導する敵役でしたが、のちに仭を慕う一時的な協力者へと立場を変えていきます。
性格・背景
皇子として軍を動かす立場にありながら、仭との戦いを経て心境が変化していく、物語のなかでも印象的な変遷をたどるキャラクターです。
なお、准将で降神師団団長のガオとは立場も人物もまったく異なる別人ですので、混同しないようご注意ください。
能力・戦闘スタイル
「サードアイ」による支配と幻覚を武器とし、さらに海の神と一体化することで支配力と回復力を大きく増幅させます。
人魚の力で分身を生み出し、実体を隠して戦うトリッキーな強敵です。
作中での活躍・戦闘実績
海の神と一体化した状態で仭を苦しめ、中盤屈指の強敵として立ちはだかります。
しかし仭たちの反撃によって海の神から引き剥がされ、敗北。
以降は仭を慕うようになり、ディアトロフ戦では一斉射撃で仭を援護するなど、共闘する姿も見せます。
ランキング理由
神との一体化を前提とした戦闘力の高さは本物ですが、その神から切り離されると一気に格が落ちてしまう点を踏まえ、第4位としました。
強さの源が「借り物」である点が、上位陣との差になっています。
強さ第3位 ガオ・グレイシューマン2世
第3位は、大英帝国軍の准将にして降神師団団長、そして仭の相棒格の巫覡であるガオ・グレイシューマン2世です。
性格・背景
日系英国人のハーフで、皇子の庶子という出自から一部の兵に蔑まれる立場に置かれてきました。
母を「夜」で失った過去を持ち、その母の遺言を胸に来日します。
当初は「王になりたい」という野心を抱いていましたが、やがて「舞う喜び」そのものに目覚めていきます。
能力・戦闘スタイル
仭と二人一組で神楽を舞い、その身に神を降ろす降神の相方です。
二人で舞うことで最大の出力を引き出せる、いわば二枚看板の片翼を担います。
「舞う喜び」に到達してからは、その出力も大きく向上していきます。
作中での活躍・戦闘実績
准将・降神師団団長という肩書きにふさわしく、仭と並ぶ主戦力として数々の戦いに身を投じます。
仭とのコンビネーションこそが、彼の真価が最も発揮される場面です。
ランキング理由
降神の出力という一点では仭に一歩譲るものの、その仭と最大出力を生み出す不可欠なパートナーであることから、堂々の第3位としました。
二人そろってこそ本作屈指の戦力になる、まさに二枚看板の存在です。
強さ第2位 ディアトロフの悪魔
第2位は、「鬼」や「悪魔」と恐れられる伝説的な強敵、ディアトロフの悪魔です。
「おっさん」の通称でも呼ばれます。
なお、その本名や正式な階級は作中で明確にされていないため、ここでは断定を避けてご紹介します。
性格・背景
300年前の「大禍忌大戦」を生き延びた「神の分霊の生き残り」とされる存在で、御蔵島に潜伏していました。
長い時を生き抜いてきた凄みと、底知れぬ実力を併せ持つ、人間側最強格の敵です。
能力・戦闘スタイル
部下数千の魂を食べることで生き永らえ、傷ついた肉体を修復し続けるという、けた外れの生命力が最大の武器です。
たとえ上半身だけになってもなお生存・再生してみせる、まさに不死身に近い耐久力を誇ります。
作中での活躍・戦闘実績
テオのサードアイによる神々の一斉攻撃をものともせず一蹴し、美世の奇襲も一瞬で斬り伏せます。
さらに、豹変状態の仭に体を引きちぎられ、上半身だけになってもなお生き続けるという、常識外れのタフさを見せつけました。
神々の攻撃すら凌ぐその強さは、現行最強クラスと呼ぶにふさわしいものです。
ランキング理由
神々の一斉攻撃を凌ぎ、数千の魂で再生し続ける耐久力は作中随一で、まさに仭の前に立ちはだかる「壁」です。
仭が豹変してようやく渡り合えた相手であり、第2位に位置づけました。
1位の仭とのトップ争いは連載中でまだ決着しておらず、今後の展開次第では順位が入れ替わる可能性も十分にあります。
強さ第1位 仭(ジン)
栄えある第1位は、本作の主人公にして祟り刀の巫覡・仭(ジン)です。
性格・背景
田舎町で暮らす少年でありながら、その正体は300年前の人物で、灰の魔女(乃炉)によって現代へと飛ばされた存在です。
300年前の彼はダンサーを夢見る高校生で、灰の魔女に導かれて巫覡の道へと進んだ、という驚きの背景が明かされていきます。
称号は「灰燼の巫覡」です。
能力・戦闘スタイル
ガオと二人一組で神楽を舞い、その身に神を降ろします。
舞の「出力」が非常に高く、相方のガオを上回る場面もあるほどです。
祟り刀を操って「夜」を斬るのが基本スタイルですが、真骨頂は御蔵島で見せた豹変状態にあります。
触れた相手の魂を食らうことで超強大化する一方、正気を失ってしまうという諸刃の剣で、魂を肉体から剥がして魂だけで移動するという戦術も見せます。
作中での活躍・戦闘実績
豹変状態では、あの現行最強クラスのディアトロフの悪魔の体を引きちぎり、上半身だけにしてしまうという驚異的な戦果を挙げます。
テオ戦では海の神の解放に動き、敵の掃除人や部隊は難なく撃破。
舞の出力はトップクラスで、ガオと組んだときの最大出力と、魂喰い状態の爆発力を併せ持つ、まさに天井の高さが別格の主人公です。
ランキング理由
魂喰いによる豹変は自我喪失のリスクを伴う諸刃の剣ですが、その爆発力は作中最強クラスで、ディアトロフの体を引きちぎって上半身だけにしてしまうほどの実績もあります。
ガオとの二人舞いによる最大出力と合わせ、確認できる範囲で最も「強さの天井」が高い存在として、第1位としました。
ただしディアトロフとのトップ争いは連載中で未決着であり、あくまで現時点での評価である点は付記しておきます。
別格枠|ランキングに入れられない”力の源泉”と黒幕
ここからは、本体ランキングとは物差しがまったく異なる存在をご紹介します。
まずは、巫覡が身に降ろす「力の源泉」である神々と、物語の裏で糸を引く黒幕です。
これらは単体の戦闘力で人間と比べること自体が難しいため、あえてランキング外の別格枠としました。
神々(力の源泉)
巫覡たちが神楽を舞って身に降ろす神々は、そもそも人間の強さの物差しでは測れない別次元の存在です。
- 火の元(火ノ神):日本列島とほぼ同じ大きさの龍とされる災害級の神で、仭たちが降ろす対象の一つです。その規模だけでもけた外れであることがうかがえます。
- 海の神:テオが一体化した神で、人魚の力によって分身を生み出します。
- 河の神:蛙のような姿で描かれる神で、仭が序盤に身に宿したとされる存在です。
- イソラ(磯良):仭と連携し、英国軍に兵器として作り変えられていた宗像三女神を軛(くびき)から解き放った、海にまつわる神格です。この解放が第四皇子テオの侵攻作戦を打ち破る決め手となり、海の”厄”が払われて御蔵島へと物語が進む転機になりました。神話に登場する海神・安曇磯良(あづみのいそら)がモチーフとみられます。「様」付きで敬われる神格として描かれますが、その正体の細部にはまだ明かされていない部分もあります。
このほか、狩猟の神・マノをはじめ、作中では複数の神々の名が言及されています。
こうした神々は情報源が限られるため、確定情報としてではなく「そうした神が登場するとされる」程度に受け止めておくのがよさそうです。
黒幕・設計者|灰の魔女=乃炉(のろ)
灰の魔女こと乃炉(久高乃炉)は、ガオの母であり、仭を「最強の巫覡」に育て上げるために現代へと飛ばした張本人とされる人物です。
時空移動を操り、物語そのものを設計した黒幕格の存在で、直接前線で戦うタイプではありません。
そのため戦闘ランキングには含めず、別格の「設計者」として位置づけています。
作品タイトルの「灰」にも関わる、極めて重要なキーパーソンです。
災害級枠|天災”夜”の脅威度
続いては、人間の強さとはまったく異なる次元で世界を脅かす天災「夜(よ)」です。
かつて「天災」と呼ばれた、意思を持つ超自然的な脅威であり、種類ごとに個体名を持っています。
ここでは脅威度の高い順にご紹介します。
ラスボス級|颱の夜・キャサリン
『灰仭巫覡』七十番
— 灰仭巫覡(カイジンフゲキ)【公式】 (@KAIJINFUGEKI_WM) March 18, 2026
今週のマガジンに掲載されています🔥
300年前現代日本に襲い来るキャサリン!
仭と灰の魔女の運命は!?
✨単行本最新⑦巻発売中‼️✨#カイジンフゲキ pic.twitter.com/d5PgcgprqC
巨大な台風の姿をした「夜」で、大英帝国を襲い、仭とガオがそれぞれ母や故郷を失う原因になったとされる、作品最大級の災害です。
物語の根幹に関わる存在でありながら、いまだ決着はついておらず、ラスボス級の脅威として今後の展開が大きく注目されます。
特定危険指定|鎌鼬の夜(かまいたちのよ)
\\大暮維人最新作//
— 灰仭巫覡(カイジンフゲキ)【公式】 (@KAIJINFUGEKI_WM) October 9, 2024
『灰仭巫覡(#カイジンフゲキ )』十七番
今日発売のマガジンに載ってます🔥
“かまいたちの夜”に刺さる宝刀。
仭とゆかりんは間に合うか!?
✨続々重版感謝!✨
✨📘単行本①巻絶賛発売中‼️✨ pic.twitter.com/OCbbjuel85
魂を刈り取って成長していく、極めて危険な「夜」です(当て字表記で「鎌息断の夜」とも記されます)。
縁がうっかりその力に触れてしまったことをきっかけに関わりが深まり、最終的には御陵姉妹が大きな代償を払って封印することになります。
中位の脅威|ヤロカの夜/知の夜/火の粉/スダマ ほか
このほかにも、水害・豪雨が神格化したとされる「ヤロカの夜」、死界焚書館に関わる「知の夜」、不死身の性質を持つ火ノ神の眷属的な「火の粉」、そして「夜の子供」と呼ばれる下位の「夜」である「スダマ(魑)」など、各エピソードごとにさまざまな脅威が登場します。
人間側の巫覡たちは、こうした多種多様な「夜」と向き合いながら戦い続けているのです。
まとめ|灰仭巫覡の最強は現時点で仭とディアトロフの一騎打ち
『灰仭巫覡(#カイジンフゲキ )』十番
— 灰仭巫覡(カイジンフゲキ)【公式】 (@KAIJINFUGEKI_WM) August 7, 2024
今日発売のマガジンに載っています🔥
\\㊗️単行本①巻発売直前✨//
Cカラーで掲載です!!
“かまいたちの夜”との戦いに、仭が助けを乞う協力者は…?
✨単行本①巻8月16日(火)発売予定📕✨
全国書店・通販にてご予約受付中です♪
▶️https://t.co/6M0EpXFreB pic.twitter.com/9m9WyPBLCD
ここまで、『灰仭巫覡』の強さランキングを本体11名+別格枠・災害級枠という三層構造でご紹介してきました。
現時点でのトップは、天井の高さで抜きん出る主人公・仭。
それを現行最強クラスの耐久力で受け止めるディアトロフの悪魔が続き、この二人のトップ争いはまさに本作最大の見どころの一つです。
仭とガオの二人舞いによる最大出力が、はたしてどこまで届くのか。
連載の進行とともに、この序列も大きく動いていくことでしょう。
そしてその先には、いまだ倒されていないラスボス級の災害「颱の夜・キャサリン」が待ち構えています。
巫覡と神、そして災害級の「夜」が織りなす壮大な物語は、まだまだ序盤。神を降ろして天災に挑むという、大暮維人先生ならではのスケールの大きな世界観を、ぜひ原作でじっくり味わってみてください。
ちなみに、同じ大暮維人先生の代表作である『エア・ギア』についても、当サイトでエア・ギア強さランキングとして頂点を解説しています。
作者つながりで、こちらもあわせてお楽しみいただけたら嬉しいです。
本記事のランキングは2026年8月末時点・既刊9巻までの情報をもとにした暫定評価です。
今後の展開で強さの序列が変わる可能性がある点は、あらかじめご了承ください。
灰仭巫覡の強さに関するよくある質問(FAQ)
最後に、『灰仭巫覡』の強さについてよく寄せられる質問にお答えします。
灰仭巫覡で最強のキャラは誰ですか?
現時点では、主人公の仭(ジン)が最強クラスと考えられます。ガオとの二人舞いによる最大出力に加え、魂を食らって超強大化する豹変状態では、あの現行最強格のディアトロフの悪魔の体を引きちぎり、上半身だけにしてしまうほどの爆発力を見せました。ただし諸刃の剣という側面もあり、ディアトロフとのトップ争いは連載中でまだ決着していません。
ディアトロフの悪魔とはどんなキャラですか?
「鬼」「悪魔」と恐れられ、「おっさん」の通称でも呼ばれる人間側最強格の敵です。300年前の大戦を生き延びた存在とされ、数千の魂を食べて肉体を再生し続けます。神々の一斉攻撃すら凌ぐ耐久力を誇り、仭が豹変してようやく渡り合える「壁」として立ちはだかります。なお本名や正式な階級は作中で明言されていません。
巫覡と神はどういう関係なのですか?
巫覡(ふげき)は神楽を舞い、土着の神を自らの身に降ろす(降神)存在です。神は巫覡が借りる「力の源泉」であり、どの神をどれだけの練度で降ろせるかが、そのまま巫覡の強さを左右します。仭やガオが代表的な巫覡で、二人一組で舞うことで最大の出力を引き出します。
作中の「夜(よ)」とは何ですか?
「夜」は、かつて「天災」と呼ばれた意思を持つ超自然的な脅威で、国家すら滅ぼす災害級の存在です。種類ごとに個体名を持ち、大型台風の姿をした「颱の夜・キャサリン」や、魂を刈り取る「鎌鼬の夜」などがいます。巫覡たちは、神の力を借りてこの「夜」に立ち向かっていきます。
灰仭巫覡の読み方は?
「カイジンフゲキ」と読みます。「はいじんふげき」と読み間違われがちですが、正しくは「カイジンフゲキ」です。『エア・ギア』などで知られる大暮維人(Oh! great)先生が、週刊少年マガジンで連載している最新作です。










