漫画『おとりよせ王子 飯田好実』の第2巻には、第12便から第22便まで全11品のお取り寄せグルメが登場します。
京都の手作りおじゃこに始まり、北海道の半熟チーズケーキで締めくくられるラインナップは、第1巻とはひと味違う「毎日の食卓をワンランク上げてくれる」セレクションが揃っています。
第1巻が「特別な日のご褒美」的な商品が中心だったのに対し、第2巻ではご飯のお供・おつまみ・調味料といった、日常に溶け込むアイテムが増えているのが特徴的です。
さらに、自宅で揚げるからあげや焼き上げるカレーパイなど、「ひと手間かけて楽しむ」商品が登場するのも第2巻ならではの魅力といえるでしょう。
この記事では、第2巻の全11商品について、作中での登場シーン・商品の背景にあるストーリー・2026年現在の購入方法まで徹底的に解説していきます。
※本記事に記載の価格は2026年4月時点の情報です。
価格は変動する可能性がありますので、購入の際は各店舗の公式サイト等で最新情報をご確認ください。
『おとりよせ王子 飯田好実』第2巻の基本情報と紹介商品一覧
作品紹介と第2巻のあらすじ
『おとりよせ王子 飯田好実』は、高瀬志帆先生による漫画作品で、月刊コミックゼノン(徳間書店)にて2011年から2016年まで連載されました。
単行本は全7巻で完結しています。
主人公の飯田好実(いいだ よしみ)は26歳のシステムエンジニア。
職場では無口で目立たない存在ですが、お取り寄せグルメに対する情熱と知識は並外れています。
毎週水曜日、仕事を終えた飯田くんを待っているのは、自ら厳選したお取り寄せの逸品。
その商品を前にした至福の表情が、この作品最大の魅力です。
第2巻には第12便から第22便までが収録されており、京都のちりめんじゃこから北海道のチーズケーキまで、日常の食卓を格上げするお取り寄せが中心のラインナップとなっています。
第1巻では「素材をそのまま味わう」商品が多かったのに対し、第2巻ではアレンジレシピが豊富に紹介されるなど、飯田くんの食の楽しみ方にも広がりが見られます。
第2巻に登場するお取り寄せ商品一覧表
第2巻に登場する全11商品を一覧にまとめました。
すべて2026年3月時点で購入可能であることを確認しています。
第2巻の紹介商品を徹底解説
第12便|とうがらしおじゃこ(かむら/京都府京都市)
第2巻の幕開けを飾るのは、京都・東山にある「かむら」のとうがらしおじゃこです。
作中では、飯田くんがこのおじゃこを使ったせんべいアレンジを披露するシーンが描かれており、そのまま食べるだけでなく創意工夫で楽しむ姿が印象的です。
この商品は、店主の家村さんが考案した唐辛子とちりめんじゃこの組み合わせが原点。
鮮度と大きさにこだわって一つ一つ選別されたじゃこに、爽やかな青唐辛子の香りが加わり、上品なピリ辛に仕上がっています。
無塩で素材そのものの味を活かした仕上がりは、熱々のご飯に乗せると香りがふわっと立ちのぼり、食欲をそそります。
もともとは家村さんの手作りの品が口コミで少しずつ広まったもので、やがてテレビでも紹介されるほどの人気に。
京都・東山に店舗を構えた現在も、全国からお客さんが訪れる知る人ぞ知る名店です。
定期便を利用するリピーターが多いことからも、一度食べるとやみつきになる味わいであることがうかがえます。
購入方法:実店舗(京都東山)、電話・FAX注文、大丸松坂屋オンラインストア(月1日から数量限定)
第13便|缶つまシリーズ(国分・K&K)
第13便は、国分グループが手がける人気シリーズ「缶つま」。
「お酒に合う肴を缶詰にした」というコンセプトのもと、2026年現在で全125種類という圧倒的なラインナップを誇ります。
作中では、マテ茶鶏のオリーブオイル漬けやコーンビーフなどが登場し、飯田くんはそのまま食べるだけでなく、オリーブオイルサラダ、ピザのトッピング、山椒焼きといった多彩なアレンジを披露しています。
缶を開けるだけで完結する手軽さに加え、ひと手間でさらに美味しくなるポテンシャルを秘めているのが缶つまの面白さです。
シリーズはスタンダード(40種類以上)、Smoke(約10種類)、最高級食材を使った極(7種類)の3ラインで構成されています。
スタンダードなら数百円から手に取れるため、お取り寄せの「入口」としてもぴったり。
松阪牛やあわびを使った「極」シリーズなら、缶詰とは思えない贅沢な味わいが楽しめます。
第2巻の中でも唯一、全国のスーパーやコンビニで手軽に購入できる商品である点が特徴的です。
飯田くんが「わざわざお取り寄せしなくても買える商品」をラインナップに加えたことに、彼のおつまみへのこだわりの深さが表れています。
購入方法:スーパー、コンビニ等の一般小売店、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング等のECサイト、公式サイト
第14便|骨なしもも肉・からあげ(中津からあげ もり山/大分県中津市)
第14便は、「からあげの聖地」として知られる大分県中津市から届く「中津からあげ もり山」の骨なしもも肉です。
作中では、飯田くんが自宅でこのからあげを揚げ、ポテトサラダと合わせたサンドイッチにアレンジするシーンが描かれています。
お取り寄せした味付き肉を自分で揚げるという「ひと手間」を楽しむ姿は、第2巻ならではの趣向です。
もり山は「元祖中津からあげ」の名を冠する老舗で、塩ベースのタレに生姜と国産ニンニクをブレンドした秘伝のたれが最大の特徴。
100%国内産の宮崎・大分産鶏肉を使用し、「味のハーモニーがとても優しく食べやすい」と評されています。
その実力はからあげグランプリ塩ダレ部門最高金賞の受賞歴が証明しています。
通販では冷蔵タイプと冷凍タイプの2種類が用意されており、冷蔵タイプには片栗粉が付属しているため、自宅で揚げたての本格からあげが楽しめます。
第2巻の商品の中では最も高価格帯ですが、1kgという大容量を考えれば十分にコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。
購入方法:公式オンラインショップ、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、ふるさと納税(大分県中津市)
第15便|蔵出しめんたい(蔵出しめんたい本舗/佐賀県鳥栖市)
第15便は、佐賀県鳥栖市に工場を構える「蔵出しめんたい本舗」の明太子です。
作中では、飯田くんが山芋と和えるアレンジで楽しむシーンが描かれ、そのまま食べても美味しい明太子にひと手間加える飯田流の食べ方が光ります。
1985年創業のこの会社は、工場を「蔵」に見立てるユニークなコンセプトを持っています。
ふっくらとしたハリのあるスケトウダラのたまごを、秘伝の調味液で3日間低温熟成させる製法が生む、弾けるような粒子感と旨みと辛さの絶妙なバランスが持ち味です。
塩分控えめで素材本来の旨味を引き出した仕上がりは、明太子好きの方にはぜひ試していただきたい一品です。
注目すべきは独自のサービス体制。
毎週金曜日には工場直売の「できたて蔵出しめんたいこ」が数量限定で販売され、毎月5の付く日(5・15・25日)は「めんたいこの日」としてお得な端切れ商品が手に入ります。
こうしたイベント感のある販売方法も、お取り寄せの楽しさを広げてくれるポイントです。
購入方法:公式オンラインショップ、直営店(本店・弥生が丘店)、楽天市場、ふるさと納税
第16便|焼き餃子・ホタテ・エビ・イカ(餃子のハルピン/東京都三鷹市)
第16便は、東京・三鷹の名店「餃子のハルピン」の冷凍餃子。
作中では、飯田くんが海鮮系のホタテ・エビ・イカ餃子を取り寄せるシーンが描かれています。
主人公が吉祥寺在住であることを考えると、隣町・三鷹の名店を選んでいるのは「地元のお気に入り」としての愛着を感じさせる興味深い選択です。
1982年創業のハルピンは、中国・ハルビン市出身の店主が本場の味を日本に持ち込んだ餃子専門店。
最大の特徴は皮から全て手作りであること、そしてラード・ニンニク・卵を一切使用しないこと。
代わりに漢方薬と中国香辛料(八角など)で味付けするという独自の製法は、無添加でありながら深みのある風味を生み出しています。
厚めでもちもちの皮はヒダがない独特のスタイルで、たっぷりの肉汁を閉じ込めています。
全10種(ニラ、エビ、ホタテ、大葉、チーズ、イカ、セロリ、鮭、ピーマン、シイタケ)という多彩なバリエーションも魅力的。
食べログ「餃子百名店」に2019年・2021年と選出された実力店です。
通販では4人前以上の注文から受け付けており、発送は毎週月曜と金曜。
全国一律1,130円の送料(包装料・配送料・クール料金込)で届きます。
購入方法:公式通販サイト、食べログモール、電話注文(4人前以上、毎週月・金発送)
第17便|三元豚レバーペースト(平田牧場/山形県)
第17便は、山形県の名門「平田牧場」が手がける三元豚レバーペースト。
作中では、飯田くんがバゲットに塗ったり、野菜スティックのディップにしたりと、ワインが欲しくなるような楽しみ方を披露しています。
平田牧場は50年以上の歴史を持ち、「世界でいちばんの丁寧をめざそう」を理念に掲げる牧場です。
品種開発から販売まで一貫して自社管理するこだわりぶりで、三元豚は3種類の純粋種を交配し、動物性たんぱく質を含まないお米入りの植物性飼料で育て、200日以上かけてじっくり育成されています。
この飼育法により脂身にはオレイン酸が多く含まれ、自然な甘みとうま味が生まれるとされています。
そんな三元豚の新鮮なレバーに香辛料を加えて仕上げたこのペーストは、レバー特有の臭みがほとんどなく、食べやすいのが特徴。
レバーが苦手な方にもおすすめできる一品です。
濃厚でこってりとした味わいは、バゲットのほかにも、いちじくジャムとの組み合わせやオリーブオイルとピンクペッパーを添えるアレンジなど、さまざまな楽しみ方ができます。
1,000円以下という手頃な価格も魅力で、気軽に試せるお取り寄せとして優秀です。
購入方法:平田牧場公式通販サイト、Oisix、Amazon、Yahoo!ショッピング
第18便|百年カレーパイ(金谷ホテル/栃木県日光市)
第18便は、日光金谷ホテルの名物「百年カレーパイ」。
第2巻の全11商品の中で最もリーズナブルな324円でありながら、その背景には150年以上の歴史が詰まっています。
1873年創業の日光金谷ホテルは、日本最古のクラシックリゾートホテル。
この百年カレーパイは、100年以上の歴史を持つ伝統メニュー「百年カレー」をパイ生地で焼き上げた逸品です。
ホテル1階のギフトショップでは朝10時と昼2時に焼き上がる数量限定の人気商品で、日持ちがしないため当日中に食べるのが推奨されています。
「パイはさくさく、中のカレーはスパイシー」という食べた方の評価が、そのシンプルな美味しさを物語っています。
お取り寄せでは冷凍の生パイの状態で届くため、自宅で200度に熱したオーブンで約20分焼く必要があります。
この「自分で焼き上げる」工程こそが、通販ならではの楽しみ。
オーブンから漂うカレーの香りとバターの芳ばしさは、老舗ホテルのベーカリーにいるかのような贅沢なひとときを演出してくれます。
電子レンジとオーブントースターの組み合わせでリベイクすると「ふっくらサクサク」に仕上がるとのこと。
324円という価格は、お取り寄せの世界では驚くほどの手軽さ。
「お取り寄せは高級品」という先入観を覆してくれる一品です。
購入方法:金谷ホテル1階ギフトショップ(店頭)、金谷ホテルオンラインショップ(冷凍)、金谷ホテルベーカリーショップ
第19便|世界のふりかけ・イタリアントマト&グリーンカレー(新橋玉木屋/東京都)
第19便は、1782年(天明2年)創業という230年以上の歴史を持つ老舗佃煮店「新橋玉木屋」が手がける「世界のふりかけ」シリーズ。
作中ではイタリアントマトとグリーンカレーの2種類が紹介されています。
「小さなふりかけの世界の中にギュッと詰めた、半生タイプの本格お料理ふりかけ」をコンセプトに開発されたこのシリーズは、全11種類のラインナップ。
イタリアントマトはイタリア産トマトと炒め玉ねぎの深いコクが特徴で、グリーンカレーは本場タイの味を再現した豚肉の風味・竹の子の食感・ココナッツの甘みと爽やかな辛さが楽しめます。
江戸時代から続く佃煮店が作る「ふりかけ」というギャップも魅力的です。
伝統的な佃煮の技術で世界各国の味を表現するという発想は、まさに老舗の挑戦心を感じさせます。
新橋玉木屋は江戸東京きらりプロジェクトの選定企業でもあり、江戸の食文化を現代に受け継ぐ存在として高く評価されています。
1袋432円というお手頃価格なので、複数の味を買い揃えて食べ比べするのもおすすめ。
ギフトセット(1,944円〜4,212円)も用意されているため、贈り物としても喜ばれるでしょう。
購入方法:公式サイト、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング
第20便|パスタソース 醤油&ペッパー(井上誠耕園/香川県小豆島)
第20便は、小豆島のオリーブ農家「井上誠耕園」が作るパスタソース。
作中では飯田くんが具材を一切入れず、ソースだけで仕上げたパスタを味わって「激うま!」と絶賛するシーンが印象的です。
具なしでも本格的な味が成立するという事実が、このソースの実力を雄弁に物語っています。
昭和15年創業の井上誠耕園は、親子三代にわたってオリーブを育てる農園。
2,500本のオリーブの木を手摘みで収穫するというこだわりぶりです。
このパスタソースは、400年以上続く醤油の名産地・小豆島産の醤油にスペイン産オリーブオイルをブレンドし、じっくり炒めた国産玉ねぎの甘みと旨み、コショウのピリッとした刺激が加わった、和洋折衷の味わいが特徴です。
なお、作品に登場した「パスタソース」は、現在「パスタドレッシング 醤油&ペッパー【復刻版】」として名称が変更されて販売されています。
パスタだけでなく、野菜にかけたり、炒め物の調味料としたり、焼きうどんに使ったりと汎用性が高く、常備調味料として活躍してくれます。
購入方法:井上誠耕園公式オンラインショップ
第21便|スモッち・半熟燻製卵(半澤鶏卵/山形県天童市)
第21便は、山形県天童市の「半澤鶏卵」が生み出した半熟燻製卵「スモッち」。
名前の可愛らしさとは裏腹に、その製法は本格的そのもの。
桜とサクランボの木のチップをブレンドした燻煙で、国際特許を取得した燻製機を使い、殻の上から本格燻製するという独自の技術が用いられています。
燻製後3日間の熟成を経て完成するまでに、なんと製造に1週間を要するという手間のかかりよう。
原材料は鶏卵と食塩のみという無添加にもこだわっており、一つ一つが真空パックで個包装されています。
食べた瞬間に広がるのは、半熟の黄身のとろりとした食感と、白身のプルンとした弾力、そしてチップの香ばしい燻製香のハーモニー。
コンビニの燻製卵とは一線を画す、専門メーカーならではの本格的な味わいです。
そのままおつまみとして楽しむのはもちろん、サラダのトッピングやラーメンの具材としても格別です。
スタンダードな「スモッち」に加え、プレミアム版の「スモッちGOLD」も販売されているので、こだわり派の方はそちらも試してみる価値があるでしょう。
購入方法:公式オンラインショップ、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング
第22便|半熟5(洋菓子アリス/北海道札幌市)
第2巻のラストを飾る第22便は、北海道札幌市の「洋菓子アリス」が作る半熟チーズケーキ「半熟5(はんじゅくふぁいぶ)」。
第2巻唯一のスイーツであり、そのユニークな注文方法が「知る人ぞ知る」感を一層引き立てる一品です。
この半熟チーズケーキの最大の魅力は、「まるでプリンのような」と形容されるなめらかさ。
上品な甘さでチーズが主張しすぎず、きめ細やかな口あたりが楽しめます。
さらに、3つの食べ方が提案されている点がユニーク。
完全解凍ではまろやかなチーズケーキの味わいに、半解凍ではチーズクリームアイスのような新食感に、そして冷凍のままではアイスケーキ感覚で楽しめます。
解凍具合で別のスイーツに変身するという遊び心は、お取り寄せならではの楽しみです。
特筆すべきは購入方法の特殊さ。
インターネット直販がなく、電話・FAX・e-mailでの注文のみという昔ながらのスタイルを貫いています(楽天市場で一部取扱いあり)。
ワンクリックで何でも買える時代に、あえて電話やメールで注文するという体験自体が、飯田くんのお取り寄せに対するこだわりを象徴しているようです。
購入方法:電話・FAX・e-mailでの注文(インターネット直販なし)
第2巻に見る飯田好実の「日常グレードアップ術」
「ご飯のお供」と「おつまみ」の絶妙なバランス
第2巻の全11商品を俯瞰すると、大きく「ご飯のお供」と「おつまみ」という二つの軸で分類できることに気づきます。
ご飯のお供系:とうがらしおじゃこ、蔵出しめんたい、世界のふりかけ、パスタソース
おつまみ系:缶つま、三元豚レバーペースト、餃子のハルピン、スモッち
どちらにも合う万能タイプ:もり山からあげ、百年カレーパイ、半熟5
この分布から読み取れるのは、飯田好実が「ご飯もお酒も同じくらい大切にする」食の懐の広さを持ったキャラクターだということです。
第1巻が「ご飯のお供」に比重が置かれていたのに対し、第2巻ではおつまみ系の商品が増えており、飯田くんの食の世界がさらに広がっていることがうかがえます。
日常の中で「今日はご飯に合わせよう」「今日はお酒のお供にしよう」と選べるラインナップを揃えること。
それが飯田好実流の「毎日を豊かにする」お取り寄せ術なのかもしれません。
324円〜3,300円の幅広い価格帯に見るお取り寄せの懐の深さ
第2巻の商品価格を見ると、最も安い百年カレーパイの324円から、最も高いもり山からあげの3,300円まで、実に幅広い価格帯をカバーしています。
これは第1巻の864円(山うにとうふ)〜4,980円(卵かけごはんセット)と比較すると、低価格帯の商品が明らかに増えていることがわかります。
ふりかけ432円、パスタソース627円、蔵出しめんたいの入門商品605円など、「ちょっと試してみよう」と気軽に手を伸ばせる価格の商品が充実しているのです。
ここに込められたメッセージは、「高級品だけがお取り寄せではない」ということではないでしょうか。
324円のカレーパイでも、150年の歴史を持つホテルの味を自宅で楽しめる。
432円のふりかけでも、230年の歴史を持つ老舗の技術が詰まっている。
価格ではなく「その商品にしかない物語」にこそ、お取り寄せの価値がある——。
飯田くんの選択眼は、毎週のお取り寄せをより身近で持続可能なものにしていく、成熟したセンスを感じさせます。
第1巻との比較で見える「ひと手間かける楽しさ」への進化
第1巻と第2巻の商品を比較して最も印象的な変化は、「食べ方」の多様化です。
第1巻は「開けてそのまま食べる」商品が大半を占めていました。
卵かけごはんセット、花瑠&花星、山うにとうふ、いちご煮。
いずれも封を開ければすぐに食べられる商品です。
一方、第2巻では「自宅で調理する」商品が目に見えて増えています。
もり山からあげは自分で揚げる。
ハルピンの餃子は自分で焼く。
百年カレーパイはオーブンで焼き上げる。
さらに、とうがらしおじゃこのせんべいアレンジ、からあげのサンドイッチ、明太子の山芋和えなど、アレンジレシピも格段に豊富になっています。
この変化は、飯田好実が「食べる人」から「料理も楽しむ人」へと成長している姿を映し出しています。
お取り寄せの楽しみ方が「届いたものを味わう」から「届いたものをアレンジして自分だけの味を作る」へと広がっている。
第2巻は、お取り寄せという趣味がさらに深く、豊かなものになっていく過程を描いた巻だともいえるでしょう。
まとめ
『おとりよせ王子 飯田好実』第2巻には、京都のとうがらしおじゃこから北海道の半熟チーズケーキまで、全11品の実在するお取り寄せグルメが登場します。
そのすべてが2026年現在も購入可能であり、漫画を片手に飯田くんと同じ商品を楽しむという贅沢な体験ができます。
第1巻が「特別な日のご褒美」としてのお取り寄せを描いていたとすれば、第2巻は「毎日をちょっと豊かにする」お取り寄せの世界を広げた巻です。
324円のカレーパイから3,300円のからあげまで、価格帯も幅広く、「お取り寄せをもっと身近に」というメッセージが全編に流れています。
ご飯のお供にもおつまみにもなる多彩なラインナップ、そして「届いたものをアレンジして自分だけの味を楽しむ」という新しいスタイル。
第2巻の商品たちは、日常の食卓にそっと彩りを添えてくれる存在です。
気になった商品があれば、ぜひ実際にお取り寄せしてみてください。
※本記事に記載の情報は2026年4月時点のものです。
商品の価格・販売状況は変動する可能性がありますので、購入の際は各店舗の公式サイトで最新情報をご確認ください。