『真説ボボボーボ・ボーボボ』は、澤井啓夫氏が週刊少年ジャンプで2006年から2007年にかけて連載した、ハジケギャグの金字塔『ボボボーボ・ボーボボ』の第2部にして完結作です。
第1部全21巻を経て、第2部はわずか全7巻という凝縮された巻数で物語を結びました。
本記事では、その全7巻の表紙を完全網羅し、各巻の表紙キャラ・構図・サブタイトル・あらすじを徹底解説します。
第1巻のサブタイトル「新毛」から最終第7巻「さようならボボボーボ・ボーボボ」へと続く、まさに”始まりと別れ”をサンドイッチした第2部独自の装丁設計にも注目。
第1部21巻の派手な原色基調を受け継ぎつつ、集合構図やシリアスな表情を増やしてシリーズの集大成を描いた7枚を、書誌データ・購入リンクとあわせてじっくりご覧ください。
第2部全7巻を表紙から振り返れる保存版ガイドとしてお届けします。
【真説ボボボーボ・ボーボボ】とは?作品概要・刊行情報
『真説ボボボーボ・ボーボボ』は、2001年から2006年まで週刊少年ジャンプで連載された『ボボボーボ・ボーボボ』(全21巻)の第2部にあたる続編作品です。
前作の連載終了から約半年後の2006年3号で新連載がスタートし、2007年31号まで連載されました。
単行本はジャンプ・コミックスより全7巻として刊行され、第1巻が2006年7月9日、最終第7巻が2008年1月9日に発売されています。
物語は前作完結から1年後、ツルリーナ3世が築き上げたネオマルハーゲ帝国に立ち向かうボーボボたちの戦いを描き、新キャラのナメ郎(ツルリーナ5世)、ヘッポコ丸の妹ポコミ、三大王・紫龍炎かまらなど、第2部独自の登場人物が次々と前面に押し出されました。
第1部に比べてシリアス寄りの展開とハジケギャグの両立が特徴で、その装丁にも第2部らしい変化が反映されています。
第1部全巻の表紙を整理した【ボボボーボ・ボーボボ】表紙まとめ全21巻|単行本書影とあらすじを徹底解説【完結版】とあわせて読めば、ハジケ伝説全28巻の表紙系譜を通しで体感できます。
【真説ボボボーボ・ボーボボ】表紙の見どころと装丁の魅力
『真説ボボボーボ・ボーボボ』全7巻の表紙は、第1部21巻からの「継承」と「変化」を巧みに織り交ぜたシリーズ集大成の装丁になっています。
継承点は3つ。
第一に黄色・オレンジ・ピンク・赤を中心にした原色基調の派手な配色、第二に複数キャラを高密度で配置するレイアウト、第三に毎巻違うキャラを表紙キャラとして立てるバリエーション設計です。
このローテーション設計は第1部から続くシリーズの伝統と言えます。
一方、変化点も明確です。
第2部では集合構図が大きく増え、4巻・6巻・7巻はパーティ全体を一画面に詰め込む構図に。
さらに2巻の覚醒ヘッポコ丸のようにシリアスな登場キャラを採用するなど、装丁にストーリーのシリアス化が反映されています。
東京23区を舞台にした中盤以降は都市的モチーフもにじみ、第1部より一段落ち着いた重厚感が漂います。
そして見逃せないのが、第1巻「新毛」と最終巻「さようならボボボーボ・ボーボボ」というサブタイトルが描く”始まりと別れ”のサンドイッチ構造です。
短期完結作だからこそ1巻あたりの装丁インパクト密度が高く、完成度は第1部以上とも評価できる7枚に仕上がっています。
【真説ボボボーボ・ボーボボ】単行本 全7巻 表紙一覧
ここからは全7巻を1巻ずつ順に紹介します。
各巻の表紙キャラ・構図解説と発売日・ISBN・サブタイトル・あらすじを一覧化し、最後に紙版・電子版それぞれの購入リンクを掲載しました。
第2部の装丁系譜を1巻から7巻まで連続して眺めることで、サンドイッチ構造や変遷をはっきり体感できる構成になっています。
【真説ボボボーボ・ボーボボ】全7巻 サマリー比較表
各巻の発売日・ISBNを一覧で確認できる比較表です。
各巻の解説には「→詳細」リンクから移動できます。
| 巻 | 表紙 | 発売日 | ISBN | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 第1巻 | | 2006-07-09 | 978-4-08-874129-1 | →詳細 |
| 第2巻 | | 2006-10-09 | 978-4-08-874263-2 | →詳細 |
| 第3巻 | | 2007-01-09 | 978-4-08-874303-5 | →詳細 |
| 第4巻 | | 2007-04-09 | 978-4-08-874343-1 | →詳細 |
| 第5巻 | | 2007-07-09 | 978-4-08-874385-1 | →詳細 |
| 第6巻 | | 2007-10-09 | 978-4-08-874427-8 | →詳細 |
| 第7巻(最終巻) | | 2008-01-09 | 978-4-08-874467-4 | →詳細 |
第1巻の表紙(2006年07月09日発売)
- 発売日:2006-07-09
- ISBN:978-4-08-874129-1
- 出版社:集英社/ジャンプ・コミックス
- サブタイトル:新毛
- ページ数:186ページ
- 価格(税込):紙版 楽天ブックスでは新品取り扱い終了のため省略(中古ルートで入手可)/電子版 408円(楽天Kobo・2026年5月時点)
- 表紙キャラ:ガ王、ボボボーボ・ボーボボ、首領パッチ。
本巻のあらすじ:前作完結から1年後、ツルリーナ3世が築き上げたネオマルハーゲ帝国に立ち向かうため、ボーボボが再び立ち上がる第2部の幕開けです。
首領パッチ死亡の噂、ヘッポコ丸の異変、そして新キャラたちの続々登場と衝撃の展開が連発。
サブタイトル「新毛」が示す通り、シリアスとハジケが融合した新章のスタートを高らかに宣言する記念すべき1冊です。
電子版:Kindle版で購入 | 楽天Koboで購入
→ 【真説ボボボーボ・ボーボボ】全7巻 サマリー比較表に戻る
第2巻の表紙(2006年10月09日発売)
- 発売日:2006-10-09
- ISBN:978-4-08-874263-2
- 出版社:集英社/ジャンプ・コミックス
- サブタイトル:ボーボボVS覚醒ヘッポコ丸!!
- 価格(税込):紙版 楽天ブックスでは新品取り扱い終了のため省略/電子版 408円(楽天Kobo・2026年5月時点)
- 表紙キャラ:ボボボーボ・ボーボボ、ヘッポコ丸。
本巻のあらすじ:「男子三日会わざれば刮目して見よ」とはまさにこのこと。
1年ぶりに再会したヘッポコ丸はかつての仲間ではなく、闇に染まった完全な敵としてボーボボの前に立ちはだかります。
覚醒したヘッポコ丸との激闘の中、彼の心とオナラを真説パワーで更生させようと奮闘するボーボボたち。
第2部らしいシリアス寄りの戦いが本格化する重要巻です。
電子版:Kindle版で購入 | 楽天Koboで購入
→ 【真説ボボボーボ・ボーボボ】全7巻 サマリー比較表に戻る
第3巻の表紙(2007年01月09日発売)
- 発売日:2007-01-09
- ISBN:978-4-08-874303-5
- 出版社:集英社/ジャンプ・コミックス
- サブタイトル:必見!!怒雷蜂!!!!
- 価格(税込):紙版 楽天ブックスでは新品取り扱い終了のため省略/電子版 408円(楽天Kobo・2026年5月時点)
- 表紙キャラ:怒んパッチ、ポコミ。
本巻のあらすじ:ついに「ところ天の助」がボーボボ一行に合流し、待ちわびた(忘れていた?)レギュラーメンバーが揃う第3巻。
勢いに乗るボーボボたちの前に立ちはだかるのは、ヘッポコ丸の妹・ポコミです。
エリート養成機関を首席で卒業した彼女との対決が描かれ、肉親同士の悲劇的な対立がストーリーに陰影を加えていきます。
電子版:Kindle版で購入 | 楽天Koboで購入
→ 【真説ボボボーボ・ボーボボ】全7巻 サマリー比較表に戻る
第4巻の表紙(2007年04月09日発売)
- 発売日:2007-04-09
- ISBN:978-4-08-874343-1
- 出版社:集英社/ジャンプ・コミックス
- サブタイトル:激闘!熱闘!23区大決戦!!
- 価格(税込):紙版 楽天ブックスでは新品取り扱い終了のため省略/電子版 408円(楽天Kobo・2026年5月時点)
- 表紙キャラ:ボボボーボ・ボーボボ、ビュティ、ところ天の助、破天荒、首領パッチ、ポコミ。
本巻のあらすじ:ナメ郎、衝撃の覚醒。
封印されていた彼の正体は、ネオマルハーゲ帝国の正統後継者ツルリーナ5世でした。
「家業を継ぐんだね」なんて穏やかな話ではすまされず、敵となったナメ郎の圧倒的な力にボーボボ組は大ピンチに陥ります。
仲間が敵に変わる衝撃の展開と、シリーズ屈指のパワーバランス変動が起きる重要巻です。
電子版:Kindle版で購入 | 楽天Koboで購入
→ 【真説ボボボーボ・ボーボボ】全7巻 サマリー比較表に戻る
第5巻の表紙(2007年07月09日発売)
- 発売日:2007-07-09
- ISBN:978-4-08-874385-1
- 出版社:集英社/ジャンプ・コミックス
- サブタイトル:バビロンの超戦士・ソフトン
- 価格(税込):紙版 楽天ブックスでは新品取り扱い終了のため省略/電子版 408円(楽天Kobo・2026年5月時点)
- 表紙キャラ:首領パッチ、ビュティ。
本巻のあらすじ:ネオマルハーゲ帝国の要塞都市となった東京23区へ侵入したボーボボ一行の前に、IX(ナイン)エキスパンダー……ではなくEX(エキスパート)が立ちはだかります。
練馬区・板橋区・北区が次々と戦場と化す23区大決戦の本格化。
都民でなくても激アツの東京編が幕を開け、サブタイトル「バビロンの超戦士・ソフトン」が示すソフトンの活躍にも注目です。
電子版:Kindle版で購入 | 楽天Koboで購入
→ 【真説ボボボーボ・ボーボボ】全7巻 サマリー比較表に戻る
第6巻の表紙(2007年10月09日発売)
- 発売日:2007-10-09
- ISBN:978-4-08-874427-8
- 出版社:集英社/ジャンプ・コミックス
- サブタイトル:最強ヘッポコ丸!!
- 価格(税込):紙版 楽天ブックスでは新品取り扱い終了のため省略/電子版 408円(楽天Kobo・2026年5月時点)
- 表紙キャラ:世の中ナメ郎、首領パッチ、ボボボーボ・ボーボボ、田楽マン。
本巻のあらすじ:グラさんとの戦いがクライマックスを迎えるなか、ポコミのキュートな技も冴える第6巻。
しかしその先には三大王・紫龍炎かまらの罠が待ち受け、ビュティがとんでもない目に遭う展開へ。
ボーボボもピンチに陥り、田楽マンは(例のごとく)役立たず。
ハジケと熱血の振れ幅が極大化する、終盤への加速期にあたる巻です。
電子版:Kindle版で購入 | 楽天Koboで購入
→ 【真説ボボボーボ・ボーボボ】全7巻 サマリー比較表に戻る
第7巻の表紙(2008年01月09日発売)
- 発売日:2008-01-09
- ISBN:978-4-08-874467-4
- 出版社:集英社/ジャンプ・コミックス
- サブタイトル:さようならボボボーボ・ボーボボ(最終巻・完結)
- ページ数:204ページ
- 価格(税込):紙版 楽天ブックスでは新品取り扱い終了のため省略(中古ルートで入手可)/電子版 408円(楽天Kobo・2026年5月時点)
- 表紙キャラ:ソフトン、ポコミ、ハンペン、ぺっぽこ丸、首領パッチ、破天荒、ビュティ、ボボボーボ・ボーボボ、魚雷ガール、田楽マン、ところ天の助。
本巻のあらすじ:ボーボボとネオマルハーゲ帝国の戦いがついに決着を迎える完結巻。
ボーボボ、首領パッチ、柊たちのハジケバトル全開のなか、ツルリーナ3世とナメ郎の猛攻が炸裂します。
「最強の漢(おとこ)」とは何かを問いかけながら、壮大な物語が堂々と大爆笑のうちに完結。
サブタイトル「さようならボボボーボ・ボーボボ」が示す通り、シリーズ全体の幕引きを飾る記念すべき1冊です。
電子版:Kindle版で購入 | 楽天Koboで購入
→ 【真説ボボボーボ・ボーボボ】全7巻 サマリー比較表に戻る
第1部 全21巻との表紙装丁比較|継承と変化
第1部『ボボボーボ・ボーボボ』全21巻と第2部全7巻を並べて見ると、装丁の継承点と変化点がはっきりと浮かび上がります。
継承点は3つあり、第一に原色を多用する派手な配色、第二に複数キャラを密に並べる高密度レイアウト、第三に毎巻違うキャラを主役に立てるバリエーション設計です。
シリーズ通しでの装丁ポリシーがしっかり受け継がれているのがわかります。
一方で変化点も3つ明確です。
第一に集合構図の増加で、第2部は4巻・6巻・7巻が典型的なパーティ全員集合型。
第二にシリアス表情の登場キャラ採用で、2巻の覚醒ヘッポコ丸のように敵対する仲間が前面に出ます。
第三に都市的モチーフの登場で、東京23区戦に向けた装丁要素がにじみます。
最も象徴的なのは最終巻同士の対比です。
第1部最終第21巻はボーボボ単独のシンプルなビジュアルでしたが、第2部第7巻はキャラ大集合の”卒業アルバム的”レイアウト。
同じシリーズの最終巻でありながら、装丁アプローチを180度変えている点が読み比べのハイライトです。
第1部21巻の装丁系譜は【ボボボーボ・ボーボボ】表紙まとめ全21巻|単行本書影とあらすじを徹底解説【完結版】で1巻ずつ確認できます。
全7巻を振り返って|真説ボボボーボ・ボーボボ表紙の魅力総括
『真説ボボボーボ・ボーボボ』全7巻を通して眺めると、まず浮かび上がるのが第1巻「新毛」と第7巻「さようならボボボーボ・ボーボボ」のサブタイトルが描く”始まりと別れ”のサンドイッチ構造です。
NEW+毛=新装開店という遊び心満載のスタートから、ストレートな別れの宣言へ。
表紙とサブタイトルが連動して、第2部全体の物語アーチを装丁レベルで完成させています。
中間巻のサブタイトルも意図に満ちており、4巻「23区大決戦」が都市キーワード、5巻「バビロンの超戦士」が神話キーワード、6巻「最強ヘッポコ丸」が人名キーワードと、巻ごとに異なる切り口で主役の軸を立てているのが特徴です。
第3巻「必見!!怒雷蜂!!!!」の二人組構図、第5巻のヒロイン中心構図、第6巻のパーティ集合構図と、巻ごとに変化する構図リズムも全7巻通読の楽しみのひとつ。
そして全7巻という巻数の少なさは決して短所ではなく、装丁としては「1巻あたりのインパクト密度が3倍」とも評価できる強みです。
第1部21巻に対する3分の1という巻数のなかに、新章宣言から完結アルバムまで凝縮した7枚は、まさに完結作だからこそ実現できた密度の高い装丁集と言えるでしょう。
第2部から新登場したキャラたちの戦闘力評価については、ボボボーボ・ボーボボ強さランキング【最新決定版】最強の真拳使いを発表!でナメ郎やポコミなど第2部メンバーのポジションも詳しく取り上げています。
まとめ
『真説ボボボーボ・ボーボボ』全7巻の表紙は、第1部21巻の派手な装丁を継承しつつ、集合構図やシリアス表情の採用で第2部独自の進化を遂げた7枚です。
第1巻「新毛」から第7巻「さようならボボボーボ・ボーボボ」へとつながる始まりと別れのサンドイッチ構造、中間巻に散りばめられた都市・神話・人名キーワード、そして最終巻のキャラ総結集ビジュアル。
短期完結だからこそ凝縮されたこれら7枚は、ハジケ伝説の幕引きにふさわしい完結作の美学を体現しています。
第1部21巻+第2部7巻=全28巻を通読すれば、シリーズ全体の装丁進化がより深く楽しめるはずです。






