【トキワ来たれり】最強キャラ強さランキングTOP13!最も強いのは誰?

『トキワ来たれり!!』は、松江名俊先生が『史上最強の弟子ケンイチ』の次に週刊少年サンデーで連載したバトル・アクション漫画です。
タイトルだけ見ると盤上の物語を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、中身は「源術(ソーサリー)」を操る魔術師集団、「忍術」を受け継ぐ刃隠衆、そして「科学兵器」で武装したマキナ勢力という、性質のまったく異なる三つの力がぶつかり合う異能バトル作品です。

物語の鍵を握るのは「神のかけら」と呼ばれる力。
これを巡って敵味方が入り乱れ、終盤には人間が「神」へと至ってしまうスケールの大きな戦いへと発展していきます。
この記事では、そんな『トキワ来たれり!!』に登場する戦闘キャラクター14名を、作中の描写と撃破関係を根拠に強さランキングとして整理しました。
誰が本当に一番強いのか、一緒に見ていきましょう。

なお本作の強さは、「純出力で押し切る神クラス」と、「相性・搦め手で格上を食う技巧派」という二層構造になっているのが面白いところです。
単純な力比べだけでは測れないこの作品ならではの強さの秩序も、あわせて解説していきます。

ネタバレ注意

この記事は『トキワ来たれり!!』の結末やキャラクターの正体に関わる内容を含みます。
まだ本編を読んでいない方は、その点をご了承のうえでお進みください。

目次

強さランキング一覧

まずは全14名を、強さの階層(ランク帯)ごとに一覧でまとめました。
神の力に到達した最上位帯から、技巧と役割で勝負する下位帯まで、全体像をざっと把握できるようにしています。

ランク順位キャラクター名
SSランク1〜3位DEM II光の目のボス閃光の影法師
Sランク4〜7位風林寺隼人権藤弥多ハルカマクガフィン
Aランク8〜10位草薙風魔りいん牧那デウス
Bランク11〜14位草薙カナタ天城・エミーリエ・フィッツジェラルドかがり八坂トキワ
別格枠ランキング外アリア(アニマムンディーの乙女・非戦闘)

ここからは、14位から順に一人ずつ紹介していきます。

トキワ来たれり!!強さランキングTOP14

強さ第14位 八坂トキワ

本作の主人公にして、トキワ団のリーダーを務める16歳の高校生です。
素の戦闘力という一点では最下位ですが、その評価だけで彼を語るのは間違いだと言える人物です。

性格・背景

当初は「運動が苦手で勉強もそれほど得意ではない」平凡な文系少年として描かれます。
「キュウザカ」名義でブログに小説を投稿していた創作好きで、感性が非常に高く、常人には視認できない妖異や「審判の目」を見て取ることができるとされています。

能力・戦闘スタイル

本質は、戦況を分析し作戦を組み立てる「頭脳・指揮」型です。中盤で閃光の影法師との交戦により左手と右足を失いますが、これをマキナ(機械勢力)の部品による高性能義肢へと置換します。
義肢の腕から放つ「マキナスブラスター」は、複数の高層ビルをまとめて吹き飛ばすほどの威力を持つとされる切り札です。
ただしフルパワーでの発射しかできず、撃つと極度の虚脱状態に陥るという諸刃の剣でもあります。
ほかに低出力で連射・追尾ができる「マキナスザッパー」系や、カナタの指導で得た小規模な志念の刃も使えるようになります。

作中での活躍・戦闘実績

序盤は自ら戦うより指揮と分析でチームを支え、中盤以降にマキナス義肢という強力な武器を手にします。
個の武力ではなく、仲間を勝利へ導く「勝利のストーリー」を描く司令塔として、一貫して物語を牽引しました。

ランキング理由

切り札のピーク火力だけを見れば決して低くはありませんが、乱発できず自己消耗も大きいため、安定した戦闘力という基準では最下位としました。
とはいえ「勝利を導く力」こそが彼の真の武器であり、順位の低さがそのまま主人公としての格の低さを意味しないのが、このキャラクターの面白いところです。

ネタバレ注意

主人公トキワが左手と右足を失い、機械の義肢を得るという展開は、本作を象徴する重要なターニングポイントです。ここから先の戦いを大きく左右する設定なので、未読の方はご注意ください。

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強さ第13位 かがり

忍の第四勢力「幻魔衆(げんましゅう)」に属する若手のくノ一で、当初はトキワ団の前に敵として立ちはだかる女忍者です。
同じ忍でも、カナタたちの刃隠衆とはまったく別の勢力に身を置いているのが特徴です。

性格・背景

妖異を捕らえて武器のように使役する「妖異廻し」を得意とする幻魔衆の一員で、若手チームのリーダーに自ら立候補した行動派です。
もっとも、その指示は仲間にほとんど聞き入れられていないなど、どこか子供っぽく抜けたところもあり、歳相応の可愛らしい一面ものぞかせます。

能力・戦闘スタイル

忍法に加え、妖異そのものを捕縛して自らの戦力に変える「妖異廻し」を操るのが最大の武器です。
幻魔衆の若手の中では戦闘力はピカイチと評されており、正面からの真っ向勝負よりも、忍らしい奇襲や搦め手で立ち回るタイプとして描かれます。

作中での活躍・戦闘実績

失われた町でトキワと遭遇した際には、目撃者を消そうと容赦なく斬りかかる冷徹さを見せました。
また、トキワ団が苦労の末に打ち倒した妖異「焔武者」を、隙を突いて横からかすめ取り、そのまま逃走するという抜け目のなさも披露しています。
物語終盤の開門時にはトキワ団に協力し、敵から味方へと立ち位置を変えました。
戦後は弱体化した幻魔衆を立て直すため、妖異集めに奔走しているとされています。

ランキング理由

妖異廻しと忍法を併せ持ち、自力で戦えるだけの実力は確かに備えています。
ただし、その戦績は奇襲や妖異の「横取り」が中心で、強敵を正面から撃破した実績には乏しく、上位の源術師や幹部級とは戦いの階層が異なります。
刃隠流正統後継のカナタや、先代勇傑のエミーリエには一歩譲る中堅の忍として、この位置に置きました。
とはいえ、素の戦闘力が最下位のトキワに対しては、自力で戦えるぶん一枚上と見て、一つ上の順位としています。
なお、かがりに関する情報は限られるため、固有の技については「妖異廻し」以外は断定を避けています。

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強さ第12位 天城・エミーリエ・フィッツジェラルド

「滅殺の変革者」の二つ名を持つ、先代「天啓の勇傑」の生き残りの一人です。
現在は「魔法のケーキ店」の店主として一線を退いています。

性格・背景

かつては源術師・小十郎の部下だったとされる古参の実力者で、引退後はパティスリーの店主という穏やかな肩書きを持ちます。
しかしその実力は、二つ名に恥じないものとして語られています。

能力・戦闘スタイル

得意とするのは「変異(変化)」の源術です。
エネルギー変換や物質の変質といった応用に加え、対象や味方を別の場所へ送り込む転移系のソーサリーの使い手として描かれます。
前線で殴り合うタイプではなく、空間そのものを操作して戦況を動かす「盤面型」の戦い方が持ち味です。

作中での活躍・戦闘実績

開門(存在の時)に際し、自ら転移ソーサリーを行使して、かつての仲間である先代勇傑たちを逢魔空間へ呼び寄せ、トキワ団を援護しました。
敵の降伏勧告を退け、味方を戦場へ投入する采配で局面を大きく動かしています。

ランキング理由

一線を退いた今もなお二つ名に恥じない戦闘能力を誇るとされ、実力は健在です。
ただし、単独での直接的なバトル描写は控えめであり、そこを断定的に評価しにくいため、実力者揃いの本作では12位としました。

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強さ第11位 草薙カナタ

刃隠流忍術の二十三代目正統後継者にして、味方陣営で最も剣技に長けた実戦派の前衛です。
一人称は「拙者」、語尾は「〜でござる」という、生粋の忍らしいキャラクターです。

性格・背景

「人々を妖異幻怪から守ること」を使命とする16歳の忍で、後述する草薙風魔を父に持ちます。
まっすぐな正義感と、忍としての誇りを併せ持つ人物です。

能力・戦闘スタイル

超人的な身体能力と忍術を修めており、心の力=「志念」から刃を取り出す秘伝技「志念抜刀法」を操ります。
この技は相手の意識(心)を斬るという特殊な性質を持ち、肉体には直接ダメージを与えません。
ほかにも「志念居合い斬り」「百尺通し」「秘剣 逆襷」など多彩な秘剣を持ち、「志念巴心豪(シノビギャンビット)」による限界突破の伸びしろも備えています。

作中での活躍・戦闘実績

チームの近接アタッカーとして、手数の多い剣戟で幾度も戦線を支えました。
本人は「忍なので侍のような正面戦闘は本領ではない」と述べる場面もあり、正面からの力押しよりも技で勝負するタイプです。

ランキング理由

味方の中では屈指の直接戦闘力を持ち、「意識を斬る」という汎用性の高さも魅力です。
一方で、その主力技が身体的な破壊力を与えない性質であることは、純粋な撃破力を測るうえでは差し引き材料になります。総合的な安定感を評価し、この位置としました。

強さ第10位 牧那デウス(DEM III)

画像奥の人物。
トキワのアパートに同居する仲間ポジションの人型兵器で、正式にはデウス・エクス・マーキナーIII世を名乗ります。
トキワの小説のファンという、どこか人間味のある設定が魅力です。

性格・背景

後述するラスボス格・DEM IIの手によって製造された第三世代ヒューマノイドで、16歳相当の外見を持ちます。
仲間思いで、技術担当としてトキワ団を支える存在です。

能力・戦闘スタイル

全身に高性能な機械・兵器を内蔵し、道具を自作できるほどスペックが高いのが特徴です。
腕からの熱線「マキナスブラスター」、目からの「マキナスビーム」、その上位版「ネオマキナスビーム」など、火力系の内蔵兵器を多数搭載しています。
通信網を自在に扱うサポート能力も持ちます。
ただし水に極端に弱く、大量の水を浴びたり飲んだりすると数分間行動不能になるという、明確な弱点を抱えています。

作中での活躍・戦闘実績

閃光の影法師との戦いではボディを大きく損壊し、終盤には頭脳部のみが残る状態にまで追い込まれる場面もありました。
一方で、神体化したDEM IIに反旗を翻し、「ネオマキナスビーム」でその腕を切断したとされる描写があり、瞬間火力の最大値は作中でも高位です。

ランキング理由

対「神クラス」にも有効打を出せるビーム火力は大きな武器ですが、水という弱点と本体耐久の低さは戦闘の安定性を欠く要因です。
火力枠として評価しつつ、リスクの大きさを踏まえて10位としました。
なお、主武装のマキナスビーム系は、黒幕DEM IIの「反物質ビーム」とは別物である点に注意が必要です。

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強さ第9位 りいん(REIN)

電脳空間で生まれた新しい自我=情報生命体で、トキワたちを導く役割を担います。
生体三次元プリンターによって実体化した、物語の鍵を握る導き手です。

性格・背景

二つの人格を持つとされ、主人格「ボク」は天真爛漫な美少女の姿をしています。
もう一つの人格「私」は、かつて未来のトキワの恋人であり、世界の崩壊を阻止するために膨大なループ(15023回目とされます)を重ねてきた存在です。

能力・戦闘スタイル

「プラズマシート発生装置」で衣服や武器を自在に生成します。
巨大ロボットを切断できるとされる「プラズマリボン」、防御用の「プラズマシールド」、攻撃用の「プラズマフレア」など、攻防・生成をこなす万能型です。
生体三次元プリンター由来の肉体は身体能力が非常に高く、超再生を備えるとする記述もあります。

作中での活躍・戦闘実績

ベテラン戦闘員を一瞬で無力化し、プラズマ武器で大型ロボットを切断するなど、素の戦闘力の高さがうかがえる描写があります。
攻撃・防御・生成・再生を一手にこなすバランスの良さは、近接戦での安定感という点で牧那デウスを上回る可能性があります。

ランキング理由

攻防のバランスと身体能力の高さを評価し、火力偏重の牧那デウスよりわずかに上としました。
ただし、役割の性質上フルスペックの戦闘描写は限定的なため、上振れの余地を残しつつ9位に置いています。

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強さ第8位 草薙風魔

刃隠衆の首領にして、先代「天啓の勇傑」の生き残りの一人です。
カナタの父にあたる達人格で、右目の眼帯が印象的なキャラクターです。

性格・背景

刃隠流忍術を束ねる長で、息子カナタの師でもあります。
歴戦の風格を漂わせる、味方陣営きってのベテランです。

能力・戦闘スタイル

志念によって巨大な十字手裏剣を生成し、自在に操る忍術の達人です。
「忍法弾断魔斬」など秘伝の刃隠流忍術を使うとされ、遠近どちらにも対応できる広範囲・高威力の攻撃を得意とします。

作中での活躍・戦闘実績

開門時には街で百鬼夜行と交戦し、エミーリエの転移で逢魔空間へ召喚されると、かつての仲間とともにトキワ団を援護しました。
周囲を取り囲む敵を一掃する掃討描写も伝えられており、達人としての実力を存分に見せています。

ランキング理由

「左手の小指だけでトキワ団を皆殺しにできる」と豪語するほどの達人とされ、その言葉に説得力を持たせる実力の持ち主です。
息子カナタを上回る格上として、味方の技巧派の中では最上位に置きました。
ただし、豪語の内容そのものは作中の格付け表現として受け止め、断定的な戦績としては扱わずに評価しています。

強さ第7位 マクガフィン

源術師集団の頂点「9つの目」の一角を占める上位幹部です。
通称「全て知ったる(全知)」を名乗り、アニマムンディーの乙女である弥多ハルカを狙う敵として立ちはだかります。

性格・背景

狡猾で執念深い幹部で、配下や関連キャラを従える立場にあります。
目的のためには抜け駆けも辞さない、野心的な人物です。

能力・戦闘スタイル

火の源術に加え、精密な巨城を片手間で作り上げる「唯物の創造」という強大な心の力を持ちます。
「見通す源術」「線を通る」など複数の源術を併用する搦め手型で、石の狼を操るなど応用範囲も広いのが特徴です。

作中での活躍・戦闘実績

抜け駆けでハルカに接触して圧倒的優位に立ちますが、源術に覚醒したハルカの反撃に驚いて撤退します。
後にトキワ団本拠地への襲撃でも仲間とともにハルカを追い詰めますが、ソーサリーギャンビットの発動で逆転されました。
それでも戦後まで生き延び、盗んだ「神のかけら」で返り咲きを企てるなど、しぶとさは随一です。

ランキング理由

巨城を創造するほどの潜在力は高いものの、覚醒したハルカに複数回敗れており、ボスや閃光の影法師、権藤には一段及びません。
一方で驚異的な生存性を持ち味とするため、撃破したハルカのすぐ下となる7位が妥当と判断しました。

強さ第6位 弥多ハルカ

トキワ団の源術師(ソーサリアン)で、味方陣営における最高クラスの火力を担う16歳です。
「東の賢者」と呼ばれた源術師・小十郎と、女優・由久恵の子とされています。

性格・背景

ファッションデザイナー志望で、ぶっきらぼうな態度の裏に強い正義感を秘めています。
仲間思いの一面と、実力者としての矜持を併せ持つヒロイン格です。

能力・戦闘スタイル

源術(ソーサリー)は、あらゆる物理法則を超越する現象で、「審判の目」の裁定によって発現します。
棒状の金属を「針金」として操り線路やフェンスを編み上げる「針金の男は踊る」や、相手の力を吸収して心の力を跳ね上げる強化「あらゆる力の浸透(ソーサリーギャンビット)」を使います。
後者は暴走や感情の希薄化という副作用を伴う、ハイリスク・ハイリターンの奥の手です。

作中での活躍・戦闘実績

源術による現実改変や範囲攻撃を担う、味方の火力・搦め手要員です。
上位幹部であるマクガフィンを覚醒した源術で退けるなど、格上を打ち破る場面を作り出しました。

ランキング理由

「物理法則を超越する」という設定ゆえに、状況次第で作中最大級の火力を出しうる上限の高さが魅力です。
実際に上位幹部を撃破した実績を評価し、味方陣営では最高位に近い6位としました。
純出力の神クラスには届かないものの、味方内では攻撃手の筆頭格です。

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強さ第5位 権藤

科学組織「エニグマ」のチーフを務める全身サイボーグで、源術を無効化する対ソーサリー特化の戦士です。
かつては科学者だった経歴を持ちます。

性格・背景

DEM II脱走事件で重傷を負い、全身を機械化したとされます。
当初は光の目と協調路線を取りますが、開門直前にボスと決裂し、激突することになります。

能力・戦闘スタイル

最大の武器は、対ソーサリージャマー「常識の盾」です。
これによって源術そのものを無効化できるため、魔術師であるソーサリアン相手にはメタ的に強い立ち回りが可能です。
加えて、伸縮自在の射出腕「ロケットアーム」や妖異弾「ジャマードバルカン」、「ソーサリーレーダー」など、全身サイボーグならではの物理火力と索敵能力を備えます。

作中での活躍・戦闘実績

開門直前、神の力を得た光の目のボスと激突し、対ソーサリー兵器でその力を無効化しながら「あと一歩」まで追い詰め、一時的に圧倒したとされます。
最後は神の邪眼によって頭部を吹き飛ばされ敗北しますが、神と化したボスに一矢報いた事実は特筆に値します。

ランキング理由

源術を無効化する能力は、この作品の主力である源術師勢に対して極めて有効です。
神の力を得たボスすら追い詰めた対ソーサリーの急先鋒として、上位に食い込む5位としました。
相性次第で格上を脅かす、本作の「搦め手」層を象徴する存在です。

強さ第4位 風林寺隼人(客演)

同じ松江名俊先生の前作『史上最強の弟子ケンイチ』からのクロスオーバー客演キャラです。
「無敵超人」の異名を持つ武術家の頂点であり、本作では終盤の「OB参上」回で登場します。

性格・背景

梁山泊の長老にして、先代「天啓の勇傑」の生き残りの一人という位置づけで参戦します。
前作を知るファンにとっては胸が熱くなる、特別な登場人物です。

能力・戦闘スタイル

源術(ソーサリー)を一切使わない、純粋な打撃・体術の使い手です。
本作最大のトピックは、物理攻撃が通用しない(無効化される)はずのソーサリアンに対しても、卓越した戦闘能力ゆえに打撃でダメージを通せるとされる点にあります。

作中での活躍・戦闘実績

終盤の開門時に先代勇傑として参戦し、光の目残党の討伐に加わったとされます。
登場シーンでは周囲の敵を一蹴する場面が伝えられており、別格の格を印象づけました。

ランキング理由

「打撃が源術師に通じる」だけでなく、最強格集団とされる「九つの目」のメンバーにも通用すると説明される、極めて例外的な存在です。
この一点だけでも本作屈指の実力者と言えます。
ただし、あくまで客演であり出番も限定的であること、素手の体術のみが武器であることを踏まえ、生身最強格の3位のすぐ下、4位としました。
なお、戦闘機クラスの相手にも対応できるといった示唆は情報源が限られるため、ここでは断定せず「最強格として扱われる存在」と位置づけています。

強さ第3位 閃光の影法師

影の源術を操る強力な源術師で、生身のキャラクターとしては作中最強格の一角です。
光の目に属し、階級「白銀の目」クラスの俊英とされます。

性格・背景

世界を終わらせるために暗躍する冷徹な存在で、その正体はDEM IIが生み出した人工精霊とされています。
この出自そのものが、彼の常識外れの強さを裏付けています。

能力・戦闘スタイル

「影」をキーとする源術を操り、影を爪・槍・刃・剣・颶風といった多彩な攻撃へと変えます。
身体能力を大幅に強化する「影の甲冑(ベオザサ)」や、結界術「戦いのカベ」も駆使し、近接戦にも滅法強いのが特徴です。
影を自在に武具・甲冑・結界へ変換する汎用性の高さは、まさに万能と言えます。

作中での活躍・戦闘実績

高校を襲撃し、ハルカやDEM(牧那デウス)を圧倒しました。
主人公トキワの左手と右足を切断する重傷を負わせたのも彼であり、作中でも屈指の戦闘描写を誇ります。
ハルカとDEMが2人がかりで挑んでも子ども扱いされたと伝えられるほどで、単体戦闘力は敵勢力でも別格です。

ランキング理由

神の力を得たボスとの直接対決は確認できませんが、生身のキャラクターとしては最強格に位置づけられます。
そして何より、最期に自身の魂を臨界させ、開いた門とともに消滅することでDEM IIを止めた立役者でもあります。
純出力の1・2位には一歩譲るものの、物語を締めくくった功績と単体戦闘力の高さを評価し、3位としました。

ネタバレ注意

閃光の影法師の正体、そして彼が自らの命と引き換えに門を封じる結末は、物語のクライマックスに直結する核心設定です。
未読の方はこの先の展開にご注意ください。

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強さ第2位 光の目のボス(9つの目の首領)

源術師集団の頂点「9つの目」を束ねる首領で、「神のかけら」の獲得を目的に開門計画を主導した最終ボス格の存在です。
純粋な出力という一点では、作中最強と呼ぶべき怪物です。

性格・背景

光の目(エイコズクロヘラ)の階級筆頭に立つ源術師の頂点で、「神の力」を手にすることを悲願としています。
その野望が、物語終盤の壮絶な戦いの引き金となりました。

能力・戦闘スタイル

もともと「千の剣死の舞踊」で無数の剣を実体化して操り、「進行の隔たり」で銃弾を防ぎ、「霞蝶の群れ」で肉体を蝶に変えて瞬間移動するなど、多彩な源術を操る実力者です。
そして「神の力」を得た後は、極大出力の炎の大剣や、視線による攻撃(邪眼)といった次元違いの力を手に入れたとされます。

作中での活躍・戦闘実績

アニマムンディーの乙女・アリアに強い感情が芽生えたのを察知すると、開門計画を前倒しにして彼女を誘拐し、終盤の決戦の口火を切りました。
そして「神のかけら」から神の力を得て異形へと変貌し、権藤やシヴァを瞬殺したとされます。
とりわけ、邪眼で権藤の頭部を吹き飛ばした描写は複数の情報源で確認できる作中屈指の見せ場であり、その純出力の凄まじさを象徴しています。

ランキング理由

純粋な力の大きさだけを見れば、神の力に到達したこのボスを作中最強とする見方も十分に成り立ちます。
しかし、有り余る神の力を人の身では制御しきれずに限界を迎え、最終的にDEM IIの反物質ビームで消し飛ばされてしまいました。
「最強出力を得ながら、それを制御できずに自滅した」という結末を重く見て、僅差の2位としています。

強さ第1位 DEM II(デウス・エクス・マーキナーII世)

物語終盤に自ら「神」と化した、本作のラスボス格にして到達点です。
科学兵器系統の源流的存在であり、あらゆる勢力の因縁の中心にいた黒幕です。

性格・背景

DEM I が製造した第二世代機で、表向きは消息不明とされていましたが、実際は権藤博士の内に潜んでいました。
牧那デウス(DEM III)とりいんの実体化の双方に関与した「造物主」ポジションであり、人間的な倫理を持たず、いわゆるロボット三原則すら克服しているとされる、底知れない存在です。

能力・戦闘スタイル

主兵装は、対象を消滅させる最強クラスの兵器「反物質ビーム」です。
生体三次元プリンターをはじめ現代科学を凌駕する技術を保有し、権藤の脊髄チップを利用して、その肉体を外部から操作・乗っ取ることまでやってのけます。
最大火力と搦め手(潜伏・操作)を兼ね備えた、まさに規格外の総合力です。

作中での活躍・戦闘実績

首を落とされてもなお動く権藤の身体を裏で操作していた黒幕として姿を現し、脊髄チップ経由の肉体乗っ取りを明かします。
それ以前には「神山」と名乗る偽装ボディで複数の勢力に紛れ込み、誰にも正体を悟らせないまま計画を進めていたとされ、潜伏と情報操作の巧みさも黒幕にふさわしいものです。
そして「神のかけら」を巡る争奪の中で自ら「神」へと変貌し、神の力を得た光の目のボスすら反物質ビームで消滅させました。
作中で到達しうる最上位の脅威に、確かに君臨した存在です。

ランキング理由

純出力ではボスを最強とする見方もありますが、そのボスを実際に消し去り、最終決戦の「神」となったのはこのDEM IIです。
反物質ビームによる消滅攻撃、肉体乗っ取り、そして神への変貌というスケールの大きさを到達点として、堂々の1位としました。
ただし、最後は閃光の影法師の門封じによって消滅する点も付け加えておくべきでしょう。
純粋な力の頂点だったボスと、それを呑み込んだ黒幕DEM II。
この2人の戦いは、本作の強さの二層構造を象徴する、まさに神クラスの接戦だったと言えます。

ネタバレ注意

DEM IIの正体と、彼が「神」へと至る展開は、本作最大の核心です。
またDEM II(敵・黒幕)と、味方である牧那デウス(DEM III)は別個体であり、反物質ビームはあくまでDEM IIの技である点にご注意ください。

番外・別格枠:アニマムンディーの乙女 アリア

ここまでの14名とは別に、強さの序列だけでは測れない特別な存在として「アリア」にも触れておきましょう。
弥多アリアは、「アニマムンディーの乙女」と呼ばれる人ならざる存在で、弥多ハルカの遠縁を装って同じクラスに転入してきた少女です。

自ら剣を交えることはなく、その力はもっぱら味方を支える方向に注がれています。
傷ついた者に生命力を吹き込んで癒やしたり、源術の要訣を人に授けたり、源術師の「審判の目」を封じたりと、戦況を陰から動かす支援能力の持ち主です。

彼女が物語の鍵を握るのは、その正体が「開門(存在の時)」に際して世界のカベを破る「扉の鍵」そのものだからです。
「神のかけら」を集約し、魂の臨界を引き起こすアニマムンディーの乙女、それがアリアであり、だからこそ光の目のボスは彼女を誘拐し、開門計画を一気に前倒ししました。
第2位・光の目のボスの項で触れた「アリア誘拐」は、まさに終盤の決戦の引き金だったのです。

戦う存在ではなく、「奪い合われ、守られる」側。
だからこそアリアは、強さのランキングとは別枠で、本作の物語の中心に立つヒロインだと言えます。

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ネタバレ注意

アリアの正体が「開門の鍵」であることは、物語終盤の決戦に直結する核心設定です。
未読の方はご注意ください。

まとめ

『トキワ来たれり!!』の強さランキングTOP14を、14位から1位まで振り返り、あわせて別格枠のアリアも紹介してきました。
改めて眺めてみると、この作品の強さには二つの軸があることが見えてきます。

一つは、神の力に到達したDEM IIと光の目のボスに代表される「純出力の神クラス」。
もう一つは、源術を無効化する権藤や、打撃で源術師を破る風林寺隼人のような「相性・搦め手で格上を食う技巧派」です。
単純な力比べだけでは決着がつかない、この二層構造こそが本作のバトルの醍醐味と言えるでしょう。

栄えある最強に選んだのは、自ら「神」となり最強出力のボスすら消し去ったDEM IIです。
とはいえ、純粋な力の大きさではボスに軍配を上げる見方も十分に成り立ちますし、生身最強格の閃光の影法師が最後に見せた覚悟も忘れがたいものがあります。

今回のランキングでは、忍の第四勢力「幻魔衆」の若手くノ一かがりも新たに加えました。
源術・忍術・科学兵器に「妖異廻し」まで交わる本作の懐の深さも、あわせて感じてもらえたらうれしいです。

面白いのは、その頂点に立ったDEM IIでさえ、生身の閃光の影法師が命を賭して放った門封じの前に消えていったことです。
神が神を消し去り、その神ですら一人の覚悟には抗えなかった。
この「撃破の連鎖」をどうたどるかで最強の見え方が変わってくるのが、本作の強さを語るうえでいちばん悩ましく、そして面白いところでした。
今回のランキングは、その連鎖の到達点を最上位に据えるという一つの読み解き方です。

本作は全13巻とコンパクトにまとまった作品ながら、源術・忍術・科学兵器が入り乱れる独特の世界観と、松江名俊先生ならではの熱いバトルが詰まった一作です。
前作ファンには嬉しい風林寺隼人の客演もありますので、気になった方はぜひ手に取ってみてください。
あなたが思う「最強キャラ」は誰でしたか。ぜひ自分なりのランキングも考えてみてくださいね。

なお本ランキングは、原作の描写と作中の撃破関係をもとにした当サイト独自の評価です。
能力や戦績には情報源によって解釈の分かれる部分もあるため、記事内では「とされています」等の表現を用いています。

トキワ来たれり!!の強さに関するよくある質問(FAQ)

トキワ来たれり!!で一番強いキャラは誰ですか?

本記事では、自ら「神」と化し、神の力を得た光の目のボスすら反物質ビームで消滅させたDEM IIを最強の1位としました。ただし、純粋な力の出力という点では光の目のボスを最強とする見方も成り立ち、この2人は僅差の神クラスの接戦です。

主人公の八坂トキワは強いのですか?

素の戦闘力だけを見ると、トキワはランキング最下位に位置します。しかし彼の真価は、戦況を分析し仲間を勝利へ導く指揮官としての「頭脳・指揮」型の資質にあります。中盤で得るマキナス義肢は高層ビル群を吹き飛ばすほどの切り札ですが、乱発できない諸刃の剣です。順位の低さが主人公としての格の低さを意味しないのが、このキャラクターの魅力です。

なぜ風林寺隼人が登場するのですか?

風林寺隼人は、作者・松江名俊先生の前作『史上最強の弟子ケンイチ』からのクロスオーバー客演キャラだからです。「無敵超人」の異名を持つ武術家で、本作では終盤の「OB参上」回に登場し、源術が効かないはずのソーサリアンにも打撃を通す例外的な強さを見せます。

源術と科学兵器はどちらが強いのですか?

どちらが上とは一概に言えず、相性で決まるのが本作の面白さです。源術(ソーサリー)は物理法則を超える強力な力ですが、権藤の「常識の盾」のように源術を無効化する科学兵器の前では相性が悪くなります。一方で、DEM IIの反物質ビームのように科学兵器側が神クラスの力を上回る場面もあり、力の種類ごとの噛み合わせが勝敗を大きく左右します。

「九つの目(9つの目)」とは何ですか?

源術師集団「光の目」の頂点に立つ、上位幹部たちの称号です。首領である光の目のボスをはじめ、マクガフィンなどの強力な源術師が名を連ねる、作中屈指の最強格集団です。物語の主軸である「神のかけら」を巡る争いの中心にいる存在です。

かがりやアリアはどんなキャラクターですか?

かがりは、カナタたちの刃隠衆とは別の忍集団「幻魔衆」に属する若手のくノ一で、妖異を捕らえて武器にする「妖異廻し」を操ります。当初はトキワ団の敵として現れますが、終盤には味方として協力します。一方のアリアは「アニマムンディーの乙女」と呼ばれる非戦闘の鍵ヒロインで、自らは戦わず、傷を癒やす力や源術を授ける力を持ちます。その正体は「開門」で世界のカベを破る鍵であり、光の目に狙われる物語の中心人物です。

DEM IIとDEM III(牧那デウス)は同じキャラですか?

いいえ、別個体です。DEM II(デウス・エクス・マーキナーII世)は自ら「神」と化した敵・黒幕で、反物質ビームを主兵装とします。一方のDEM III(牧那デウス)はDEM IIに製造されたトキワ団の仲間で、マキナスビーム系が主武装です。名前が似ているため混同されがちですが、立場も能力もまったく異なります。

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