「雑用係」と侮られて追放された付与術師が、実は世界を震撼させるほどの力を秘めていた。
『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで ~迷惑をかけないようにしてきましたが、追放されたので好きに生きることにしました~』は、戸倉儚さんによる「実は最強」系の追放ファンタジーです。
カクヨム・小説家になろう発の人気作で、アラカワシンさんによるコミカライズも刊行が続いており、2027年1月にはJ.C.STAFF制作でついにテレビアニメ化も決まっています。
放送前にキャラクターの実力をおさらいしておきたい、という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、主人公ヴィムをはじめとする登場キャラクターたちを「強さ」の視点でランキング化しました。
ただ、本作は連載途中ということもあり、数値化された戦闘力の序列がきっちり整備されているわけではありません。
そこで本記事では、純粋な戦闘力・作中での肩書・迷宮の到達階層・作中評価を根拠に、キャラの実力を丁寧に読み解いていきます。
さらに本作ならではの事情、「付与術で味方を強化する裏方こそが真の最強」という構造を踏まえ、別格枠+純戦闘力ランキング本体(1〜6位)+番外枠という三層構造で整理しているのが特徴です。
この記事は『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』の原作・コミック版のネタバレを含みます。
未読の方はご注意ください。
雑用付与術師 強さランキング一覧
まずは全体像を一覧表でご紹介します。
本作はキャラクター数が絞られた「実は最強」系の作品なので、順位を一列に並べるのではなく、実力の性質ごとにティア分けしました。
純戦闘力で測れるキャラは本体ランキング(1〜6位)へ、戦闘とは別の軸で強いキャラは番外枠へ、そして物差しそのものが変わってしまう主人公ヴィムは別格枠へと振り分けています。
| ティア | 位置づけ | キャラクター名 |
|---|---|---|
| 別格 | 真の最強・裏方 | ヴィム=シュトラウス |
| 上位 | 純戦闘力 1〜3位 | カミラ、ハイデマリー、アーベル |
| 中堅 | 純戦闘力 4〜6位 | クロノス、メーリス、ニクラ |
| 番外 | 別軸・戦闘描写不足 | リタ=ハインケス、ゴットヘルフ、ソフィーア、ラウラ |
この記事では、まず「純戦闘力の物差しには乗せづらいけれど確かに強い」番外枠の実力者たちを紹介し、続いて純戦闘力ランキング本体を第6位から第1位へと駆け上がっていきます。
そして最後に、すべての順位のさらに外側に立つ真の最強・ヴィムをじっくり掘り下げていく構成です。
番外編:ランキング外の実力者たち
純戦闘力ランキングに入る前に、まずは「強いのは間違いないけれど、戦闘力という物差しでは測りにくい」3人を番外枠として取り上げます。
彼女ら彼らを本体ランキングに無理やり押し込まないのは、そもそも戦い方の軸が違ったり、作中での戦闘描写が乏しくて数値化が難しかったりするためです。
リタ=ハインケス(盤外の影響力の強者)
「黄昏の梟(ミナーヴァ・アカイア)」のリーダーであり、アニメ公式では冒険者ギルド直属の調査隊リーダーとも紹介される少女です。
CVは倉持若菜さん。
性格・背景
見た目こそ背の低い無邪気な少女ですが、その正体は迷宮研究の自称第一人者を名乗るマッドサイエンティストです。
未知への探求心がとにかく強く、迷宮の謎を解き明かすためなら手段を選ばない一面を持っています。
能力・戦闘スタイル
リタの強さは剣や魔法ではなく、闇地図(裏の迷宮情報)の作成を取り仕切る元締めとしての影響力と情報網にあります。
あまりに広く暗い連絡網を握っているため、下手に手を出せば大規模な報復が起きるとされ、国家ですら排除に踏み切れないほどの抑止力を持つと描かれています。
作中での活躍・戦闘実績
直接的な戦闘シーンはほとんどありません。
第9巻では、少女ラウラを闇地図作成の「贄」にしようとする黒幕的な勢力として立ちはだかり、夜蜻蛉がラウラを保護するために交渉を迫られる展開が描かれます。
知的好奇心のために犠牲になった人間は万を超えるとも語られ、その影響力の大きさがうかがえます。
ランキング理由
純粋な戦闘力の描写がほぼないため、剣戟や魔法で測る本体ランキングには乗せられません。
ただし「盤外から国さえ動かせない」という別種の強さは、作中屈指と言ってよいものです。
だからこそ、序列の外側に置くべき別軸の強者として番外枠に位置づけました。
ゴットヘルフ(元・偉大な冒険者)
冒険者ギルドを取りまとめるギルドマスターであり、かつては偉大な冒険者として名を馳せた大ベテランです。
性格・背景
公明正大で筋を通す人物として描かれ、組織の長らしい重みを備えています。
非戦闘職であるヴィムが、その雰囲気だけで思わず萎縮してしまうほどの威圧感の持ち主です。
能力・戦闘スタイル
現役としての具体的な戦闘スキルは作中でほとんど明示されていません。
彼の強さは、数々の迷宮の危険と修羅場をくぐり抜けてきたという「経歴」と、そこから滲み出る貫禄によって間接的に示唆されているにとどまります。
作中での活躍・戦闘実績
かつて迷宮の深部で名を残したとされますが、ギルドマスターとしての現在は管理・運営が中心で、直接戦うシーンは確認できません。
実戦での強さは、あくまで過去の実績からの推定にとどまっています。
ランキング理由
経歴上の「格」は非常に高いものの、現役の戦闘描写が乏しく、純戦闘力として数値化するのが困難です。
無理に順位化すると根拠の薄い推測になってしまうため、元・偉大な冒険者という肩書きを尊重しつつ番外枠としました。
ソフィーア(非戦闘型の分析役)
追放されたヴィムの後任として竜の翼に加わった、長耳族(エルフ)の女性です。
ヴィムが担っていた索敵・マッピング・収支管理といった後方支援ポジションを引き継ぎます。
性格・背景
理性的で抜け目がなく、物事をよく弁えた冷静な観察者です。
加入早々、無能と聞かされていた前任者ヴィムが残した大量かつ高度な書類や複雑な会計処理を目の当たりにして絶句し、リーダーのクロノスに不信感を抱くことになります。
能力・戦闘スタイル
個人の戦闘力を示す技やスキルの描写は乏しく、戦闘型ではありません。
強みは、パーティの実力や人間関係を冷静に見抜く観察眼と分析力、そして事務処理能力にあります。
作中での活躍・戦闘実績
初陣となる第35階層の探索で、竜の翼の実力不足とヴィムの異常なまでの有能さを確信します。
マップすら把握していないメンバーに探索のやり方を教えるなど、パーティ運用面を陰で支える役回りが中心です。
なお、加入には何らかの目的があったとする解説もありますが、単一の情報源に寄る見方のため、ここでは断定を避けておきます。
ランキング理由
本作屈指の的確な実力評価「竜の翼の面々は光る物はあるので中堅パーティーくらいならやっていける」を口にするのは、実は彼女です。
分析役としては極めて優秀ですが、個人の戦闘描写がほぼないため、純戦闘力ランキングの対象からは外し、番外枠としました。
ラウラ(ヴィムの付与術を継ぐ成長株)
もともとは冒険者ではなく、悪徳パーティー「黄昏の梟」に闇地図作成の「贄(にえ)」にされかけていた少女です。
夜蜻蛉の決死の救出作戦によって保護され、以降はヴィムたちの庇護下に入ります。
性格・背景
事件に巻き込まれた被害者の少女で、第99階層での負傷により自力歩行が難しくなるという深刻なハンデを負ってしまいます。
それでも懸命に前を向こうとする姿が、ヴィムの心を動かすことになります。
能力・戦闘スタイル
当初は職業を持たない一般人でした。
ヴィムが彼女のために新たな付与術を開発したものの「術者が常に同行しなければならない」という制約が生じたため、第74代目賢者ハイデマリーが「職業取得の儀」を執り行い、ラウラ自身を付与術師にするという道が選ばれます。
つまり彼女は、ヴィムと同じ付与術師になりたての後進という位置づけです。
作中での活躍・戦闘実績
救出される側であり、戦闘描写や戦績はほとんどありません。
負傷というハンデを抱えながら、付与術師として第一歩を踏み出したばかりの、成長途上のキャラクターです。
ランキング理由
現時点では戦闘力で測れるキャラクターではないため、純戦闘力ランキング本体には含めていません。
ただ、本作の主人公ヴィムの力=付与術を象徴的に受け継ぐ稀有な存在です。
『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』というタイトルの先を担いうる将来性枠として、番外で紹介しました。
雑用付与術師 純戦闘力ランキング本体(第6位〜第1位)
ここからは、剣技・魔法・回復といった「純粋な戦闘力」で測れるキャラクターを、第6位から第1位まで順に紹介していきます。
基準線となるのは、主人公ヴィムを失って中堅止まりになった竜の翼の面々です。
彼らを起点に、上位の実力者がどれほど別格かを見ていきましょう。
強さ第6位 ニクラ
竜の翼に所属する回復担当の女性で、あらゆる怪我をたちどころに癒す腕前から「神の寵児」とまで呼ばれた回復の使い手です。
性格・背景
冷静で物静かな性格とされ、パーティの生命線を静かに支える存在です。
リーダーのクロノスとは、仲間や恋人というよりも、互いに寄りかかり合う共依存に近い関係にあると描かれています。
能力・戦闘スタイル
職業は神官(回復職)。
攻撃的なスキルは持ちませんが、その治癒能力は「神の寵児」と称されるほど高く評価されています。
どんな深手も即座に治してしまう回復性能で、パーティの継戦能力を担保するタイプです。
作中での活躍・戦闘実績
後方支援ポジションのため、個人としての攻撃的な戦績はほとんど描かれていません。
強さはあくまで回復性能の高さで示されます。ただし、ヴィムの索敵・強化という後ろ盾を失った竜の翼では、第35階層から先で連携そのものが崩れ、思うように立ち回れなくなってしまいます。
ランキング理由
治癒能力の評価は高いものの、個の戦闘火力という点では攻撃職の2名に一歩譲ります。
中堅ティアの一員として、純戦闘力では第6位としました。
強さ第5位 メーリス
竜の翼に所属する攻撃魔術師です。
リーダーのクロノスと組んで、新人とは思えない鬼神のごとき強力な攻撃を繰り出すと評判でした。
性格・背景
元気で快活な性格とされます。
クロノス・ニクラとともに、互いに寄りかかり合う共依存的な関係の中でパーティを回してきた一人です。
能力・戦闘スタイル
攻撃魔術を得意としますが、その火力はクロノスとの連携を前提としている色が濃く描かれています。
単独での戦闘描写は乏しく、個人火力の上限を示す明確な戦績は、連載中の現時点では整備されていません。
作中での活躍・戦闘実績
クロノスとの連携攻撃が主力で、コンビ火力として高く評価されていました。
しかし、ヴィムの後方支援を失うと第35階層より深いところで連携が崩れてしまい、後の闇地図事件では拘束される側に回ることになります。
ランキング理由
攻撃職としての地力は本物とされ、回復専任のニクラよりは個人の攻撃火力で上と見て第5位としました。
ただし連携頼みの側面が強く、中堅ティアの範囲を超えるものではありません。
強さ第4位 クロノス
少数精鋭パーティ「竜の翼(ドラハンフルーグ)」のリーダーであり、雑用係だったヴィムを追放した張本人です。
CVは水中雅章さん。
性格・背景
ヴィム以外を自分に好意的な女性メンバーで固め、反論を許さない圧力でイエスマン化させていたパワハラ気質の人物として描かれます。
ヴィムを追放した理由も「第97階層の階層主へのトドメを持っていかれた」という逆恨みじみたもので、器の小ささが際立ちます。
能力・戦闘スタイル
剣技を主体とする前衛職で、魔術師メーリスとの連携攻撃を得意とします。
個人の剣技・地力そのものは「本物」とされますが、戦術面をヴィムの強化・索敵・マッピングに全面依存していたことが、後に致命的な弱点として露呈します。
作中での活躍・戦闘実績
物語序盤では第97階層の階層主攻略に関わるパーティのリーダーでした(実際にトドメを刺したのは付与術師ヴィムでしたが)。
ヴィム離脱後は急速に失速し、第35階層の怪物を相手取るのがやっとという状態にまで落ち込みます。
その後、連携を磨き直して第50階層まで戦えるところまで持ち直しました。
ただし最終的には、冒険者ギルドが固く禁じる「闇地図」に手を染めていたことが露見し、パーティーハウスを群衆に襲撃され、団員が拘束される結末を迎えます。
ヴィムを追放した代償として痛烈な”ざまぁ”が突きつけられる、本作らしい因果応報のクライマックスです。
ランキング理由
ソフィーアから「中堅パーティーくらいならやっていける」と評される、まさに中堅ティアの基準線(リーダー格)です。
竜の翼の3人の中では前衛の要としてまとめ役を担うため、本体ランキングでは第4位としました。
強さ第3位 アーベル
最大手パーティー「夜蜻蛉(ナキリベラ)」で盾部隊長を任されている青年です。
団長カミラの直下でタンク(壁役)部隊を束ねる、夜蜻蛉の幹部格にあたります。
性格・背景
初対面のヴィムにも軽口を交わせる気さくさと、門番として丁寧に応対する律義さを併せ持つ人物です。
ヴィムの洗練された強化(バフ)や徹底したリスク管理、その戦闘力を強く尊敬しており、心酔していると言えるほどの信奉者として描かれます。
能力・戦闘スタイル
前衛の盾役(タンク)として、防御・壁役に特化した堅実な戦い方をするとされます。
固有の職業名まではっきり明かされているわけではありませんが、最大手パーティーの盾部隊を統率する立場から、味方の被弾を引き受けて戦線を支える耐久型の実力者と読み取れます。
作中での活躍・戦闘実績
単独撃破や到達階層といった具体的な数値の戦績は、現時点の描写では多くは語られていません。
それでも、国内最強クラスの団長カミラを擁する夜蜻蛉で「部隊長」を任されているという事実そのものが、一定以上の実力を裏づけています。
ランキング理由
攻撃火力で測る純戦闘力では、頂点のカミラや全職の魔法を操るハイデマリーには一歩譲ります。
一方で、ヴィムという後ろ盾を失って「中堅」に落ち着いた竜の翼の面々より上に置くのが自然な、最大手・夜蜻蛉の前衛幹部です。
防御特化ゆえ派手な撃破シーンは少ないものの、最強パーティーの壁を担う格として第3位としました。
強さ第2位 ハイデマリー
最大手パーティー「夜蜻蛉(ナキリベラ)」の次期幹部候補にして、希少職「賢者」の第74代目を務める少女です。
ヴィムの幼馴染でもあります。CVは菱川花菜さん。
性格・背景
連載開始以前からヴィムの異常な才能に気付いており、病的なまでの執着を見せるストーカー気質の持ち主です。
対人関係は壊滅的ですが、その実力は折り紙付きで、周囲からの信頼も厚い存在です。
能力・戦闘スタイル
「賢者」は、索敵などの基本に加えて、戦士・魔術師・神官・付与術師といった全職の魔法を使いこなし、さらに新たな魔術まで生み出せる希少職です。
他者に職業を授ける「職業取得の儀」を執り行える点でも別格の存在といえます。
代表的な魔法「氷の槍(イース・スピア)」は、相手の頭上に生成した氷の槍を質量兵器のように叩き落とす技で、ヴィムの付与強化が乗れば「軽い戦略兵器級」の威力になるとされています。
作中での活躍・戦闘実績
第99階層の角猿戦などで、無茶な戦い方をするヴィムを止めようと介入する立ち回りが描かれます。
第9巻では、負傷した少女ラウラに職業を授ける「職業取得の儀」を執り行うなど、賢者としての中核的な役割を担っています。
ランキング理由:全職の魔法に対応でき、新魔術まで創れる汎用性の高さは作中随一です。単体火力・戦術の幅ともにトップクラスで、レビューでも「チート少女」と評されるほど。純粋な近接パワーで頂点に立つカミラにわずかに譲る形で、魔法系の頂点として第2位に位置づけました。
強さ第1位 カミラ
最大手パーティー「夜蜻蛉(ナキリベラ)」の団長を務める、銀髪長髪の女戦士です。
純戦闘力ランキングの頂点に立つのが、この人物です。CVは渡辺明乃さん。
性格・背景
弱きを助け強きを挫く人柄で、団員からの信頼は絶大。
夜蜻蛉が諍いのない完全ホワイト企業と評されるのも、彼女の人徳あってこそです。
リーダーシップに加え、事務処理や外交までこなす万能ぶりを見せる一方、戦闘スタイルは「筋トレとタンパク質だ!!」を信条とする筋肉至上主義の脳筋気質という、ギャップの大きい人物です。
能力・戦闘スタイル
魔剣「大首落とし」を振るう攻撃特化型の戦士です。
奥義【倍加】は、魔剣に魔力を纏わせて刀身を数倍に延長し、自分の数倍以上もある巨体の首を一撃で刎ねる大技。
さらにヴィムの強化バフを前提に発展させた「巨人狩り」では、超大剣で敵を丸ごと両断してみせます。
作中での活躍・戦闘実績
ヴィムの実力を見極めるために大型ゴーレム戦をわざわざ設定して対峙するなど、その眼力と実力の高さがうかがえます。
第99階層の角猿戦では、猛攻の前に一度は戦闘不能に追い込まれる場面もあり、トップ戦力でも単独では届かない敵の存在が示されました。
それでも、ヴィムの強化を受けると「肉体成長の限界を突破し、バケモノから大バケモノになる」と評されるほど伸びしろのある戦士です。
ヴィムからは強化バフのリスクを説明され「3倍ほどが安全圏」と聞かされていましたが、実戦ではその何倍もの底上げを臆さず求めるほど、彼の付与を全幅の信頼で使いこなします。
頭打ちだった自分の殻を破ってくれる触媒を得たことへの期待の裏返しでもあり、カミラという戦士の伸びしろがヴィム次第でどこまでも広がることを物語っています。
ランキング理由
公式・複数の情報源が一致して「フィールブロン最高の戦士」「国内最強クラス」と紹介する、純戦闘力の最上位候補です。
鍛えても自分の殻を超えられない頭打ちの焦りを抱えていましたが、その上限を破ったヴィムに病的なまでの期待を寄せます。個の戦闘力で測る本ランキングでは、堂々の第1位です。
番外・別格枠:真の最強「ヴィム=シュトラウス」
ここまで純戦闘力でランキングを組んできましたが、本作のタイトルが示す真の最強は、その物差しの外側にいます。
それが主人公・ヴィム=シュトラウスです。CVは川島零士さん。
性格・背景
童顔で小柄、「ふひひ…」が口癖のコミュ障気質の青年です。
竜の翼時代は雑用係として不当に扱われ、自分の価値を全否定してしまうほど承認欲求とトラウマを抱えていました。
非戦闘職でありながら自衛用の山刀(マチェット)を携え、前衛でもないのに黙々とトレーニングを積む、努力の人でもあります。
能力・戦闘スタイル
ヴィムの本領は「付与術(強化バフ)」です。
武器・防具はもちろん、対象の骨・筋肉・神経・関節にまで精密な強化を施し、「歴戦の老兵が全盛期の動きを取り戻す」水準の職人技を持ちます。
制御を誤れば骨を折るなど、かえって味方を傷つけかねないことから付与術師は不遇職とされますが、ヴィムはそれを精密制御で克服した希少な実力者です。
さらに、複数のバフを重ねがけする「瞬間増強(パンプアップ)」を操り、その倍率は巻を追うごとに大きく跳ね上がっていくとされています(具体的な倍率は情報源によって差があるため、ここでは断定しません)。
加えて、基本魔術を極めた索敵・マッピングや、専門職レベルの事務処理までこなす万能ぶりです。
ヴィムの切り札が【移行:傀儡師(ペプンシュピーラー)】です。
脳を強化して処理速度と判断力を飛躍的に高める禁断の付与術で、圧倒的な速度と正確な予測で戦局を支配します。
ただし使用中は言動が変わる「ハイ」状態に陥り、記憶を失うなどの副作用を伴うとされ、まさに諸刃の剣といえる技です。
作中での活躍・戦闘実績
竜の翼在籍時には、仲間の危機に単独で階層主を撃破し、それが逆恨みによる追放の引き金になりました。
夜蜻蛉に加入してからは、トップ戦力のカミラですら単独では退けられなかった第99階層の階層主「角猿」に、【移行:傀儡師】を用いて対抗する姿が描かれます。
カミラやハイデマリーといった実力者すら「バケモノから大バケモノへ」と引き上げてしまう、まさに戦力を最大化する触媒です。
別格枠とした理由
ヴィム自身の直接戦闘力が飛び抜けて高いわけではありません。
しかし、味方を別格化する強化バフ、緻密な索敵・事務、そして自ら階層主を討つ切り札まで揃えた「総合戦力」で見れば、作中最強級であることは疑いようがありません。
「自分の力に無自覚な雑用係が、真の力に気付いたとき世界が震撼する」
この作品のタイトルそのものを体現する存在であり、純戦闘力の物差しには収まらない別格の最強として位置づけました。
まとめ
📜🪄════════════◇
— TVアニメ『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』公式 (@zatsuyofuyo_pr) March 20, 2026
#雑用付与術師 TVアニメ化決定⚔
2027年1月から放送開始✨
◇════════════🪄📜
TVアニメ公式HPがオープン‼https://t.co/KEp30DyI8o
主人公・ヴィム=シュトラウスがマチェットと付与術で戦う戦闘時の一幕が描かれたティザービジュアルを公開🗡️ pic.twitter.com/UOdji6TQUF
『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』の強さを、別格枠・純戦闘力ランキング本体・番外枠の三層で読み解いてきました。
純粋な戦闘力の頂点は「国内最強クラス」と評される夜蜻蛉団長のカミラ、それに賢者ハイデマリー、盾部隊長アーベルと、最大手・夜蜻蛉の面々が続きます。
竜の翼のクロノス・メーリス・ニクラは、ヴィムという後ろ盾を失って初めて自分たちの立ち位置が「中堅」だったと突きつけられる、本作らしい皮肉を背負ったキャラクターたちです。
そして、救出された少女ラウラが賢者の儀を経てヴィムの付与術を継ぐ「成長株」として物語の先を担っていくのも、静かな見どころです。
そして忘れてはならないのが、すべての物差しの外側に立つ主人公ヴィム。
彼が味方を強化した瞬間、ランキングの序列そのものが軽々と塗り替えられてしまう。
そこにこそ、この「実は最強」ものの醍醐味があります。皆さんは、純戦闘力トップのカミラと、真の最強ヴィム、どちらに惹かれるでしょうか。
ぜひあなたなりの最強論も考えてみてください。
2027年1月からはJ.C.STAFF制作でテレビアニメの放送も控えています。
原作・コミックで描かれてきた付与術バトルや「ざまぁ」展開が映像でどう動くのか、今からとても楽しみですね。
放送に向けて、ぜひ本作をチェックしてみてください。
※本記事の情報は2026年8月時点のものです。
連載の進行やアニメ化に伴い、設定や評価が更新される可能性があります。
雑用付与術師の強さに関するよくある質問(FAQ)
最後に、本作の強さについて多く寄せられる疑問にお答えします。
『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』で一番強いのは誰ですか?
純粋な戦闘力で見るなら「フィールブロン最高の戦士」「国内最強クラス」と評される夜蜻蛉団長のカミラが第1位です。ただし、作品のテーマである「総合戦力」で見れば、味方を別格化しつつ自ら階層主も討つ主人公ヴィムが、物差しの外側に立つ真の最強といえます。
主人公ヴィムはなぜランキング1位ではなく別格枠なのですか?
ヴィム自身の直接的な近接戦闘力が飛び抜けて高いわけではないためです。彼の真価は「味方を最強化する強化バフ」と索敵・事務、そして切り札の【移行:傀儡師】による総合力にあります。純戦闘力という一列の物差しには収まりきらないので、序列の外に置く別格枠として扱いました。
カミラとハイデマリー、強いのはどちらですか?
本記事では、純粋な近接パワーで頂点に立つカミラを第1位、全職の魔法を操り新魔術まで生み出せる賢者ハイデマリーを第2位としています。どちらもヴィムの強化が乗ると戦略兵器級に跳ね上がる「触媒次第で化けるタイプ」で、火力の方向性が近接か魔法かという違いが大きいといえます。
竜の翼のクロノスたちはなぜ中堅止まりなのですか?
彼らの実力(剣技・魔術・回復)そのものは本物とされますが、戦術面をヴィムの強化・索敵・マッピング・事務に全面的に依存していたためです。ヴィムを追放した後は連携が崩れ、第35階層の怪物に苦戦するまで失速しました。その後の努力で第50階層まで持ち直しますが、「中堅パーティーくらいならやっていける」という評価どまりです。
アニメはいつから放送されますか?
テレビアニメは2027年1月からの放送が予定されています。制作はJ.C.STAFFで、原作は戸倉儚さん、コミカライズはアラカワシンさんが手がけています。主人公ヴィム役の川島零士さん、ハイデマリー役の菱川花菜さんに続き、カミラ役の渡辺明乃さん、クロノス役の水中雅章さん、リタ役の倉持若菜さんら追加キャストも発表されています。









