人間と喰種が共存する東京を舞台に、壮絶な戦いが繰り広げられた『東京喰種トーキョーグール』。
CCGの捜査官から凶悪な喰種、そして人間と喰種の狭間に生きる半喰種まで、作中には数多くの強者が登場します。
本記事では、無印から:reまでの全シリーズを通じて登場した129名のキャラクターを対象に、戦闘実績・能力の強さ・作中での評価を総合的に判断した強さランキングをお届けします。
あなたの推しキャラは何位にランクインしているでしょうか?
※この記事は『東京喰種トーキョーグール』および『東京喰種トーキョーグール:re』のネタバレを含みます。
強さランキング一覧
| ランク | 順位 | キャラクター名 |
|---|---|---|
| SSランク | 1〜3位 | 金木研、有馬貴将、旧多二福 |
| Sランク | 4〜7位 | エト、芳村、鈴屋什造、滝澤政道 |
| Aランク | 8〜15位 | 神代利世、亜門鋼太郎、鯱、篠原幸紀、黒磐巌、法寺項介、ドナート・ポルポラ、タタラ |
| Bランク | 16〜25位 | 帆糸ロマ、ウタ、四方蓮示、宇井郡、瓜江久生、ノロ、六月透、霧嶋新、安久黒奈、平子丈 |
| Cランク | 26〜40位 | 和修政、葉月ハジメ、ヤモリ、安浦清子、田中丸望元、伊丙入、笛口雛実、カナエ=フォン・ロゼヴァルト、霧嶋絢都、死堪、松前、入見カヤ、古間円児、月山習、霧嶋董香 |
| Dランク | 41〜57位 | 米林才子、不知吟士、オロチ、小静麗、ナキ、真戸暁、鉢川忠、ビッグマダム、キジマ式、草刈ミザ、ナッツクラッカー、真戸呉緒、マイロ、半井恵仁、ニコ、オニヤマダ、安久奈白 |
| Eランク | 58〜75位 | 大瀬、黒磐武臣、阿原半兵衛、瓶兄弟、府河、伊東倉元、黛、井寺承正、ホオグロ、ピクハゲ、伊丙士皇、僧頭理界、有馬夕乍、穂木あゆむ、富良太志、有根、千之睦、阿藤大介 |
| Fランク | 76〜100位 | 巴ユミツ、キンコ、電車の少女、三波麗花、ルチ、環水郎、御影三幸、林村直人、磯山重司、下口房、大芝亮汰、田井中寛和、黒俵、児張、縦島、伊佐井、冴木空男、ハギ、ギル、道端信二、岡平、茨橋俊一、ガンボ、髭丸トウマ、丸手斎 |
| Gランク | 101〜129位 | 五里美郷、ガギ、グゲ、イチミ、ジロ、サンテ、小林、里見紫苑、戸賀美帆、行道風舞、赤井丈文、車谷東吾、沢池竜太、梅野雅巳、根津安人、村松キエ、田方エリナ、久木山翔吾、陶木陽菜、沼淳、笛口リョーコ、中島康智、草場一平、永近英良、万丈数壱、阿倍麻衣子、吉田カズオ、ユウマ、安浦晋三平 |
第129位 安浦晋三平
しんさんぺー
はっぴーばーすでー#東京喰種re#安浦晋三平 pic.twitter.com/MaDLdqwfTC— 竜遺児 (@TG_110908) November 18, 2019
安浦清子特等捜査官の甥(妹の息子)にあたるクインクス班の二等捜査官(79期)です。
身長185cm・体重85kgという大柄な体格で、前髪が目を隠すほど長く、当初は引っ込み思案で穏やかな性格でした。
趣味は手品・読書・釣りと意外にインドア寄りな一面も持っています。
性格・背景
第七アカデミージュニア出身の特待生ですが、首席だった伯母の清子とは異なりアカデミー時代の成績は振るわなかったとされています。
伯母とは良好な関係を築いていましたが、隻眼の王(金木研)に両足を奪われたことで強い憎悪を抱くようになりました。
ロゼ編後にクインクス班へ加入し、六月透を師事するうちに攻撃性が増していき、「おばさんと同じ目に遭わせてやるから」と口にするほど復讐心に駆られた危険人物へと変貌を遂げました。
穏やかだった青年が手段を選ばない過激な性格へ変わっていく過程は、作中でも印象的に描かれています。
能力・戦闘スタイル
羽赫の赫子を持ちますが、放出するのではなくブレード状に展開して近接戦闘に用いるスタイルが特徴的です。
クインケは尾赫のCレート武器「ツナギhard」を装備しており、赫子とクインケの二刀流で戦います。
ピエロ掃討戦では六月の指導を受けながらピエロの構成員を蹂躙する場面もありました。
しかし、六月と結託してRc抑制剤を用いた搦め手で隻眼の王に挑んだ際は失敗に終わっています。
黒山羊の基地襲撃時には四方蓮示と2対1(六月との共闘)で交戦しましたが、六月が敗北した隙に油断が生じ、四方に首を折られて気絶させられました。
ランキング理由
クインクスとしての素養と恵まれた体格を持ちながらも、経験不足と復讐心による視野の狭さが目立ちました。
六月との2対1でも四方蓮示に勝てず一蹴されている点は、上位の実力者との圧倒的な差を示しています。
アカデミー時代から成績が伸び悩んでいたことや、感情に支配されやすい性格が戦闘面でもマイナスに働いており、この順位となりました。
第128位 ユウマ
月山家の執事を務める喰種で、恋人のメイド・アリザと共に月山習に忠実に仕えていました。
政財界に大きな影響力を持つ名門・月山家の使用人は全員が喰種で構成されており、ユウマはその中で執事という要職を任されていた人物です。
性格・背景
月山家への絶対的な忠誠心を持ち、使用人としての務めを全うする実直な性格です。
収穫(人間の誘拐)任務の際に、使用人頭格の松前を庇ってCCGに捕獲され、コクリアに収容されました。
CCG准特等捜査官キジマ式は「ロゼ」の正体を突き止めるためにユウマを標的とし、「削ぎ師キジマ」の異名通り体の一部を削ぎ落とすほどの過酷な拷問を加えました。
さらにその拷問映像をSNS上に公開するという非人道的な手段に出ましたが、ユウマは一族への忠誠心から最後まで口を割らず、そのまま殺害されています。
恋人のアリザはユウマの投獄で精神を病み、彼を救出しようと単身キジマに挑みましたが返り討ちに遭い、月山財閥の秘密を暴露させられた末に首を刎ねられて命を落としました。
ユウマとアリザの悲劇がロゼ(月山家)の正体発覚につながり、月山家殲滅戦の引き金となったという点で、物語を大きく動かした重要なキャラクターです。
能力・戦闘スタイル
赫子は鱗赫を持つとされていますが、作中でユウマが赫子を展開して戦闘する場面は描かれていません。
月山家の使用人は松前やマイロのように高い戦闘力を持つ者もいますが、ユウマは執事としての職務が中心であり、直接的な戦闘実績は確認されていません。
ランキング理由
戦闘描写が皆無であり、純粋な戦闘力の判定が極めて困難です。
月山家の使用人という立場から一定の実力はあったと推測されますが、松前やマイロのような具体的な戦闘シーンがないため高く評価することはできません。
一方で、キジマ式の凄惨な拷問を受けても情報を漏らさなかった精神的な強靱さは特筆に値し、その忠誠心と犠牲は作品全体の展開に大きな影響を与えました。
第127位 吉田カズオ
吉田カズオの話でもするか pic.twitter.com/f5gmAqKgxQ
— 流星 (@sleeping_ryusei) June 25, 2024
20区のフィットネスクラブ「ZEN」でエアロビクスのチーフインストラクターを務める41歳の男性喰種です(4月10日生まれ・牡羊座・身長179cm・体重60kg・血液型A型)。
わずか8コマ(切断された部位を含めても14コマ)の登場で退場するという、作中屈指の短い出番で知られています。
声優は丹沢晃之が担当しました。
性格・背景
41年間にわたり人間社会に溶け込んで生活してきたお人好しな喰種です。
日課のトレーニングで体は引き締まっており、性格も良く金銭的にも問題がないという恵まれた条件を持ちながら、頬がこけて髭の剃り跡が目立つ顔立ちから、同僚にも「顔がねー」と言われてしまう不運な人物でした。
趣味はコーヒータイム(喰種が口にできる数少ない飲料)とサイクリングで、職場では人望があったとされています。
喰種としては人間社会への適応力が高く、頭の良い部類に入ると推測されています。
能力・戦闘スタイル
赫子のタイプは不明で、あまり強くない喰種であるためそもそも赫子自体を展開できなかった可能性も指摘されています。
戦闘シーンは一切なく、芳村(あんていくの店長)からリゼの喰場を正式に譲り受けて食事をしていたところ、テリトリーを侵されたと主張する西尾錦に襲撃されました。
第4話「コーヒー」にて、フィットネスクラブ会員の川居(セクハラ常習者)を捕食中に空腹の金木が匂いに引き寄せられて遭遇し、直後に現れたニシキの「にしキック」で頭部を切断されて即死しています。
最期の言葉は「すぞ」(途中で絶命)でした。
実際にはカズオが芳村を通じて正規に喰場を受け取っていたため、ルールを破っていたのはむしろニシキの方だったという皮肉な状況です。
ランキング理由
戦闘能力を発揮する場面が一度もなく、ニシキの一撃で即死していることから戦闘力は極めて低いと推測されます。
赫子すら使えなかった可能性がある点も考慮し、この順位としました。
なお、かませ役と思われがちなカズオですが、作者の石田スイには非常に愛されており、単行本の巻末おまけ漫画にたびたび登場するほか、小説版『東京喰種[日々]』ではカズオが主役の短編が収録され、ほろ苦い恋と友情の日常が描かれています。
BD・DVD版第1話の予告ミニアニメでもギャグ形式で死ぬまでの経緯が描かれるなど、本編の出番とは裏腹に根強い人気を持つ隠れた名キャラクターです。
第126位 阿倍麻衣子(マダムA)
#阿部麻衣子生誕祭2017 #阿部麻衣子生誕祭 #5月15日は阿部麻衣子の誕生日 #東京喰種が好きな人RT #阿部麻衣子が好きな人RT pic.twitter.com/lWxtgoiWTz
— カズマ@この素晴らしい世界に祝福を (@HbmdTHkHuAOieci) May 14, 2017
喰種レストランの会員で、金髪のウィッグにぼさぼさの黒髪を隠した富裕層の喰種です。
身長160cm・体重55kg、5月15日生まれとされています。
赤いドレスに黒いファーの襟、緑のサングラスという派手な装いが特徴で、嘉納明博から提供された人工喰種の失敗作「タロちゃん」を飼い人として溺愛していました。
性格・背景
元々は飢餓状態に陥るほど貧しい喰種で、過去には嘉納自身を襲おうとして護衛に撃退されたこともあるとされています。
その後、嘉納から豪奢な生活を提供する職を提案され、人工喰種の失敗作であるタロちゃんの飼育係として多額の金銭を得るようになりました。
タロちゃんは喰種レストランで「解体屋(スクラッパー)」として人間の解体ショーを担当しており、マダムAを「まま」と呼んで従属する関係でした。
しかし、月山習がカネキを独占したいという欲望から交換条件を持ちかけた際、タロちゃんを食材として差し出すという選択をしています。
護衛としてリゼの赫包を移植された半喰種の双子、安久黒奈(クロ)と安久奈白(シロ)がついており、二人は絶妙なコンビネーションで攻撃を行う実力者です。
マダムA自身が戦闘に出る場面は一切なく、護衛に完全に依存した生活を送っていました。
危機察知能力に優れた一面があるとも描写されています。
能力・戦闘スタイル
赫子のタイプやCCGのレート認定は不明です。
作中で戦闘シーンは一切なく、喰種レストランの襲撃時にはカネキから逃亡に成功したものの、その後カネキたちに追い詰められた際はシロとクロが応戦する中で捕縛され、嘉納の居場所を白状しています。
この情報がカネキを嘉納の屋敷へと導き、地下室でのシロ・クロ・ナキ・鯱・エトらアオギリの樹メンバーとの遭遇、そして嘉納本人との対面へと繋がりました。
ランキング理由
戦闘力は皆無に近いと推測されます。
戦闘キャラではなく、カネキが嘉納の居場所を突き止めるための情報源としての役割が主でした。
喰種レストランと嘉納の人体実験を繋ぐキーキャラクターとしての存在意義は大きく、護衛のシロ・クロの存在によって嘉納がリゼの赫包で複数の半喰種を生み出していることをカネキに確信させた重要な場面を担っています。
最終回の6年後には農業に目覚め、サブロウという牛を飼育するなど食と命の尊さを知って平穏に暮らしているとされています。
強さランキングにおいては最下位の評価となります。
第125位 万丈数壱
本日10月11日は東京喰種より万丈数壱の誕生日です。
声優さんは伊藤健太郎さんです。
数壱誕生日おめでとうございます#東京喰種#万丈数壱生誕祭#万丈数壱生誕祭2020 pic.twitter.com/qeTl2mBzF3— 日向(ひゅうが)ねぎポン&勇魏⚓☠︎ (@yuginegi0422) October 10, 2020
11区の元リーダーで、金木研の仲間として行動を共にした大柄な喰種です。
身長187cm・体重92kgという屈強な体格とは裏腹に、穏やかで仲間思いの性格が多くのファンに愛されています。
性格・背景
10月11日生まれのてんびん座、血液型はAB型です。
11区に滞在していた神代利世(リゼ)の美しさと強さに一目惚れし、リゼが去る際に冗談交じりにリーダーを任されたことでそのまま11区をまとめていました。
その後アオギリの樹に支配権を奪われ、反アオギリのリーダーとして抵抗を続けます。
学校に通っておらず年相応の読み書きができませんでしたが、カネキグループに加入後はカネキの「盾」となるべく、文字の勉強や厳しい特訓を受けています。
仲間の名前を毎週復唱するなど義理堅い人物で、「仲間に何かあったら全部自分のせい。
一人で全部かかえて弱音の一つもはかねぇ…」という言葉に象徴されるように、常に他者を優先する献身的な性格の持ち主です。
月山習からは「バンジョイくん」というあだ名をつけられていました。
部下のイチミ・ジロ・サンテの3人からの信頼は非常に厚く、彼らは終始万丈に付き従っています。
能力・戦闘スタイル
羽赫の赫子を持ちますが、当初はまともに赫子を出すことすらできず、部下から「頑丈さだけが取り柄」と評されていました。
嘉納を追い詰める際にエトに肋骨をくり貫かれた瀕死の経験が転機となり、小さいながらも羽赫の赫子を発現できるようになりました。
さらに、暴走したカネキに腹を貫かれた際には赫子による肉体修復が確認されており、読者の間では「治癒能力昂進」の特性があるのではないかと考察されています。
この赫子は攻撃には一切使えないものの、自身だけでなく他者の肉体回復にも効果を発揮する極めて珍しいタイプです。
:reではアヤトやアキラの治療を担当するなど、専属の治療役として欠かせない存在となりました。
幾度となく死線をくぐったことで覚醒したとされるこの能力は、死にかけるほどの傷もほぼ問題ないレベルまで癒す力を持っています。
ランキング理由
戦闘力は作中最低クラスで、各ランキングサイトでも最下位付近に位置づけられています。
しかし、唯一無二の回復能力によって仲間の生存率を大きく引き上げた後方支援の要であり、「誰かを救う前に、お前が救われてくれ…」という仲間への言葉にもその人柄が表れています。
月山が「剣」ならば万丈は「盾」として、戦えなくても仲間のために体を張り続けました。
最終回の6年後には、黒山羊(ゴート)から発展した共同戦線の副代表として活動を続けており、部下のジロと結婚するなど個人的な幸せも手にしています。
戦闘力ランキングとしてはこの順位ですが、仲間を癒し続けた功績は計り知れません。
第124位 永近英良(スケアクロウ)
金木研の幼少期からの親友で、作中随一の知略と洞察力を持つ人間です。
:reでは顔を布で覆った謎のCレート喰種「スケアクロウ」として暗躍し、物語の裏側から数々の局面を動かしていました。
性格・背景
上井大学外国語学科英語専攻に通う大学生で、愛称は「ヒデ」です。
活発で誰とでもすぐに打ち解けるムードメーカーですが、その裏には他者の微かな機微に気づく鋭い洞察力が隠されています。
小学校のときに喰種捜査官だった父親を亡くし、児童養護施設を経て養父に引き取られました。
転校してきたばかりで周囲と馴染めなかった金木にヒデから声をかけたことが、二人の友情の始まりとされています。
金木が喰種化した事実にいち早く気づきながらも「知らないふり」を貫き、親友を一人にしないという姿勢を最後まで貫きました。
CCGでは局員補佐のアルバイトから始まり、独力でアオギリの樹のアジトを特定して匿名で密告したことが丸手特等に評価され、捜査官補佐に抜擢されています。
亜門鋼太朗や真戸暁のもとで働き、西尾錦からも「周りがよく見えてる」と評されるほどの観察眼を発揮しました。
能力・戦闘スタイル
戦闘能力は皆無に近く、喰種の赫子も持たない純粋な人間です。
最終回で人間であることが確定しており、超常的な力は一切持っていません。
しかし、スケアクロウとしての行動は凄まじく、人間オークション編ではコントロールルームから戦場の実況中継を電波で流し、ヒナミたちの援軍を呼び寄せてハイセ(カネキ)を救出に導いています。
流島編では「保険」として貴未の存在を確認しに動くなど、常に先を読んだ行動を取っていました。
梟討伐作戦ではカネキが半赫者化した状態と対面し、「知ってた」と笑顔で受け止めた後、瀕死のカネキを救うために自らの身体を差し出しました。
この際に喉元と口元に深い傷を負い、以降は声帯の異常からスケッチブックでの筆談で意思疎通を行っています。
最終決戦では「俺は永近ヒデヨシ。
力をかしてくれ瓜江」とスケッチブックに書いて正体を明かし、旧多二福の策を見破って複雑な多局面戦を戦略的にコントロールしました。
CCGと喰種の協同戦線を提案・実現させた最大の立役者です。
ランキング理由
純粋な戦闘力では最下位クラスですが、物語全体への影響力は作中屈指です。
最終回から6年後には、CCGからTSCへの移行を経て世界各国を周り、共同戦線の活動を広げる平和活動に従事しています。
「かっこ悪くても、生きろ」「かっこ悪いとこ見せてもいいんだぜ」という言葉でカネキの覚醒と救済を促した名場面は、多くのファンに語り継がれています。
戦闘力ランキングとしてはこの順位ですが、人間でありながら喰種の世界を変革した総合力では計り知れない価値を持つキャラクターです。
第123位 草場一平
そうです、僕の押しキャラは草場一平三等捜査官です。 pic.twitter.com/SUoHwqW2pQ
— かなもり (@kanamoriyuki1) March 10, 2015
CCG20区支部に所属する三等捜査官で、先輩の中島康智とパートナーを組んでいた26歳の青年です。
短い茶髪に丸メガネという出で立ちで、亜門鋼太郎の正義感に深く感銘を受けていました。
性格・背景
好奇心旺盛で親しみやすい性格の持ち主で、亜門のプライベートについてもあれこれ質問するような人懐っこさがありました。
喰種であっても死者に対して敬意を払う一面を持ち、捜査のための墓暴きには反対の姿勢を示すなど、根底に優しさを持った人物です。
亜門のような正義感あふれる捜査官になることを目標としていましたが、その志は半ばで断たれてしまいます。
中島とは勤務後に一緒に食事に出かけることも多く、良好なパートナー関係を築いていました。
能力・戦闘スタイル
三等捜査官ではあるものの、実質的な役割は局員捜査官に近く、クインケの支給を受けていなかったとされています。
CCGの下位捜査官にはQバレット(Q弾)を装填した銃が支給される場合がありますが、前線での喰種との直接戦闘は本分ではありませんでした。
ラビット(トーカ)の奇襲を受けた際も抵抗する術がなく、一瞬で命を落としています。
ランキング理由
前線戦闘の装備・経験ともに乏しく、Sレートの喰種であるラビットの攻撃に対して全くの無力でした。
彼の殉職は原作第3巻で描かれており、笛口リョーコの駆逐に対するトーカの復讐として実行されたものです。
この事件は物語における重要な転換点となり、第21話では草場の葬儀が執り行われ、亜門が「もう誰も失わない」と誓いを新たにするきっかけとなりました。
また、カネキがトーカの殺人を知り喰種と人間の倫理観の違いに直面する場面にもつながっています。
第122位 中島康智
CCG20区支部に所属する局員捜査官で、喰種対策教育所の出身です。
後輩の草場一平とパートナーを組んでいましたが、草場の殉職後は亜門鋼太郎としばらくコンビを組むことになりました。
短い黒髪の中年男性で、開襟のスーツ姿が特徴です。
性格・背景
ぶっきらぼうな言動が目立ちますが、根は情に厚い人物です。
草場とは日常的に一緒に昼食を取るなど親しい関係を築いており、彼の殉職後は深い悲しみに暮れました。
原作第21話では、草場の葬儀の後に亜門と食事をしながら草場との思い出を語る場面が描かれており、CCGの末端で働く者たちの悲哀と人間味を伝える印象的なシーンとなっています。
また、亜門のことを深く尊敬しており、ラビットの襲撃時に亜門に命を救われた恩義を感じているとされています。
能力・戦闘スタイル
局員捜査官はクインケの支給対象外であり、主な武装はQバレット(Q弾)を装填した銃に限られます。
書類業務や捜査官の補助が主任務であり、前線での喰種との直接戦闘は想定されていません。
大規模作戦時には後方支援として動員されることがありますが、喰種との一対一の戦闘ではほぼ無力に等しい立場です。
ラビット(トーカ)の襲撃時には、パートナーの草場が殺害される中で自身も危機に陥りましたが、亜門の介入によって一命を取り留めています。
ランキング理由
前線戦闘能力を持たない局員捜査官であり、クインケも持たないため戦闘力としてはこの位置となります。
草場よりわずかに上位としたのは、喰種対策教育所出身であること、そしてラビットの襲撃を生き延びた経験があることを考慮したためです。
物語における彼の役割は、華々しい戦果を上げる上位捜査官たちの陰で、日々の地道な任務をこなすCCG職員の存在を描く点にあります。
第121位 笛口リョーコ
笛口リョーコさん
……若いw(確信) pic.twitter.com/W2xzOYfoCV— はざま (@ghoul0521_alx) December 21, 2015
笛口雛実の母親で、CCGからは「被疑者番号73」として追跡されていた喰種です。
夫の笛口アサキを既にCCGに駆逐されており、温厚な性格で自ら人間を狩ることができず、あんていくの保護を受けて暮らしていました。
細身で背が高く、胸までの長さの茶髪と優しい茶色の瞳が印象的な女性です。
性格・背景
争いを好まない穏やかな喰種で、娘のヒナミと静かに暮らすことだけを望んでいました。
夫のアサキがCCGに駆逐され、その赫包がクインケ「フエグチ壱」の素材にされた後も、恨みに身を任せることはありませんでした。
あんていくの芳村の厚意に甘え続けることを良しとせず、自殺の名所を喰場とすることで人を傷つけずに自ら食料を得る道を選んでいます。
家族への深い愛情が行動原理であり、夫の死後は娘を守ることだけに生きる理由を見出していました。
能力・戦闘スタイル
甲赫の赫子は花弁のように四方向に広がる翼状の形態で、防御に特化しています。
甲赫はRc細胞の密度が高く全赫子タイプの中で最も堅牢とされており、リョーコの赫子もその特性を備えた強力な部類に属していました。
しかし、生前は夫のアサキが主に戦闘を担当していたため、リョーコ自身には実戦経験がほぼなく、赫子の高いポテンシャルを活かすことができませんでした。
真戸呉緒にも「戦い慣れていない」ことを即座に見抜かれています。
死後、赫包から作られたクインケ「フエグチ弐」は甲赫型の盾として非常に優秀な性能を発揮しています。
4方向に広がると蛾のような形態となり、あらゆる攻撃に対して防御が可能なだけでなく、触手のように対象を捕獲して締め上げたり、突きによる反撃も行えるとされています。
SS+レートの喰種による4000度の高熱すら防ぐ耐久力を備えており、リョーコの赫子が本来持っていた潜在能力の高さを物語っています。
「フエグチ弐」は真戸呉緒の死後、娘の真戸暁に受け継がれました。
ランキング理由
赫子のポテンシャルは甲赫の中でもトップクラスでしたが、戦闘経験の無さが致命的でした。
真戸呉緒に追い詰められた際、娘のヒナミを逃がすために初めて赫子を展開しましたが、皮肉にも夫アサキの赫包から作られた鱗赫クインケ「フエグチ壱」で防御を突破され、斬首されて駆逐されています。
さらに彼女の遺体の一部は、娘のヒナミをおびき寄せるための餌として使われた上、自身も夫と同じようにクインケの素材にされるという悲劇的な最期を迎えました。
赫子の性能だけで見れば中位以上の実力を持ち得ましたが、実戦能力が伴わなかったためこの順位としています。
第120位 沼淳
ぬ、ぬまじゅぅぅぅーーーーーんっっっ!!
#東京喰種re pic.twitter.com/ha6jPyZS2S— tacto (@tacto_0) April 24, 2018
CCGの二等捜査官で、縦島(立島)秀紀率いるチームCの一員としてオークション掃討作戦に参加しました。
:re第20話で初登場し、同話で命を落としています。
性格・背景
角ばった眉に団子鼻、四角いフレームの眼鏡が特徴的な30代前後の男性捜査官です。
週刊ヤングジャンプで実施された「喰種捜査官募集キャンペーン」の当選者20名の一人である平沼淳也さんをモデルにしたキャラクターで、作戦報告書では「笑顔」というキーワードと関連付けられていました。
モデルとなった人物のかつての夢の職業は「コメディアン」だったとされています。
能力・戦闘スタイル
二等捜査官としてクインケを装備し、縦島班のメンバーとしてゼウムホールへの突入作戦に参加しました。
しかし、チームCがナキやミザといったSレート級の喰種と交戦した際に、草刈ミザ(「三枚刃」の異名を持つアオギリの樹幹部・18区の元統治者)の三本に分かれた尾赫により瞬時に切断されて死亡しています。
ミザはナキの援護のために参戦しており、沼は彼女の赫子の切れ味に対処する間もなく命を落としました。
ランキング理由
Sレートのミザに対抗する術がなく、まさに一瞬で敗北を喫しました。
縦島班の副班長である風間や縦島班長が沼の死を悔やむ描写がある一方で、作者の石田スイ自身が:re第20話の公開日に「沼淳さん、すみません」とツイートしたことがファンの間で大きな話題となりました。
登場から退場まで同一話という短い出番ながら、作者に謝罪されるという異例の扱いが逆に印象深く、ファンの記憶に残るキャラクターとなっています。
第119位 陶木陽菜
CCGの二等捜査官で、准特等捜査官・阿藤大介率いる阿藤班(全16名)の一員としてオークション掃討作戦に参加した女性です。
:re第20話で初登場し、第24話で命を落としています。
性格・背景
短い黒髪にまっすぐな四角い前髪が特徴で、黒いハイネックの上に白い捜査官用コートを着用していました。
アカデミー在籍時に滝澤政道のクインケに関する講義を受講した経験があり、講義中に私語をしていた生徒だったとされています。
作戦報告書では「本能」というキーワードと関連付けられていました。
沼淳と同じく、喰種捜査官募集キャンペーンの当選者20名の一人をモデルにしたキャラクターです。
能力・戦闘スタイル
阿藤班の正面突入部隊として、クインクス班・大芝班と共にゼウムホールへの突入に参加しました。
班としてはナッツクラッカーのパートナーである甲赫タイプの喰種を撃破するなど成果を上げましたが、SS~レートの半喰種・オウル(滝澤政道)が出現した際には全く太刀打ちできませんでした。
班長の阿藤大介が一瞬で首を捥ぎ取られた後、副班長の黒俵幸生や沢池竜太、赤井丈文ら班員が次々と殺害される中、最後に久木山と共にトイレに追い詰められました。
極限の恐怖の中でも滝澤の正体に気づき、かつての講師に向かって必死に呼びかけましたが、滝澤は「講義はちゃんと聞けよ」と告げながら陶木を殺害しています。
ランキング理由
SS~レートのオウルとの圧倒的な実力差の前に完全に無力でした。
しかし、死の恐怖に直面してもなお滝澤に語りかけようとした行動には、一定の度胸がうかがえます。
かつて教壇に立っていた滝澤に、講義態度を指摘されながら殺害されるという皮肉かつ悲劇的な最期は、滝澤の人間性がいかに破壊されたかを象徴するエピソードとして、多くのファンの記憶に残っています。
第118位 久木山翔吾
CCGの二等捜査官で、准特等捜査官・阿藤大介率いる阿藤班(全16名)の一員としてオークション掃討作戦に参加しました。
班内で最も戦闘力が低いとされ、戦術的に最も安全な後方ポジションに配置されていました。
性格・背景
黒髪のシーザーカットにやや広がった耳、針金フレームの丸い眼鏡が特徴の若い男性捜査官です。
標準的なCCGの白い捜査官コートの下に黒いシャツとパンツを着用していました。
性格は極めて臆病かつ神経質で、話し方にも自信のなさがにじみ出ていたとされています。
喰種捜査官募集キャンペーンの当選者をモデルにしたキャラクターで、「忍耐」というキーワードと関連付けられていました。
能力・戦闘スタイル
クインケを携帯していましたが、戦闘面での活躍は描かれていません。
反応速度は平均的で、状況認識力にも欠けていたとされています。
オウル(滝澤政道)が阿藤班長を瞬殺して班員を次々と殺害していく中、陶木陽菜と共にトイレに追い詰められました。
恐怖のあまり陶木の背後に隠れてしがみつき、泣きながら怯えるばかりで、戦闘行動をとることができませんでした。
ランキング理由
戦闘能力は捜査官の中でも最低クラスですが、阿藤班16名の中で唯一の生存者という結果を残しています。
ただし、戦闘で生き残ったのではなく、恐怖で女子トイレの中で失神していたところを作戦後に発見された形です。
陶木が殺害された後もオウルに見逃されたのは、戦う意思すら示さなかったためとも考えられます。
皮肉にも、最も弱く臆病だった者だけが生き残るという残酷な結末は、オウルの圧倒的な恐ろしさと、戦場における実力と生存の不条理さを際立たせるエピソードとなっています。
第117位 田方エリナ
CCGの二等捜査官で、大芝班の一員としてオークション掃討作戦に参加した若い女性です。
:re第19話で初登場し、第23話で命を落としています。
性格・背景
肩までの黒髪が特徴的な整った容姿の捜査官で、喰種捜査官募集キャンペーンの当選者20名の1人をモデルにしたキャラクターとされています。
大芝亮汰(上等捜査官)率いる大芝班に所属し、オークション掃討作戦では管理棟の制圧任務を担当していました。
作中での登場は限定的であり、性格面についての詳細な描写はほとんどありませんが、危険な作戦に参加する覚悟を持った捜査官であったことは間違いありません。
能力・戦闘スタイル
アカデミー卒業相当の基礎戦闘力を持つ二等捜査官です。
具体的なクインケの描写は確認されていません。
オークション掃討作戦において、大芝班が管理棟に突入した際、待ち構えていたナッツクラッカーの奇襲を受けました。
ナッツクラッカーは甲赫と分離型の尾赫を併せ持つ珍しい複合赫胞の持ち主で、当初はAレートと評価されていましたが、この戦闘で捜査官の一団を単独で壊滅させたことからSレートに格上げされています。
班長の大芝はナッツクラッカーに睾丸を潰されショック死し、田方エリナは最後に追い詰められ、「きれいな顔」と評された後に顔面を捕食されて死亡しました。
ランキング理由
班長の上等捜査官である大芝ですら対処できなかったナッツクラッカーの複合赫子攻撃の前に為す術がなく、大芝班は壊滅しています。
二等捜査官という階級では、Sレート喰種の圧倒的な戦闘能力に抗う手段がなかったことを物語るキャラクターです。
Sレート喰種に対する下位捜査官の限界を象徴する存在として、この順位にランクインしました。
第116位 村松キエ
@ikusaberasetu 多分ね!9話にでてくる村松 キエっておばあちゃんのグールだと思う! pic.twitter.com/9khb4EXEhI
— 都筑@ニコ生 (@tsuduki_2525) September 2, 2014
17区で活動していた喰種で、通り名は「アップルヘッド」。
68歳の老女の外見をした凶悪な連続殺人犯です。
原作第29話、アニメ第9話「鳥籠」の回想シーンで登場し、声優は土井美加さんが担当しています。
性格・背景
継ぎ接ぎだらけの丸い赤っぽいリンゴのような形状の顔が最大の特徴で、これが「アップルヘッド」の通り名の由来です。
CCGからは当初その顔がマスクだと思われていましたが、駆逐後にそれが素顔であったと判明しています。
普段はウタが製作したとされる老婆を模したマスクを被り、一般人に紛れて生活していました。
亜門鋼太郎が捜査官として任官したばかりの頃に発生した事件の犯人であり、真戸呉緒との最初のパートナー任務における標的でもありました。
能力・戦闘スタイル
鱗赫の赫子を持ち、鞭のような形状で攻撃を行います。
1年間で50件以上の捕食殺害を行うほどの旺盛な捕食能力を持っていました。
捜査の過程では、偽造した健康診断書(Rc値が人間の範囲内であることを示すもの)を提出して正体を隠そうとしましたが、真戸呉緒はその偽造を見抜いています。
最終的に、亜門が村松の運ぶ荷物から血が滴っているのを発見し正体が露見すると、「ばばあ扱いしてんじゃねえぞ小僧」と凄み、赫子を展開して亜門に襲いかかりました。
亜門がクインケの使用に手間取る中、真戸が剣型のクインケで一撃のもとに斬首して駆逐しています。
ランキング理由
1年で50件以上の殺害を行えるだけの捕食能力は持っていたものの、それは対人間に限定された脅威であり、熟練の上等捜査官である真戸呉緒には一撃で仕留められています。
戦闘において高レートの喰種に匹敵する実力はなく、捕食対象を選ぶ「狩り」の能力と真正面からの「戦闘力」の差を体現する存在です。
真戸と亜門のパートナーシップの始まりを描く上での重要な敵役であり、真戸の「敵を前にしたら手足をもがれても戦え。
それが捜査官というものだ」という教訓を亜門に刻んだエピソードとしても印象的です。
第115位 根津安人
根津安人
はっぴーばーすでー#東京喰種#根津安人 pic.twitter.com/L8ZEzmNYoD— 竜遺児 (@Tg_2011_09_08) August 17, 2019
CCGの二等捜査官で、伊東班のメンバーとして月山家殲滅戦(ロゼ編)でノロと交戦しました。
:re第1話から登場し、第49話「脈動」で命を落としています。
享年25歳、身長177cm、体重75kg、血液型はA型です。
性格・背景
伊東倉元・梅野雅巳とはアカデミー(ジュニア)72期の同期です。
顎まで届く黒髪を横に流した端正な外見をしていました。
やや自尊心が強い性格で、クインクス班の六月透や佐々木琲世のような特殊な経歴を持つ捜査官に対して冷ややかな態度を見せることがありました。
しかし上官の命令には忠実に従う規律正しい人物でもあります。
もともとは平子班に所属していましたが、:re第34話以降に伊東班へと異動しています。
トルソー捜査の際にはCCG本局で平子班として行動し、佐々木琲世が赫子を暴走させた際には同僚とともに対処にあたっています。
能力・戦闘スタイル
羽赫クインケ「メルト」(Rate/A)を装備し、後方からの遠距離支援を担当していました。
SS〜レート喰種との交戦経験も持つ二等捜査官ではありましたが、月山家殲滅戦においてはノロの圧倒的な戦闘力の前に実力を発揮する間もありませんでした。
:re第49話の戦闘開始直後、伊東班とクインクス班がノロに対して陣形を組んだ瞬間、ノロは即座に攻撃を開始し、前線にいた梅野を貫通した赫子がそのまま後方支援の位置にいた根津にまで到達し、体を真っ二つにされて即死しています。
ランキング理由
後方支援の位置にいたにもかかわらず、ノロの開戦直後の一撃で梅野もろとも巻き添えとなって即死しました。
Rate/Aの羽赫クインケ「メルト」を装備しており、遠距離攻撃の手段を持っていた点では梅野よりも若干上位と評価できます。
しかし、SS〜レートのノロの規格外の射程と威力は伊東班全体を瞬時に壊滅させるほどであり、個人の実力差以前の圧倒的な戦力差が存在していました。
ノロはこの後も驚異的な再生力で復活を繰り返し、最終的に不知吟士の命懸けの特攻と瓜江久生の連携によってようやく討伐されています。
第114位 梅野雅巳
梅野雅巳
はっぴーばーすでー#東京喰種re#梅野雅巳 pic.twitter.com/mUMCByFCTa— 竜遺児 (@Tg_2011_09_08) May 29, 2019
CCGの二等捜査官で、伊東班のメンバーとして月山家殲滅戦(ロゼ殲滅戦)でノロと交戦しました。
あだ名は「ゴリミ」で、班の副班長である伊東倉元から付けられたとされています。
アカデミー72期出身で、もともと平子班に所属していましたが、後に伊東班へと異動しています。
性格・背景
身長181cm、体重82kgの大柄な体格に、短く刈り込んだ黒髪を後ろに撫でつけた髪型と左目の下の傷が特徴です。
5月30日生まれ、血液型はB型。
ライバル班であるQs班に対しては粗暴で無愛想な態度を見せていましたが、オークション掃討作戦後に六月透が二階級特進した際には真っ先に褒め言葉をかけ、ぶっきらぼうな表情ながらも親しみを込めてあだ名で呼びかけるなど、根は友好的で仲間思いの一面を持っていました。
一見とっつきにくい外見とは裏腹に、実力を認めた相手には素直に敬意を示せる人物です。
能力・戦闘スタイル
尾赫クインケ「ブル」(Rate/B)を装備していました。
ブルは長剣型のクインケで、形状としてはツナギに似た刀身を持つとされています。
前線での近接戦闘を担当する攻撃型の捜査官で、月山家殲滅戦では班長の伊東倉元と共にSSレート喰種ノロの前衛を務めました。
しかし、戦闘開始直後にノロが放った赫子が梅野の体を貫通し、そのまま背後にいた根津康人を喰らうという凄惨な形で即死しています。
ノロの最初の一撃で根津と共に戦闘不能となり、伊東班の戦力が開戦直後に大幅に削がれる結果となりました。
ランキング理由
ノロの最初の一撃で即死するというあっけない最期が、SSレート喰種との絶望的な実力差を如実に示しています。
赫子が梅野を貫通して根津まで到達したという描写は、ノロの赫子の破壊力と射程がいかに規格外であるかを象徴するエピソードです。
前線で戦う覚悟を持った捜査官ではありましたが、ノロのような上位喰種に対しては抵抗する間もなく倒されており、二等捜査官としての限界が浮き彫りとなりました。
第113位 沢池竜太
CCGの一等捜査官で、阿藤大介准特等捜査官率いる阿藤班の一員としてオークション掃討作戦に参加しました。
喰種捜査官募集キャンペーンの応募者の中から選ばれた20名の当選者をモデルにしたキャラクターの一人です。
:re第21話から登場しています。
性格・背景
面長で大きな唇が特徴的な容貌に、短く刈り込んだ黒髪とおかっぱ風のヘアスタイル、丸いメガネをかけた男性です。
性格の詳細は多く描かれていませんが、班長が殺害された直後の極限状況でパニックに陥りつつも即座に応戦を試みる衝動的な一面が描かれています。
また、阿藤班の生存者である久木山翔吾に「逃げろ」と叫んだとされており、仲間の安全を気にかける一面も見受けられます。
能力・戦闘スタイル
オークション掃討作戦ではQs班・阿藤班・大島班が共同で正面から突入し、道中の喰種を排除していきました。
ナッツクラッカーのパートナー(甲赫タイプの喰種)との戦闘を経て、班長の阿藤が勝利した直後、突如として現れたオウル(滝澤政道)に阿藤が首を切断されて即死。
沢池は恐怖に駆られながらもクインケで射撃を試みましたが、SSレート以上の実力を持つオウルには全く効果がなく、滝澤に首をもがれる形で殺害されています。
阿藤班は全16名で構成されていましたが、滝澤の猛攻により班員は次々と殺害され、最終的に生き残ったのは久木山翔吾ただ一人という壊滅的な被害を受けました。
ランキング理由
SSレート級のオウル(滝澤政道)には全く歯が立ちませんでしたが、班長が瞬殺されるという絶望的な状況の中で恐怖に駆られながらも即座に応戦を試みた行動力は評価できます。
さらに、仲間の久木山に逃走を促したとされる描写から、極限状態でも冷静さの一片を保っていたことがうかがえます。
一等捜査官としての階級が二等捜査官より上であることも踏まえ、この順位としました。
第112位 車谷東吾
CCGの一等捜査官で、嘉納のラボ突入作戦に特等捜査官・篠原幸紀の指揮下で参加しました。
原作第100話「百足」から登場するキャラクターで、丸い目に大きな鼻、おかっぱ頭が特徴的な男性です。
性格・背景
ストレスに弱く、危険な状況や未知の事態に直面するとすぐに恐怖心に支配されてパニックに陥りやすい性格です。
そのため危険度の高い任務は仲間に任せ、自らは安全な位置から後方支援に徹する傾向がありました。
同じく嘉納ラボ作戦に参加した一等捜査官の磯山十治と共に行動しており、篠原特等の後方から援護射撃を担当する役割を担っています。
能力・戦闘スタイル
羽赫クインケ「アブラガマ」を用いた遠距離射撃支援を主な戦闘スタイルとしています。
アブラガマの詳細な形状や性能は作中で明確には描写されていませんが、羽赫タイプの特性を活かした射撃型のクインケとされています。
嘉納のラボで篠原特等が金木研の不完全赫者形態(ムカデ)と交戦した際、車谷は磯山と共に後方から射撃支援を行いましたが、SSレートに認定された赫者化金木の圧倒的なスピードに全く追いつけず全弾を外しています。
磯山も自分たちでは赫者に太刀打ちできないと判断して戦闘を篠原に委ねており、車谷のストレス耐性の低さと合わせて、赫者クラスの喰種との実力差が明確に描かれた場面です。
なお、篠原特等はこの戦闘で重傷を負い植物状態に陥っています。
ランキング理由
後方支援型の捜査官として遠距離射撃の技術は備えていますが、赫者化した金木のような上位喰種には全く歯が立ちませんでした。
ストレス耐性の低さが前線での実戦能力を大きく制限する要因となっている一方で、一等捜査官の階級を有しており、後方からであっても作戦に参加して射撃支援を試みた点は最低限の職務遂行能力として評価できます。
沢池よりもわずかに上位としたのは、沢池が即座に殺害されたのに対し、車谷は後方支援に徹することで生存している点を考慮したためです。
第111位 赤井丈文
CCGの一等捜査官で、阿藤大介准特等捜査官率いる阿藤班の一員としてオークション掃討作戦に参加しました。
作戦報告書では「口髭(くちひげ)」の通称で記載されており、その名の通り整った口髭と太い眉毛、オールバックにまとめた短髪が特徴的な風貌です。
性格・背景
週刊ヤングジャンプで実施された「喰種捜査官募集キャンペーン」の当選者20名の一人をモデルにしたキャラクターです。
初登場は東京喰種:re第19話で、阿藤班の正面突入チームとしてクインクス班・大柴班と共にゼウムホールへの突入に参加しました。
優れた戦闘者に対して素直に敬意を示す面があり、佐々木琲世の動きを見て有馬貴将に通じるものがあると評価する場面も描かれています。
阿藤班は赤井を含む総勢16名の大所帯で、班長の阿藤大介、副班長の黒田原幸雄をはじめ、沢池竜太、東城比奈、久木山省吾らが所属していました。
能力・戦闘スタイル
一等捜査官としてクインケを扱う戦闘能力を持っています。
オークション掃討作戦では、ナッツクラッカーのパートナーである甲赫型の喰種と遭遇しました。
このパートナーは肩甲骨下部から一対の盾状の赫子を展開し、柱を粉砕するほどの破壊力を持つ強敵でしたが、阿藤班はクインクス班と連携してこの喰種を撃破する戦果を挙げています。
しかし直後にSS+レートの半喰種・滝澤政道(オウル)が出現し、班長の阿藤が一瞬で首をもがれて殺害されました。
赤井はオウルの侵攻を食い止めようと立ち向かいましたが、腕を折られた上で殺害されたとされています。
最終的に阿藤班で生存が確認されたのは久木山省吾ただ一人でした。
ランキング理由
一等捜査官として甲赫型の強力な喰種を班で撃破した実績はありますが、SS+レート級のオウルには個人では全く対抗できませんでした。
ただし、オウルに対して仲間を庇うように立ち向かった姿勢は評価できます。
沢池と同じ一等捜査官ですが、甲赫型喰種の撃破に貢献した実績がある分、わずかに上位としました。
第110位 行道風舞
CCGの一等捜査官で、建嶋秀則一等捜査官率いる建嶋班の副班長としてオークション掃討作戦に参加しました。
コーンロウにまとめた黒髪と髭が特徴的な大柄の男性です。
性格・背景
週刊ヤングジャンプの「喰種捜査官募集キャンペーン」当選者20名の一人をモデルにしたキャラクターです。
初登場は東京喰種:re第19話で、作戦報告書では「非道」という通称で記載されています。
良心的で洞察力のある性格とされ、戦場においても冷静な状況判断ができる人物として描かれています。
オークション掃討作戦では建嶋班の副班長として、真戸暁上等捜査官が指揮するCチーム(白スーツ戦闘部隊)に配属されました。
能力・戦闘スタイル
クインケの詳細は明かされていませんが、副班長として班の指揮補佐を務められる実力を持っています。
オークション掃討作戦では、ゼウムホールにてSレートのナキや三枚刃のミザ率いる喰種集団と交戦しました。
この戦闘で班員の沼隼がミザによって即死させられるという壮絶な場面を経験しています。
行道はSレートの喰種であるナキを相手にしていると冷静に見抜く洞察力を見せ、仲間の沼隼を失った衝撃に耐えながらも戦闘を継続しました。
その後、真戸暁がフエグチ壱を携えて援軍に駆けつけたことで戦況が好転し、最終的にナキの無力化に貢献しています。
多数の捜査官が死傷した激戦を生き延び、一等捜査官への昇進を果たしました。
ランキング理由
オークション掃討作戦という大規模作戦で、Sレートのナキや三枚刃のミザといった強力な喰種との戦闘を経験し、班員の戦死という壮絶な状況を乗り越えて生存・昇進を果たしました。
個別の戦闘での華々しい活躍描写は少ないものの、副班長としての指揮能力とSレート喰種の脅威を冷静に分析できる判断力は評価に値します。
赤井丈文と異なり生存していることからも、戦場での判断力と生存能力でわずかに上位としました。
第109位 戸賀美帆
CCGの一等捜査官で、下口房上等捜査官率いる下口班のメンバーとして月山家殲滅戦(ロゼ殲滅戦)に参加した女性です。
長い黒髪にCCGの白いコートを着用した姿が特徴的です。
作戦報告書では「魚眼(さかなめ)」の通称で記載されています。
性格・背景
週刊ヤングジャンプの「喰種捜査官募集キャンペーン」当選者20名の一人をモデルにしたキャラクターです。
責任感が強く、班長の命令に忠実に従う実直な性格の持ち主として描かれています。
下口班では里見紫苑と共に班員を務め、里見が柴芝班の副班長も兼任していたオークション掃討作戦にも参加していました。
月山家殲滅戦では、下口班として8区のルナ・エクリプスビルへの突入作戦に参加しています。
なお、下口房は過去にトルソー捜査中に部下を失い「部下殺し」という不名誉な通称を持つ上官でしたが、戸賀はそうした経緯を承知の上で班に所属し続けていました。
能力・戦闘スタイル
一等捜査官としてクインケを操る戦闘技術を持っていました。
しかし、ルナ・エクリプスビル内で遭遇したのは、エトによって骨を与えられ強化されたSSレートの喰種・カナエ=フォン・ロゼヴァルト(本名カレン)でした。
カナエはノロに似た巨大な仮面と黒いコートを身にまとい、周囲に切り刻まれた死体が散乱する凄惨な光景の中に現れました。
下口が駆除命令を出す間もなく、カナエは下口の左腕を切断し右手の指を4本奪う重傷を負わせます。
下口が「お前らが嫌いだ」と嘘をついて班員を逃がそうとした時、戸賀は里見と共に「我々は、結構好きでしたよ。
下口上等」と本心を伝え、傷ついた上官を守るために立ち向かいました。
しかし、エトに強化されたカナエの圧倒的な戦闘力の前になすすべなく、里見と共に殺害されています。
ランキング理由
一等捜査官としての基礎的な戦闘能力は備えていましたが、エトの力で強化されたSSレートのカナエには全く歯が立ちませんでした。
ただし、里見紫苑がオークション掃討作戦の経験や柴芝班副班長の実績を持つのに対し、戸賀にはそうした追加の実績が確認されていないため、里見よりわずかに下位としています。
最後まで上官を守ろうとした忠誠心と勇気は特筆に値しますが、純粋な戦闘力としてはこの順位となります。
第108位 里見紫苑
CCGの一等捜査官で、下口班のメンバーとして月山家殲滅戦(ロゼ殲滅戦)に参加した女性です。
柴芝班の副班長も務めており、オークション掃討戦にも参加した経験を持ちます。
性格・背景
戸賀美帆と共に下口房上等捜査官の班員として活動していました。
下口房は「部下殺し」という不名誉な通称を持つ上官で、過去にトルソー捜査中に黒ラビット(霧嶋絢都)の襲撃を受けた際に班員を失った経験があります。
里見はそうした経緯を知りながらも下口班の一員として任務に臨み、月山家殲滅戦ではルナ・エクリプスビルへの突入作戦に参加しました。
なお、里見のキャラクターデザインは喰種捜査官募集キャンペーンの当選者20名の一人をモデルにしていると言われています。
能力・戦闘スタイル
一等捜査官としてクインケを扱う技術を備えていましたが、ルナ・エクリプスビル内で遭遇した相手は、エトによって力を与えられノロに似た仮面を被った状態のカナエ=フォン・ロゼヴァルトでした。
カナエは下口班を瞬殺するほどの圧倒的な力を持っており、下口房は左腕を切断され指も4本失う重傷を負います。
下口が「お前らが嫌いだ」と嘘をついて班員を逃がそうとした際、里見は戸賀と共に「我々は、結構好きでしたよ。
下口上等」と本心を伝え、上官を守ろうと立ち向かいました。
しかし、強化されたカナエの攻撃を防ぐことはできず、戸賀と共に殺害されています。
ランキング理由
戸賀と同じく一等捜査官としての基本的な戦闘能力を備えていましたが、エトの力で強化されたカナエには全く歯が立ちませんでした。
ただし、柴芝班の副班長を務めていた実績があり、オークション掃討戦での実戦経験も持つ点から、純粋な一等捜査官の中ではやや上位に位置すると考えられます。
上官を守ろうと最後まで立ち向かった姿勢を含め、戸賀よりわずかに上位としました。
第107位 小林
1区に居住していたB+レートの野良喰種で、タクシー運転手として人間社会に溶け込んでいました。
:reの第1話「骨」から登場し、クインクス班のデビュー戦の相手として物語の冒頭を飾るキャラクターです。
性格・背景
本名は小林昭(こばやしあきら)。
50代ほどに見えるふっくらとした頬が特徴的な小柄で太めの中年男性で、タクシー運転手としてスーツにネクタイ姿で乗務していました。
表向きは陽気で人当たりの良い性格を装い、人間社会に溶け込んでいましたが、それは喰種であることを隠すための擬態でもあります。
趣味はお菓子作りで、それを人に知られるのが恥ずかしいと感じている一面があります。
また、自身の嗅覚の鋭さに並々ならぬ誇りを持っていたとされています。
能力・戦闘スタイル
尾赫(びかく)の使い手で、赫子を展開して身体の強度・速度・反射神経を底上げする戦闘スタイルです。
尾赫は攻防のバランスに優れた中距離向きの赫子であり、小林はその特性を活かした近接~中距離戦闘を行いました。
瓜江久生が小林のタクシーに乗車し、その愛想の良さを偽りと見抜いてトルソーと誤認し戦闘を仕掛けます。
小林は瓜江と不知吟士の2名を相手に一時的に応戦し、不知が小林の赫子に打撃を受ける場面も描かれましたが、最終的に佐々木琲世(ハイセ)が介入し制圧されました。
捕縛後、トルソーとは別人であることが判明し、コクリア(喰種収容所)に収監されています。
ランキング理由
B+レートの喰種として、クインクス班の新人2名を相手に一定時間持ちこたえるだけの戦闘力を見せました。
ただし佐々木琲世の介入であっさりと制圧されており、実力の上限は高くありません。
物語的にはクインクス班が赫子とクインケを併用する独自の戦闘スタイルを読者に披露するための対戦相手としての意味合いが強く、:reの世界観を示す導入として印象的な役割を担ったキャラクターです。
第106位 サンテ
万丈数壱の取り巻きの一人で、兄弟であるイチミ・姉妹であるジロと共に行動する3人組の男性喰種です。
3つのフィルターが付いたガスマスクと、フードに「3」の数字が縫い付けられたパーカーを着用しており、フードの下には黒髪の短いポニーテールが確認されています。
声優は荒井聡太さん(英語版はアーロン・ディスミューク)が担当しています。
性格・背景
万丈への揺るぎない忠誠心が最大の特徴で、11区時代から万丈に付き従ってきました。
もともとアオギリの樹に所属していましたが、万丈と共にアオギリを脱退し、反アオギリの活動に参加しています。
アオギリからの脱出に失敗して囚われた際、カネキに救出されたことをきっかけにカネキグループの一員となりました。
その後、嘉納地下研究所への突入では清掃員に変装してグールレストランに潜入し、ガギとグゲとの戦闘にも参加しています。
梟討伐作戦にも加わるなど、物語の主要な戦闘に幅広く関わりました。
名前は数字の「三」に由来し、イチミ(一)、ジロ(二)と合わせて1・2・3の名前で統一されています。
能力・戦闘スタイル
喰種としての基本的な身体能力(高い体力・耐久力)を備えており、素手での格闘戦にも一定の対応力を見せています。
イチミ・ジロとの3人組による連携を活かした波状攻撃を最大の武器としており、ガギ・グゲのような相手にも3人がかりで渡り合いました。
個人の戦闘能力は万丈(赫子を出すことすらできなかった時期がある)よりは高いとされていますが、単独で突出した強さを持つわけではなく、あくまでチームワークで力を発揮するタイプです。
ランキング理由
単独での戦闘力は高くないものの、イチミ・ジロとの連携による波状攻撃で嘉納地下研究所や梟討伐作戦などの主要な戦場で一定の役割を果たしました。
物語を通じて一度も死亡していない生存力は注目に値します。
:reでは直接の登場はないものの、最終回では姉妹のジロが万丈と結婚しており、サンテも義兄弟として万丈の近くで過ごしていることがうかがえます。
戦闘力自体は限定的ですが、アオギリからの離反やカネキグループへの参加など、物語の節目に関わった点を踏まえ、この順位としました。
第105位 ジロ
万丈数壱の取り巻き3人組の中で唯一の女性喰種です。
常にガスマスクを着用していますが、原作12巻の描写ではガスマスクの下に茶髪のマッシュルームヘアーが確認されています。
アニメ版の声優は上田麗奈さんが担当しています。
性格・背景
11区時代から万丈に付き従っている古参の部下の一人です。
カネキからは「ジロさん」と呼ばれており、イチミ・サンテが「くん」付けであるのに対して女性として丁寧に扱われています。
万丈への強い忠誠心を持ち、リーダーのカネキよりも万丈を優先してしまう傾向がありました。
アオギリの樹からの脱出に失敗して囚われた後、カネキに救出されたことで恩義を感じ、カネキグループの一員として活動するようになります。
作中を通じて顔のアップが描かれることは極めて少なく、謎の多い人物です。
能力・戦闘スタイル
イチミ・サンテとの3人による波状攻撃が主な戦闘スタイルです。
3人組の中では「万丈よりはマシ」程度の戦闘力とされていますが、女性ながら他の二人と同等の戦闘に参加しており、物語を通じて一度も死亡することなく生存し続けています。
ランキング理由
サンテと同等の戦闘能力を持つと推測されますが、3人組の中で唯一の女性として独自の存在感を示しています。
イチミ・サンテと同様、物語を通じた生存力が評価ポイントです。
最終回では万丈の妻になったことが明かされており、万丈が「共同戦線」の副代表として活動する中、イチミ三兄弟と共に引き続き万丈を支えていることが描かれています。
第104位 イチミ
万丈数壱の取り巻き3人組のリーダー格で、名前は数字の「一」に由来する喰種です。
常にガスマスクを着用しており、声優は宮﨑秋人さんが担当しています。
11区時代から万丈に付き従ってきた古参の部下です。
性格・背景
もともと11区で万丈がリーダーを務めていた時代からの忠実な部下で、ジロ・サンテと共にアオギリの樹からの脱出を試みますが失敗し、万丈と共に囚われの身となりました。
その後カネキに救出されたことをきっかけに、恩義からカネキグループの一員として行動を共にします。
嘉納地下研究所への突入作戦にも参加し、嘉納の半喰種実験の現場に立ち会っています。
万丈への忠誠心は非常に強く、カネキがリーダーであるにもかかわらず万丈を優先してしまう場面もあり、その姿勢が月山との間に緊張関係を生むこともありました。
能力・戦闘スタイル
ジロ・サンテとの3人での連携による波状攻撃を得意としています。
個人の戦闘能力は万丈より高いとされていますが、部下の言葉を借りれば万丈は「頑丈さだけが取り柄」であり、3人組はそれよりはマシな戦闘力を持つ程度と考えられています。
3人組の中ではリーダー的な立ち位置にあり、カネキの「盾」を目指す万丈と共に特訓を重ねています。
ランキング理由
3人組のリーダー格として、ジロ・サンテよりわずかに上位に配置しました。
嘉納地下研究所での戦闘を含め、物語を通じて生存し続けた実績があります。
最終章ではイチミ三兄弟として変わらず万丈の下で活躍しており、万丈が「共同戦線」の副代表を務める中、引き続き行動を共にしていることが確認されています。
第103位 グゲ
ナキの個人的なボディーガードを務める双子の喰種の片割れです。
もう一方のガギと共に巨漢で、常にヤモリを模したマスクを着用しています。
自分の名前しか発声できないという特徴を持ち、「グゲ」と繰り返すことでしかコミュニケーションが取れません。
性格・背景
アオギリの樹に所属し、13区のジェイソン(ヤモリ)が率いていた「白スーツ集団」の一員としてナキに仕えていました。
ヤモリの死後はナキが白スーツの首領を引き継ぎ、グゲはガギと共にその忠実な部下として活動を続けています。
先天的な「赫子不現症」(Rc細胞管の閉塞が原因で赫子を発現できない極めて珍しい症状)というハンデを負っています。
しかし、嘉納の研究によると死後の瞬間Rc値測定では3800を超える値が確認されており、通常の喰種のRc値が1000〜8000であることを考えると、赫子が使えていればSSレート級に匹敵する潜在能力を秘めていたとされています。
能力・戦闘スタイル
赫子が使えないため、巨大な体躯を活かした肉弾戦のみで戦います。
双子のガギとの連携で敵を挟撃するコンビネーション戦法を得意としており、二人一組で動くことで個々の戦闘力以上の脅威を発揮していました。
ナキの暴走に振り回されながらも、ボディーガードとして常にナキの傍に控え、忠実に護衛任務を果たしています。
ランキング理由
赫子が使えないという喰種にとって致命的なハンデを負いながらも、肉弾戦で一定の戦闘力を発揮しています。
最期はオークション掃討戦において、真戸暁のクインケ「フエグチ」の攻撃からナキを庇い、CCGの一斉射撃を受けて命を落としました。
ナキに対する最後の言葉は「アニキを 守れエ!!」であり、その忠誠心の深さが窺えます。
ナキが「俺を一人に…すんなよぉ」と嘆いたエピソードは、彼らの絆の強さを物語っています。
Rc値3800超えの潜在能力が惜しまれるものの、赫子を使えない現実がランキングに反映されています。
第102位 ガギ
グゲの双子の片割れで、同じくナキのボディーガードを務める巨漢の喰種です。
アオギリの樹に所属するSレート喰種で、グゲと同様に「赫子不現症」という極めて珍しい症状を抱えており、Rc細胞管の閉塞が原因で赫子を発現させることができません。
常にヤモリを模したマスクを着用しており、素顔は作中を通じて明かされていません。
性格・背景
グゲと共にナキへの絶対的な忠誠を誓い、白スーツ集団の中でもナキの最も近くで護衛を務めていました。
暴走しやすいナキに振り回される苦労人としての側面も持ち、ナキのサポート役を献身的にこなしています。
瞬間Rc値が3800を超えることが判明しており、赫子不現症さえなければ極めて高い戦闘力を発揮し得た潜在能力の持ち主です。
死後、その遺体は嘉納教授によって解剖・研究され、赫子不現症の研究材料として利用されることになりました。
能力・戦闘スタイル
赫子が使えないため、巨体を活かした肉弾戦のみで戦います。
グゲとの双子ならではの息の合った連携攻撃が最大の武器で、敵を挟撃するコンビネーション戦法を得意としていました。
無印では嘉納教授の研究所において、反アオギリ派の月山習や万丈数壱と対峙した戦闘経験を持ちます。
また、月山と一時的に共闘してCCGの真戸暁・亜門鋼太朗に対抗する場面もありましたが、CRcガスを受けて不利な状況となり撤退を余儀なくされています。
ランキング理由
グゲと同等の戦闘能力を持ちますが、赫子不現症という致命的なハンデを背負いながらもSレートに分類されている点は、肉弾戦の実力が一定水準にあることを示しています。
オークション掃討作戦では、CCGの一斉射撃からナキを庇い、「アニキを 守れエ!!」と叫びながら散りました。
その忠誠心と犠牲はナキに深い悲しみをもたらし、最終回ではナキとミザの子供の中にガギとグゲに似た子がいるという描写があり、二人の存在が永く記憶されていることを示しています。
第101位 五里美郷
4月8日は五里美郷の誕生日! #五里美郷誕生祭2022 #五里美郷誕生祭 #五里美郷生誕祭2022 #五里美郷生誕祭 #東京喰種 pic.twitter.com/SNdSMHROPs
— 板坂阪返@流星屋模型店 ポニテ㌠ (@ssuniformstore) April 7, 2022
CCGの捜査官で、13区所属から11区特別対策班に抜擢された長身の女性です。
身長180cm、体重69kg、血液型A型、誕生日は4月8日。
額の中央に特徴的なほくろがあり、紫色のショートヘアと不愛想な男勝りの話し方が印象的です。
亜門鋼太朗に密かに憧れを抱いています。
性格・背景
中性的な雰囲気と無愛想な態度から冷たい印象を持たれがちですが、隻眼の梟討伐作戦後に亜門が死亡扱いとなった際には涙を流すなど、非常に情の深い人物です。
亜門への好意の裏返しとして彼に攻撃的に接してしまう不器用な性格で、真の感情を表現するのに苦しむ一面があります。
料理が極めて苦手で、黒磐巌を除く者は彼女の料理を食べると体調を崩すとされています。
小説『Blank』やエピソード『Quest』では主要キャラクターとしても登場し、原作以上に掘り下げられています。
なお、:reの最終盤では依子と武臣の結婚式でブーケトスを受け取る描写があり、ファンの間では「次の花嫁になる」というジンクスとして話題となりました。
能力・戦闘スタイル
羽赫クインケ「エメリオ」を使用します。
エメリオはRc細胞を連射できる射撃型のクインケで、サブマシンガンのような連続射撃が可能とされています。
この遠距離対応能力は、羽赫タイプの特性を活かした戦闘スタイルに適しています。
無印では二等捜査官でしたが、:reでは一等捜査官に昇進しており、アオギリ殲滅戦や隻眼の梟討伐作戦といった大規模作戦を生き延びた確かな実力を持っています。
ランキング理由
11区特別対策班に選抜される実力を持ち、二等から一等への昇進も果たしています。
黒磐巌と同じ13区所属として戦場での経験を積み、亜門と共に瓶兄弟の討伐に向かう場面も描かれています。
:reではピエロ攻防戦に黒磐班として参加するなど、シリーズを通じて長期にわたり前線で活躍し続けた捜査官です。
脇役ながらもCCGにおける貴重な女性戦闘要員として存在感を発揮しています。
第100位 丸手斎
たしかにこれだけでなにかが決まる、ってワケじゃないッス
ただ古いダチの言葉でね
まァ俺はこの言葉は嫌いッスけど
これは…勘です丸手 斎 pic.twitter.com/3s4xa6cYVM
— 東京喰種 名言 (@ningen_4kaku) August 25, 2016
CCG対策Ⅱ課の特等捜査官で、第1区を担当する指揮官型のキャラクターです。
身長177cm、体重66kg、血液型O型。
アカデミー出身の叩き上げで、クインケを「オモチャ」と呼んで嫌い、代わりにアサルトライフルや拳銃などの銃火器を主武装としています。
性格・背景
「嫌味が服を着ているような男」と評されるほど傲慢な性格で、自慢するためにハーレーダビッドソンで職場に乗り付けたり、殉職した同僚の悪口すら平然と述べるなど、局員からの評判はあまり良くありません。
しかし「死には意味がないと報われない」という信念を持ち、部下の命を重視して困難な状況でも士気を高める統率力を備えた責任感の強い人物です。
人の能力を見る目は確かで、「使えるものは老婆でも使う」という合理的な判断力を持っています。
和修吉時からは捜査・指揮の手法を学び深い尊敬を抱いていましたが、その信頼が後の衝撃的な展開に繋がります。
鈴屋什造にバイクを盗まれて作戦に使われるなどコミカルな一面もあります。
なお、かつてはⅡ課ではなく実戦を受け持つⅠ課に所属していた過去があり、特等捜査官に昇進するだけの戦闘実績も備えていたと考えられます。
能力・戦闘スタイル
アサルトライフルや拳銃などの銃火器に精通し、正確な射撃を得意としています。
直接の近接戦闘能力は特等捜査官の中では高くないとされていますが、指揮官としての能力は極めて優秀です。
11区特別対策班の指揮やクインケ鋼輸送の護衛、流島攻略作戦の上陸指揮など、数多くの大規模作戦で陣頭指揮を執ってきました。
また、永近英良(ヒデ)の知的能力を高く評価し、CCGの捜査官補佐として起用するなど、人材発掘の面でも鋭い眼力を発揮しています。
ランキング理由
特等捜査官でありながら直接戦闘の描写が少なく、戦闘力ランキングとしてはこの位置となります。
しかし物語における貢献度は計り知れません。
RC検知ゲートの記録を独自に調査し、和修家の構成員がゲートに反応していない事実を突き止め、作戦本部で尊敬する上司・和修吉時に拳銃を向けて発砲。
「和修家は『喰種の協力者』じゃねえ…『喰種そのもの』だ」と告げ、CCGの歴史的転換点を作り出しました。
公式には死亡扱いとなりますが実際には生存しており、ヒデと共に「竜」出現後のCCG再建に尽力するなど、最終盤まで組織の命運を左右する重要人物であり続けました。
第99位 髭丸トウマ
〈出演情報〉
昨日放送されました
TVアニメ【 東京喰種:re】第21話に
引き続き【髭丸トウマ】役で出演しています!物語もいよいよ終盤です。お見逃し無く!是非、ご視聴ください( ^ω^ )#東京喰種re pic.twitter.com/BePO3Y5Rbb
— 峯田大夢 (@mineta_hiromu) December 5, 2018
クインクス班の後発メンバーで、第一アカデミージュニアの特待生です。
身長167cm・体重59kg、ウェーブのかかったピンク色の髪が特徴的な青年で、瓜江と同様に目の下にほくろがあります。
熱血漢かつ真っすぐな性格で、瓜江と米林を強く尊敬しています。
性格・背景
髭丸家は自衛官や警察・消防など人命救助の職務に従事する血縁者が多く、裕福な名家の出身です。
そうした環境で育ったことで「人を助ける捜査官の仕事を生きがいに感じている」という強い正義感と使命感を持っています。
シャトーでは家事を率先して行い、米林の肩を揉んだり一緒にゲームで遊んだりする人柄の良さも描かれています。
趣味は缶バッジ収集やCCG史の研究、怪獣について考えることとされています。
月山家殲滅戦(ロゼ編)後にクインクス班に配属された三等捜査官で、アカデミー進学前にクインクス適性があると判明し施術を受けました。
能力・戦闘スタイル
RC値701の尾赫タイプの赫子とクインケ「髭鬼丸」(尾赫・Rate A)を併用するバランス型の戦闘スタイルです。
フレーム3を開放すると、先端が二股に分かれた長い鱗状の尾のような赫子を展開できます。
流島上陸作戦では、暴走状態の亜門鋼太朗(フロッピー)に対してクインクス班で連携攻撃を実行し、赫子で亜門の赫者形態を一時的に拘束する活躍を見せました。
ただし、接近しすぎたことで亜門に吹き飛ばされ意識を失い、米林の追撃を阻む結果にもなっています。
その後のピエロ討伐戦では、SSレート喰種ドナート・ポルポラと遭遇します。
ドナートは髭丸の叔父(消防士)を人質にして瓜江をおびき寄せ、その際に髭丸の右腕を赫子で切断しました。
ドナートの赫子は腕を切り落とされたことに気づかないほどの速さだったとされ、SSレート喰種の圧倒的な力を見せつけられる形となりました。
この負傷により戦線を離脱しましたが、最終的には生存し、物語終盤では東京保安委員会(TSC)の一員として次世代の育成や警察・消防との連携強化に携わっています。
ランキング理由
アカデミーの特待生としての基礎能力は高く、RC値701・Rate Aのクインケと赫子の二刀流が可能です。
流島上陸作戦では亜門の赫者形態を一時的に拘束するなど、実戦でも一定の成果を上げています。
しかし、ドナートには一瞬で右腕を失うなど上位の喰種との実力差は明らかであり、作中での個別の戦闘実績は限定的です。
発展途上のキャラクターとして位置づけられており、潜在能力は感じさせるものの実績面ではこの順位にとどまります。
第98位 ガンボ
ピエロの構成員で、:re第17話のオークション会場にてウタ・ロマと共に初登場した喰種です。
ピエロのメンバーの中で最も登場シーンが少なく、作中での存在感が薄い人物です。
性格・背景
非常に大柄で筋肉質な体格の持ち主で、オーバーオールにストライプシャツを着用し、ニット帽をかぶっていました。
顔にはフェイスペイントが施されており、左目の周りに星のマーク、さらにつけ鼻をつけた道化師風の出で立ちが特徴です。
性格は単純で子供っぽく、オークションの開幕では眼球をジャグリングして観客を楽しませるパフォーマーとしての一面を見せていました。
ピエロ8名のメンバー(ウタ、イトリ、ニコ、ロマ、ガンボ、ドナート、死堪、宗太)の中で、最も詳細なプロフィールが明かされていない人物です。
オークションではロマと共に、富裕層の喰種やマダムたちのボディガード兼余興役として雇われていたとされています。
能力・戦闘スタイル
赫子の種類やCCGのレート指定は作中で明示されていません。
しかし、相応の怪力を持っており、オークション掃討作戦では平子班・下口班への奇襲に参加し、黒磐武臣のクインケを一撃で叩き折るほどの腕力を発揮しています。
さらに武臣の脚をかじり取ろうとするなど一時的に優勢に立つ場面もありました。
しかし最終的には、「素手で喰種をねじ伏せる常人離れした屈強な肉体の持ち主」である武臣に組み伏せられ、首をへし折られて死亡しています。
黒磐武臣はこの功績により、亜門鋼太朗に匹敵すると称賛されました。
なお、ガンボとパートナー関係にあったロマや、同じピエロのウタも彼の死に特に関心を示した描写はなく、組織内での立場の低さがうかがえます。
ランキング理由
ピエロのメンバーでありながら、黒磐武臣との短い格闘の末に首をへし折られて敗死しており、ウタやロマなど他のメンバーとは大きな実力差がありました。
一方で、クインケを一撃で破壊する怪力や、一時的に武臣を押し込む場面もあったことから、通常の喰種よりは一段上の戦闘力を持っていたと考えられます。
ピエロに所属していた以上は一定の実力があったと推測されるため、一般捜査官よりは上位としました。
第97位 茨橋俊一
CCGの一等捜査官で、茨橋班の班長としてオークション掃討作戦に参加しました。
短い黒髪と黒い唇が特徴の青年で、24歳という若さで一等捜査官に昇進した才能の持ち主です。
性格・背景
「現世代の人間」としての自負が強く、旧世代の捜査官を見下す傲慢な態度が目立つ人物でした。
同じくオークション掃討作戦に参加した下口房(しもぐちふさ)准特等捜査官に対しては「部下殺し」と嘲り、その指示に従わない独断的な行動をとっています。
24歳にして一等捜査官に昇進した才能は下口からも認められていましたが、その自信過剰さが命取りとなりました。
能力・戦闘スタイル
オークション掃討作戦において、ピエロの構成員である帆糸ロマを発見します。
茨橋はロマがピエロのメンバーであることを見抜き、手柄を立てる好機と判断して下口の命令を無視し、独断で班に攻撃を指示しました。
ロマは鱗赫タイプの赫子を持つ喰種で、平時はSSレート「ジプシー」、その正体はSSSレート「うろんの母」という桁違いの実力者です。
交戦当初、茨橋の攻撃によりロマは真っ二つにされそうになるほどのダメージを受け、倒れて助けを求めるような素振りを見せました。
しかしこれはロマの演技であり、茨橋が油断して近づいたところで赫子を発動し、彼の体を貫いて殺害しました。
その後、ロマは茨橋の遺体を捕食したとされています。
また、ロマはこの戦闘で岡持ユウタ捜査官も殺害しており、複数の捜査官を犠牲にしています。
ランキング理由
24歳で一等捜査官に昇進した才能は相当なもので、SSレートのロマの赫子を発動前とはいえ致命傷に近いダメージを与えた初撃の実力は侮れません。
しかし、ロマの演技に騙されて接近してしまう判断力の欠如が致命的でした。
上司の命令を無視して独断行動をとる傲慢さと経験不足が、自身の死を招いた典型的な例です。
一等捜査官としてのポテンシャルは認められるものの、ロマの本気には全く対抗できず敗死した実績を考慮し、この順位としています。
第96位 岡平
トーキョーグールreで謎に一番印象に残ってるシーン
「岡平ァ!クインケ!」 pic.twitter.com/hQ3qnGgS9o— mosaic404 (@mosaic404mhz) August 6, 2020
CCGの一等捜査官で、伊丙入ハイル上等捜査官の部下としてS1班に所属し、月山家殲滅戦に参加しました。
黒髪を後ろになでつけた髪型と、太い眉毛、大きく見開いた目が特徴的ながっしりとした体格の持ち主です。
性格・背景
ハイルの補佐官として忠実に行動し、上官への礼儀を欠かさない実直な人物でした。
ロゼ編の月山家殲滅戦では、ルナエクリプスビルの上層階で松前と交戦していたハイルとキジマが戦闘不能に陥った後、「この岡平がやってやるよ…俺が前に立つ」と宣言し、自ら前衛に名乗り出る勇気を見せています。
旧多二福の臆病そうな態度に対しては批判的で、後方での待機を命じていました。
能力・戦闘スタイル
一等捜査官としての基本的な戦闘能力を備えており、気合を入れて松前に立ち向かおうとしました。
しかし、命令に「はい」と従順に応じたはずの旧多に背後から肉盾として利用され、松前の赫子に貫かれて戦闘不能に陥っています。
岡平の最期の言葉は「ど、どゆこと」であり、味方であるはずの旧多に裏切られたことを理解できないまま倒れました。
その後、旧多はわずかに「すみません」と薄っぺらい謝罪を口にしただけで松前との戦闘に移行しており、この一連の行動が旧多のサイコパス的な本性を露わにする重要な場面となっています。
死亡したと思われていましたが、遺体はアオギリの樹に回収され、嘉納明博による独自のQs(クインクス)施術を受けて復活しました。
:re第91話で嘉納の研究施設にて再登場し、嘉納が「私のQs」と称する実験体として、クロナ安久に対して素手で襲いかかる場面が描かれています。
赫子はまだ発現していない状態でしたが、相応の身体能力と速度を見せました。
クロナとの戦闘では「すまない…個人的なことではない」と謝罪しながら彼女の首をひねり折ろうとするなど、Qs化後も自我を保っていることがうかがえます。
さらに:re第126話では、公園のベンチで宇井郡と背中合わせに対話するシーンが描かれ、「薬の時間をすぎると…またシんでしまいますので」と語っており、安定剤の投与なしには生命を維持できない状態であることが明かされました。
「希望は…確かに必要だが、一度死んだものは、本当には還れない」という言葉を宇井に伝えており、死から蘇った者としての悲哀が表現されています。
ランキング理由
自ら前衛に名乗り出る勇気と上官への忠誠心は評価できますが、Sレート以上の実力を持つ松前に対しては力不足でした。
旧多に盾として利用されるという悲劇的な展開は、旧多の非情さと真の本性を象徴するエピソードとして作中で重要な意味を持っています。
Qs化による復活後は自我を保ちながらも安定剤に依存する不安定な生を送ることとなり、波乱に富んだ運命をたどったキャラクターです。
第95位 道端信二
今日は道端信二さんの誕生日!!おめでとう!!!今はくらもっさんの班の副班長!今後の活躍が楽しみだ!! pic.twitter.com/2HVfef2fRw
— KM (@KEight819) September 22, 2015
CCGの一等捜査官で、伊東班の副班長として月山家殲滅戦でノロと交戦しました。
愛称は班長の伊東倉元から「ミッチー」と呼ばれています。
身長175cm、体重70kg、血液型A型で、短い黒髪に生え際がやや後退し、しっかりとしたもみあげを持つがっしりした体格の持ち主です。
性格・背景
伊東倉元上等捜査官より年上ながら副班長を務めており、年齢に関わらず実直に任務に当たる人物として描かれています。
当初は伊東のことを「頭の軽いやつ」と見ていましたが、次第にその気さくな人柄を好むようになり、時折一緒に飲みに行くほど親密な関係になったとされています。
班長が不在の際には素早く指揮を引き継ぐ判断力を持ち、仲間を気遣う性格でした。
伊東班は元々平子班を再編成して発足した班で、道端はその中堅として班の運営を支える重要な存在でした。
能力・戦闘スタイル
クインケ「アグレ」を使用していました。
これは尾赫(ビカク)タイプの剣型クインケで、レートはAです。
一等捜査官として堅実な戦闘能力を持っており、月山家殲滅戦のルナエクリプスビルでのノロ戦では、重傷を負った伊東の傷口を消毒し包帯で応急処置を施すなど、戦闘中にも冷静な判断を見せています。
不知吟士のクインケ「ナッツクラッカー」によってノロの胴体が吹き飛ばされた際には、アグレでノロのマスクを貫いてとどめを刺したかに見えました。
しかし、ノロの下半身から4本の赫子の触手が出現して赫者化が発動し、形勢は一変します。
赫者化したノロは周囲の生存者を次々と貫き、道端は体を真っ二つに引き裂かれて死亡しました。
この時、ノロの赫者の攻撃を免れたのは不知吟士と米林才子のみだったとされています。
ランキング理由
一等捜査官の副班長として中堅の実力と判断力を持ち、Aレートのクインケ「アグレ」を使いこなしていました。
ノロのマスクを貫くなど一定の戦果を上げましたが、赫者化したSSレートのノロの圧倒的な攻撃力には抗えませんでした。
戦闘後、伊東倉元、黒磐武臣、平子丈が道端ら戦死した班員の葬儀に参列しており、伊東班の壊滅的な被害がこの戦闘の熾烈さを物語っています。
第94位 ギル
6区の喰種集団でリーダー的存在を務め、元6区の統率者である鯱(シャチ/神代叉栄)の不在時に喰種たちを取りまとめていました。
中背でがっしりとした体格の男性で、中くらいの長さの黒髪と、右の鼻翼の上にある目立つあざが外見上の特徴です。
性格・背景
非常に冷淡で短気な性格の持ち主で、気に障ることがあると遠慮なく怒りを爆発させる人物として描かれています。
一方で、かつてのリーダーである鯱に対しては揺るぎない忠誠心と敬意を示しており、鯱がアオギリの樹のコクリア襲撃に参加して行方不明となった後も、バー「オルカ」の運営と区会議の開催を通じて6区の秩序を守ろうと尽力していました。
「オルカ」は鯱の部下たちが運営する6区の喰種たちの集会所として機能しており、ギルはそこでバーテンダーら他の部下と共に6区の統治を維持していたとされています。
部外者に対しては強い不信感を示し、特にカネキ一行が6区を訪れてリゼの手がかりを求めた際には敵意を露わにしました。
カネキが鯱の捕獲に関わったと知ると激しく非難し、「あのバカ女(リゼ)」のせいで鯱が不幸になったと怒りをぶつけるなど、鯱を慕う感情の裏返しとしての攻撃性を見せています。
鯱が6区のリーダーだった頃、鯱は部下たちを鍛え上げて戦力を高めていたとされ、ギルもその訓練を受けた一人であったと推測されます。
能力・戦闘スタイル
赫子のタイプは作中で明確に描写されておらず、具体的な戦闘能力の詳細は不明です。
カネキ一行と対峙した際に攻撃的な態度を取る場面はあるものの、本格的な戦闘描写はほとんど描かれていません。
ただし、SSレートの喰種である鯱が直接訓練していた6区の喰種集団をまとめ上げるだけの実力は備えていたと考えられます。
鯱の離脱後も6区が一定の秩序を保っていたのは、ギルのリーダーシップと統率力によるところが大きいとされています。
なお、鯱の部下たちの集団は最終的に解散し、その後6区は別の勢力に管理が移行しています。
ランキング理由
鯱の右腕として6区を管理する立場にあり、喰種たちを統率するリーダーシップと鯱から受けた訓練による一定の戦闘力は認められます。
具体的な戦闘描写が乏しいため正確な実力の評価は難しいものの、SSレート喰種の鯱の直属の部下として6区の喰種集団をまとめ上げていた実績から、一般的な一等捜査官クラスの相手とは渡り合える力量を持っていたと推測し、この順位としました。
第93位 ハギ
11区の喰種集団のリーダーで、万丈数壱の前に区を統治していた人物です。
顔中に傷跡があり、特に両目にそれぞれ傷が走っている特徴的な外見をしています。
肩までの長さの髪を持ち、その風貌だけで周囲の喰種たちを萎縮させる威圧感がありました。
性格・背景
11区の喰種たちを恐怖と厳格な規律で統率し、独自の掟を制定して区の秩序を維持していました。
テリトリーの制限、月額の「区費」の徴収、月1回の捕食制限など複数のルールを設け、違反者には厳しい処罰を与えていたとされています。
ハギの名前を聞くだけで他の喰種が恐れるほどの威圧感を持ち、11区の喰種社会において絶対的な権力者として君臨していました。
しかし、神代利世(リゼ)が11区に現れて自由奔放に捕食活動を行ったことで、区の秩序が大きく乱れることになります。
リゼの過剰な捕食がCCG捜査官の注意を引き、仲間の「ドグ」が命を落とすなど、ハギの統治体制は揺らぎ始めました。
能力・戦闘スタイル
赫子のタイプは作中で明確に描かれていません。
喰種たちを恐怖で統率できるだけの実力は持っていたとされますが、SSレート級の実力者であるリゼとの戦闘では、2人の部下と共に挑んだにもかかわらず、赫子の一突きであっさりと全員が殺害されています。
リゼが11区を去る直前の出来事であり、ハギたちはリゼが引き起こしたトラブルの責任を追及しようとしましたが、圧倒的な実力差の前に為す術がありませんでした。
ハギの死後、リゼに「リーダー」と呼ばれていた万丈数壱が11区の喰種たちをまとめようとしましたが、戦闘力の低い万丈では統率が難しく、後にアオギリの樹に容易に権力を奪われることとなります。
ランキング理由
11区を統治するほどの力と威圧感を持ち、複数の掟を制定して喰種たちを従わせていたことは評価できます。
しかし、SSレート級のリゼには部下2人と合わせても全く歯が立たず、一方的に殺害されています。
万丈がハギの前では従順だったことから少なくとも万丈以上の戦闘力は持っていたと推測されますが、赫子の詳細が不明であること、そしてリゼとの実力差が顕著であったことから、この順位としました。
第92位 冴木空男(トルソー)
163cm39kgな訳だが
最近これに近いんじゃないかって(東京喰種の冴木空男) pic.twitter.com/5ZGXNFZI51— おさかな(・ᵕ ・ミэ)Э (@S4KANA_Nanoda) March 21, 2025
Aレート喰種で、タクシー運転手として人間社会に溶け込みながら「傷のある女性」を狙って捕食を繰り返していた連続殺人犯です。
被害者の頭部と四肢を切断し、胴体のみを持ち帰るという猟奇的な犯行パターンから、CCGに「トルソー(胴体の意)」のコードネームで呼ばれていました。
性格・背景
人里離れた山奥で喰種の父親と2人きりで育てられた壮絶な幼少期を持ちます。
母親は父親に捕食されており、「人間とは関わるな」という父の言いつけのもと孤立した生活を送っていました。
しかし幼い頃に父の言いつけを破って街へ下り、道乃美(ミノミ)という人間の少女と出会います。
ミノミもまた親からの虐待を受けており、体にアザや傷を負っていました。
ミノミはトルソーに読み書きなど生きるうえで必要なことを教え、2人は「遠くへ行きたい」と夢を語り合う仲になります。
しかし、ミノミの存在を知った父親がミノミを解体・捕食してしまい、怒りに駆られたトルソーは父親を殺害しました。
ミノミの胴体だけが比較的きれいな状態で残されていたことが、後の「胴体への異常な執着」の原点となったとされています。
普段は気弱で大人しい性格ですが、傷のある女性に対しては異常な執着を見せ、ポラロイドカメラで撮影してから犯行に及ぶ習性がありました。
作者の石田スイから「上から二番目くらい好き」と評されたキャラクターでもあります。
能力・戦闘スタイル
鱗赫の赫子を持ち、Aレートに分類されています。
喰種としての基本的な身体能力(強化された聴覚・筋力・スタミナ・スピード)と再生能力を備えていますが、戦闘スタイルは正面からの力押しよりも、奇襲や逃走を得意としていました。
タクシー運転手という職業を活かした情報収集にも長けており、車内での会話を録音してアオギリの樹にUSBで情報提供するなど、諜報員としての側面も持っていました。
クインクス班に正体を看破された際にも追撃を振り切って逃走しており、逃げ足の速さには定評があります。
一方、西尾錦のような格上の喰種には恐れを抱いており、直接的な戦闘力には限界がありました。
流島上陸作戦では六月透を誘拐し、四肢を切断して洞窟に監禁しましたが、覚醒した六月の圧倒的な力の前に返り討ちにされ、自身も頭部・四肢を切断されるという凄惨な最期を遂げています。
ランキング理由
Aレート喰種として一定の戦闘力と再生能力を持ち、クインクスの追撃を振り切る逃走能力も備えていました。
アオギリの樹では霧嶋絢都やヒナミと連携して活動するなど、組織の中で一定の役割を果たしています。
しかし、戦闘面では正面切っての戦いを避ける傾向が強く、覚醒した六月には全く歯が立たず敗死しています。
諜報活動や運転手としての役割が主であり、純粋な戦闘力ではギルやハギと同程度の評価としました。
第91位 伊佐井(伊佐井健太)
CCGの一等捜査官で、伊佐井班の班長としてオークション掃討作戦に参加しました。
『東京喰種トーキョーグール:re』第19話から登場したキャラクターです。
性格・背景
小柄でやや乱れた髪にメガネをかけた男性で、CCGの標準制服やスマートなスーツを着用しています。
喰種捜査官募集キャンペーンの当選者20名の1人をモデルに石田スイ先生がデザインしたキャラクターとされています。
オークション掃討作戦では、真戸暁一等捜査官が率いるC班(白スーツ戦闘部門)に配属され、伊佐井班として縦島班・真戸班と連携して白スーツの喰種集団との戦闘に臨みました。
班員には二等捜査官の崎野ムラ、若浅地らが所属していました。
能力・戦闘スタイル
一等捜査官として班を統率する立場にあり、班長としての指揮能力を発揮しました。
オークション掃討作戦では、Sレート双子喰種のガギとグゲの討伐に縦島班・真戸班と協力して成功しており、複数の班が連携する集団戦闘で成果を上げています。
また、Sレート喰種のナキやミザ(三枚刃)が率いる白スーツの喰種集団との激戦も経験しました。
単独でSレート級の喰種に対処するのは困難とされますが、多くの捜査官が命を落としたこの大規模作戦を生き延びた数少ない捜査官の1人です。
ランキング理由
班長として部隊を率い、ガギ・グゲの討伐に貢献するなど、チーム戦闘において着実な実績を残しています。
多くのキャンペーン当選者モデルの捜査官が作戦中に命を落とした中で、伊佐井は生存しており、判断力と状況対応力の高さがうかがえます。
ただし、個人としての際立った戦闘描写は限られており、単独での戦闘力は未知数な部分が多いため、チーム戦での実績と生存実績を総合的に評価してこの順位としました。
第90位 縦島(縦島秀徳)
CCGの一等捜査官で、縦島班の班長としてオークション掃討作戦に参加しました。
『東京喰種トーキョーグール:re』第19話から登場し、喰種捜査官募集キャンペーンの当選者をモデルに石田スイ先生が描き起こしたキャラクターです。
30代前後の男性で、耳が見えるほど短い黒髪と薄い口ひげ・無精ひげが特徴的な外見をしています。
性格・背景
オークション掃討作戦では、真戸暁一等捜査官の指揮下にあるC班の班長として、伊佐井班と共にSレート喰種のナキやミザ(三枚刃)との戦闘に臨みました。
副班長の風間幸道と共に班を率い、ゼウムホールの中央棟外で白スーツの喰種集団と対峙しています。
班員の沼淳二等捜査官がミザの尾赫型三枚刃の赫子によって即死するなど、厳しい戦況の中でも指揮を執り続けました。
また、Sレート双子喰種のガギとグゲの討伐にも伊佐井班・真戸班と協力して参加しています。
能力・戦闘スタイル
使用クインケの具体的な名称やレートは作中で描写されていません。
しかし班長としての状況判断力には見るべきものがあり、真戸暁がナキを弱体化させ、さらに別の班がナキにダメージを与えた隙を見逃さず、班員に射撃指示を出してナキを制圧しようとしました。
このように負傷した敵への追撃タイミングを的確に見極める判断力を持っています。
Bレート程度までの喰種に対処できる実力を備えていたと推測され、ミザが真戸暁との戦闘で負傷し、雛実の指示で撤退した後も戦場に留まり作戦を遂行しました。
ランキング理由
多くの捜査官が命を落としたオークション掃討作戦を生き延びた数少ない班長の一人です。
部下を失いながらもSレートの喰種が複数出現する戦場で指揮を執り続け、最終的に生還している点は高く評価できます。
弱体化した敵への追撃判断など戦術的な指揮力を見せましたが、Sレートのナキやミザとの直接戦闘では真戸暁の支援がなければ苦戦は必至でした。
個人戦闘力の描写が限られるため、同じく生存した伊佐井と同等のこの順位としました。
第89位 児張
CCGの一等捜査官で、7区の喰種捜査を担当していました。
パートナーの有根(准特等捜査官)と共に、「黒ラビット」と呼ばれる喰種の追跡・討伐にあたっていたとされています。
小柄な体格で、非常に短い黒髪と丸みを帯びた頭部、四角い鼻が特徴的な外見をしており、暗色のロングコートを着用していました。
性格・背景
7区という喰種の活動が盛んな地域を任されていたことから、相応の経験を積んだ捜査官だったと考えられます。
パートナーの有根は長身で白いジャケットを着用した准特等捜査官で、過去のピエロマスク掃討戦では法寺項介に並ぶ成果を収めたほどの実力者でした。
真戸暁からも「なかなかの腕前」と評価されるほどの有根とコンビを組んでいたことから、児張自身も一等捜査官として十分な実力を備えていたと推測されます。
しかし、担当区域には羽赫型の赫子を持つSSレートの黒ラビット(霧嶋絢都)が潜んでおり、悲劇的な最期を迎えることになりました。
能力・戦闘スタイル
一等捜査官としてクインケを所持していましたが、黒ラビットとの遭遇時には有根が「動くな」と警告を発する間もなく、羽赫の喰種による一撃で文字通り引き裂かれてしまいました。
有根も同時に首を切断されて即死しており、二人がかりでも一太刀も浴びせることができなかったとされています。
この一方的な結果は、黒ラビットの羽赫が持つ圧倒的な攻撃速度と殲滅力を物語っています。
なお、児張と有根の死亡を記録した監視カメラの映像は、後に亜門鋼太朗と真戸暁が黒ラビットの調査を進める際の重要な手がかりとなりました。
ランキング理由
一等捜査官として7区を担当し、准特等クラスの実力者である有根のパートナーを務めるだけの力量は備えていたと考えられます。
しかしSSレートの黒ラビットには一瞬で命を奪われ、クインケを展開する間もなく瞬殺されました。
この描写は黒ラビットの圧倒的な速度と攻撃力を際立たせる役割を果たしており、児張個人の戦闘能力を正確に測ることは困難です。
実力者のパートナーと同じ現場で任務にあたっていた点を評価し、この順位としました。
第88位 黒俵(黒俵幸生)
CCGの一等捜査官で、阿藤大介准特等が率いる阿藤班(全16名)の副班長を務めていました。
喰種捜査官募集キャンペーンの当選者をモデルに石田スイ先生が描き起こしたキャラクターで、作戦報告書では「忍耐」と関連づけられています。
性格・背景
他の隊員より年配に見える落ち着いた外見で、キャップと細いフレームの眼鏡を着用し、CCGの標準制服やフォーマルスーツを身にまとっていました。
作中での登場期間が短いため性格の詳細は描かれていませんが、副班長として阿藤の補佐役を担い、正面突入という最も危険な任務を引き受ける胆力を持っていたことがうかがえます。
阿藤班にはほかに赤井智紀、澤池竜太、東儀日奈、久木山翔吾らが所属しており、クインクス班や大芝班と共にA班として正面突入を担当しました。
能力・戦闘スタイル
使用クインケの名称やレートは作中で明かされていません。
しかし正面突入作戦では通路上の喰種を排除しながら前進する実行力を見せ、ナッツクラッカーのパートナーである甲赫型の喰種との戦闘では阿藤班として撃破に成功しています。
この甲赫型喰種は「そこそこ強い」と評される実力を持っていたとされ、それを班として退けたことは一定の戦闘力の証といえます。
しかし直後に出現したSS+レートの滝澤政道(オウル)には全く対抗できませんでした。
オウルは嘉納によるヨシムラの赫包移植手術で半喰種化した元CCG捜査官であり、その圧倒的な力で阿藤班長の首をもぎ取った後、黒俵も澤池と共に瞬殺されています。
ランキング理由
副班長として16名の部隊の指揮系統を支え、甲赫型の喰種を班として撃破するなど、Aレート級の喰種との集団戦闘に対応できる実力がありました。
しかしオウルの圧倒的な力の前には為す術がなく、阿藤班16名中15名が戦死するという壊滅的な被害の中で命を落としています。
唯一の生存者は久木山翔吾のみでした。
阿藤班の壊滅はオウルのデビュー戦として作中屈指の衝撃的な場面であり、かつての同僚を一瞬で葬り去るオウルの狂気と悲劇を強烈に印象づけました。
副班長としての立場と甲赫型喰種撃破への貢献を評価し、この順位としました。
第87位 田井中寛和
CCGの上等捜査官で、第一部門に所属し23区を担当していました。
パートナーの千之睦と共に、コクリア(喰種収容所)が位置する23区の警備にあたっていたとされています。
初登場は原作第64話(アニメ第10話)で、11区攻略戦から登場した捜査官です。
性格・背景
黒髪にやや大きめの鼻、太い眉毛が特徴的な平均的な体格の男性捜査官です。
パートナーの千之睦が戦闘中に喰種を倒すことを楽しむ好戦的なタイプであるのに対し、田井中は終始冷静で真剣な態度を崩さない対照的な人物として描かれました。
千之睦は後に准特等捜査官補佐にまで昇進しており、その千之睦のパートナーを務めていたことからも一定以上の実力があったと考えられます。
なお千之睦は梟討伐作戦でタタラ・ノロ率いるアオギリの襲撃を受けた後に行方不明となっており、田井中はパートナーを失った形になっています。
能力・戦闘スタイル
尾赫タイプのクインケ「ロク1/3」を使用します。
尾赫クインケは攻防のバランスに優れた汎用性の高い武器で、新人から上級者まで幅広く使用されるタイプです。
11区特別対策本部の一員としてアオギリの樹の11区アジト攻略戦に参加し、五里美郷、平子丈、千之睦らと共に多数の喰種を討伐しました。
この作戦はCCGがアオギリの樹の11区拠点に大規模攻撃を仕掛けた重要な戦いで、金木研とアオギリの樹の衝突が起きた激戦でもありました。
田井中は戦闘中に敵の速度を冷静に観察する描写があり、戦闘のさなかでも周囲の状況を的確に把握できる経験に裏打ちされた判断力を持つ捜査官として描かれています。
ランキング理由
上等捜査官としてアオギリの樹との大規模戦闘に参加し、生存しています。
11区戦では多数の犠牲者が出た中で生き残っており、パートナーとの連携でアオギリ戦闘員レベルの喰種には十分対応できる実力を示しました。
戦闘中に敵の速度を見極める観察眼を持ち、冷静な判断力で危機を切り抜けられる堅実な捜査官といえます。
ただし:reでの登場はなく、作中での活躍は限定的なため、同格の上等捜査官たちと並ぶこの順位としました。
第86位 大芝亮汰
CCGの上等捜査官で、大芝班の班長としてオークション掃討作戦に参加しました。
捜査官募集キャンペーンの当選者20名の中から生まれたキャラクターの一人で、読者の応募がモデルとなっています。
性格・背景
額から落ちる短い黒髪に短いひげを蓄え、常にフォーマルなスーツを着用した小柄な若い男性です。
口元には皮肉な笑みを浮かべた表情が常に張り付いており、他の捜査官と同様に作戦時は暗いスーツの上に白いマントを羽織っていました。
勇敢で自信に満ちた捜査官であり、班長として部下に対しても冷静な指示を出すことができる人物でした。
オークション掃討作戦では管理棟方面で班を率いてナッツクラッカーの討伐に臨んでいます。
能力・戦闘スタイル
使用クインケの詳細は不明ですが、班長として部隊を統率する力を持ち、当初はAレートのナッツクラッカーを追い詰めるほどの優勢を見せました。
しかしナッツクラッカーが尾赫と甲赫の2種類の赫子を使い分ける能力を発動すると戦況は一変します。
ナッツクラッカーの赫子はRC値が甲赫2200・尾赫4500と非常に高く、特に分離して自動的に反応する尾赫の赫子は予測が困難でした。
この分離赫子の罠によって左太腿を貫かれた大芝は致命傷を負いましたが、死の間際にもナッツクラッカーの二種赫子に関する情報を本部に伝達し続けたとされています。
この情報が後の不知吟士たちの戦いで活かされることになります。
ランキング理由
Aレート(当時)のナッツクラッカーを一時的に追い詰める統率力を見せた点は評価に値します。
また死の間際にも敵の能力情報を本部に報告し続けた冷静さと責任感は、捜査官としての矜持を示すものでした。
しかし二種赫子の発動後は対応しきれず敗死しています。
大芝班の壊滅は上等捜査官が殺害されたことを根拠にナッツクラッカーのSレート格上げの直接的な原因となり、続く不知吟士・米林才子・林村直人による討伐戦の重要な布石となりました。
第85位 下口房
CCGの上等捜査官で、下口班の班長を務めていました。
口が悪く偏屈な性格ですが、実は仲間想いの人物として描かれたキャラクターです。
:re第1話から登場し、複数のエピソードにわたって重要な役割を果たしました。
性格・背景
タラコ唇と長身でやせ型の体型が特徴的な男性捜査官です。
自身の容姿にコンプレックスを抱えており、子供の頃に笑顔が外見をさらに悪くすると気づいてからは笑うことをやめてしまったとされています。
小学生時代には出川という友人と無邪気にボール遊びをしていた思い出があり、死の間際にその頃の記憶を回想する場面が描かれました。
クインクス班を「異端」として嫌悪し、佐々木琲世に対しても非協力的で厳しい態度を取っていましたが、その厳格さの裏には部下を守りたいという強い責任感が隠されていました。
トルソー(冴木空男)の捜査を担当していましたが、トルソー宅の捜索中にSSレートの黒ラビット(霧嶋絢都)の奇襲を受けて部下全員を失い、自身も重傷を負います。
この事件がきっかけで周囲から「部下殺し」という不名誉な通称をつけられてしまいました。
能力・戦闘スタイル
クインケの詳細は不明ですが、班長として複数の大規模作戦を指揮する統率力を持っていました。
オークション掃討作戦では平子丈らと共に脱出路封鎖を担当する部隊の指揮を執り、前線復帰を果たしています。
この作戦中に柴橋班長がピエロのロマに殺害された後は代理班長を務め、残された部隊をまとめる役割を担いました。
月山家殲滅戦(ロゼ編)では里見紫苑・戸賀美帆と3名の小隊でルナ・エクリプスビルに突入しますが、エトの骨を与えられ強化されたカナエ=フォン・ロゼヴァルトと遭遇。
左腕と右手の指を切断される重傷を負いながらも、部下を逃がすために「お前らが嫌いだ」と突き放す最期を見せました。
しかし里見と戸賀は逃げずに下口を守ろうと立ち向かい、3人とも殉職しています。
ランキング理由
SSレートの黒ラビットやエト強化カナエといった圧倒的な強敵との遭遇が多く、個人の実力以上に不運な展開に見舞われたキャラクターです。
トルソー捜査を粘り強く継続する忍耐力に加え、オークション掃討作戦では代理班長として部隊を立て直す判断力も見せました。
死に際に部下を守ろうとした姿と、里見・戸賀が「結構好きでしたよ、下口上等」と応じた:re第48話の場面は、作中屈指の名シーンとして多くのファンの心に残っています。
容姿や性格に悩みながらも捜査官としての責務を全うしようとした彼の生き様は、東京喰種:reにおける「人間側の物語」を深く印象づけるものでした。
第84位 磯山重司
CCGの上等捜査官で、嘉納研究所への突入作戦では篠原幸紀特等の指揮下で行動しました。
尾赫タイプのクインケ「シャク」を所持しており、短い黒髪とスーツ姿が特徴的な長身の男性捜査官です。
性格・背景
嘉納の隠れ家への突入作戦に参加し、車谷東吾と共に篠原特等の部隊で行動していました。
この作戦で金木研の不完全な赫者形態という異常事態に遭遇しながらも冷静さを失わなかったことから、場数を踏んだ捜査官であったことがうかがえます。
その後は下口班に配属されたとされ、月山家殲滅戦(ロゼ編)にも参加しています。
下口班はトルソー(冴木空男)捜査の担当班として知られていましたが、SSレートの黒ラビット(霧嶋絢都)による奇襲で班員が壊滅的な被害を受けた経緯があり、磯山はロゼ編の時点で補充された班員の一人であった可能性があります。
能力・戦闘スタイル
クインケ「シャク」(尾赫)を装備していますが、作中で実際に使用するシーンは描かれていません。
嘉納研究所で金木研の不完全な赫者形態と遭遇した際には、赫者相手では自分が役に立たないことを冷静に理解し、篠原に戦闘を委ねるという的確な判断を見せました。
この判断は、自分の実力を正確に把握しつつ最善の行動を選択する能力の表れといえます。
月山家殲滅戦ではルナ・エクリプスビルへの突入作戦に下口班の一員として参加しましたが、エトの赫包を与えられ異常な強化を受けたカナエ=フォン・ロゼヴァルトと遭遇します。
エト強化カナエは下口班長の左腕と右手の指を瞬時に切断するほどの圧倒的な戦闘力を有しており、班はなすすべなく壊滅させられました。
ランキング理由
篠原特等の突入部隊に配属されるだけの実力は備えていたと推測されます。
赫者との遭遇時に冷静な状況判断を行えた点は、経験豊富な捜査官であることを示しています。
しかし月山家殲滅戦ではエト強化カナエという圧倒的な強敵の前に下口班ごと壊滅させられており、上位の喰種との戦力差は大きかったようです。
嘉納研究所での的確な判断力と、複数の大規模作戦への参加実績は評価できるものの、作中で直接的な戦闘描写がほとんどないため、戦闘力の正確な評価が難しいキャラクターです。
第83位 林村直人
【豆知識】東京喰種:reの3巻に出てくる林村直人一等は、ぼくらの憧れカリスマ美容師の木村直人さんだよ
強いよ
クインケはハサミの種類セニングシザーから来てるっぽいから形状もセニングぽいよ pic.twitter.com/xMUCRdPQHl— おおくぼ(パの人) (@okb_Pa) April 2, 2018
CCGの一等捜査官から上等捜査官に昇進した捜査官で、大芝班の副班長を務めていました。
もともと理髪師を志望していたという設定を持つユニークなキャラクターで、長い黒髪と薄いひげが特徴的な平均的な体格の男性です。
捜査官募集キャンペーンの当選者をモデルとして誕生したキャラクターの一人でもあります。
性格・背景
大芝班では副班長として班長の大芝亮太を補佐する立場にありました。
オークション掃討作戦では前線突撃部隊に所属し、ナッツクラッカーとの激戦に臨んでいます。
ナッツクラッカーは甲赫と尾赫の二種類の赫子を持つキメラ型の喰種で、この能力によって捜査官の一団を単独で壊滅させたことからSレートに格上げされた強敵でした。
大芝班はこの戦闘でほぼ壊滅し、班長の大芝は脚を貫かれた後に致命傷を受けて殉職しています。
林村自身はナッツクラッカーの攻撃で窓から投げ出されましたが、落下先の木がクッションとなり奇跡的に生存しました。
その後、佐々木琲世・米林才子・不知吟士のクインクス班メンバーと合流し、再びナッツクラッカーとの戦闘に参加しています。
この作戦での功績が認められ、上等捜査官に昇進を果たしました。
不知吟士がナッツクラッカーを討伐した後、初めて自らの手で喰種の命を奪ったことへの精神的な動揺を見せた際には、不知の求めに応じて髪を丸刈りにする手助けをしています。
日本の文化では丸刈りは反省や決意を示す行為とされており、理髪師志望だった林村だからこそ果たせた役割でした。
面倒見の良い先輩捜査官として、後輩の精神面を支える姿が印象的に描かれています。
能力・戦闘スタイル
尾赫タイプのクインケ「セニング」を使用します。
鋸歯状の刃を持つ直刀型のクインケで、柄のない剣のような形状をしています。
クインケ名は理髪師が使う「すきバサミ(セニングシザーズ)」に由来するとされており、林村のかつての夢が武器の名前にも反映されています。
Sレートの喰種であるナッツクラッカーに対しても一時的に対抗できる程度の戦闘能力は有しており、クインクス班との連携戦闘では前線で戦い抜く粘り強さを見せました。
ランキング理由
大芝班壊滅という過酷な状況を生き延び、昇進を果たした生存能力は評価に値します。
Sレートのナッツクラッカーとの二度の交戦を経験し、クインクス班と連携して戦い抜いた点は実戦経験として大きな意味を持ちます。
戦闘面での派手な活躍よりも、不知吟士の精神的な支えとなる先輩捜査官としての描写が印象的で、組織の中で堅実に任務をこなしながら後輩を支えるタイプの捜査官でした。
第82位 御影三幸
@sotonami 雑誌で「御幸」になってましたが「三幸」ですね。半井が混乱しているわけではありません。 pic.twitter.com/O0tBP51B0V
— 石田スイ (@sotonami) June 9, 2018
CCGの一等捜査官で、精鋭・鈴屋班のメンバーです。
74期アカデミー卒で、4月12日生まれのA型、身長184cm・体重76kgという長身の青年です。
極めて短い薄紫色の髪を立たせ、耳にピアスをしているという捜査官としては独特な外見を持っています。
宇宙に対する造詣が深すぎるあまり、普段の言動が宇宙的かつ不可解なものとなっているユニークなキャラクターです。
性格・背景
什造でさえ理解できないほどの宇宙にまつわる独自の言い回しを持っており、「ほぼ妄想に近い」レベルで空想にふけるとされています。
趣味は折り紙と宇宙について思考することで、班内でも飛び抜けた個性を放っていました。
しかしその独特な言動とは裏腹に、年間50体以上の喰種を討伐して銀木犀賞を受賞した確かな実力者でもあります。
二等捜査官から一等捜査官に昇進しており、戦闘実績は鈴屋班の中でも堅実なものがありました。
ノーフェイスが篠原の顔で什造を動揺させた際には、独特な言葉ながらも什造を叱咤激励して精神面での支えとなるなど、仲間への思いやりも併せ持っていました。
能力・戦闘スタイル
尾赫タイプのクインケ「夢と宇宙」(A+レート)を使用します。
戦斧型のクインケを巧みに扱い、剣術にも優れた近接戦闘を得意としています。
オークション掃討作戦ではSSレートの喰種・ビッグマダムの赫子を切断して瓜江とムツキを救出するという目覚ましい活躍を見せました。
ビッグマダムは什造の因縁の相手でもあり、この戦闘での鈴屋班の連携は作中でも印象的な場面の一つです。
流島上陸作戦ではSSレートの赫者であるクロナ(安久黒奈)と什造・環水郎と共に交戦しています。
クロナは不完全ながら赫者化した状態で、圧倒的な戦闘力を有していましたが、御影は右肩への攻撃を担当し、環水郎が左側から挟み撃ちにする連携攻撃でクロナの両腕を切断する成果を挙げました。
クロナが什造を刺した際には、残りの班員と共に即座に対応するなど、戦闘中の状況判断と連携能力の高さを見せています。
物語終盤の東京防衛戦(ドラゴン戦)にも鈴屋班の一員として参加し、鈴屋班は最終決戦まで全員が生存した数少ない班として知られています。
有馬貴将の死後はS3班に改編され、TSC(東京治安委員会)の中核的な防衛部隊として活動を続けました。
ランキング理由
鈴屋班の一員としてSSレートの赫者喰種との戦闘に参加し、仲間の危機に駆けつける判断力と行動力を兼ね備えています。
ビッグマダムの赫子を切断するほどの攻撃力も持ち合わせており、年間50体以上の討伐実績が示す安定した戦闘力は確かなものです。
流島でのクロナ戦では班員との連携で赫者の両腕を切断するという成果を残しており、個人としても班としても高い戦闘力を発揮しました。
物語終了後は星とクインケに関する学術論文を発表したとされ、知的好奇心の高さを最後まで見せました。
第81位 環水郎
ミズロー
はっぴーばーすでー#東京喰種re#環水郎 pic.twitter.com/cOVOPSd5Rd— 竜遺児 (@Tg_2011_09_08) June 14, 2019
CCGの一等捜査官で、鈴屋班のメンバーです。
什造からは「ミズロー」の愛称で呼ばれ、班の中核を担う存在として活躍しました。
初登場は読切作品『東京喰種トーキョーグール [JOKER]』で、本編『:re』でも鈴屋班の一員として数多くの作戦に参加しています。
性格・背景
73期アカデミー卒で阿原半兵衛と同期です。
6月15日生まれのA型で、身長172cm・体重66kgとされています。
明るく自信のある性格で、趣味は散財(服・フィギュア・ゲーム)と多岐にわたります。
銀木犀賞を受賞した実力者でもあり、アカデミー時代から優秀な成績を収めていたことがうかがえます。
什造に嘘を教えられることを嫌がるなど、班の中では後輩や仲間に対して保護的な面を持っていました。
半兵衛に次いで作中での出番が多く、鈴屋班の日常描写においても存在感のあるキャラクターです。
能力・戦闘スタイル
尾赫タイプのクインケ「beef」(A+レート)を使用します。
黒い日本刀のような形状をしたクインケで、効率的な剣技を駆使する近接戦闘を得意としています。
流島上陸作戦では什造・御影と共にSSレートの赫者であるクロナ(安久黒奈)と交戦し、連携攻撃でクロナの両腕を切断する成果を挙げました。
クロナは不完全ながら赫者化した状態であったにもかかわらず、班員たちの連携によって退却に追い込んでいます。
竜(ドラゴン)戦では什造が落下しそうになった際にグラップリングツールで即座に救出するなど、戦闘中の状況判断力と仲間を支える対応力にも優れています。
ランキング理由
鈴屋班の中核メンバーとして、SSレートの赫者喰種に対しても連携で渡り合える確かな実力を持っています。
什造からの信頼も厚く、最終決戦に至るまで班の戦力として一貫して貢献しました。
鈴屋班は有馬貴将の死後に0番隊に代わるS3班に任命されるほどの精鋭部隊であり、全メンバーが最終決戦まで生存した数少ない班でもあります。
個人の戦闘力に加えて連携戦闘における判断力と対応力を評価し、御影とほぼ同格の実力と判断してこの順位としました。
第80位 ルチ(加々美竜地)
PS Vitaゲーム『東京喰種トーキョーグール JAIL』に登場するゲームオリジナルキャラクターで、石田スイがシナリオ・イラストを手がけました。
入見カヤ(黒狗)率いるブラックドーベルの元幹部であり、CCGからは「ジェイル」事件の容疑者として追われていた喰種です。
性格・背景
長い金髪と細い目、左目付近に稲妻のような刺青を持つ痩せた体格の青年で、推定28歳前後、身長177cm・体重55kgとされています。
チェーンネックレスに三角形のペンダント、左耳のループピアスといった装飾品を身につけています。
かつてはブラックドーベルにおいて入見カヤの側近を務めており、組織内でも数少ない男性メンバーの一人だったとされています。
しかしカヤが芳村のもとであんていくで働き始め、かつての宿敵であった古間と和解したことに強く反対し、当時19歳前後で部下と共にブラックドーベルを離脱しました。
離脱後は18区を拠点に多数の手下を従えて独自に活動しています。
通称「ルチ」は「拘禁・拘留」を意味し、ゲームタイトル「JAIL」にちなんだ言葉遊びとなっています。
能力・戦闘スタイル
羽赫の赫子を持ち、スピードと遠距離攻撃に優れた戦闘スタイルを備えています。
ゲーム内では主人公リオとの戦闘が複数回発生するボスキャラクターの一角です。
イトリの協力を得てリオがルチに接触した際には、リオを襲撃するほどの攻撃性を見せ、金木研に助けられる場面もあるなど、相応の脅威として描かれています。
ルチとの「因縁」バトルに勝利すると「ピースブレイク壱」、「借りと貸し」イベントでは全能力が大幅に上昇するスキルが入手可能で、ゲームシステム上も重要な対戦相手に位置づけられています。
結果的に「ジェイル」の正体ではありませんでしたが、ジェイル捜査の過程で浮上する有力な容疑者の一人として物語に緊張感を与える存在でした。
ランキング理由
ゲームオリジナルキャラクターのため原作漫画での戦闘描写はありませんが、CCGからSSレートに認定されていた入見カヤの側近を務めていた経歴は、一定以上の実力を裏付ける根拠となります。
ブラックドーベルの元幹部として培った戦闘経験と、離脱後も18区で多数の手下を率いて活動できるだけの統率力・戦闘力を考慮し、この順位としました。
第79位 三波麗花
東京喰種【JACK】公開まであと12日!こちらは、有馬&富良のクラスメイトでヒロインの三波麗花。声優は早見沙織さん!喰種退治を手伝いたいと言い出すなど、可愛いだけじゃない女の子です!http://t.co/4FIvGmYAiT pic.twitter.com/j4dlnYsBwS
— 【公式】TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』 (@tkg_anime) August 24, 2015
番外編『東京喰種トーキョーグール [JACK]』に登場するキャラクターで、高校時代の有馬貴将と富良太志のクラスメイトでした。
その正体は13区で捕食事件を繰り返していたA+レートの喰種「ランタン」です。
OVA版では声優を早見沙織が担当しています。
性格・背景
学級委員を務める優等生の女子生徒を装い、有馬や富良と親しく接していました。
富良が学校に通い続けるきっかけとなった存在でもあり、彼は三波に淡い恋心を抱いていたとされています。
喰種退治を手伝いたいと自ら申し出て有馬たちの「ランタン」捜査に協力するふりをしながら、裏では情報収集と捕食活動を並行して行っていました。
捕食時にはカボチャの仮面をかぶって活動しており、この外見から「ランタン」の通り名で呼ばれています。
三波は普通の人間として生きることに憧れを持っていた一方で、恵まれた環境に生まれながら周囲に迷惑をかける人間たちに対しては強い嫌悪を抱いており、そうした人間を標的にしていたとされています。
「死んだってかまわない。
社会に必要とされないクズ」と自らを評する場面もあり、喰種として生きることへの葛藤がうかがえます。
能力・戦闘スタイル
尾赫の赫子を持つA+レートの喰種です。
赫子は「鋼のように硬質で水のように流動的」と描写されており、攻防のバランスに優れた尾赫の特性を活かした戦闘を行います。
13区において複数の捕食事件を起こすだけの戦闘力を備えており、有馬との初交戦時には赫子で襲いかかりましたが、有馬は類まれな身体能力で赫子をかわして蹴りの一撃を食らわせ、この時はランタンが逃走しています。
最大の武器は直接的な戦闘力よりも擬態能力と知略にあり、捜査官候補生の有馬のそばで正体を隠し通す巧みさは特筆に値します。
しかし有馬はホテル街の捕食事件現場に残されていた学校指定の22cmのローファーなどの些細な手がかりから、三波の正体に気づいていたとされています。
正体発覚後の最終決戦では有馬の二刀流クインケに圧倒され、最後は富良に向かって襲いかかったところを、咄嗟にクインケを手にした富良自身に貫かれて命を落としました。
ランキング理由
A+レートの喰種として相応の戦闘力を持ち、13区で脅威となるだけの実力がありました。
しかし有馬貴将には力及ばず敗北しています。
富良太志が喰種捜査官を志すきっかけとなった重要なキャラクターであり、討伐後に赫子は尾赫タイプのクインケ「ランタン」(A+レート)として加工され、富良の愛用武器として本編でも使用されています。
戦闘力に加えて、CCG捜査官候補生のそばで長期間にわたり正体を隠し通した知略と擬態能力を評価し、この順位としました。
第78位 電車の少女
読切作品『東京喰種トーキョーグール [JOKER]』に登場する、13区の喰種集団「スカルマスク」のボスです。
普段は短髪に前髪留めをあしらった10代後半の若い女性として電車に乗るなど一般人に紛れて生活しており、その正体を悟らせない擬態能力を持っていました。
作中では具体的な名前が明かされておらず、「電車の少女」という通称で知られています。
性格・背景
骸骨をモチーフにした精巧なマスクとフード付きの黒いトレンチコートを着用して活動し、構成員を増やしながら13区での捕食範囲を拡大させていました。
彼女が率いるスカルマスクは13区で凶悪な殺傷事件を繰り返す危険な喰種集団として知られ、CCGからも警戒される存在でした。
花の香りの香水と血の匂いを混ぜることで犯行現場との関連を隠そうとする狡猾さを持っていましたが、什造の鋭い嗅覚によって見破られています。
電車内で痴漢に遭っていた際には加害者の腕を引きちぎるという苛烈な一面も見せており、普段の無害な少女の姿とは裏腹に、攻撃的で容赦のない性格が垣間見えます。
能力・戦闘スタイル
羽赫の赫子を持つAレートの喰種です。
羽赫は瞬発力に優れ高い攻撃力を発揮する反面、持久力に劣るという特性がありますが、彼女は集団のボスとして複数の部下を統率しながら自らも前線で戦う実力を備えていました。
什造との直接対決では、什造がアタッシュケースから取り出したクインケ「13’sジェイソン」を赫子で弾き飛ばして武装解除に成功するなど、上等捜査官を一時的に追い詰める場面もありました。
地下鉄駅構内での戦闘では什造が単独で部下の喰種たちを次々と斬り伏せる中、ボスである彼女自身が什造に攻勢をかけるという度胸も見せています。
しかし最終的には、それまで恐怖に怯えていた二等捜査官の半兵衛が勇気を振り絞り、背後から刀型クインケで貫いたことで致命傷を受けて倒れました。
ランキング理由
什造のクインケを弾き飛ばすほどの実力は評価できますが、什造が半兵衛に討伐の機会を与える意図もあったとされており、実質的には什造一人でも制圧可能な相手だったと考えられます。
ただし、13区で組織を率いて捕食範囲を拡大させるだけの統率力と、上等捜査官相手に一時的とはいえ優位に立てる戦闘力は相応のものです。
彼女の羽赫は討伐後にクインケ「銀髑髏」として加工され、半兵衛のメインクインケとなりました。
臆病だった半兵衛が初めて喰種を討伐するきっかけを作った存在として、物語上の意義も大きいキャラクターです。
第77位 キンコ
【Vita_グール】PS Vita「東京喰種 JAIL」HPのキャラクターを更新。
石田スイ先生デザインの「キンコ」を公開。目の下に縫い跡のある巨体の喰種。
→http://t.co/ayAXXmgDvu #東京喰種 pic.twitter.com/7r9AP4mvXs— 「東京喰種トーキョーグール」ゲーム公式 (@ghoul_game) September 28, 2015
PS Vitaゲーム『東京喰種トーキョーグール JAIL』に登場するゲームオリジナルキャラクターで、原作者の石田スイがキャラクターデザインを手がけました。
CCGの喰種収容施設コクリアに収容されていた経歴を持ち、「アオギリの樹」によるコクリア襲撃の混乱に乗じて脱走した喰種です。
性格・背景
大柄で頑強な体格の男性喰種で、長い赤みがかった髪、腫れぼったい目、病的に青白い肌が特徴的です。
胸から首にかけて四本の目立つ傷跡があり、顔の中央には縫い目のような水平の模様が刻まれています。
緑色のジャケットと白いズボンを着用しています。
名前の由来は「禁錮(imprisonment)」で、同作に登場するルチ(「留置」)やロウ(「牢」)と同様に、ゲームタイトル「JAIL」にちなんだ命名となっています。
自然や動物を愛する心優しい面がある一方で、内面には凶暴な一面も潜んでおり、この二面性がキンコというキャラクターの核心です。
ゲームのストーリーでは、主人公リオが「ジェイル」と呼ばれる喰種の正体を追う過程で接触する人物の一人として描かれ、コクリアから脱走した経歴がリオとの共通点として注目されますが、最終的にキンコはジェイルではないことが判明します。
能力・戦闘スタイル
鱗赫の赫子を持ち、巨体を活かしたパワータイプの戦闘を行います。
鱗赫は触手のような形状で高い攻撃力と再生能力に優れる反面、耐久性にやや劣るという特性がありますが、キンコの場合はその巨躯と合わさることで圧倒的な破壊力を生み出します。
コクリアはCCGが危険度の高い喰種を収容する最重要施設であり、そこに収監されていた事実はAレート以上の脅威度を認定されていたことを意味します。
心優しい状態と凶暴な状態で戦闘力に大きな差が生じるとされ、暴走状態では手がつけられない破壊力を発揮する可能性がある一方、制御が効かなくなるリスクも抱えています。
ランキング理由
ゲームオリジナルキャラクターのため原作漫画での戦闘描写はありませんが、石田スイ自身がデザインし、シナリオ・セリフも書き下ろしたキャラクターとして公式設定の信頼性は高いです。
コクリア収容歴が示すAレート以上の戦闘力と、鱗赫の攻撃力を巨体で底上げするパワースタイルは純粋な脅威といえます。
しかし、二面性による戦闘力の不安定さと、ゲーム内でもジェイルの容疑者候補として登場するにとどまり大規模な戦闘実績が描かれていない点を考慮し、この順位としました。
第76位 巴ユミツ(墓盗り)
今日は巴ユミツ(墓盗り)の誕生日!!おめでとう!
瓶兄弟との背景等気になります…
今後の活躍が楽しみです!おめでとう! pic.twitter.com/ISASPwLl5w— KM (@KEight819) August 11, 2017
アオギリの樹のタタラ直属に位置するA+レートの女性喰種です。
「墓盗り」の通り名は捜査官を倒してクインケ(喰種にとっての「墓標」)を奪い取ることに由来しており、純粋な喰種としてクインケを使用して戦う作中唯一の異色の存在です。
身長150cm・体重46kg、「小瓶」という別名でも呼ばれています。
性格・背景
16歳(のちに17歳)という若さでアオギリの樹に所属した最年少メンバーであり、瓶兄弟の義理の妹分として深い絆を持っていました。
瓶兄弟がアオギリアジト戦で亜門鋼太郎に討伐され、その赫子がクインケに加工されたことから、亜門への強い復讐心を抱いています。
中性的な端正な顔立ちで、趣味はきれいなボトル集めと植物図鑑の閲覧(ボトル集めは瓶兄弟への想いに由来するとされています)。
瓶兄弟と同じデザインのマスクを着用するなど、義理の兄たちへの慕情が随所に表れています。
『:re』作中ではカナエ・フォン・ロゼヴァルトに雇われてクインクス班を襲撃する場面で初登場し、その後も要所で活躍しました。
物語終盤のコウリュウギ作戦では人間と喰種の共闘という状況に複雑な葛藤を見せ、ドナート・ポルポラ戦で追い詰められている亜門を目撃した際には復讐心と良心の間で揺れる姿が描かれています。
最終回後の世界では独自の徒党を組織し、人間社会に馴染めない喰種たちの拠り所を作る存在となりました。
能力・戦闘スタイル
尾赫の赫子を三本持ち、太みはないものの切れ味が鋭いという特異な性質を備えています。
しかし羽赫に似たエネルギー消費の激しさがあり、Rc細胞の消耗が著しく燃費が極めて悪いという弱点を抱えています。
この弱点を補うために編み出されたのが、討伐した捜査官から奪った日本刀型クインケを主武装として使用するハイブリッド戦闘です。
クインケ操術の腕前はCCG捜査官に匹敵するレベルに達しており、六月透との剣戟ではほぼ互角の技量を見せました。
さらに赫子による攻撃では六月を圧倒し、瓜江久生の助太刀がなければ六月が敗北していた可能性もあるほどの威力を発揮しています。
流島上陸作戦では滝澤政道と交戦するなど強敵との戦闘経験も積んでおり、超人的な機動力で多角的に攻撃を仕掛ける戦法を得意とします。
戦況判断にも優れ、不利と見れば迷わず撤退する冷徹な戦術的思考を持っています。
ランキング理由
喰種でありながらクインケ操術を独自に習得した唯一の存在であり、赫子とクインケの使い分けによる二刀流ともいえる戦闘スタイルは作中でも異彩を放っています。
六月透と互角以上に渡り合える実力、タタラ直属という信頼のある立場、そしてカナエに戦力として雇われるほどの評価を考慮すると、A+レートにふさわしい確かな戦闘力です。
赫子の燃費の悪さというハンデをクインケで補う発想力と、撤退の判断を躊躇しない合理性は、長く戦場で生き延びてきた実績の裏付けでもあります。
最終的に二つの種族の融和が進んだ世界でも独自の道を選び、居場所のない喰種たちを守る存在となった生き様は、多くのファンに印象を残しました。
第75位 阿藤大介
CCG准特等捜査官として、オークション掃討作戦ではA班の班長を務めた実力者です。
有馬貴将の圧倒的な才能を間近で見てきた「凡人」としての苦悩と矜持を持つ人物として描かれました。
『東京喰種:re』第21話では、彼の内面が深く掘り下げられています。
性格・背景
十数年前に初めて有馬貴将の戦いを目にした際の衝撃を忘れられない人物です。
どれほど信仰の薄い人間でも「神に触れる瞬間」がある。
阿藤にとってそれは圧倒的な才能を前にした時であり、有馬を見て「神の不公平を見た」と感じたとされています。
しかし同時に、経験さえ積めば「神にも悪魔にも見向きされない凡人でも、そこそこモノになる」と自分たちの可能性を信じ続ける等身大の捜査官でもありました。
准特等の階級は完全な実力主義で与えられるものであり、長いキャリアの中で着実に戦果を積み重ねてきたことの証です。
新世代のクインクス班や佐々木琲世一等捜査官の台頭を目の当たりにしながらも、古い世代としての矜持を捨てない姿勢が印象的に描かれています。
能力・戦闘スタイル
オークション掃討作戦ではA班を率いて参戦し、ナッツクラッカーの協力者である喰種の駆逐に成功しています。
甲赫の喰種と単独で交戦して致命傷を与え、制圧を完了させる実力を見せました。
クインクス班と別行動をとった後も、一人で喰種を倒すだけの戦闘能力を備えており、准特等にふさわしいA+級以上の喰種に対応できる実力者であったことがうかがえます。
班長としての指揮能力にも優れ、作戦の中で的確に部隊を統率していました。
ランキング理由
准特等としての確かな実力を持ちながらも、戦闘後の一息ついた瞬間にSS+レートのオウル(滝澤政道)に襲撃され、首をもがれて死亡しています。
オウルは阿藤を殺害した際に軽口を叩いており、その残酷な態度からも両者の実力差が痛烈に描かれました。
この殺害がきっかけでオウルのレートがSS以上に認定されたとされており、阿藤の死は作中においてオウルの脅威を読者に印象づける重要な場面となっています。
凡人でありながら准特等まで上り詰めた努力の軌跡は評価に値しますが、上位レートの化け物たちとの圧倒的な差を突きつけられた形であり、この順位としました。
第74位 千之睦
喰種好き過ぎるあまりに、千之睦准特等が謎に頭から離れない時期を過ごしてた事がありました。 pic.twitter.com/wc5DcUCmCC
— Jinto (@Tatatanota9859) August 4, 2022
CCG准特等捜査官の一人で、23区を担当する男性捜査官です。
准特等はCCGにおいて「凡人がなれる限界」とされる高い階級であり、A+相当の喰種を単独討伐できる実力が認められた捜査官に与えられます。
眼鏡をかけた中年男性で、愛称は「チノムツ」と呼ばれていました。
性格・背景
パートナーの田井中寛和と共に23区の喰種対策を担う捜査官として活動していました。
法寺項介・宇井郡・鉢川忠らと同格の階級を持ち、相応の戦果を積み重ねてきた人物であることは間違いありません。
梟討伐作戦(あんていく襲撃作戦)という大規模作戦において、第四隊の隊長に任命されるだけの信頼と指揮能力を備えていたことがうかがえます。
能力・戦闘スタイル
尾赫タイプのクインケ「サユリ壱」を使用して戦闘を行います。
准特等捜査官として自身の名を冠した捜査班を率いる指揮能力を持ち、梟討伐作戦では第四隊全体を統率する重責を担いました。
部下の指導や育成も行う立場にあり、戦闘力だけでなくチームの統率力や判断力にも優れた人物であったとされています。
ランキング理由
梟討伐作戦において第四隊の隊長を務めましたが、アオギリの樹の幹部・タタラがノロや多数のメンバーを引き連れて突如戦場に乱入した際、その圧倒的な戦力差の前に戦闘不能に追い込まれています。
タタラは「お前らの生き死には俺が管理する」と宣言し、第四隊を蹂躙したとされています。
この混乱の中で千之は消息を絶ち、CCGからは死亡と判断されました。
同作戦ではタタラによって亜門鋼太朗や滝澤政道ら多くの捜査官が拉致されており、千之もまた犠牲者の一人となった可能性があります。
准特等としての階級と第四隊隊長としての指揮力は評価できるものの、SSレートクラスのタタラを前にしては為す術がなかった形であり、この順位としました。
第73位 有根
7区を担当するCCG上等捜査官です。
13区で行われたピエロマスク掃討戦では法寺項介と並ぶ成果を収めたとされる実力者で、階級以上の戦闘力を持つ人物であったことがうかがえます。
性格・背景
7区における喰種対策の主力を担っていた捜査官で、同僚の児張と共に管轄区域の治安維持に尽力していました。
13区のピエロマスク掃討戦で法寺と同等の功績を挙げたという事実は注目に値します。
法寺はこの戦功が認められて中国への派遣を任され、後に赤舌連という喰種集団を壊滅させるほどの実力者であり、その法寺と並ぶ成果を残したということは、有根もまた上等捜査官の中では頭一つ抜けた存在であったと考えられます。
能力・戦闘スタイル
クインケを所持しており、ピエロマスク掃討戦での実績から対喰種戦闘において確かな能力を持っていたことがうかがえます。
しかし、原作第9巻で描かれた7区での黒ラビット(霧嶋絢都)との遭遇時には、クインケを展開する暇すら与えられませんでした。
霧嶋絢都は羽赫の赫子を持つアオギリの樹の幹部であり、姉の霧嶋董香と似た黒い兎のマスクを被って活動していたことからCCGに「黒ラビット」と呼ばれていた人物です。
その圧倒的なスピードの前では、有根の戦闘経験をもってしても対処は困難でした。
ランキング理由
法寺と並ぶピエロマスク掃討戦での実績は高く評価すべきですが、SSレートの黒ラビット(アヤト)に瞬殺されたことが評価を大きく下げる要因となりました。
同僚の児張も同時に殺害されており、二人の上等捜査官がまとめて命を落とすほどアヤトの攻撃は圧倒的でした。
准特等の法寺と同格の戦果を残しながら階級は上等に留まっていた点を踏まえると、功績を正当に評価されていなかった可能性もあります。
しかし、SSレート喰種との遭遇でクインケを構えることすらできなかったという事実は、上位レート喰種に対する対応力の限界を示しており、この順位としました。
第72位 富良太志
今日は富良太志の誕生日!#東京喰種 #東京喰種re #富良太志誕生祭 pic.twitter.com/CiSkDqBaE4
— アラタ (@arata_t_ghoul) July 31, 2018
CCG7区担当の上等捜査官であり、スピンオフ作品『東京喰種JACK』の準主人公です。
有馬貴将の高校時代からの友人として知られ、本編の12年前から喰種との戦いに身を投じてきた古参の戦士です。
性格・背景
高校時代は13区の誠清高校に通う不良少年でした。
元々は野球少年でしたが、肘の故障で断念して以降は荒れた生活を送っていました。
しかし、幼馴染たちがカボチャの仮面を被った喰種「ランタン」に襲撃され、自身も命を落としかけたところを転校生の有馬貴将に救われます。
この出来事がきっかけで、有馬と共にランタンの行方を追い始めました。
当時は釘バットを武器にしていたとされ、普通の高校生でありながら喰種と渡り合おうとする気概を見せています。
その後、ランタンの正体が同級生の三波麗花であったという衝撃の事実と向き合いながらも討伐を成し遂げ、喰種捜査官の道を志しました。
32歳となった現在は高校時代の幼馴染であるアキと結婚し、4歳の娘ナツを持つ愛妻家です。
趣味は草野球やバイクいじり、娘との時間を大切にしており、喫煙者ですがCCG施設内でしか吸えないという一面もあります。
能力・戦闘スタイル
甲赫のSレートクインケ「シュタイナー」と、かつて有馬と共に討伐した三波麗花(ランタン)の赫包から作られた尾赫A+レートクインケ「ランタン」の二刀を使いこなします。
かつての仇であり、同時に青春時代の同級生でもあった存在のクインケを携えて戦場に立ち続けているという点に、富良の覚悟の深さがうかがえます。
木犀賞を受勲した実績を持ち、パワーと冷静な判断力を兼ね備えた安定感のある戦闘スタイルが持ち味です。
『東京喰種:re』ではS1班に配属され、ロゼヴァルト関連喰種の捜査を担当しました。
ランキング理由
喰種レストラン突入、梟討伐作戦(望元陣一指揮下の第二隊に配属)、ロゼヴァルト関連喰種の捜査と、CCGの主要作戦にことごとく参加し、そのすべてから生還しているベテラン捜査官です。
Sレートのクインケを扱える確かな実力と、高校時代から数えれば十数年に及ぶ実戦経験を持ちます。
最終的にはTSC(東京喰種対策局)に残留し、准特等に昇進したとされています。
ただし、作中で特筆すべき個人戦闘のハイライトシーンが描かれていないため、実力はありながらもこの順位としました。
第71位 穂木あゆむ
やっぱり何度見てもあゆむちゃん美少女だよね。
あのほうきみたいな髪型で顔隠すのはもったいない。
そしとトルソーはとりあえずクタバレ。瓜江君やっつけちゃって。#東京喰種#東京グール#穂木あゆむちゃん可愛いと思った人RT pic.twitter.com/yTjElPqBhl— シロ犬 (@M2Lykg7) May 8, 2016
CCG鉢川班に所属する女性捜査官です。
幼い子供のような体躯で、長く伸ばした頭髪で頭部全体を隠しているという特徴的な外見の持ち主です。
無印では一等捜査官、『東京喰種:re』では上等捜査官に昇進しています。
性格・背景
鉢川忠准特等の班に所属し、梟討伐作戦から物語に登場します。
当初はセリフが少ないキャラクターでしたが、:reに入ってから徐々に存在感を発揮していきました。
梟討伐作戦では鉢川、平子、伊東らと共にカヤと交戦しており、チームワークの取れた連携戦闘にも対応できる柔軟さを備えています。
ファンからは「回避全振りの紙耐久」と評されることもあるほど、機動力に極端に特化したキャラクターです。
アニメ版では√Aでは声優がクレジットされませんでしたが、:reでは田辺留依さんが担当しています。
能力・戦闘スタイル
極めて高い回避能力と俊敏性が最大の持ち味で、俊敏かつ正確な攻撃を得意とします。
最も印象的な活躍は梟討伐作戦でのシーンです。
SSS級の隻眼の梟(エト)が圧倒的な赫子の力で大勢の捜査官を一瞬にして薙ぎ倒していく中、穂木はその攻撃を初見で回避して生き延びました。
この反応速度は、ベテランの捜査官たちですら対応できなかった隻眼の梟の猛攻を前にした状況で際立っており、彼女の身体能力と戦闘センスの高さを物語っています。
ただし、耐久面には不安があるとされており、一撃を受ければ致命的な状況に陥りかねないという弱点も抱えています。
ランキング理由
SSS級の攻撃を回避できる反射神経は作中でも屈指のものです。
さらに、流島の事前調査において、オウル(滝澤政道)とシコラエに班が急襲され鉢川准特等が殺害される中、穂木は唯一の生還者として本土への脱出に成功しました。
この穂木がもたらした情報が、CCGが最大戦力を投入した「アオギリの樹殲滅作戦」の作戦計画の基盤となっており、物語の大きな転換点を支える重要な役割を果たしています。
最終的には:reの終盤(126話付近)にも登場が確認されており、最後まで生存した捜査官の一人です。
攻撃力よりも生存能力に秀でた、CCGの中でも極めて特異な存在といえます。
第70位 有馬夕乍
有馬夕乍さんまじでかっこいい!! pic.twitter.com/wk0ucD0s08
— ミィくんの信者 (@KFTPlzvPJtVTu7F) August 12, 2018
CCG0番隊に所属していた白日庭出身の半人間の少年です。
「有馬」の姓を持ちますが、有馬貴将の弟ではなく、和修家分家の一つとして複数存在する有馬家の出身です。
身長160cm、体重60kg、血液型B型とされています。
性格・背景
15歳の黒髪でクールな外見を持つ少年ですが、その内面は温和で空想好きという一面を持っており、戦い以外の世界にも密かに興味を抱いていたとされています。
0番隊の若手3人(伊丙士皇14歳・有馬夕乍15歳・僧頭理界16歳)の一人として、白日庭での英才教育を受けて育ちました。
有馬貴将の死後、平子丈の指揮のもとCCGを離脱し、カネキの逃走を補助するという有馬の遺命に従って行動しました。
その後は黒山羊(ゴート)に加入し、人間と喰種の共存という理念のために戦いを続けています。
能力・戦闘スタイル
長剣タイプのクインケ操術を得意とし、半人間特有の常人を大きく超える身体能力を有しています。
半人間は赫子を持たない代わりに極めて高い身体スペックを備えており、夕乍もその恩恵を受けた戦士です。
白日庭での幼少期からの英才教育により、高度なクインケ操術と戦闘技術を習得しています。
ただし半人間には有馬貴将と同様に通常の倍以上の速度で老化が進むという宿命があり、戦闘力の全盛期が極めて短い存在でもあります。
ランキング理由
24区地下のコウリュウギ作戦では、平子丈と共に宇井郡特等と交戦しています。
この戦闘は「宇井VS平子&夕乍」と「ハジメVS理界&士皇」の二組に分かれて行われ、夕乍は特等クラスの実力者である宇井と直接対峙しました。
僧頭理界と伊丙士皇がオッガイのハジメに殺害され首を持ち去られたのに対し、夕乍の首はなかったことから、平子と共に生き延びた可能性が高いとされています。
0番隊の若手3人の中で唯一生存が示唆されている点は、夕乍の戦闘能力の高さを間接的に裏付けています。
0番隊に選ばれるだけの実力を持ちながらも、作中での具体的な戦闘描写が限られているため、この順位としました。
第69位 僧頭理界
CCG0番隊に所属していた白日庭出身の半人間です。
和修家分家の一つである僧頭家の出身で、薄紫色の髪にオカッパ頭が特徴的なキャラクターです。
和修家の分家は本家の傘下にある「V」と呼ばれる組織に属しており、僧頭家もそのひとつとされています。
性格・背景
16歳で0番隊の若手3人(理界・士皇・夕乍)の中では最年長です。
普段は無口な性格ですが、心を許した相手にはくっつきたがるという甘えん坊な一面を持っています。
有馬貴将のことを強く慕っており、有馬の死後はその遺志を受け継ぐ形でCCGを離脱しました。
平子丈率いる0番隊のメンバーとして黒山羊(ゴート)に合流し、人間と喰種の共存を目指す金木研の理念のもとで戦い続けました。
コクリア脱出支援やピエロとの戦闘など、黒山羊の主要な作戦に参加していたとされています。
能力・戦闘スタイル
棍や槍状のクインケの扱いを得意とし、武器のリーチを最大限に活かした中~遠距離での戦闘スタイルが持ち味です。
半人間は赫子を持たない代わりに通常の人間を大きく上回る身体能力を有しており、理界もその例外ではありません。
白日庭での幼少期からの英才教育によって磨き上げられた高度な戦闘技術と、半人間特有の身体能力を組み合わせることで、喰種相手にも互角以上に渡り合う実力を身につけていました。
ただし半人間には老化が通常の倍以上の速度で進行するという宿命があり、有馬貴将が30代前半で視力を失いかけていたことからもわかるように、戦闘力の全盛期は極めて短い存在でもあります。
ランキング理由
24区地下のコウリュウギ作戦において、伊丙士皇と共に葉月ハジメ(オッガイあー班班長)と交戦しました。
この戦闘は「ハジメ対理界&士皇」「宇井対平子&夕乍」という二手に分かれた激戦だったと考えられています。
結果として理界と士皇は敗北・殺害され、2人の首がダルマ状態のカネキの前に差し出されるという凄惨な結末を迎えました。
理界は左目に重傷を負った状態で発見されており、壮絶な戦いだったことがうかがえます。
ハジメは旧多への報告で「てこずったぁ…0番隊やっぱ間違いないっすわ。
鬼強でした」と評しており、リゼベースの強化人間であるハジメですら片目から出血するほどの激闘だったことが描かれています。
0番隊の名に恥じない実力を示しましたが、最終的にはオッガイの異常な戦闘力に及びませんでした。
第68位 伊丙士皇
巻き毛ちゃん
伊丙 士皇 いへい しお
ハイルの親戚
無邪気な少年pic.twitter.com/QsfexqXjGf— ロブ (@Jy2Sk) October 16, 2017
CCG0番隊に所属していた白日庭出身の半人間で、伊丙入(ハイル)とは遠い親戚関係にあります。
白い髪に薄い緑色の瞳を持ち、見た目は女の子のように可愛いですが、性別は男性です。
性格・背景
14歳と0番隊の若手3人の中では最年少ながら、喰種の駆逐数は隊内トップという驚異的な戦績を誇っていました。
明るく無邪気な少年で、喰種を見ると条件反射的に相手のレートを数えてしまうほど、喰種討伐に特化した思考回路の持ち主です。
士皇にとって喰種は「天敵」というよりも「狩るべき獲物」であり、その戦闘本能は有馬貴将の若き日を彷彿とさせるものがあります。
シャオ(小静麗)に憧れを抱いており、TSC(東京安全委員会)発足後にはシャトーに入ったとされています。
シャオもまた白日庭出身の半人間で、素手の組み手では右に出るものがいないほどの格闘能力を持つ人物であり、士皇がシャオを慕っていたのは同じ半人間としての親近感もあったのかもしれません。
有馬貴将の死後は、その遺志を受け継ぐ形でCCGを離脱し、平子丈率いる0番隊のメンバーとして黒山羊(ゴート)に合流しました。
黒山羊のメンバーである喰種たちと顔を合わせた際にも、つい相手のレートを数えてしまう場面があり、長年の習性が抜けきらない様子が描かれています。
能力・戦闘スタイル
半人間としての常人を大きく上回る身体能力と、白日庭での幼少期からの英才教育で培った高度な戦闘技術を有しています。
短剣型のクインケを両手で扱う接近戦を得意としており、ピエロとの戦闘では余裕を見せる場面もあったとされています。
0番隊最年少でありながら駆逐数トップという実績は、かつて白日庭で「CCG史上最強の捜査官」と呼ばれた有馬貴将の再来を思わせる天性の戦闘センスを暗示しています。
半人間は赫子を持たないものの、Rc値が通常の人間より高いことが特徴で、その身体能力はSレート級の喰種とも渡り合えるレベルに達していたと推測されます。
ランキング理由
駆逐数トップの実績は半人間としての素質の高さを証明しています。
しかし24区地下のコウリュウギ作戦において、僧頭理界と共に葉月ハジメと交戦し、激戦の末に敗北・殺害されてしまいました。
士皇の遺体は右目に大きな穴が開いた状態で発見されており、激しい戦闘の痕跡を物語っています。
ハジメが旧多に「鬼強でした」と報告したことから、決して容易に倒された訳ではないことは明らかです。
しかしリゼの赫包をベースに強化されたオッガイの異常な戦闘力には、半人間の才能をもってしても及びませんでした。
僧頭理界と共にハジメと戦った点を踏まえ、僧頭理界よりわずかに上の順位としています。
これは駆逐数トップという実戦経験の豊富さと、年少ながらそれを達成した天性の戦闘センスを評価したためです。
第67位 ピクハゲ
東京喰種:re のアニメ4話見てて、ピクハゲ野郎の首を鳴らすSEが「ピョコピョコ」とかわいい音したので原作探してみた。(2巻-201P)
たしかに、ピクピクの効果音だったw
ここまで再現してくれるとはアニメスタッフやってくれる。 pic.twitter.com/6ERFQBhDjz— 月見23号 (@tsukimi23jp) May 3, 2018
『東京喰種:re』に登場する非常にマイナーなキャラクターで、羽赫の赫子を持つ喰種です。
作中での登場シーンが極めて限られており、ファンサイトやWikiにも個別の解説ページがほぼ存在しない超マイナーキャラクターとなっています。
性格・背景
アオギリの樹の構成員と推測されていますが、作中での台詞や詳細な描写がほとんどないため、組織内での立場や役職は不明です。
『東京喰種:re』の世界では、アオギリの樹は隻眼の王の下に集った好戦的な喰種たちの組織であり、上位メンバーには喰種捜査官が束になっても敵わない強者も含まれていました。
ピクハゲがアオギリの樹に所属していたとすれば、組織に迎え入れられるだけの一定の戦闘力は有していたと考えられます。
能力・戦闘スタイル
羽赫の喰種であることが判明しています。
羽赫は肩付近から翼のように展開する赫子で、4種類の赫子の中でもスピードと遠距離攻撃に最も優れたタイプです。
結晶弾のような飛び道具を放つことが可能で、機動力を活かした素早い攻撃が持ち味とされています。
一方で、常にRc細胞を放出し続けるため持久戦には不向きであり、長期戦になると体力の消耗が激しくなるという弱点があります。
羽赫は甲赫に対して相性が良い反面、尾赫には弱いという相性関係も存在します。
ピクハゲ個人の戦闘スタイルや技の詳細は作中で描かれておらず不明ですが、羽赫の特性上、速度を活かした遠距離戦を得意としていた可能性が高いです。
ランキング理由
作中での戦闘描写がほぼなく、具体的な戦績を確認することができません。
しかし羽赫の喰種であることから遠距離攻撃能力を有していたと推測され、アオギリの樹に所属していたとされることからも一定の実力は備えていたと考えられます。
羽赫は攻撃の瞬発力に優れる反面、持久力に難があるという特性を持つため、短期決戦型の戦闘スタイルだったと推察されます。
ただし情報が極めて限定的であり、戦闘描写による客観的な評価が困難なため、同ランクの中では控えめな順位としました。
第66位 ホオグロ
ホオグロお誕生日おめでと☕️
密かにイケメンだよね♡三白眼♡
ずっとナキの側にいてあげてね!#ホオグロ生誕祭 #ホオグロ誕生祭 #10月8日はホオグロの誕生日 #東京喰種 #tokyoghoul pic.twitter.com/5dmhFAvgDQ— ぜぶら(๏д回´)喰種・JJ・超人垢 (@zebrazebrazebr2) October 7, 2018
白スーツ(ヤモリ一門)の構成員で、A+レートの男性喰種です。
ナキとヤモリの両方を「兄貴」と慕い、承正と共に白スーツの中核メンバーとして長きにわたり活動していました。
声優は森嶋秀太さんが担当しています。
性格・背景
もともとは白スーツに所属していなかったものの、後に加入した承正と互角に戦い引き分けたことで実力を認められ、白スーツの主要メンバーとしての地位を確立しました。
頬に特徴的な模様がある精悍な顔つきの男性で、知的で冷静な性格の持ち主です。
ナキが言葉を間違えるたびにたびたび訂正する「通訳係」を務めており、グループ内のコミュニケーションを円滑にする参謀的な役割を担っていました。
白スーツの結束を裏から支える信頼性の高い人物として、仲間たちからも頼りにされていたとされています。
能力・戦闘スタイル
赫子の種類は鱗赫に分類されるという情報がありますが、作中での赫子の描写は限定的です。
A+レートに相当する戦闘力を有しており、承正と互角に渡り合える実力の持ち主です。
白スーツの中ではSレートのナキに次ぐ実力者の一人として位置づけられています。
ロゼ編ではカナエ(月山家使用人の叶)に雇われ、承正や墓盗りと共にクインクス班の襲撃に参加しました。
ランキング理由
カナエの依頼でクインクス班を襲撃した際には佐々木琲世に圧倒されましたが、これはSSSレート級の実力を持つ相手であり、力の差は明白でした。
物語終盤の24区地下では、黒山羊のアジトを襲撃してきたオッガイとの激戦に身を投じています。
この戦いでは横腹を貫通される重傷を負いましたが、承正が腕を食いちぎられるのを見て激昂し、傷を負いながらも奮闘を続けました。
オッガイの集中攻撃を受けて倒れ込むも、最終的には生存を果たしています。
V(ヴァスキ)との最終決戦にも参加し、竜戦後は「共同戦線」で活動する中で出会った人間の女性と一目惚れの末に結婚しました。
ナキとミザの間に生まれた9人の子供たちの面倒を承正と共に見守りつつ、変わらずナキに生涯の忠誠を誓い続けています。
致命傷級のダメージを受けながらも生き延び、最後まで戦い抜いたタフネスと、物語のその後まで描かれた生存力を評価してこの順位としています。
第65位 井寺承正
今日は井寺承正の誕生日!おめでとう!!承正…!ヤモリさんやナキを想う気持ち…白スーツの皆の強い信念や絆を改めて感じます…
今後どう活躍するのか…非常に楽しみです!おめでとう! pic.twitter.com/MzHVQ1t1VY— KM (@KEight819) November 4, 2016
白スーツの幹部で、A+レートの喰種です。
身長201cm・体重120kgという圧倒的な巨躯を持ち、ナキを「アニキ」と呼んで絶対の忠誠を誓っています。
本名は井寺承正、25歳で誕生日は11月5日、血液型はB型です。
顔に傷痕があり、楕円に棒を追加したデザインのマスクを着用しています。
声優は木内太郎さんが担当しています。
性格・背景
ヤモリが白スーツの首領だった時代にナキに戦いを挑んで敗北し、その強さに惹かれて白スーツに加入しました。
見た目の威圧感とは裏腹に、趣味は漢字の勉強と計算ドリル(現在小学4年生レベル)という愛嬌のある一面を持っています。
「勉強してナキ兄貴を支えたい」という純粋な目標を掲げており、学がないながらも懸命に努力する一途な性格は、白スーツの仲間たちからも愛されていました。
ホオグロと共にナキの両翼として、白スーツ全体を支える幹部の役割を果たしていました。
能力・戦闘スタイル
Rc typeは羽赫で、肩付近から棘状の大きな赫子を展開します。
ただし、作中での赫子の具体的な描写は限定的で、詳細な形状や特殊能力については明確にされていない部分もあります。
201cmの巨体を活かしたパワフルな格闘戦を得意としており、加入前のホオグロとの戦いでは互角の実力を見せました。
ロゼ編ではカナエ(月山家使用人の叶)の依頼を受け、ホオグロや墓盗りと共にクインクス班を襲撃しています。
この際、佐々木琲世と2階で直接対峙しましたが、琲世の赫子とクインケによって圧倒されました。
ランキング理由
佐々木琲世との戦いでは全く歯が立ちませんでしたが、これはSSSレート級の実力を秘めた相手であり、A+レートの承正にとっては埋めがたい実力差でした。
真価を発揮したのは物語終盤の24区防衛戦です。
黒山羊のアジトを襲撃してきたオッガイとの激戦において、腕をオッガイに食いちぎられるという壮絶な重傷を負いました。
それでもなお戦意を失わず、ナキの到着まで戦線を維持しようと奮闘しています。
さらにV(ヴァスキ)との最終決戦では、片腕を失った状態でありながら奇襲作戦に参加し、勝利に貢献しました。
竜戦後は「共同戦線」に参加し、ホオグロと共にナキとミザの間に生まれた子供たちの面倒を見ながら活動を続けています。
さらに独学で人間について学び、他の喰種たちに教える教育者としての道も歩み始めたとされています。
ホオグロと同格の戦闘力ですが、片腕を失ってなお最終決戦で奇襲に参加した執念と、戦後に教育者として新たな道を切り開いた成長を評価し、1つ上の順位としています。
第64位 黛
CCGの新局長・旧多二福が創設した新造クインクス部隊「オッガイ」の「あー班」に所属する隊員です。
班長である葉月ハジメを陰で「根暗班長」と呼ぶなど、軽薄で物怖じしない言動が目立つキャラクターとして描かれています。
性格・背景
ハジメが黒山羊への潜入作戦に出ている間は「いないから気楽」と発言するなど、班長への敬意は薄い様子が描かれました。
オッガイは約100名規模の部隊で、そのほとんどが16歳以下の子供たちで構成されていますが、個々のメンバーの名前や性格が明確にされているケースは非常に少なく、黛はその中でも数少ない個別の性格描写が行われたメンバーの一人です。
オッガイのメンバーは喰種の被害に遭った孤児たちで構成されているとされており、CCGの管理下で嘉納教授の技術を応用した半喰種化手術を施されました。
能力・戦闘スタイル
オッガイは神代利世(リゼ)の赫包を体内に移植された半喰種(新造クインクス)です。
嘉納教授の研究所で発見されたカプセルには「RIZE78」などのラベルが付けられており、リゼベースで量産された人工喰種であることが確認されています。
赫子は鱗赫と推定され、リゼ由来の高い攻撃力と再生能力を有していたと考えられます。
また、通常のクインクスとは異なり両目に赫眼を発現する「フレームB」の状態に移行できるとされ、個々の戦闘力は一般的な喰種を上回るレベルにありました。
オッガイは優れた五感、特に嗅覚を活かした喰種の探知能力に長けており、集団での連携戦闘を得意としていました。
部隊全体としてはSレート喰種をも圧倒するほどの戦闘力を発揮しています。
ランキング理由
黛個人の戦闘描写は作中にほぼ存在しませんが、オッガイの一員としてリゼベースの半喰種であることから、一般的な喰種を上回る基礎能力を有していたと推測されます。
オッガイは24区の黒山羊アジト襲撃ではA+レートの承正の腕を食いちぎり、ホオグロの横腹を貫通するなど、個々の隊員でもA+レート級の喰種に対して脅威となる戦闘力を見せていました。
しかし最終的には、旧多の計画通りオッガイ全員が四肢欠損状態の金木研に無差別に捕食されるという運命をたどっています。
リゼの赫包を移植された彼らを金木が大量に取り込んだことで、体内のRC細胞が許容量を超えて爆発的に増殖し、金木は「竜」へと変貌しました。
黛を含むオッガイのメンバーは、旧多にとって金木を竜に進化させるための「高純度なRC細胞の供給源」として利用された存在でした。
個人の戦闘描写がないため高い順位は付けられませんが、オッガイとしてのリゼベースの基礎スペックと、作中で白スーツ幹部を圧倒した部隊の一員としての戦闘力を考慮し、この順位としています。
第63位 伊東倉元
伊東倉元お誕生日おめでとう
糸目とチャラいキャラが好い♡
名前が好い♡
微妙に髪型変わってるねw
4枚目はかっこいい くらもっちゃん♡#伊東倉元生誕祭2017 #東京喰種 #tokyoghoul pic.twitter.com/oIIr5EXKeB— ぜぶら(๏д回´)喰種・JJ・超人垢 (@zebrazebrazebr2) November 11, 2017
元平子班副班長で、オークション掃討作戦後に上等捜査官に昇進し伊東班班長に就任した捜査官です。
71期の一等捜査官として初登場し、糸目が特徴的な口数の多い軽快な青年として描かれています。
身長171cm、体重60kg、血液型O型、誕生日は11月11日です。
性格・背景
平子丈と有馬貴将を深くリスペクトしており、特に平子の下で副班長として実戦経験を積みました。
佐々木琲世(ハイセ)に対しても分け隔てなくフランクに接し、共に居酒屋へ行くなど親密な関係を築いています。
周囲からは「そこそこのパワーと機転が利く」と評されており、平子班の中核を担った人物です。
平子が有馬と再びコンビを組むことになった後は、伊東が班員を引き継いで伊東班の班長に就任しました。
最終的には生存しており、物語終盤ではTSC(CCGの後継組織)に残留して関西支局へ転属となっています。
能力・戦闘スタイル
甲赫のAレートクインケ「センザ」を使用します。
センザは細身の持ち手に包丁のような刃先が付いた槍型のクインケで、近接戦から中距離戦までをカバーできる汎用性が特徴です。
パワーよりも機転を活かした戦闘スタイルで、班長として部隊を指揮する統率力も備えています。
無印の梟討伐作戦では平子班として参加し、鉢川・平子・穂木と共に入見カヤ(黒狗)と交戦しました。
また、オロチ追跡作戦にも平子班の一員として従事しています。
ランキング理由
月山掃討戦(ロゼ編)でSSレートのノロと対峙した際、伊東班とQs班を率いて戦闘に臨みましたが、開戦直後にノロの圧倒的な攻撃により道端を除く伊東班の面々がほぼ壊滅的な被害を受けました。
伊東自身も重傷を負いましたが、その後Qs班の奮闘によりノロが討伐されたことで辛うじて生還しています。
これは伊東個人の実力不足というよりもSSレート喰種ノロの異常な戦闘力と再生能力によるものですが、上位レート喰種との力の差は明確に示されました。
一方で、梟討伐作戦・嘉納の隠れ処突入・オークション掃討作戦と多数の大規模作戦に参加して生還し続けている点は、CCGの中堅戦力としての安定感と生存能力の高さを示しています。
第62位 府河
コクリアに収容されていたSレート喰種で、金木研がヒナミのコクリア脱走に際して解放した喰種の一人です。
解放後は黒山羊(ゴート)の中核メンバーとして活動しました。
性格・背景
カネキに解放された恩義から強い忠誠を誓っており、その従属的な態度は明確に描かれています。
コクリア脱走組の喰種たちの統率を任され、カネキの「伏せィ」の一声で全員をひざまずかせるほどの統率力を発揮しました。
黒山羊の設立後はカネキの側近的な役割を担い、旧多二福とカネキが一対一で対話する際には見張り役を務め、後を追うべきか確認するなど、組織の安全管理においても重要な役割を果たしていました。
喰種と人間が理解し合える世界の実現を目指す黒山羊の理念の下、霧嶋董香やナキ、ミザといった主要メンバーと共に組織を支えた人物です。
能力・戦闘スタイル
Sレート喰種としての基本的な戦闘力は有していましたが、赫子の種類や具体的な戦闘スタイルは作中で明確に描写されていません。
戦闘面での見せ場は限られており、むしろリーダーシップや組織運営の面で黒山羊に貢献したタイプの喰種です。
コクリア脱走組をまとめ上げる統率力は高く評価されていたとされています。
ランキング理由
Sレートの格付けはこの順位帯にふさわしいものですが、24区アジトでの留守番中にオッガイあー班班長の葉月ハジメの急襲を受けました。
拘束具に繋がれていたはずのハジメが脱出し、アジト内で戦闘が発生した際、仲間二人が一瞬にしてやられた後、反撃を試みた府河もまるで太刀打ちできないまま赫子で貫かれて死亡しています。
ただしハジメは元0番隊の精鋭すら殺害するほどの実力者であり、最終的にカネキに捕食されて倒されるまで猛威を振るった存在です。
相手が悪かったという面は否めません。
Sレートの格付けと組織内での信頼度を踏まえると、この順位帯が妥当と考えられます。
第61位 瓶兄弟
アオギリの樹の幹部として活動していたSレートの喰種兄弟です。
二人とも常にマスクを着用しており素顔は不明で、バツ印のマスクが弟です。
CCGからは尾赫の連携攻撃にちなんで「しっぽブラザーズ」(別名「尾赫兄弟」)と呼ばれていました。
声優は兄が藤原祐規、弟が荒井聡太です。
性格・背景
アオギリの幹部としては比較的穏健な性格とされており、「隻眼の王」に対して絶対的な忠誠を誓い、アオギリの思想に心酔していました。
かつては18区を拠点としており、同じく18区を統治しようとしていたミザ率いる喰種集団「刃(じん)」と縄張り争いを繰り広げていた過去があります。
瓶兄弟の死後、ミザが18区を統治することになりました。
妹分には巴ユミツ(通称「墓盗り」「小瓶」)がおり、ユミツのマスクは瓶兄弟のものと似たデザインです。
ユミツは瓶兄弟を殺害した亜門への復讐を強く望んでおり、「墓盗り」という通称自体も「墓(ぼ)」「盗る(とる)」で「ボトル(瓶)」を連想させる命名となっています。
能力・戦闘スタイル
兄弟ともに尾赫の赫子を持ち、二人の息の合った連携攻撃を最大の武器としています。
単体でも上級捜査官が手を焼くほどの脅威となりますが、コンビネーションでこそ真価を発揮するタイプです。
カネキがアオギリに囚われていた際には、多くの敵を赫子で殺害する場面も描かれており、Sレートの幹部にふさわしい戦闘力を有していました。
ランキング理由
カネキのアオギリ脱出時にはヤモリ・ニコと共に阻止に当たりましたが、11区掃討作戦で亜門鋼太朗と交戦した際、真戸呉緒から受け継いだクインケ「クラ」の隠されたギミックに対応できませんでした。
クラは幅広い大剣の形状をしていますが、実は二本のクインケが合わさった構造で、持ち手を分割して刀身に接続することで瞬時に二刀流へ変形します。
この予想外の形状変化に不意を突かれ、兄弟ともに討伐されました。
幹部でありながらあっさりと敗北した点はファンの間でも「何かの伏線ではないか」と考察されるほど議論を呼びましたが、結果的にはそのまま退場となっています。
ただし、討伐後の赫包は損傷していたクインケ「ドウジマ」の修理・強化に使用され、ドウジマを芯に瓶兄弟の尾赫を纏わせたキメラクインケ「ドウジマ・改」として再構成されました。
ドウジマ・改は馬上槍(ランス)のような形状で、攻撃時に尾赫が飛び出すギミックにより本来ドウジマが苦手とする鱗赫の喰種にも深いダメージを与えることが可能で、亜門のカネキ戦において重要な役割を果たしました。
Sレート幹部としての素材価値は確かなものだったと言えます。
第60位 阿原半兵衛
阿原半兵衛にロン毛み感じる pic.twitter.com/AkvAlWXFDF
— ぬぬこ (@hatecrew_nunuco) September 23, 2016
鈴屋什造の右腕を目指すCCG捜査官で、読み切り『東京喰種JOKER』で初登場しました。
5月21日生まれ、身長190cm、体重79kg、血液型O型、年齢22歳。
長身で常時白目が特徴ですが、性格は極めて臆病で血が苦手という意外なギャップの持ち主です。
血を見ると「武者貧血」を起こしてしまうほどで、外見の威圧感と内面の気弱さのギャップが際立つキャラクターです。
性格・背景
幼少期に喰種から自分を守った父が両脚を失うという壮絶な体験を経て、「父のような喰種被害者を二度と出したくない」という強い想いから捜査官を志しました。
什造からは「ダメ野郎」と評されるほどの臆病者で、危険な場面では足がすくみ腰が抜けてしまうことも少なくありませんでした。
しかし什造への深い尊敬と憧れ――「この人の十分の一でも勇気がほしい」という想い――を原動力に、数々の実戦を経て精神的に大きく成長していきます。
什造に対しては部下というよりも献身的な世話役のような立ち位置で、身の回りの世話を積極的に行う姿から「おかあさん的な従者」とも評されるほどでした。
什造と阿原の関係は、かつての有馬と平子、真戸呉緒と亜門のような「ベストパートナー」の系譜に位置づけられます。
物語終盤では命を賭けた捨て身の一撃を放つまでに至り、生来の臆病さをそれを上回る勇気でカバーできるようになった、作中屈指の成長を遂げたキャラクターです。
能力・戦闘スタイル
クインケ「銀髑髏」(羽赫・Aレート)を使用します。
銀髑髏は日本刀型のクインケで、突き刺した箇所から肋骨状の赫子を発生させる独特の機構を搭載しています。
読み切り『JOKER』でスカルマスクという喰種集団のボスを什造と共に討伐しており、銀髑髏はこのスカルマスクの赫包から製作されたクインケであるとされています。
また、地下24区でのカネキ戦ではSSレートのアーマー型クインケ「アラタ弐」(甲赫)を装着し、全身を鎧で覆った状態で赫者化カネキに挑みました。
アラタ弐は篠原幸紀が使用していたアラタprotoの完成型にあたるクインケで、装着者の戦闘力を飛躍的に向上させる強力な装備です。
ランキング理由
人間オークション掃討戦でビッグマダム駆逐に貢献し、二等捜査官から一等捜査官へ昇進しています。
流島攻略作戦ではSレートの三枚刃(ミザ)を単独で追撃し、ミザが阿原のクインケを壁に押さえつけたところ、銀髑髏の肋骨状赫子が展開して反撃に成功するという機転を見せて撃退しました。
ミザからも「什造の部下は一人一人がかなりの手練」と認められるほどの実力です。
その後フロッピー(クロナ)の襲撃を受けて足を負傷しましたが、什造と半井に救助されています。
最大の見せ場は金木研(赫者化)との地下24区決戦です。
什造との連携でまず笛口雛実を圧倒し、カネキが妨害に入った際にはアラタ弐を装着して全力で応戦。
自らの身を犠牲にした捨て身の一撃でカネキの喉元付近に致命傷を与え、この攻撃が什造の止めにつながる決定的な貢献を果たしました。
戦闘後は重傷を負い医療班に引き渡されていますが、カネキ戦における阿原の捨て身の一撃がなければ什造の勝利はなかったといえるでしょう。
上等〜准特等クラスの実力に加え、アラタ弐装着時の爆発力を評価してこの順位としています。
第59位 黒磐武臣
本日黒磐武臣誕生日 pic.twitter.com/yy9vBkToeD
— Pikaso226(上林) (@pikasonomaki) September 5, 2016
黒磐巌特等捜査官の息子で、「特等の遺伝子」の異名を持つCCG捜査官です。
9月6日生まれ、身長182cm、体重77kg、血液型B型。
平子班から伊東班を経て、最終的にはTSCで瓜江をサポートする立場に至っています。
妻は小坂依子(トーカの学生時代の友人で、小学校時代の同級生)で、物語の最終盤では一児(長男)をもうけています。
性格・背景
父・黒磐巌譲りの屈強な肉体を持つ寡黙な青年で、同僚からは「ブジン」の愛称で親しまれています。
父親に似て正義感が強く、真面目で謙虚な性格の持ち主です。
佐々木琲世の暴走を目の当たりにしながらも偏見を持たず、むしろそのクインケ操術の技巧と面倒見の良さに対し敬服の念を抱いていました。
瓜江久生からは、父・黒磐巌の息子であることに加え局内での高い評価から強いライバル心を向けられていましたが、武臣自身は瓜江の日頃の鍛錬や学習を欠かさない向上心、捜査・戦闘の手際の細やかさを尊敬しており、「よき友でありライバル」と評していました。
竜戦後の6年間で二人の関係は大きく変わり、すっかり親友となっています。
能力・戦闘スタイル
クインケ「ツナギhard」(尾赫・Cレート)を使用しますが、最大の武器は父譲りの超人的な身体能力です。
喰種の運動エネルギーは人間の4〜7倍とされ、生身で喰種に対抗することが可能な人間は全人類の0.01%にも満たないとされる中、武臣は素手で喰種をねじ伏せることが可能な稀有な存在です。
クインケのレートがCランクと低いにもかかわらず高レート喰種との戦闘で生き残れるのは、この規格外の身体能力があってこそといえます。
致命傷レベルの負傷を受けても戦闘を継続できる驚異的な耐久力も備えており、その不屈のタフネスは作中でも屈指のものです。
ランキング理由
人間オークション掃討戦での功績により一等捜査官に昇進し、ロゼ編(月山家殲滅戦)ではSSSレートのノロとの戦闘を生き延びています。
ノロは開戦直後に伊東班の面々を次々と戦闘不能に追い込むほどの圧倒的な実力を持つ喰種でしたが、武臣はこの激戦を生還した数少ない捜査官の一人です。
同じくロゼ編では腹部を赫子で貫かれるという致命的な負傷を受けながらもなお戦闘を続行し、マイロを真っ二つにするタフネスを見せました。
さらに物語終盤では、旧多二福の刺客として差し向けられたSSSレートの帆糸ロマ(うろんの母)と死堪に対して、父・黒磐巌と瓜江と共に交戦しています。
ロマの赫者化形態に追い詰められる厳しい戦闘でしたが、最終的に瓜江の覚醒によりロマを撃破することに成功しました。
什造や瓜江(覚醒後)ほどの爆発力はないものの、父親譲りの身体能力と驚異的な耐久力による安定した高い実力を持つ次世代の有望株です。
竜戦後はTSCで活動を続け、妻・依子との間に長男も誕生しており、公私ともに充実した日々を送っています。
第58位 大瀬(ウォビゴン)
通称「ウォビゴン」と呼ばれるSレート喰種です。
前科持ちの人間を率いて強盗などの犯罪を繰り返し、多数の警察官を捕食した凶悪犯として知られていました。
自ら「赫子の主・大瀬」と名乗っていたとされ、その異名からも赫子の力に絶対的な自信を持っていたことがうかがえます。
性格・背景
特定の組織に属さず、犯罪者集団のリーダーとして活動していました。
名前の由来はテンジクザメ科のオオセザメ(Wobbegong Shark)とされています。
前科持ちの人間を配下に置き、強盗を繰り返しながら警察官を次々と捕食するという、人間社会への明確な敵意を持った行動パターンが特徴的でした。
警察官の被害が相次いだため、事態を重く見たCCGは特等捜査官・黒磐巌を直接討伐に投入するほどの対応を迫られています。
特等捜査官が自ら出向くという事実は、大瀬の脅威度がSレートの中でも上位であったことを示唆しています。
能力・戦闘スタイル
鱗赫の赫子を持ち、鱗赫特有の強力な再生能力と打撃力を活かした力押しの戦闘スタイルであったとされています。
鱗赫は腰付近から鱗のような触手状の赫子が出現するタイプで、Rc細胞の結合が容易なため再生力に優れる反面、脆さも併せ持つという特性があります。
しかし大瀬の赫包は討伐後にSレートクインケの素材として十分な品質を保っていたことから、その赫子の密度と出力は相当なものであったと考えられます。
また、犯罪組織を統率するカリスマ性とリーダーシップも兼ね備えており、単なる力任せの喰種ではなく、集団を組織的に動かす知略も持ち合わせていました。
ランキング理由
Sレート喰種としての実力はありましたが、黒磐巌との直接対決で討伐されています。
ただし黒磐巌はCCG最強クラスの特等捜査官であり、隻眼の梟に致命傷を負わせた実績を持つ人物です。
この相手に敗れたこと自体は不名誉ではありません。
むしろ特筆すべきは、討伐後に赫包が鱗赫のSレートクインケ「クロイワSpecial」として加工され、黒磐巌の主力武器になったことです。
クロイワSpecialはサーフボードに近い特殊な形状を持つ大剣型クインケで、内側に柄があり盾としても剣としても使用できる高い汎用性を備えています。
黒磐巌はこのクインケの攻撃力とアラタの防御力を組み合わせた戦闘スタイルを確立し、20区の梟討伐作戦にも持ち込んでいます。
大瀬が強力な喰種であったからこそ、これほど完成度の高いクインケに仕上がったといえるでしょう。
Eランク最上位にふさわしいSレート喰種です。
第57位 安久奈白
7月7日は安久奈白の誕生日!#安久奈白生誕祭2019 #安久奈白生誕祭 #東京喰種 pic.twitter.com/JEI2rww2Ms
— 板坂阪返@流星屋模型店 ポニテ㌠ (@ssuniformstore) July 6, 2019
安久黒奈(クロナ)の双子の妹で、嘉納博士によって神代利世の赫包を移植された人工半喰種です。
横縞のマスクに白いフードを着用し、姉と共に「シロ」の名で活動していました。
7月7日生まれのかに座で、血液型はAB型、身長160cm、体重48kgとされています。
赫眼は右目に現れるのが特徴です。
性格・背景
資産家・安久七生の娘として生まれましたが、その裏には複雑な事情がありました。
父親は事業の失敗で莫大な借金を抱えており、CCGが借金を肩代わりする代わりに、安久家の地下を喰種実験施設として利用していたとされています。
父親が真相を外部に漏洩しようとした結果、CCGによって両親が殺害されたという説が作中で語られています。
孤児となった姉妹はCCGに保護され施設で育ちましたが、同施設には後に敵として戦うことになる鈴屋什造や、亜門鋼太朗とも面識がありました。
将来は姉と共に優秀な捜査官になると期待されていましたが、両親の死の真相を嘉納から知らされたことでCCGへの憎悪を抱き、嘉納の手で半喰種化の手術を受けます。
以降、嘉納を「パパ」と慕い護衛を務めるようになりましたが、嘉納自身は彼女たちに対して愛情はなく、道具としか見ていませんでした。
カネキのことを「おにいちゃん」と呼んでおり、同じリゼベースの半喰種として親近感を抱いていた様子がうかがえます。
能力・戦闘スタイル
鱗赫の赫子を持ち、Rc値は人間時代の187から喰種化後に3787へ急上昇しています。
金木研と同じくリゼの赫包がドナーであり、攻撃力と再生能力に優れた鱗赫を腰付近から触手状に発生させます。
マダムAの護衛を務めており、姉のクロナとの双子のコンビネーション攻撃が最大の武器でした。
双子ならではの呼吸の合った連携で、タイミングをずらした同時攻撃や挟撃を得意としていたとされています。
ただし、個々の戦闘力は半喰種としてはまだ発展途上であり、鈴屋什造のような一線級の捜査官には力及ばない段階にありました。
ランキング理由
リゼベースの半喰種としてポテンシャルは高かったものの、嘉納の地下施設でクロナと共に鈴屋什造と交戦した際、2対1であったにもかかわらず鈴屋に圧倒されています。
鈴屋の持つSレートクインケ「13’sジェイソン」の斬撃で致命傷を負い、赫包の激しい損傷度から修復不可能を宣告されて死亡しました。
その後、姉のクロナはシロの遺体を自身の腹部に取り込んで寄生させ、:reではSSレートにまで成長しています。
姉がそこまでの実力者に成長したことを考えると、シロも早期退場さえなければ大幅に順位が上がっていた可能性があります。
しかし、作中での実績が嘉納の地下施設での鈴屋戦のみと限定的であり、その戦いでも2対1で敗北しているため、この順位としました。
第56位 オニヤマダ
Sレート喰種で、「腕試し」と称してCCGの捜査官を狩りまくっていた凶悪な喰種です。
作中で直接登場するシーンはほぼなく、主にCCG特等捜査官・篠原幸紀の過去の功績として言及されるキャラクターです。
その名は、江戸時代の死刑執行人・山田朝右衛門の愛刀「鬼包丁」に由来するとも考察されています。
性格・背景
上等・准特等捜査官を複数名殉職させた極めて危険な存在でした。
自らの戦闘力に強い自信を持ち、捜査官を狩ることを一種の娯楽のように楽しんでいたとされています。
CCG側にとっては複数の熟練捜査官を葬った恐怖の象徴であり、オニヤマダの名はCCG内で長く語り継がれることになりました。
能力・戦闘スタイル
尾赫の赫子を持っていたとされます。
具体的な戦闘描写は描かれていませんが、准特等以上の捜査官を複数名倒す戦闘力はSレートとして高い水準にありました。
尾赫は攻守のバランスに優れた赫子タイプであり、オニヤマダはその特性を活かして接近戦で捜査官たちを圧倒していたと推察されます。
ランキング理由
准特等捜査官を複数名殺害した実績は凶悪ですが、当時まだ一等捜査官であった篠原幸紀に討伐されています。
篠原は後に「不屈の篠原」の異名で特等捜査官にまで上り詰める実力者であり、オニヤマダ討伐はその出世の礎となった伝説的な偉業として語り継がれています。
逆に言えば、篠原ほどの実力者でなければ単独での討伐は困難な相手であったことを意味しています。
討伐後、赫包は尾赫のSレートクインケ「オニヤマダ壱」として加工され、大型の鉈のような形状を持つ強力な武器となりました。
篠原はこのクインケを愛用し、基本戦闘時はオニヤマダ壱を主武器としていたとされています。
SSSレートの隻眼の梟戦やムカデ化カネキ戦といった大規模作戦でも使用されており、Sレートクインケでありながら最前線で通用する性能を持っていたことが、生前のオニヤマダの強さを物語っています。
第55位 ニコ
グール2期ニコ出てくるかなあ〜 pic.twitter.com/l09J3tuYEH
— じゅり (@hr110221j) December 23, 2014
ピエロの古参メンバーで、ヤモリに惚れてアオギリの樹に出入りしていた同性愛者の喰種です。
オネエ口調と華やかな立ち居振る舞いが特徴的なキャラクターで、身長175cm、体重52kg、11月2日生まれのさそり座、血液型はA型とされています。
声優は津田健次郎が担当しています。
性格・背景
「美しく生きるか、美しい人のために生きるか、その二つしかない」という人生観を持ち、美しいものへの執着が際立つキャラクターです。
イトリの旧友でもあり、ピエロの中でも古くから活動しています。
ヤモリの生き方を「クール」と称賛する一方、子供殺しを強く諫めるなど、残忍さと母性的な優しさが同居する二面性を持ちます。
趣味は「女磨き、イイ男探し、ファッション、歌」で、好きなものは「イイ男、美しいもの、楽しいこと、アクセサリー」と公式プロフィールに記載されています。
ヤモリの死後は宗太(旧多二福)と共にアオギリの樹を離脱し、:reではロマと共にハイセ(佐々木琲世)の存在を察知して排除を画策する場面もありました。
物語終盤では「愛を探して南の方へ旅に出た」という結末を迎えています。
能力・戦闘スタイル
赫子のRcタイプは不明とされており、戦闘面では謎の多いキャラクターです。
しかし最大の特徴は極めて高い再生能力にあります。
ヤモリに腹部を貫通させられても平然としていたほどの回復力を持ち、この治癒能力が赫子由来のものなのか、あるいは赫包が通常とは異なる位置にあるためなのかすら不明とされています。
また、嗅覚と聴覚が非常に鋭く、リゼの匂いだけを頼りにカネキを見つけ出したほどの探知能力を有しています。
:reでは和修政との戦闘で赫子らしきものを展開する描写もあり、傷口を治癒できる能力が赫子に備わっているという考察もなされています。
ランキング理由
直接的な戦闘描写は少ないものの、ピエロという危険な組織の古参メンバーとして長年生き延びている事実が実力の証明です。
敵か味方か判断しづらい立ち位置にありながら、カネキたちに大環アクト(コクリア)の情報を提供し、隻眼の王がエトである可能性を伝えるなど、情報面での影響力は非常に大きなものがありました。
過去にはコクリアに収監された経歴があり、黒磐巌と瓜江久生の二人がかりで逮捕されたという記録が残っています。
戦闘力よりも再生能力と情報収集力に特化した特殊なタイプであり、考察ではイトリよりも一枚上手の実力者と評価されることもあります。
ピエロ内では旧多・ロマ・ウタ・ドナートに次ぐ5番手と考察されていますが、その謎の多さゆえに実際の実力は未知数な部分が多いキャラクターです。
第54位 半井恵仁
東京喰種 : 半井恵仁 pic.twitter.com/QGXWLvorh7
— ふじ (@a_fji_k) January 24, 2019
鈴屋什造が率いる精鋭部隊「鈴屋班」の副班長を務める上等捜査官です。
8月23日生まれ、B型、身長167cm、体重62kgの23歳で、淡々とした性格ですがかなりの毒舌家として知られています。
班長の什造には深い尊敬を抱いており、什造を貶める発言をした御影に対して「隕石に当たって死ね」と言い放つなど、班長への敬意は揺るぎません。
性格・背景
アカデミーを次席で卒業し、白単翼賞・木犀賞を受賞した秀才です。
初登場時は一等捜査官でしたが、人間オークション掃討戦での功績が認められて上等捜査官に昇進しました。
班員に対しては言動に一切容赦がありませんが、物事に頓着しない性格とされており、趣味は鳥類の観察という意外な一面も持ちます。
能力・戦闘スタイル
甲赫のクインケ「右」と「左」(いずれもBレート)による二刀流を得意としています。
短めの日本刀のような形状のクインケで、名前は本人が「物事に頓着がないから」雑に名付けたものとされています。
安浦清子が確立した二刀流戦法は有馬貴将や真戸呉緒にも受け継がれましたが、半井もその系譜を継ぐ正統な継承者の一人です。
流島攻略作戦では、負傷した阿原半兵衛を自身に任せるよう什造から指示を受けるなど、班内での信頼の厚さがうかがえます。
ランキング理由
人間オークション掃討戦での功績で一等から上等捜査官に昇進し、流島攻略作戦でも鈴屋班の中核として活躍しています。
鈴屋班は人間オークション制圧作戦や流島攻略作戦で目覚ましい戦果を挙げた精鋭部隊であり、かつて有馬貴将が指揮した0番隊に比肩するほどの実力を持つとされています。
その副班長という立場は高い戦闘力の証明であり、アカデミー次席・白単翼賞・木犀賞という輝かしい経歴からも、上等捜査官の中でも上位の実力者として評価できます。
第53位 マイロ
駆けるマイロっっっ✨ #re_invoke pic.twitter.com/2xnNzCLcN7
— ぜぶら(๏д回´)喰種・JJ・超人垢 (@zebrazebrazebr2) January 16, 2019
月山家の執事を務める喰種で、室長の松前と共に次代当主・月山習を護る忠臣です。
「胴体・無用」の名台詞で知られ、:re第49話にて作中屈指の壮絶な戦闘を見せたキャラクターです。
性格・背景
西洋系の中年男性で、月山家への絶対的な忠誠を誓っています。
月山家の使用人は全員が喰種で構成されており、マイロも幼少期から他の使用人と共に訓練を受け、月山家の盾となるべく鍛え上げられた戦士です。
同僚で室長を務める松前との連携を得意とし、自らの身体を犠牲にしてでも敵を仕留める決死の戦法を厭わない覚悟の持ち主です。
能力・戦闘スタイル
甲赫の赫子を持ち、松前との連携戦闘を主体とします。
喰種としての高い耐久力と再生力を活かした戦闘が特徴で、致命傷を負っても戦い続ける異常な生命力が最大の武器です。
ファンからも「喰種の耐久力で捨て身の攻撃はやっぱ強い」と評される通り、捨て身の覚悟と喰種特有の生命力を組み合わせた戦法は、格上の相手にも通用する脅威を秘めています。
ランキング理由
月山家殲滅戦(ロゼ編)で、CCGの伊丙入(ハイル・上等捜査官)とキジマ式(准特等捜査官)という二人の実力者と交戦し、驚愕の戦果を挙げました。
まず松前が伊丙入と交戦中、床の血で足を滑らせた伊丙入の隙を突いて松前が腹部を貫きます。
伊丙入がT-Humanの能力で反撃に転じた際、マイロはクインケで体を真っ二つにされながらも「胴体・無用」と叫んで上半身のみで突撃し、伊丙入の首を刎ね飛ばして討ち取りました。
さらに瀕死の状態でキジマ式の肩を赫子で貫いて注意を引き、松前がキジマ式の右腕を斬り落とす決定打につなげています。
キジマ式は最終的に自身のクインケ「ロッテンフォロウ」が頭に食い込み、松前の赫子で貫かれて絶命しました。
マイロは個人としての戦闘力は中堅クラスですが、准特等と上等捜査官の二人を道連れにした決死の戦果は、上位キャラに匹敵する衝撃を残しました。
第52位 真戸呉緒
スプラ名の真戸呉緒(まどくれお)はこんなキャラです
↓↓↓ pic.twitter.com/KnbjpSYRv4— にゅーかわいいロキ@うみとレモンティー (@with56655145) December 27, 2023
CCG本局所属の上等捜査官で、1月24日生まれ、A型、身長177cmの中年男性です。
亜門鋼太朗の初代パートナーを務めたベテラン捜査官であり、クインケに対する異常な執着から「クインケマニア」と呼ばれていました。
常に白い手袋を着用し、猫背気味に歩く暗い雰囲気の持ち主ですが、その手袋の下には亡き妻の結婚指輪が隠されていたことが死後に判明しています。
性格・背景
妻の真戸微は同じく喰種捜査官でしたが、隻眼の梟に惨殺されており、その復讐に取り憑かれています。
亡妻の同期であった安浦清子(初の女性特等捜査官)から二刀流の技術を受け継いだ経歴を持ちます。
娘の暁のために上等に留まっていましたが、本気で昇進を目指せば準特等以上の地位を得られた実力者と評価されています。
喰種に対しては容赦のない冷酷さを見せる一方で、パートナーの亜門には現場指導を通じて「捜査官としての覚悟」を叩き込むなど、指導者としての誠実さも備えていました。
能力・戦闘スタイル
戦闘時は右目を大きく見開き左目は半眼にするという異様な表情が特徴的です。
蛇腹剣状の「フエグチ壱」(鱗赫・笛口アサキの赫包から製造)、蝶の羽状で防御に秀でた「フエグチ弐」(甲赫・笛口リョーコの赫包から製造)、二刀流可能な大剣型「クラ」(甲赫)と、複数のクインケを状況に応じて使い分ける戦術眼に優れます。
特にフエグチ弐の防御力はSS+レート喰種による4000度の高熱を伴うRc細胞の放出すら防ぐとされるほど強力です。
また、扱いが極めて難しいフエグチ壱を即座に使いこなした技術力は特筆に値し、娘の暁が習熟に1年を要したことからも、その卓越した操作技術がうかがえます。
有馬貴将のような超人的な身体能力や篠原幸紀のような屈強な肉体は持ちませんが、長年の経験による洞察力とクインケの徹底的な研究で補う「努力型の実力者」です。
ランキング理由
鋭い勘と冷徹な判断力で数多くの喰種を駆逐してきたベテランです。
笛口リョーコの遺体を利用してヒナミをおびき出すなど非情な戦術も辞さない覚悟を持ち、トーカとの戦闘ではフエグチ壱の変則的な攻撃とフエグチ弐の堅牢な防御で追い詰めました。
しかし、ヒナミが覚醒した赫子の不意打ちで手足を切断され、トーカに致命傷を負わされて殉職しています。
死の間際まで隻眼の梟への復讐を叫び続けたその執念は、復讐に人生を捧げた男の壮絶な生き様を象徴しています。
死後、愛用のクインケ「クラ」は弟子の亜門鋼太朗に受け継がれ、亜門の主力武器となりました。
超人的な身体能力は持たないものの、クインケへの深い知識と卓越した操作技術で補う「技と知恵のベテラン」として、上等捜査官ながら準特等クラスの実力を持つ稀有な存在です。
第51位 ナッツクラッカー
闇属性好きすぎてそんなキャラばっかしてる…
エルザもほむらもひたぎも雪華綺晶も紅魔城の紫も全部お気に入り( ˘ω˘ )♡ナッツクラッカーすれば?って言われてグールも好きだしドタイプだから後でするฅ(・ω・ฅ)✨血糊したいんじゃ〜〜 pic.twitter.com/4x7O3YQbtA
— るいなしゃまだよ?? (@Ruinatan) January 19, 2017
人間オークション編に登場するSレート喰種で、甲赫と尾赫の複合赫子を持つ非常に珍しい存在です。
男性の睾丸を潰して啜ることを好む偏食の喰種として知られており、本人曰く「美容に良い」とのことです。
ボンデージ姿にお歯黒、ジッパーのついた目隠しのようなマスクという異様な出で立ちが特徴的で、声優は三日尻望が担当しています。
性格・背景
本名は痲ユ(マユ)。
幼少期は親がおらず路上で貧困の中を生き延びてきた過去を持ち、美しい服やきれいなものに強い憧れを抱き続けていました。
この幼少期の経験が金銭への執着と美貌へのこだわりの原点となっているとされています。
喰種社会の富裕層「マダム」界と繋がりを持ち、彼女たちの依頼を受けて人身売買の斡旋も行っていた危険人物です。
CCGからのレートは当初Aでしたが、オークション掃討戦での戦闘能力が判明した後にSレートへ格上げされています。
能力・戦闘スタイル
作中でも極めて珍しい複数タイプの赫胞保持者であり、メインの甲赫による正面からの直接戦闘と、自分から切り離して壁や地面に埋め込める尾赫によるトラップ攻撃を組み合わせた独自の戦術が最大の特徴です。
甲赫は直接攻撃に使用する一方、分離した尾赫は接近物に自動反応して突き出る地雷のような仕組みを持っています。
この二種類の赫子を使い分けることで、正面戦闘では甲赫で敵を圧倒しながら、分離赫子で退路を断つという立体的な戦術を展開できます。
ただし尾赫は自分の意志で任意のタイミングに起爆することができず、あくまで自動反応に頼るという弱点を抱えていました。
ランキング理由
オークション掃討戦では、大芝班の上等捜査官を含む捜査官チームを複合型赫子の戦術で単騎壊滅させ、この戦果によりレートがAからSに急遽格上げされています。
大芝班の班長が二種赫子の発動後に対応しきれず敗死するなど、複合赫子の脅威を見せつけました。
しかしその後、不知吟士が分離赫子の「自動反応」という仕組みを戦闘中に見抜いたことで戦況が一変します。
不知と米林才子の連携により追い込まれ、林村の攻撃で自らのトラップが張り巡らされた場所に誘導された結果、自身の尾赫に貫かれて身動きが取れなくなり、米林の赫子で致命傷を負った後、不知にとどめを刺されて討伐されました。
死に際の「キレイに……なりたい……」という幼少期からの純粋な願いを口にしたその最期は、不知に深い精神的衝撃を与え、「喰種にも人のような感情がある」という認識の転換をもたらしています。
死後、その赫包は天然のキメラクインケ「ナッツクラッカー」として加工され、不知吟士の武装となりました。
このクインケは感応機能と膨張能力を備えた爆発型という希少な性能を持ち、不知はロゼ編でこれを使用して戦果を挙げています。
第50位 草刈ミザ
11/4
東京喰種
草刈ミザ誕生日 pic.twitter.com/WnqkgenBBY— 朧@スロットイベント案内 (@ibentoan) November 3, 2025
18区を統治していた喰種集団「刃(じん)」の首領で、Sレート喰種「三枚刃のミザ」の異名を持つ31歳の女性喰種です。
高い位置に髪を縛った特徴的な外見と独特な形状のマスクを着用しています。
アオギリの樹の幹部として活動した後、カネキが結成した黒山羊(ゴート)に加入しました。
声優は花守ゆみりが担当しています。
性格・背景
「刃」は近親婚を繰り返すことで強力な尾赫を築き上げてきた小型喰種の一族です。
かつては「カミソリ」と呼ばれる弱小集団とみなされていましたが、一族史上最高の素質を持つミザが18歳にして首領に就任すると、殺戮と侵略をもってその評価を塗り替え、18区の支配権を確立しました。
「この世に最後の息を吐き出す瞬間まで、私は”刃”の首領として誇り高く戦う」と宣言するほどの気高い信念の持ち主です。
ナキとの出会いは展望台で、言葉を頻繁に間違えるナキの知能レベルに驚愕したものの、承正やホオグロから「夜通し戦死した仲間の名前を復唱するナキの姿」を見せられたことで彼への理解を深めていったとされています。
ナキからは時々「ババア」と呼ばれますが、実際は何かと声をかけたり援助したりと母親のような存在として彼を支え続けました。
最終的にナキと結婚し草刈姓を名乗り、シロイ・ナギ・ナゲ・ミレイ・マリン・ゼイ・ソンキ・ヤナギ・ワライの9人の子供をもうけるという、作中でも屈指の幸福な結末を迎えています。
能力・戦闘スタイル
3本に分かれた剃刀のような形状の尾赫を持ち、直接喰らえば喰種であってもタダでは済まないほどの切れ味を誇ります。
小柄な体躯からは想像できない鋭い攻撃力がCCGから「三枚刃」の通り名をつけられた由来です。
赫子の形状は同じく尾赫使いの「墓盗り」と類似しているとされています。
真戸暁からも実力を認められており、Sレート喰種にふさわしい戦闘力を備えています。
ランキング理由
オークション掃討戦にて初登場し、ナキのサポートとして活躍しました。
流島上陸作戦では宇井郡(特等捜査官)率いる三番隊と正面から交戦し、粘り強く戦い続けています。
さらに鈴屋班の阿原半兵衛とも単独で交戦しており、阿原に撃退されたものの致命傷は回避して生き延びました。
完全に退路を塞がれた窮地ではナキが重傷を負い死亡したと思い込んだミザが「すこし嬉しいんだ……お前のそばで死ねるなら」と覚悟を決める場面がありましたが、「20区の亡霊」(入見カヤら)の援護を受けてナキと共に流島からの脱出に成功しています。
その後は黒山羊に合流し、オッガイによるアジト襲撃の際にもナキや仲間と共に非戦闘員を守り抜きました。
一族の首領としてのリーダーシップと特等捜査官クラスの相手と交戦して生き延びた生存力を兼ね備えており、Sレートの名に恥じない実力者です。
第49位 キジマ式
12月16日は東京喰種のキジマ式の誕生日#東京喰種#キジマ式 pic.twitter.com/ev5odsOqfX
— キャラクター誕生日bot無期限活動停止中 (@Love96Anime) December 15, 2016
CCG准特等捜査官でキジマ班の班長を務め、異名は「削ぎ師キジマ」。
12月16日生まれの43歳で、身長157cm・体重66kg・血液型A型です。
過去にSSレート喰種「ジェイル」との交戦で大勢の部下と右足・顔を奪われ、変色皮膚の移植によるツギハギだらけの顔と義足という異様な外見を持つ人物です。
コクリアの元尋問官としての経歴も持ち、ジェイルへの復讐心から関連情報を独占していたとされています。
声優は飛田展男が担当しています。
性格・背景
赤い蝶ネクタイに黒の帽子とスーツという独特の出で立ちで、丸みのあるフォルムが奇妙な出来の悪い人形のような外見をしています。
喰種への拷問で相手の体の一部を削ぎ落とすことから「削ぎ師」の異名を得ており、その残忍さは同僚の宇井郡から「イカレ野郎」と評されるほどでした。
一方で同僚や一般市民、果ては喰種に対しても礼を忘れない礼儀正しさを持ち合わせており、おまけ漫画では義足であることを忘れるなど憎めない一面も描かれています。
趣味は喰種の解体・クロスワードパズル・タップダンスという異色の組み合わせです。
なお、彼のクインケ「ロッテンフォロウ」はゲーム『東京喰種JAIL』の主人公リオの兄の赫包をエンジンにして製造されたものとされており、キジマがジェイル事件の担当捜査官としてリオの兄弟をコクリアに収監した過去と深く結びついています。
能力・戦闘スタイル
捕獲用の「テトロ」(尾赫・A+レート、ネット状に広がるボーラ型の捕縛用クインケ)と、高攻撃力の「ロッテンフォロウ」(鱗赫・Sレート、チェーンソー型)という性質の異なる二つのクインケを使い分ける戦闘スタイルが特徴です。
テトロは対象をネット状に絡め取る捕縛特化型で、逃走する喰種の確保に威力を発揮します。
ロッテンフォロウはチェーンソーの形状を持つ攻撃特化型で、使用時にはホラー映画の殺人鬼を思わせる威圧感を放つとされています。
義足というハンデを背負いながらも並の喰種では歯が立たない戦闘力を有し、捕縛と殲滅の両面をカバーできる捜査官でした。
ランキング理由
ロゼ編では旧多二福を囮にした作戦で月山家使用人ユウマを捕獲し、さらにユウマの恋人であるアリザも捕らえています。
ユウマへの非人道的な拷問動画をネット上にアップロードして月山家を心理的に追い詰め、最終的にアリザから「ロゼ」の正体が月山財閥であるという決定的情報を引き出すなど、戦闘力だけでなく情報戦・心理戦における捜査能力も極めて高い人物でした。
しかし月山家殲滅戦では松前とマイロのコンビネーションに対抗しきれず、致命傷を負いながらも特攻を仕掛けてきたマイロの妨害で隙を見せた瞬間に松前に右腕を斬られ、顔の中心から自らのチェーンソー型クインケ・ロッテンフォロウを叩き込まれるという凄惨な最期を遂げています。
最後の言葉「チーズが食べたい」という脈絡のない一言と共に殉職しました。
第48位 ビッグマダム
東京喰種 ビッグマダム pic.twitter.com/bjNUVgN4MP
— 皐 (@satuki45440) May 13, 2018
喰種社会の富裕層「マダム」の一員として人間オークションを統率する権力者で、かつて鈴屋什造を「飼いビト」として誘拐し育てた因縁の人物です。
女性の外見をしていますが実は男性(ニューハーフ)の喰種であり、同族たちの社交の場を取り仕切る影響力を持つ存在として描かれています。
性格・背景
人間を珍味や珍品として取引するオークションを主導するほか、グールレストランのオーナーとしても暗躍していました。
什造を幼少期に誘拐して「解体屋(スクラッパー)」として働かせ、ショーの中で人間を解体させるなど残虐行為を繰り返しています。
CCGからは他喰種への影響力込みでSSレートと認定されており、その地位は実力で勝ち取ったものとされていますが、純粋な戦闘力だけでなく喰種社会における政治的影響力も加味された総合評価です。
能力・戦闘スタイル
アナコンダのような太さと長さを持つ系統不明の赫子を操ります。
4種の赫子分類(羽赫・甲赫・鱗赫・尾赫)に当てはまらない特殊な赫子であり、その巨大さが特徴です。
強度のある柱などの構造物に赫子でしがみついて立体的な跳躍を行うなど、巨体からは想像できない機動力も発揮しました。
オークション掃討戦では暴走した瓜江を圧倒するほどの戦闘力を見せており、SSレートに恥じない実力を有しています。
ランキング理由
人間オークション制圧作戦では、赫子に支配されて暴走状態にあった瓜江を撃退し、さらに六月との二人がかりの戦闘でも追い詰めるほどの戦闘力を発揮しました。
しかし、義足に武器を仕込んで潜入していた什造率いる鈴屋班の連携攻撃に追い詰められ、最終的に討伐されています。
死の間際、什造に「お前なんか愛したことはない」と言い放ちますが、口の中に「lie(嘘)」の文字が見える演出があり、歪みながらも確かに存在した親としての愛情が示唆されました。
什造が「さよならパパ」と呟く場面と合わせ、二人の関係性は作品屈指の印象的なエピソードです。
SSレートの格付けは影響力込みであり、純粋な戦闘力では上位SSレート喰種には劣りますが、複数の捜査官を同時に相手取る実力は確かなものでした。
第47位 鉢川忠
あー あーーあーあー鉢川忠だよ pic.twitter.com/LxuZ72ZfKy
— かわはら⚡ (@long_itachi) March 5, 2015
CCG准特等捜査官で鉢川班の班長を務め、隻眼の梟討伐作戦では第3隊の隊長を任された実力者です。
眼鏡をかけ、コートの襟で常に口元を隠す独特の風貌を持ちます。
過去にブラックドーベル(入見カヤが率いた喰種集団「黒狗」)との交戦で口の皮膚を食べられており、唇の肉がなく歯茎がむき出しになっているという壮絶な外見がその理由です。
性格・背景
ブラックドーベルとの戦いで師匠や仲間の捜査官を失った過去を持ち、黒狗への復讐心を燃やし続けていました。
民間人を平然と戦闘に巻き込むなど周囲を省みない性格で、同僚の伊東倉元からも「噂どーりのムチャクチャ」と評されるほどの変わり者です。
:reでは六月透や穂木を率いてアオギリの樹本部・流島の潜入調査を行うなど、危険な任務にも率先して臨む行動力を見せました。
荒々しく型破りでありながら、最期には部下を庇って散るなど、捜査官としての矜持を持つ人物でした。
能力・戦闘スタイル
羽赫タイプのクインケ「カジリ」を使用します。
ガントレット(籠手)型の形状で、サブマシンガンのような連射攻撃が可能な遠距離型クインケです。
羽赫系クインケの中でも攻撃力に優れるとされ、弾幕のような連射で敵を圧倒する戦い方を得意としています。
ただし作中ではカネキに破壊されたり、オウルに破壊されたりと、格上の相手には通用しない場面も描かれました。
ランキング理由
梟討伐作戦では因縁の相手・入見カヤ(SSレート)と直接対峙し、互角の戦闘を繰り広げました。
入見が逃げ遅れた民間人の老婆を庇ったことで生じた隙を突き、入見に深手を負わせて瀕死まで追い込んでいます。
手段を選ばない戦い方とはいえ、SSレート喰種を相手に優勢に立つ実力は准特等の中でも上位です。
しかし:reの流島作戦において、鉢川班がオウル(滝澤政道)と死堪のコンビに急襲され、死堪の奇襲で鼻を食いちぎられた後、オウルの赫子に貫かれて殉職しました。
穂木たちを逃がすために踏みとどまった壮絶な最期であり、その後遺体は捕食されるという凄惨な結末を迎えています。
第46位 真戸暁
喰種捜査官夫婦の娘で、父・真戸呉緒の弟子である亜門鋼太朗とコンビを組んだCCG准特等捜査官です。
喰種捜査官養成学校(アカデミー)を首席で卒業した秀才であり、クインケの研究者・設計者としても活動しています。
:reでは真戸班の班長としてクインクスの指導にあたり、佐々木琲世(金木研)のメンターも務めました。
性格・背景
母・真戸微は准特等捜査官として隻眼の梟に殺害され、父・真戸呉緒は上等捜査官としてラビット(霧嶋董香)とフエグチ(笛口雛実)の手で命を落とすという壮絶な過去を持ちます。
効率を最優先する思考から、時間の無駄として上司である亜門にも敬語を使わず簡潔な男言葉で話す合理主義者です。
一方で年相応の弱さも持ち合わせており、グラス一杯で泥酔するほど酒に弱く、自室ではマリアステラという猫を飼うなど柔らかい一面も見せます。
:reでは流島上陸作戦に法寺班の副隊長として参戦し、半喰種化した元同僚・滝澤政道が六月に追い詰められた際、身を挺して庇ったことで重傷を負い「喰種擁護」の重罪で裏切り者の烙印を押されました。
冷徹な合理主義者でありながら、仲間を見捨てられない情の深さが真戸暁の本質です。
能力・戦闘スタイル
自ら設計に携わったキメラクインケ「アマツ」を主武装とします。
アマツは基本形態が尾赫の鞭状ですが、柄のボタンを押すと柄尻から剣状の甲赫が出現する変形機構を搭載しており、遠近両方に対応可能です。
さらに父の因縁の相手・笛口アサキを素材とした鱗赫の鞭型クインケ「フエグチ」も併用し、鞭の至るところにトゲがついた独特の形状で近距離戦にも対応します。
このフエグチを使いこなすまでに一年を費やしたとされ、喰種からは「背骨使い」の異名で恐れられています。
クインケ研究者としての知識を実戦に応用する戦術的な戦い方が持ち味です。
ランキング理由
オークション掃討戦ではクインケ「フエグチ」を用いてSレート喰種のナキと交戦し、功績を挙げて亡き母と同じ准特等に昇進しました(当時25歳)。
アカデミー首席の知性と父譲りの探究心を併せ持ち、純粋な戦闘力では特等クラスに一歩届かないものの、複数のクインケを状況に応じて使い分けるキメラ戦術と豊富な知識で安定した実力を発揮しています。
佐々木琲世からは時折「お母さん」と呼ばれるなど、亜門・金木・滝澤との関係性は物語の重要な軸であり、最終話まで生存して亜門と結ばれたことが示唆されるなど、戦闘力以上に物語全体への貢献度が極めて高いキャラクターです。
第45位 ナキ
13区ジェイソン(ヤモリ)が率いた「白スーツ集団」の現首領で、CCGからSレート喰種に認定されています。
身長173cm・体重65kgで、金髪を後ろに流した中性的な容貌の持ち主です。
ヤモリを「神アニキ」と呼んで慕い、仲間想いで義理堅い性格が作中でも際立っています。
性格・背景
学校に通った経験がなく適切な教育を受けずに育ったため、漢字の読み書きや計算が苦手で、「情緒不安定」を「ちょーちょ不安定」と言い間違えるなどの特徴があります。
一方で、戦いで命を落とした仲間の名前を毎週復唱するなど、極めて情に厚い人物です。
ヤモリから「神様というのは心の底から信じることのできるもの」という教えを受けたことが、ヤモリを「神アニキ」と呼ぶ由来とされています。
部下の承正やホオグロからは「アニキ」と慕われ、刃の首領であるミザとは姉弟のような関係を築いていました。
:re終盤ではカネキが結成した「黒山羊」に合流し、最終的にはミザと結婚して9人の子供をもうけています。
双子の子供には戦死した部下に因んだ名前をつけるなど、仲間を忘れない姿勢は最後まで変わりませんでした。
能力・戦闘スタイル
甲赫の赫子を剣と盾のような形状に展開し、攻防一体の堅実な戦闘を行います。
知略には欠けるものの、Sレート喰種の中でも素の身体能力と戦闘センスは高い部類に入るとされています。
23区の喰種収容所に収監されていた経歴があり、アオギリの樹の収容所襲撃時に脱走した実力者でもあります。
仲間を守る場面では普段以上の力を発揮する精神力の持ち主で、追い詰められるほどに闘志が増す傾向が見られます。
ランキング理由
亜門鋼太郎と対等に交戦した実績があり、Sレート喰種としての戦闘力は確かなものです。
オークション掃討戦でも白スーツの部下たちを率いて活躍しました。
:re終盤、オッガイによる黒山羊アジト襲撃時には、リゼベースの赫子を持つオッガイの猛攻に対して非戦闘員を逃がすため承正・ホオグロと共に最後まで戦い続けました。
致命傷を負い一時は死亡したかと思われましたが、喰種の再生力により生還しています。
流島編ではヤモリの面影を追いながらも仲間のために涙を流す成長を見せ、「孤独で泣くよりゃ、痛くて泣く方が何倍もマシなんだよ!」という名台詞に象徴される、不器用ながらも心の強さで周囲を奮い立たせるキャラクターです。
第44位 小静麗
本日6月20日は東京喰種:reより小静麗の誕生日です。
声優さんは榎吉麻弥さんです。
小静麗誕生日おめでとうございます#東京喰種#東京喰種re#小静麗生誕祭#小静麗生誕祭2021 pic.twitter.com/wu7HC8YuQ0— 日向(ひゅうが)ねぎポン&勇魏⚓☠︎ (@yuginegi0422) June 19, 2021
白日庭出身の半人間で、和修家の血筋を引くクインクス班メンバーです。
身長167cm・体重58kg、6月20日生まれ。
幼少期は台湾に住んでおり、英名はジーニー・シャオ。
殉職した伊丙入(ハイル)を「姉さま」と慕い、深い敬愛の念を行動原理の一つとしていました。
性格・背景
冷静沈着で寡黙ながらも穏やかな性格の一等捜査官(76期)です。
白単翼賞を受勲した実績を持ち、月山家殲滅戦(ロゼ編)後にクインクス班に加入しました。
白日庭で英才教育を受けた経歴から、有馬貴将や芥子と同じ機関の出身者であり、後に半人間(人間と喰種の混血)であることが判明しています。
和修家の血筋を引く「V」の関係者でもありますが、クインクス班の仲間との絆を何より大切にしており、旧多派のVと対立して味方であり続けました。
迷走する安浦を一喝するなど、信念の強さも持ち合わせています。
竜戦後もTSC(CCGの後継組織)で活動を続けましたが、半人間の宿命として26歳で体調不良を訴え休職。
療養中は半人間の延命研究に協力し、その後は事務・情報面で現場復帰を果たしています。
米林才子を「かわいい」と評して耳かきをしてあげるなど、仲間への細やかな気遣いも見られます。
能力・戦闘スタイル
甲赫の赫子を肩甲骨付近から発生させ、血管のような経路を通じて足にまで伸ばし纏わせる独特のスタイルが最大の特徴です。
この脚部強化により、蹴りの威力と速度が飛躍的に向上し、攻撃が外れても衝撃波と粉塵が巻き起こるほどの破壊力を発揮します。
素手の組み手では右に出る者がいないほどの格闘術の使い手で、伊丙入に次ぐ才能と評されています。
クインケ「クアイ1/4」(鱗赫・Aレート、ブレード型)を四肢に装着し、回転蹴りを軸としたアクロバティックな高速戦法を展開します。
この速度重視の格闘スタイルは、尾赫を用いて高速戦闘を行った鯱(シャチ)と比較されることもあり、将来的にはさらなる成長が期待されるとする考察もあります。
赫子に頼らずクインケを主武装とする点は、従来のクインクス班メンバーとは異なるアプローチであり、白日庭での専門的な訓練の成果と考えられます。
ランキング理由
半人間由来の優れた身体能力を格闘術に活かしたスタイルは、有馬貴将や伊丙入と同系統の才能を受け継いでいることを示しています。
流島編では半喰種化した亜門鋼太郎と交戦し、ピエロ奇襲戦では米林と共にフレームアウトした瓜江を沈静化する活躍も見せました。
突出した単独戦闘の描写よりも、安定した実力と仲間との連携、そしてブレない精神力が光るキャラクターです。
第43位 オロチ(西尾錦)
グールのオロチ pic.twitter.com/0sfBDdk1aY
— ふでばこ (@hudebakosandayo) December 21, 2014
:reでSレート喰種「オロチ」として再登場した西尾錦の強化版です。
蛇のようなマスクと緑色のフード・コートを着用し、無印時代とは別人レベルの戦闘力を見せました。
「オロチ」の呼称は、尾赫の先端が二股に割れて蛇の舌のような形状をしていることに由来しています。
性格・背景
20区に暮らす喰種で、上井大学薬学部に在籍する金木研の先輩です。
神経質で口が悪い一面がありますが、恋人の西野貴未への一途な愛情が行動の根幹にあります。
無印では月山に拉致された貴未を救出した後、人を殺さずに食物を得る道を選びあんていくで働くようになりました。
:reでは貴未を守るため単独行動を続けており、貴未が入院していた可能性が示唆されています。
嘉納明博を追っていたのは、貴未の治療や救出に嘉納の医学知識が必要だったためとする考察が有力です。
トルソーが貴未を標的にする恐れがあったことから、トルソーの追跡も並行して行っていました。
最終的にはカネキが率いる黒山羊に合流し、物語の結末では貴未と結婚したことが確認されています。
能力・戦闘スタイル
尾赫の赫子は:reで大幅に巨大化し、その厚さは約110cmに達するとされています。
ノロやタタラを除けば、尾赫の使い手の中でも最大級の大きさを誇ります。
切断されても容易に再生し、体内のRc細胞を消費しながら繰り返し赫子を生成する高い再生能力を発揮しました。
赫子による攻防と、得意技「にしキック」をはじめとする蹴り主体の格闘技を併用する万能型ファイターです。
蹴りの威力は無印時代からすさまじく、アオギリの構成員の首を蹴り飛ばすほどで、本人は「トーカや四方にも引けを取らない」と自負しています。
流島編ではフロッピーを嘲笑する嘉納を赫子で捕縛し、ピエロのロマが赫子を6本同時に展開して襲いかかった場面でも軽くいなすなど、圧倒的な戦闘力を披露しました。
無印からの成長幅は全キャラ中でもトップクラスとされています。
ランキング理由
准特等捜査官率いるチームを単独で返り討ちにし、クインクス班との交戦では瓜江・不知を終始圧倒しました。
佐々木琲世の赫子攻撃を無傷で受け止めるなど圧倒的な実力差を見せ、この戦闘がきっかけで琲世の赫子が暴走し「内なるカネキ」が目覚め始める重要な転機となりました。
流島編でも嘉納の研究所でクロナと協力して戦うなど、物語の要所で存在感を発揮しています。
SSレートで再判定される可能性も示唆されており、Dランクの中では上位の実力者と評価できます。
第42位 不知吟士
本日3月8日は東京喰種:reより不知吟士の誕生日です。
声優さんは内田雄馬さんです。
吟士誕生日おめでとうございます#東京喰種#東京喰種re#不知吟士生誕祭#不知吟士生誕祭2024 pic.twitter.com/8FDF17Qigo— 日向(ひゅうが)ねぎポン&勇魏⚓☠︎ (@yuginegi0422) March 7, 2024
クインクス班の班長を務めた金髪にピアスの青年捜査官です。
見た目は攻撃的ですが、仲間想いで性根は真っすぐな純粋な人物として描かれています。
三等捜査官から二等捜査官へと昇進を果たした実力者でもあります。
性格・背景
妹のハルがRc細胞過剰分泌症という難病を患っており、高額な治療費を工面するために補償金目当てでクインクス施術に同意しました。
金銭への執着が目立ちますが、それはすべて妹のためであり、「妹を守る」という一心が彼の原動力となっています。
正反対の性格を持つ瓜江とはソリが合わず衝突も多い一方、佐々木琲世には深い信頼を寄せていました。
オロチ戦で六月を庇って奮闘した功績が認められ班長に任命され、クインクス班の中核メンバーとして成長を遂げています。
班内ではムードメーカー的な存在でもあり、仲間との絆を大切にする姿が印象的です。
能力・戦闘スタイル
羽赫の赫子を持ちますが、ガス状が多い羽赫の中では珍しい山状で固形化しているのが特徴です。
弾はミサイル型で火力が高い反面、飛行速度にばらつきがあり、発射台が損傷すると赫子が撃てなくなるという欠点も抱えています。
フレーム開放時には赫眼が完全に喰種化し、通常時を大幅に上回る火力でSSレートのノロに大ダメージを与えるほどの攻撃力を発揮しました。
初期装備のクインケは尾赫の「ツナギ〈Plain〉」でしたが、ナッツクラッカー討伐後に支給された希少なキメラクインケ「ナッツクラッカー(甲赫・尾赫)」はSレート相当の性能を持ち、相手に撃ち込むと膨張して弾き飛ばすという爆発型の独特な機能を備えています。
ランキング理由
人間オークション掃討戦では、Sレート喰種ナッツクラッカーの分離赫子の攻撃パターンを冷静に読み取り、米林・林村との連携で討伐に成功しています。
この功績で二等捜査官に昇進しました。
月山掃討戦ではSSレートのノロと交戦し、ナッツクラッカー戦のトラウマを克服してクインケを手に取る覚悟を見せました。
ノロの驚異的な再生力と規格外の赫子を前にクインクス班が全滅寸前に追い詰められる中、自力でフレーム開放を果たし、単身で特攻を仕掛けてノロが動けなくなるほどのダメージを与えました。
最後の一撃を瓜江に託した直後、ノロに腹部を貫かれ、才子と瓜江の二人に看取られながらクインクス班初の殉職者となっています。
死に際に「妹を殺してくれ」と頼んだのは、仲間に治療費の負担を背負わせまいとする彼なりの思いやりだったとされています。
遺体はその後アオギリの樹に強奪され、嘉納の研究に利用されるという悲劇的な末路を辿りました。
クインクス班の中では瓜江に次ぐ戦闘力を有しており、SSレート喰種に大打撃を与えた実績と、仲間を守るために命を懸けた戦いぶりはこの順位に値します。
第41位 米林才子
クインクス班の「火力担当」として活躍した小柄な捜査官です。
身長143cm、佐々木琲世を「ママン」と呼んで文字通りの親愛の情を込めて慕い、オタク気質で怠惰な性格ながら、いざという時には頼りになる実力者です。
性格・背景
クインクス施術適性者6名の中でダントツの適性を持ちながら、もともと捜査官になる意思がなく本人の意思とは関係なく施術を受けました。
普段は与えられた部屋に引きこもり、ゲーム・アニメ・漫画・フィギュア収集に没頭するニート同然の生活を送っており、捜査官としてのやる気は皆無でした。
しかし、月山掃討戦での不知の殉職が大きな転機となります。
仲間の死をただ眺めることしかできなかった無力感から訓練を始め、体力と赫子の持続力を大幅に克服しています。
不知の妹ハルの治療費を稼ぐこと、そして奪われた不知の遺体を取り戻して安らかに眠らせるという決意を胸に、真摯に任務に取り組むようになりました。
後にクインクス班の副班長を務め、最終的には特等捜査官にまで昇り詰めたとされています。
能力・戦闘スタイル
鱗赫の赫子は巨大な芋虫のような形状で、複数の赫子を操る鱗赫としては珍しく一本のみですが、その分の火力はクインクス班随一を誇ります。
初期は体力不足から一撃必殺の「一発屋」に過ぎず、赫子の質量が重力級であるため足場を固定する必要があり、基本的に移動ができない後方支援型でした。
しかし、オタク趣味を十二分に活かしたイマジネーション(ロボットアニメに登場するユニークな武器を赫子で再現するなど)と卓越した技術、さらに訓練で身についた持久力により、赫子を変幻自在に操れるようになりました。
クインケ「ぼくさつ2号」は甲赫のレートBで巨大ハンマー型、重量級の一撃が持ち味です。
ランキング理由
人間オークション編では初陣ながら、不知の機転によりナッツクラッカーに致命傷を与える重要な役割を果たしました。
ロゼ編の月山掃討戦ではクインクス班のサポートを受けてSSレートのノロを赫子で真っ二つにする活躍を見せましたが、ノロの驚異的な再生力の前に決定打とはなりませんでした。
その後のピエロ奇襲戦では、ドナート・ポルポラとの交戦でフレームアウトして暴走した瓜江に対し、成長したユニークな赫子操作を駆使してシャオとのタッグで沈静化に成功しています。
六月透が「メガトン才子パンチ」をトレースしたことからも、その赫子操作技術の高さと独創性が証明されています。
クインクス班の中では瓜江と並ぶ実力者ですが、初期の移動制限という弱点や実戦経験の少なさを考慮し、総合的にはこの順位となりました。
第40位 霧嶋董香
本作のヒロインであり、あんていくのアルバイト店員から:reの店主、そして金木研の妻となった喰種です。
CCGからは「ラビット」の通称で呼ばれ、ウサギのマスクを着用して活動していました。
その赫子はニコや西野貴未から「綺麗」と評されるほどの美しさを持っています。
性格・背景
幼少期に父・霧嶋新を喰種捜査官に殺されかけた経験を持ちますが、弟の絢都とは異なり人間への憎悪には染まらず、人間社会で生きる道を選びました。
清巳高等学校に通学しながらあんていくでアルバイトをし、人間と喰種の狭間で揺れる日々を送っています。
親友の小坂依子の手料理を無理矢理摂取して体調を崩すことも多く、赫包の発達度が本来より低い状態が続いていたとされています。
真戸呉緒との戦闘で「私だってアンタらみたいに生きたかった」と叫んだ場面は、人間として普通に生きることを願う彼女の本心を象徴する名場面です。
物語後半では黒山羊の中核メンバーとしてカネキを支え続け、最終決戦では「竜」化したカネキの救出にも協力しました。
能力・戦闘スタイル
羽赫の瞬発型で、肩甲骨付近から蝶の羽のような赫子を展開します。
高速攻撃と機動力に優れ、赫子を固形化して射撃にも使用可能な遠近両用タイプです。
積極的に人間を捕食するタイプではないため、無印時代は赫包の発達度が十分でなく、左肩からしか赫子を展開できませんでした。
しかし月山戦ではカネキの肩に食らいついてRc細胞を補給するという大胆な判断で右肩からも赫子を発現させており、本来のポテンシャルの高さを示しています。
:reでは両翼展開が安定して可能になり、戦闘スタイルもスピードで相手を翻弄する単独戦闘から、仲間と連携しながら立ち回る戦術的なものへと成熟しています。
ただし羽赫の特性上、Rc細胞の消耗が激しく持久戦には不向きという弱点は変わりません。
ランキング理由
無印初期ではSレートの月山習を一瞬にして再起不能に追い込む圧倒的な実力を見せています。
ヒナミと共にベテラン捜査官の真戸呉緒と交戦した際には、クインケ二刀流の真戸に一時は防戦一方に追い込まれますが、ヒナミの覚醒による援護で反撃の糸口を掴み、最終的に喉元への一撃で討伐を果たしました。
:reではコクリア解放作戦や最終決戦にも参加し、黒山羊のメンバーとして地下での戦闘にも加わっています。
ただし、人間の食事を長期間摂取していた影響で全盛期の力を発揮できる場面は限られており、作中での戦闘描写自体が少ないことも事実です。
本来の実力は月山と互角以上とされていますが、赫包の発達度の問題による戦力の不安定さと、物語全体を通じての実戦での黒星の多さを考慮し、ポテンシャルと実績のバランスからこの順位としました。
第39位 月山習
月山財閥の御曹司にして、Sレート喰種「美食家(グルメ)」の異名を持つ美貌の喰種です。
食へのこだわりが異常に強く、狙った人間を生かしたまま特定部位だけを持ち去ったり、専門の高級料理店で人体を調理させて食べるなど、常軌を逸した美食儀式を展開していました。
CCGからは「MM」の名でもマークされており、この名は「月(Moon)山(Mountain)」に由来するとされています。
性格・背景
身長180cm・体重71kgの長身で、西洋の血を引く端正な容貌の持ち主です。
会話にフランス語やイタリア語を混ぜる独特の話し方が特徴で、晴南学院大学人間科学部に在籍する知性派でもあります。
当初は金木研を「食材」として執着し、喰種レストランでの捕食未遂やトーカ・ニシキとの戦闘で瀕死の重傷を負いながらも自らの肉を食べて生き延びるほどの執念を見せました。
しかし共闘を重ねるうちに金木への感情は変化し、自らを「主の剣」と称して忠誠を誓うようになりました。
:reではカネキを失ったショックから精神崩壊し、人間と喰種を大量に貪る悪食家へと転落しましたが、掘ちえの協力でカネキの生存を知り驚異的な回復を遂げています。
能力・戦闘スタイル
甲赫を右肩甲骨から展開し、右腕を螺旋状に覆う紫と赤の配色が特徴的な赫子を持ちます。
甲赫は本来、赫子の中で最も硬度に優れる反面、重量があるためスピードに難がありますが、月山の甲赫は他の甲赫と比べて薄く柔軟性に富んでおり、剣・槍・盾など多様な形状への変形を瞬時に行えます。
この変形能力により攻防を巧みに切り替える応用力の高さは作中でも随一です。
20区では指折りの実力者とされ、アオギリの幹部でさえ警戒を抱くほどの戦闘力を有していました。
:reでは共食いの影響で赫子が暴走気味となり、全身鎧のような赫者に近い状態へ変貌しましたが、月山家は近親婚の影響でRc細胞が干渉されやすい体質を持っており、赫子のコントロールが不安定でした。
歴史的に月山家からは赫者化に成功した者がいないとされ、月山習もまた完全な赫者には至っていません。
ランキング理由
トーカを圧倒する戦闘力を持ち、芳村や四方蓮示と並んで名前が挙がるほどの実力者です。
ナキとも互角に渡り合い、流島掃討戦では宇井班と互角の戦闘を繰り広げてアオギリの残党回収に貢献しました。
一方で、月山掃討戦では佐々木琲世(カネキ)に動きを読まれて敗北し、ルナエクリプスビルの屋上から突き落とされるなど、上位勢には一歩及ばない場面も見られました。
黒山羊では月山グループの経済力を活かした資金援助や副リーダー的な役割を担い、最終的には共同戦線の代表として人間と喰種の共存を推進する立場に就いています。
純粋な戦闘力だけでなく、組織運営と経済面での貢献度が際立つキャラクターです。
第38位 古間円児
#死んで欲しくなかったキャラ晒す
魔猿と黒狗こと古間円児と入見カヤ
この2人最後クインケになって出てきた時本気でショックやった pic.twitter.com/SpNqqfCXJa— あ お ね こ (@nk_A5768) December 10, 2019
かつて各区の優秀な捜査官を殺しまわった猿面集団のリーダー「20区の魔猿」として恐れられた喰種です。
あんていくでは気さくなコーヒー職人として働き、事あるごとに魔猿時代の武勇伝をひけらかすお茶目な一面を持っていました。
性格・背景
普段はあんていくの唯一のネタキャラ的存在として親しまれており、店長の芳村から留守番を任されることも多い頼れる大人の男性です。
コーヒーの淹れ方には定評があり、穏やかな日常を送っていましたが、その裏にはCCGにも悪名を轟かせた危険な過去がありました。
入見カヤ(黒狗)と並んで、あんていくの主要戦闘要員を担っており、芳村店長に次ぐ戦力として信頼されていました。
:reでは四方やトーカが経営する喫茶:reの従業員として合流し、黒山羊にも加入して「連絡隊」として23区と郊外の間で活動しました。
しかし最終的にはVの手によって首を刎ねられて殺害され、遺体は自立式人型クインケ「シュピールドーゼ」に改造されるという壮絶な最期を迎えています。
クインケとなった古間は傀儡としてCCGと喰種の合同部隊を襲撃しましたが、四方たちの手で止めを刺されました。
能力・戦闘スタイル
尾赫を使用し、CCGからはSSレートに認定されています。
猿のような俊敏な身のこなしで攻撃を回避しつつ反撃する戦闘スタイルが特徴的で、特筆すべきは赫子を使わずとも特等捜査官に対抗できるほどの高い格闘技術を備えている点です。
かつての魔猿時代には各区で多くの捜査官を殺害しており、その身体能力と戦闘経験は本物でした。
高い機動性と瞬発力を武器に、集団戦では先陣を切って敵の陣形を崩すタイプの戦士です。
あんていく内では芳村店長、入見カヤに次ぐ3番手の実力者と目されていました。
ランキング理由
梟討伐戦では魔猿時代のかつての仲間たちを率いてCCGの捜査官を次々と倒していく活躍を見せました。
田中丸望元特等と対峙した際は、猿のような身のこなしで攻撃を回避しながら田中丸のクインケを次々と破壊していきましたが、すべて破壊しきったと判断して突撃した瞬間に最後の一撃が直撃し、敗北を喫しています。
その後カネキによって救出されルートV14からの脱出を試みましたが、待ち伏せていた有馬貴将によって魔猿の仲間たちは壊滅的な打撃を受けました。
SSレート喰種として特等捜査官と渡り合える実力は確かですが、田中丸との直接対決で油断から敗れている点や、:reではピエロとの攻防戦にわずかに参加した程度で目立った戦闘描写がなかった点を考慮し、この順位としました。
第37位 入見カヤ
入見カヤ黒狗カッコいい…
ワンワン pic.twitter.com/wo2Z1WU2X5
— 雄作 (@sadistic1979) December 3, 2018
かつて「黒狗(くろいぬ)」の異名で恐れられた喰種集団ブラックドーベルの首領です。
あんていくでは古間とは真逆のしっかりしたお姉さんタイプとして、穏やかにトーカやヒナミを見守る大人の女性として描かれています。
性格・背景
ブラックドーベル時代には狂暴な喰種集団の首領として多くの捜査官を殺害し、鉢川忠の上司や同期も殺しているため深い恨みを買っています。
しかしあんていくに身を寄せてからは穏やかな暮らしを送り、物静かな喫茶店員として日常を過ごしていました。
戦闘時には黒いアヌビスのような仮面を着用し、冷徹かつ凶暴な戦闘スタイルへと豹変します。
:reでは四方やトーカの喫茶:reに合流し、流島上陸作戦では腕利きの捜査官である宇井・富良・倉元を相手に奮戦した後、アオギリの残党を回収して撤退する活躍を見せました。
その後、黒山羊に加入して連絡隊として活動しましたが、Vの手によって古間とともに殺害され、遺体は自立式人型クインケ「シュピールドーゼ」に改造されるという悲痛な最期を迎えています。
クインケとなった入見はCCGと喰種の合同部隊との戦いで使役されましたが、かつての仲間たちの手で止めを刺されました。
能力・戦闘スタイル
羽赫を持ち、CCGからはSSレートと認定されています。
羽赫による遠距離攻撃に加え、作中屈指の卓越した五感の知覚能力が最大の特徴です。
遠隔地の建物内の様子を足音・律動・内部の反響から正確に把握できるほどの探索能力を持ち、索敵や戦力分析において他の喰種にはない独自の価値を発揮しました。
さらにこの知覚能力は近接戦闘にも応用されており、敵の動作を事前に察知して回避に活かすなど、攻防一体の戦闘スタイルを実現しています。
五感を駆使して仲間を支援する能力にも優れ、集団戦における司令塔的な役割も果たせる稀有な戦士です。
ランキング理由
梟討伐戦ではブラックドーベルの配下を率いて参戦し、因縁の鉢川准特等をはじめとした捜査官たちを相手に奮戦しました。
鉢川とは互角の死闘を繰り広げましたが、戦闘の最中に逃げ遅れた民間人の老婆を庇って深手を負い、敗北しています。
流島掃討戦でも宇井班と互角に渡り合うなど、SSレート喰種として特等捜査官クラスとも互角の戦闘力を示しました。
古間と同格のSSレートですが、流島での実戦描写がより多い点と、知覚能力による索敵・戦力分析の戦術的価値が集団戦で大きなアドバンテージとなる点を加味し、わずかに上位としています。
第36位 松前
「東京喰種 :re invoke」
「:re invokeフェス」開催!
「松前」が、新たにフェス限定SSRとして登場&ピックアップ!
ステップ7で新「松前」確定の大チャンス!https://t.co/MPEWnnPhMJ#東京喰種 #re_invoke pic.twitter.com/NPOKRLoIB5— 「東京喰種トーキョーグール」ゲーム公式 (@ghoul_game) June 25, 2019
月山家の最高位の使用人で「月山の騎士」と称される喰種です。
幼少時から月山習の盾となるべく鍛え上げられ、月山を実の弟のように想い絶対的な忠誠心を持っています。
月山グループの社員たちからもその戦闘力の高さを認められ、使用人の中で頂点に立つ存在でした。
性格・背景
物静かで落ち着いた大人の女性として描かれており、月山が高校生の時に担任教師として学校に潜入していた経歴を持つことから、推定年齢は30代前半とされています。
月山家使用人の中で最高位の「室長」を務め、他の使用人たちをまとめる統率者としての役割も担っていました。
小説版『日々』の「Photograph」で初登場しており、月山の活動を裏方から支える情報収集役としても活躍しています。
有事の際には冷静な判断力を発揮し、仲間の使用人カナエを赫子で救助するなど、戦闘中でも周囲への配慮を怠らない人物です。
能力・戦闘スタイル
甲赫の分離型という極めて稀有な能力を持ちます。
通常の甲赫が単体で攻撃や防御を行うのに対し、松前は赫子を分離させて「壁」を形成したり、分離した赫子を独立して操作することで攻防一体の戦闘を展開します。
ロゼヴァルト大量誘拐事件では、分離させた赫子でCCGの追跡を回避する場面も見られました。
この汎用性の高さにより、防御壁の構築・仲間の救護・多方面からの同時攻撃といった、通常の甲赫使いには不可能な戦術を実現しています。
ランキング理由
月山家殲滅戦での戦績が際立っています。
まず半人間の伊丙入(S+レート評価の上等捜査官)と交戦し、伊丙入が松前の赫子の壁を一瞬で破壊するなど人間離れした動きで追い詰めてくる中、血で足を滑らせた隙を突いて腹部を赫子で貫きました。
伊丙入がT-human(羽赫型クインケ)で反撃を試みるも、使用人マイロが胴体を犠牲にして攻撃を防ぎ、松前が伊丙入の首を切断して撃破しています。
続けてキジマ式が消耗した松前を狙いますが、致命傷を負いながらも妨害を続けたマイロに気を取られた隙に松前がキジマの右腕を斬り、さらにキジマ自身のチェーンソー型クインケ「ロッテンフォロウ」で止めを刺しました。
S+レート相当の捜査官2名を連続で撃破した実績は作中屈指のものです。
最終的には本性を現した旧多二福に仲間の捜査官を盾にされた上で両目を指で潰され、キジマのクインケで切り刻まれて敗死しましたが、旧多の卑劣な不意打ちがなければ生存していた可能性が高いとされています。
第35位 死堪
ねえねえ!死堪チャンすんげー大好きなんだけど他に好きっていう人いないの!?!?今まで見たことないよ?!?!
誰かわかってくれ〜〜〜〜〜#東京喰種#死堪 pic.twitter.com/nisXUvjqeF— [夢-眠]@ロッキン13日.*・゚ (@ghoul_ALXD) July 23, 2016
ゲーム『東京喰種 JAIL』の主人公・凜央(リオ)が人格崩壊した姿で:reに登場したキャラクターです。
格子(ジェイル)を模したハーフマスクを着用し、「もちもちもちもち…」という奇妙な口癖と細身に横縞模様の服が特徴で、奇矯な言動が目立ちます。
:re134話で旧多が「ロマ、リオ、二人ともコロせ」と発言したことにより、リオとの同一人物説が確定しました。
性格・背景
コクリアに収監されていたSSレート喰種「ジェイル」ことリオが、アオギリの樹のコクリア襲撃時にエトに救出されたものの、エトによる洗脳・改造を施された結果、現在の死堪へと変貌しました。
リオ時代は戦術的な思考を持つ少年でしたが、キジマによる拷問で発狂した後に人格が崩壊し、知能が著しく低下しています。
コクリアでロマ(帆糸ロマ)と意気投合し、ピエロに加入したとされています。
赫子を出す際に目の下に独特の格子状の痣が浮かぶ特徴があり、これはリオ時代と共通する外見的手がかりの一つです。
能力・戦闘スタイル
捕食した喰種のRc細胞を取り込む「特別な赫胞」を持ち、羽赫・甲赫・鱗赫・尾赫の4種類すべてを状況に応じて使い分けられる極めて稀有な存在です。
通常の喰種が多くても2種類しか操れない中、4種すべてを扱えるこの能力は作品世界において唯一無二のものです。
ゲーム版ではプレイ内容次第でSSSレートにまで到達するルートが用意されており、潜在的な戦闘力は隻眼の梟に匹敵するとされています。
しかし:reでのレートはA+に留まっており、人格崩壊の影響で赫子の制御が不安定なまま本来の実力を発揮できていません。
ランキング理由
設定上のポテンシャルは4種の赫子を操れるSSSレート相当で作中屈指ですが、作中での戦績にはばらつきがあります。
流島編ではタタラ配下のオウルと連携して鉢川班を襲撃し、鉢川を殺害・捕食する戦果を挙げました。
一方、ピエロ襲撃戦では瓜江を串刺しにしたものの覚醒した瓜江に突き落とされ、ロマとの共闘でも敗北しています。
竜戦から6年後には竜遺児の細胞を取り込んで赫者化しましたが、理性を取り戻すことはなく、多数の一般人を捕食する危険な存在へと成り果てました。
設定上のポテンシャルと実際の戦績の乖離が非常に大きいキャラクターであり、作中で実際に示した戦闘力を重視してこの順位としました。
第34位 霧嶋絢都
7月4日は霧嶋絢都の誕生日!!!
おめでとうヾ(´︶`♡)ノ#霧嶋絢都#霧嶋絢都生誕祭2016 #霧嶋絢都好きな人RT#7月4日は霧嶋絢都の誕生日#東京喰種#東京喰種re#祝う人RT#黒ラビット#ssレート pic.twitter.com/QSzx33AW2f— アニメ画像@エルエル【RT多め】 (@fairly_ghoul) July 3, 2016
霧嶋董香の弟で、アオギリの樹の幹部として活動した羽赫の使い手です。
CCGからはSSレートの「黒ラビット(ラビット)」として警戒されていました。
身長159cm、7月4日生まれ、血液型O型で、姉と同じウサギのマスク(黒色)を着用しています。
性格・背景
幼少期は父・霧嶋新と姉とともに人間社会に溶け込んで暮らしていましたが、父が喰種捜査官に捕捉され近隣住民に恐怖心を持たれた経験から、人間に対して強い侮蔑と憎悪を抱くようになりました。
姉のトーカとは人間との関わり方をめぐって決別し、都内各地で暴れ回っていた際にタタラと出会い、その戦闘力を買われてアオギリの樹の幹部に抜擢されています。
外見上は極めて粗暴かつ陰険な激情家ですが、本質的にはトーカと性格が似ているとされ、拉致したカネキに忠告を与えたり、戦闘中にさりげなく姉を庇うなど屈折した愛情を見せていました。
:re後半ではトーカの赫子を喰った行為も捜査官の目をそらすためだったことが示唆されており、穏やかな物腰へと大きく成長して黒山羊に合流しました。
能力・戦闘スタイル
姉と同じ羽赫ですが、トーカが片翼であるのに対し、アヤトは両方の翼を展開できるためより高い戦闘能力を備えています。
羽赫の瞬発力を活かした高速戦闘に加え、接近戦も得意とする遠近両用の万能型です。
羽赫の結晶弾を高速で射出する遠距離攻撃と、赫子を纏った近接格闘を状況に応じて使い分けます。
若年ながらアオギリの樹幹部に抜擢されるほどの素質を持ち、:re後半では精神的な成熟に伴い冷静で戦術的な判断力も身につけました。
ランキング理由
SSレート喰種として確かな実力を持ちますが、覚醒後のカネキには「骨を103本折る」と宣言されて半殺しにされ完敗しました。
篠原特等が装着した父のクインケ「アラタ」との対戦でも敗北しています。
一方、:reではコクリア破りにおいて万丈率いる6区の喰種と連携してヒナミの救出を成功させ、有馬貴将に襲撃されるもトーカと四方蓮示に救われています。
最終決戦では一人で大量の竜の落とし仔を引き受ける獅子奮迅の活躍を見せ、その後カネキを赫子から救出する重要な役割を果たしました。
また、黒山羊結成後にはカネキの命で24区深部の調査に赴くなど、組織の中核として信頼される存在へと成長しています。
上位陣との間には明確な差がありますが、姉のトーカとの比較では両翼展開による戦闘力の高さと:re終盤での活躍を考慮し、わずかに上位としました。
第33位 カナエ=フォン・ロゼヴァルト
今日4月23日はカナエ=フォン ロゼヴァルトの誕生日なんです!!
嫉妬と独占欲に溺れてエトちゃんに洗脳され最後は月山を助け……
なんとtristeな人なんだろう#4月23日はカナエの誕生日#カナエ誕生日祭2018#カナエフォンロゼヴェルト#カレンフォンロヴェルト#東京喰種 pic.twitter.com/Y6AAr1oP4I— 解放戦士 (@nanmaidaa_45) April 22, 2018
月山家の執事を務める喰種で、その正体は男装の女性・カレン=フォン・ロゼヴァルトです。
本名の「カナエ」は、亡くなった家族(Karren、Nathanael、Arnolt、Emma)のイニシャルを繋げた名前とされています。
ドイツの喰種名家ロゼヴァルト家の唯一の生き残りで、月山家先代当主の孫にあたり、月山習とは従兄弟の関係です。
性格・背景
10歳の時にドイツCCGの襲撃でロゼヴァルト家が壊滅し、唯一の生存者として単身で月山家にたどり着き、使用人として引き取られました。
亡き父の遺志を継いで家名再興を目指し男装を続けていましたが、内面では女性としての自分を完全には捨てきれず、密かに女性用の服を身につけることもあったとされています。
月山習への深い愛情と忠誠心が行動の原動力ですが、その想いは歪んだ独占欲として表出することも多く、月山が執着する佐々木琲世(カネキ)への激しい嫉妬心がエトに目を付けられる要因となりました。
能力・戦闘スタイル
鱗赫の赫子を持ち、先端が蕾のような形状をしているのが特徴です。
強化前は分離赫子の使い手として知られ、赫子で防護壁を形成して攻撃を阻んだり、壁の隙間から味方の赫子を通す連携攻撃に活用するなど、攻防一体の汎用性の高い戦闘スタイルを見せていました。
ただし強化前の戦闘力は決して高くなく、クインクス班との交戦では返り討ちに遭い、瓜江にマスクを奪われて素顔を見られるなど苦戦しています。
エトに誘拐され骨を移植される強化を受けた後は戦闘力が劇的に向上し、一瞬で人を切り裂くスピードとノロに匹敵するとも評される再生能力を獲得しました。
強化後はノロに似た縫合跡のあるマスクを着用しています。
ランキング理由
エト強化後の月山家殲滅戦ではルナ・エクリプスビルに出現し、下口班の捜査官たちを瞬殺する圧倒的な戦闘力を発揮しました。
さらに佐々木琲世との交戦では不意打ちとはいえ片腕を弾き飛ばし、一時は琲世を追い詰めるほどの猛攻を見せています。
しかし、この戦闘がきっかけでカネキの人格が覚醒し、覚醒後のカネキには全く歯が立たず敗北しました。
最期は屋上から投げ落とされた月山を救うために自ら飛び降り、月山にありのままの姿と想いを伝えた後に地面に激突して命を落としています。
エトの強化による底上げが大きく、素の実力ではAレート級のトルソーにすら苦戦していた点を踏まえると、強化前後の差が極めて激しいキャラクターです。
強化後の瞬間的な戦闘力と再生能力は高く評価できますが、覚醒カネキには及ばなかった点と、素の実力の限界を考慮してこの順位としました。
第32位 笛口雛実
笛口リョーコの娘で、甲赫と鱗赫の二種持ちという喰種の中でも極めて稀有な能力を持つ少女です。
二種の赫包を持つ喰種は作中でもナッツクラッカーなどごく少数しか確認されておらず、その希少性の高さがうかがえます。
:reではアオギリの樹で「ヨツメ」の通称で指令役・情報収集担当として活動し、CCGからはSSレートに認定されています。
性格・背景
心優しく引っ込み思案な性格で積極的に戦闘を好みませんが、守りたい者のために戦う場面では真価を発揮します。
母をCCGの真戸呉緒に殺された過去を持ちながらも、恨みに囚われず穏やかさを保ち続けました。
アオギリの樹ではその感知能力を高く評価されて幹部にまで上り詰め、指令役として組織運営に貢献しています。
後にカネキが設立した黒山羊(ゴート)にも合流し、喰種と人間の共存を目指す戦いに参加しました。
最終的に物語のラストまで生存し、アヤトとの関係の進展も示唆されています。
能力・戦闘スタイル
甲赫は母・リョーコ譲りの二枚の蝶のような翼状で、結合力が高く頑丈な防御に優れています。
鱗赫は父譲りで一撃の破壊力と再生力が高く、互いの弱点を補い合う攻守バランスに優れた構成です。
:reでは鱗赫が2本から4本に増加し、攻撃形態では角が生えるなど、赫子の成長が顕著に見られます。
さらに喰種の中でも突出した感知能力を持ち、あんていくの古株であるベテラン喰種・入見カヤにも驚かれるほどの才能を見せていました。
アオギリのアジト侵入時には初めての試みで最も遠い位置にいるカネキの気配を感知し、何種類もの音を解析して追跡や盗聴をこなす索敵のスペシャリストです。
ランキング理由
初めて赫子が発現した際には、ベテラン捜査官の真戸呉緒を圧倒し、手足を切断するほどの威力を見せました。
:reの人間オークション編ではオウルに追い詰められた佐々木琲世を守るために交戦し、鱗赫4本を展開して序盤は有利に戦闘を運んでいます。
ただしオウルが本気を出した局面では劣勢に追い込まれており、SSレートの上位格とは差があるとも考えられます。
コクリアに収監された際は第三層独房に入れられるほどの危険度と評価されましたが、コクリア破りでアヤトやカネキと共に脱出しています。
二種持ちの赫子と唯一無二の感知能力の組み合わせは代替不可能な総合力を持ち、直接戦闘よりも情報収集・索敵・指揮での貢献が光るキャラクターです。
戦闘特化型ではないものの、SSレートに相応しい潜在能力と組織における実戦的価値を評価してこの順位としました。
第31位 伊丙入
東京喰種アニメで初めて見てるけどやっぱり伊丙入が可愛すぎる pic.twitter.com/ODXl7hlVe2
— たらお(23)@ (@ILOVEgames1125) January 23, 2026
白日庭出身の半人間で、CCG・S1班の副班長を務めた上等捜査官です。
ピンク髪のボブヘアに垂れ目というおっとりとした外見ながら、同僚から「怖いほどに優秀」と評されるほどの戦闘能力を誇ります。
かつて有馬貴将率いる0番隊に所属し、梟討伐作戦の最前線にも参加していた経歴を持ち、宇井郡のパートナーとしても知られています。
性格・背景
16歳でCCGに入局した白日庭出身者で、弱冠20歳にして白単翼章(Sレート相当の喰種を駆逐できる実力の証明)と金木犀章(年間100体以上の喰種討伐の証・最高ランク)を叙勲している実力者です。
普段はおっとりとした敬語口調で話しますが、戦闘中には訛りが出ることがあり、北海道方言で「速いしょや」と口にする場面も見られます。
有馬に対して幼少期から強い憧れを抱いており、「有馬さん観察」を趣味とし、有馬のクインケ「IXA」を欲しいと公言するほどでした。
しかし、喰種の駆逐に喜びを感じる性格は、命を奪う人生に絶望していた有馬とは対照的であり、有馬からの信用は薄く、隻眼の王の傘下に加えられることもなかったとされています。
能力・戦闘スタイル
クインケ「Aus」(鱗赫・S+、巨大なカミソリのような太刀型)と「T-human」(羽赫・S+、有馬のクインケに酷似した形状で電撃射撃が可能)の二刀を状況に応じて使い分けます。
T-humanは水圧カッターのように赫子を射出する遠距離攻撃にも優れた性能を持っています。
半人間由来の驚異的な動体視力と反射神経が最大の武器で、目の前で放たれた赫子の攻撃をいとも簡単に躱し、回避と同時に攻勢に転じる瞬殺的な戦闘スタイルを持っています。
松前の赫子壁を一瞬で破壊するなど、攻撃面でも人間離れした破壊力を発揮しました。
ただし、その実力への過信からか油断が目立つ傾向があり、それが致命的な弱点ともなっています。
ランキング理由
月山家殲滅戦では月山家使用人の室長・松前と交戦し、互角以上に渡り合う人間離れした動きを見せました。
しかし再戦中に松前の赫子に一瞬意識を取られた隙に床の血で足を滑らせ、腹部を赫子で貫かれる致命傷を負います。
それでもT-humanの雷撃で松前を追い詰めましたが、マイロが自らの胴体を犠牲にした捨て身の斬撃を繰り出し、これを避けきれず首を刎ね飛ばされて殉職しました。
享年20歳という若さでの最期でした。
なお、その後嘉納がCCGに入局した際にハイルの遺体が保管されていることが判明しており、復活の可能性も示唆されています。
半人間としての高いポテンシャル、金木犀章の実績、そして梟討伐作戦参加という経歴は高く評価に値しますが、松前・マイロとの戦いで過信による隙を突かれ敗死した点を考慮し、この順位としました。
第30位 田中丸望元
田中丸望元に見えた https://t.co/60ggD1YRKH pic.twitter.com/zlT9lf5Hn8
— 通 (@tsuu_art) September 15, 2019
リーゼントの英国紳士風の風貌が特徴的な、CCG2区支部長の特等捜査官です。
口癖は「ンン…ボーイ」で、男性陣には基本的にこの呼び方で声をかけるため、宇井郡が男性であることがこの呼び方で判明したという逸話もあります。
身長192cm・体重111kgという巨躯の持ち主で、ギャグキャラ的な外見と言動に反して確かな実力を持つ人物として描かれています。
性格・背景
実家は寺で幼少期から霊感が強く、数々の心霊体験に見舞われたことから家業の継承を拒否し、捜査官の道を選んだという異色の経歴を持っています。
2区の名物支部長として捜査官職務と地域統括を兼任しながら、「CCGダンディーコンテスト」や「区対抗草野球大会」などレクリエーション企画を主催する社交的な一面もあります。
46期の捜査官で、49歳にして現役の特等捜査官を務め続けている実力者です。
能力・戦闘スタイル
クインケ「ハイアーマインド(高次精神次元)/ エンジェルビート(天使の羽ばたき)」(羽赫・SS)は二連式砲型で、高出力のRc細胞を衝撃波として放出し地面を抉るほどの破壊力を発揮します。
名前が長いため本人も「ハイアーマインド」と略して呼ぶことがあり、発動時にクインケ名を叫ぶ独特のスタイルで戦闘を行います。
192cmの巨躯から繰り出す圧倒的な火力が最大の武器で、一撃で多数の敵を同時に吹き飛ばす広範囲制圧が可能です。
ただしSSレートの羽赫クインケゆえにRc細胞の消費が激しく、長期戦にはやや不向きとされています。
モード変更により近距離戦にも切り替えられる柔軟性を備えており、遠近両用で隙のない対応が可能です。
ランキング理由
隻眼の梟討伐作戦では第二隊隊長を務め、古間円児(魔猿)と交戦して重傷を負わせる戦果を上げています。
流島攻略作戦では本土防衛を担当し、安浦清子とともにコクリア防衛にあたりました。
排水路から逃走するラビット(霧嶋絢都)らの前に立ちはだかり、ハイアーマインドの衝撃波でトーカを行動不能にし、四方蓮示にも深手を負わせています。
SSレート喰種を制圧できる火力と、大規模作戦で隊長を任される指揮能力を兼ね備えた、攻守バランスの良い捜査官と評価できます。
第29位 安浦清子
清子さんお誕生日おめでとう
黒磐特等のあの(無)表情を読んじゃうあたり流石✨
美人で強くてCCGの姐さん#11月18日は安浦清子の誕生日 #安浦清子生誕祭 #安浦清子誕生祭 #東京喰種 #tokyoghoul pic.twitter.com/K8LBfKiXMZ— ぜぶら(๏д回´)喰種・JJ・超人垢 (@zebrazebrazebr2) November 18, 2018
CCG史上初にして唯一の女性特等捜査官であり、44期の捜査官として対策I課の課長を務めています。
二刀流の技術を有馬貴将・真戸呉緒・半井恵仁に指導した教官的存在で、作中の二刀流戦法の開祖ともいえる人物です。
性格・背景
殉職率の高い捜査官の中で、体力面で劣る女性として初めて特等捜査官の地位を勝ち取り、他の女性捜査官たちから羨望の的となりました。
故・真戸微(真戸呉緒の妻)とは同期であり、長年にわたるベテラン捜査官です。
ビッグマダム駆逐や13区完塞など数え切れない功績を持ち、甥の安浦晋三平とは親しい関係で、定期的に食事を共にするなど面倒見の良い人柄が窺えます。
コクリア戦でカネキとの交戦により両足を失いましたが、竜出現時には不自由な体にもかかわらず市民守護のため自ら戦場に立ちました。
この姿が甥・晋三平の改心に繋がったとされており、6年後にはTSC保安官アカデミーの学長に就任しています。
能力・戦闘スタイル
クインケ「是毘図(ぜびず)」(羽赫・S+)は肩に担がなければ持てないほど巨大なロケットランチャー型で、発射された弾丸には自動追尾(ホーミング)機能が備わっており、着弾後に爆発する特性を持っています。
中遠距離での高い命中精度と破壊力が魅力で、流島編ではこの追尾弾でアヤトに深刻なダメージを与えています。
本体を分割すると鋭利な二対の剣として扱うことができ、喰種を両断するほどの切れ味を発揮します。
この分離二刀流の戦法は安浦が開祖的存在であり、有馬の二刀流もこの技術を基盤として発展したものです。
ランキング理由
遠距離のホーミング爆撃から近距離双剣への即座の切り替えにより、あらゆる距離に隙なく対応できる戦闘スタイルは作中でも屈指の汎用性を誇ります。
有馬貴将に二刀流を伝授するほどの指導力と技量の持ち主であり、流島戦では田中丸と連携してトーカ・アヤトを追い詰め、コクリア防衛では排水路からの脱出を図る喰種たちを迎撃しています。
両足を失った後も戦場に立ち続けた不屈の精神力は特筆すべきものですが、コクリア戦での負傷によって本来の機動力を発揮できなくなった事実を踏まえ、この順位としました。
第28位 ヤモリ
なんで意見全く言わないくせに偉そうなの?!?!
東京グールのヤモリにめっちゃ似てるし。顔!!! pic.twitter.com/VOuEnl1wJi— ポンコツ (@wam__y_s) July 27, 2014
アオギリの樹の幹部で、本名は大守八雲。
身長186cm・体重101kgの筋骨隆々の体躯をプラチナブロンドのオールバックと白スーツで包んだマフィアのような風貌が特徴です。
愛用のホッケーマスクと出身地の13区から、ホラー映画の殺人鬼を連想させるとしてCCGに「ジェイソン」と呼ばれ警戒されていたS+レートの喰種です。
金木研を喰種として覚醒させたきっかけを作った因縁の存在として知られています。
性格・背景
普段は穏やかな笑みを浮かべ紳士的な態度と口調で振る舞いますが、戦闘や拷問のスイッチが入ると凶暴かつ残虐な本性を露わにします。
「食」よりも「遊」として殺しを行う真性のサディストですが、元々は大人しい人物でした。
母親を亡くした後にCCG収容所へ収監され、そこで捜査官から非人道的な拷問を長期間受け続けたことで理性が崩壊し、現在の人格が形成されたとされています。
根底には弱者に戻ることへの極度の恐怖があり、自らが受けた暴力を他者に再現することで存在意義を確認する「被害者から加害者への転変」を体現したキャラクターです。
ナキからは「神兄貴」と深く慕われ、ニコとも親しい関係にありました。
人差し指を親指で押して鳴らす癖は拷問官から受け継いだもので、この癖や拷問技術など多くの要素がカネキに継承されました。
能力・戦闘スタイル
鱗赫の半赫者であり、CCG収容所から脱獄後に「共食いをすれば喰種の力が強まる」という迷信を信じて共食いを繰り返した結果、赫子のキレが増し半赫者化するようになりました。
通常時は逆立った形状の赫子を二本操り、半赫者化すると右腕全体と頭部を覆うように赫子が形成され、特に右腕に纏わせた赫子は巨大な腕のような形状となります。
この状態では一撃一撃が極めて重く、近距離戦で圧倒的な打撃力を発揮します。
赫子を使わずとも亜門と真戸の二人組に余裕の立ち回りを見せるほどの格闘センスを備えており、素の身体能力だけで複数の捜査官を圧倒できる実力者です。
ランキング理由
素手でも複数の捜査官を圧倒できる基礎戦闘力に加え、半赫者としての高い攻撃力と再生力を備えています。
覚醒した白カネキとの戦闘では、半赫者の力を解放し序盤こそ互角に渡り合いましたが、最終的にはカネキの分析力と手数に圧倒され完敗しました。
致命傷を負った後にはジューゾーに始末され、遺体はクインケへと加工されています。
カネキの覚醒を引き出す「触媒」としての物語的役割を果たした存在であり、倒されたことでカネキの成長を証明する形となりました。
カネキの覚醒前に敗北した点で上位との差は明確ですが、S+レートの半赫者としてCランク上位に相応しい実力です。
第27位 葉月ハジメ
無印2巻で登場する葉月ハジメが:reで再登場する pic.twitter.com/bzsSYW7NpM
— ぬまお (@rarirurerakucha) January 14, 2021
旧多二福が創設したオッガイ「あー班」の班長を務めた少年です。
無印2巻13話「白鳩」で、20区支部内で手を引かれて歩く喰種被害孤児として一瞬だけ登場しており、名札に「葉月ハジメ」の文字が確認できます。
:reでこの伏線が回収され、物語序盤から周到に仕込まれた壮大な布石として注目されました。
性格・背景
両親は医者でしたが、喰種に人肉の提供を脅され、拒否したために惨殺されてしまいました。
喰種被害孤児としてCCGに保護された後、アカデミージュニアで「特別強化生」に認定され、天性の動体視力と反射神経を持つ逸材として頭角を現しています。
当初はクインクスの適性試験を受ける予定でしたが、旧多が導入した16歳以下の子供約100名で構成されるオッガイに選ばれました。
偽名「甲(きのえ)」で黒山羊のアジトにスパイとして単身潜入し、舌に埋め込んだ発信器でアジトの位置を敵に知らせるなど、年齢に似合わない大胆な行動力と胆力を持っています。
「甲」の字は十干で最初の文字を意味し、「はじめ」という名前との繋がりが巧みに織り込まれていました。
喰種への強い憎悪が行動の原動力であると同時に、力に対する並々ならぬこだわりを持ち、半赫者の領域に達したカネキに強い憧れを抱いていたとされています。
能力・戦闘スタイル
リゼの赫包をベースとした嘉納式の施術を受けた新型半喰種で、クインクスとはフレーム構造が異なり、より喰種に近い存在です。
カネキが受けた施術と近い方式で作られているため、カネキ並みの戦闘ポテンシャルを持つとも評されています。
両目が赫眼化した状態でも暴走することなく冷静に戦闘を続行できる高い制御力が特徴です。
嗅覚に優れ、喰種を見つけ出す追跡能力にも長けています。
0番隊との合同訓練にも参加した経験があり、0番隊メンバーとは顔見知りでした。
ランキング理由
24区地下の黒山羊アジト襲撃時には、元0番隊の伊丙士皇と僧頭理界を殺害し、カネキの前に二人の首を晒すという衝撃的な行動を見せています。
士皇の右眼を貫き、理界にも致命傷を負わせるなど圧倒的な戦闘力を発揮しました。
さらにSレート喰種の府河を含む黒山羊メンバーを一人で倒しており、府河に対しては赫子を口の中にねじ込んで顔を破壊するという凄惨な戦い方を見せています。
オッガイの中でも突出した実力者ですが、最終的には什造に敗れて重傷を負ったカネキの元に合流した際、手足をもがれたカネキに顔を捕食され、赫子で貫かれて死亡するという壮絶な最期を迎えました。
0番隊メンバーを単独で倒す実力は高く評価できますが、上位の喰種や捜査官との直接対決がカネキ以外にないため、この順位としました。
第26位 和修政
— 和修政 (@wasyumaturi) March 31, 2023
CCG局長代理を務めた和修一族の一員で、その正体は純粋な喰種です。
身長179cm、体重79kgの恵まれた体格を持ち、合理主義的な思考と高い指揮能力を備える一方、精神崩壊後の奇行でも知られています。
性格・背景
和修吉時の息子で常吉の孫にあたります。
理知的だが冷たい雰囲気を纏った人物で、和修家至上主義を徹底し、階級を問わず他者を見下す傾向がありました。
18歳でドイツのアカデミーに入学してI課の二等捜査官として最前線で活動し、喰種一族ロゼヴァルト家の殲滅など多大な功績を挙げています。
帰国後は対策II課に所属し、准特等捜査官から特等捜査官、そして局長代理へと昇進しました。
人間を「数」として捉える冷徹さから、20区梟討伐戦やオークション掃討作戦でも仲間の犠牲を厭わない作戦立案を行い、同僚からの反感を買うこともありましたが、結果を出す指揮官としての能力は極めて優秀です。
一方で、名門ゆえに束縛された生活に息苦しさを感じ、自由に憧れる一面も持っていたとされています。
父・吉時が流島上陸作戦中に暗殺されると精神が崩壊し、全裸で暴走するという衝撃的な展開を見せました。
能力・戦闘スタイル
江戸時代から喰種討伐を行ってきた和修一族の純粋な喰種として、驚異的な身体能力を秘めています。
赫子の詳細な型は作中で明確に描写されていませんが、喰種由来の素の戦闘力は極めて高く、単行本12巻のおまけ漫画では全裸暴走時の走行速度が時速22kmと記されるなど、身体能力の高さが窺えます。
指揮官としてのキャリアが長いため本格的な戦闘描写は限られていますが、いざ本能のまま戦った際の破壊力は凄まじいものがありました。
ランキング理由
精神崩壊後の全裸暴走時に、旧多の命令で差し向けられたS2班の捜査官、ピエロマスクの喰種、そして秘密組織「V」のメンバーを一人で瞬殺しました。
Sレート喰種の月山やニシキですら苦戦するVのメンバーを全裸状態で一蹴した事実は、和修の血の戦闘力の高さを物語っています。
その後も和修家の正体が露見した後の共同戦線では保身のために協力し、最終的には和修の姓を捨てて「鈴木」と改名し、TSCの一般職員の研究者として生き延びています。
戦闘描写は限定的ですが、和修一族の純粋な喰種としてのポテンシャルと、複数の敵を同時に瞬殺した実績は高く評価でき、この順位としました。
第25位 平子丈
平子さんの「辞めます」を一枚絵で済ますとか、ほんま考えられませんわぁ………(;´ω`)
あと、こうもん太郎さん逃げたってことは、滝澤&クロVSこうもん太郎さんはカットなのね……
好きだったのに………(´・c_・`)#東京喰種re #平子丈 #辞めます pic.twitter.com/1dNfUaWYzF— みそかつ (@misokatsu405) November 1, 2018
有馬貴将の元パートナーで、6年間コンビを組んだCCGの上等捜査官です。
「なんの特徴もないクセに何故か強いタイプ」と評される隠れた実力者として知られています。
SSレートの入見カヤからも「正直かなりやりにくい」と警戒されるほど、喰種側からもその実力は認められていました。
性格・背景
66期のアカデミー出身で、在学中は特に目立たない存在でしたが、有馬貴将のパートナーに選ばれ、有馬から直接二刀流の戦闘技術を叩き込まれた数少ない人物です。
自らを「凡人(フツー)」と称する謙虚な性格ですが、曲がったことが嫌いで筋が通った正義感の持ち主でもあります。
階級は上等捜査官に留まっていますが、これは大人数を指揮するタイプではないという性格的理由と、昇進して再び有馬とコンビを組まされることを避けたためとされています。
准特等になると責任範囲が大きく増えるため、本人は上等のままで十分と考えていたようです。
有馬の死後は「辞めます」とあっさりCCGに辞表を提出し、0番隊の部下たちと共に黒山羊に合流しました。
終戦後はTSCのアカデミー教頭に推薦されましたが固辞し、祖父母の面倒を見ながら一般人としての生活を送っています。
能力・戦闘スタイル
クインケ「ナゴミ1/3」(鱗赫・A)を主武装とし、ギミックを持たないオーソドックスな片手剣として使いこなしています。
かつては有馬から譲渡された「ユキムラ1/3」(甲赫・B)も使用していましたが、:re以降は佐々木琲世(カネキ)に譲渡されています。
有馬の戦闘を6年間間近で見続けた経験から培われた高い戦闘センスと、寡黙ながらも冷静な判断力が最大の武器です。
防御の堅さは特筆すべき水準にあり、目立った特徴がないからこそ付け入る隙が少ない、相手にとって非常にやりにくいタイプの戦闘スタイルです。
有馬と組んでいた時代には道化師マスク喰種集団の掃討や24区捜査などで功績を挙げています。
ランキング理由
梟討伐作戦ではSSレートの入見カヤを相手に終始有利に戦い、入見自身から准特等以上の実力と認められています。
最終決戦ではVの芥子を宇井・夕乍らと共闘し、最終的に芥子の頭部を輪切りにして仕留めるという決定打を放ちました。
芥子は鈴屋班を退けるほどの強敵であり、半喰種の可能性すら指摘される再生力を持っていたことから、その討伐は特筆すべき戦果です。
また、24区地下ではオッガイの葉月ハジメや宇井と対峙し、仲間を失いながらもトーカやヒナミの撤退を支援しています。
有馬が死の間際にカネキの幇助を託した唯一の人間の捜査官であり、四方とも「分かり合うとは全てを共有するという意味ではない」と独自の持論で和解を成功させるなど、戦闘力だけでなく人望と判断力を兼ね備えた隠れた強者です。
第24位 安久黒奈
本日7月7日は東京喰種よりクロこと安久黒奈の誕生日です。
声優さんは悠木碧さんです。
クロ誕生日おめでとうございます#東京喰種#東京喰種re#安久姉妹生誕祭#安久黒奈生誕祭#安久黒奈生誕祭2021 pic.twitter.com/cwYIHQ0JA5— 日向(ひゅうが)ねぎポン&勇魏⚓☠︎ (@yuginegi0422) July 6, 2021
嘉納明博の人工喰種実験で神代利世の赫包を移植されたSSレート半喰種です。
金木研と同じリゼの赫包を持つ双子の姉として描かれており、喰種化後は「クロ」の呼称で活動しています。
CCGとアオギリの樹の双方からは「フロッピー(失敗作)」と呼ばれていましたが、その戦闘力はSSレートに相応しいものでした。
性格・背景
資産家・安久七生の娘で、父親は貿易会社の社長でしたが経営に失敗し多額の借金を抱えています。
その後、両親が喰種に殺害されたことでCCGに保護され、施設で育てられました。
施設時代には鈴屋什造や亜門鋼太郎とも面識があり、将来は妹と共に優秀な捜査官になると期待されていました。
しかし嘉納の人体実験により半喰種となり、双子の妹・奈白(ナシロ)と共にマダムAの護衛を務めるようになります。
嘉納のラボで鈴屋什造と交戦した際、妹が全身に「サソリ1/56」を刺されて致命傷を負い、嘉納がナシロの治療を拒否したことで嘉納への復讐心が芽生えました。
その後ナシロを腹部に宿らせる形で取り込み、両目が赫眼に変化しています。
嘉納との決別後、最終的には隻眼の王の召集に応じて黒山羊に合流し、Rc抑制剤の回収作戦では滝澤と共闘して赫者化した亜門の攻撃を防ぐなど、仲間として活躍しました。
能力・戦闘スタイル
鱗赫の赫子を持ち、Rc値は人間時の191から喰種化後4110に上昇しています。
鱗赫の特性を活かした鋭くしなやかな赫子で、素早い動きを可能にする流れるような連続攻撃を得意としています。
ナシロを捕食吸収した後は不完全ながら半赫者化が可能となり、4本の腕を持つ異形の姿で戦闘力と攻撃性が大幅に増幅されます。
元CCGアカデミー候補生のためクインケ操術に通じており、赫子を分離してクインケのように扱う独自の戦闘スタイルが特徴です。
また、ナシロの赫眼(右目)を取り込んだことで両目が赫眼となり、Rc細胞の総量と制御力がさらに向上したとされています。
ランキング理由
流島作戦では鈴屋什造と正面から交戦し、半赫者化時には什造の主力武器である13’sジェイソンを破壊し、什造の胸に直撃を与えるほどの戦闘力を発揮しました。
しかし什造がアラタを装着していたためダメージは通らず、最終的にはアラタJOKERを纏った什造に一方的に圧倒されて撤退を余儀なくされています。
アラタJOKER装着後の什造の動きはSSレートの黒奈でさえ反応できないほどの速さだったとされており、装備差が勝敗を分けた面もあります。
流島上陸前には阿原半兵衛を完全に追い詰める実力を見せており、通常の上位捜査官では太刀打ちできないレベルの戦闘力を持っています。
スピード重視のヒット&アウェイ戦法と元CCG候補生としての戦闘知識の融合は独自の強みですが、ナシロへの精神的な執着が戦闘中の判断に影響を及ぼす弱点もあり、什造に明確に敗れている点を踏まえてこの順位としました。
第23位 霧嶋新
#霧嶋新
アラタ感しない…(個人の感想) pic.twitter.com/2qOpbpiyqo— センザ (@Senza_Aneki) July 24, 2016
霧嶋董香・絢都の父で、「骸拾いのアラタ」として知られるSSレートの甲赫赫者です。
その赫包から製造されたクインケ「アラタ」シリーズは作中最強クラスの装備として多くの捜査官が使用しており、素材元であるアラタ自身の戦闘力の高さを間接的に証明しています。
性格・背景
表向きは人間との共存を志す温厚な父親として振る舞い、人を襲うことなく男手一つでトーカとアヤトを育てていました。
料理も得意で、子どもたちに愛情深く接する穏やかな人物として描かれています。
しかしその裏では、妻ヒカリが有馬貴将に殺されたことへの強い復讐心を抱えており、「母の復讐のため」に多数の捜査官を殺害していたことが後に判明しています。
人間の死体を拾う傍ら大量の共食いも行っており、その結果として完全な赫者に覚醒し、SSレートに指定されました。
この「温厚な父親」と「復讐に燃える殺人鬼」という二面性は、作中でも衝撃的な真実として明かされています。
能力・戦闘スタイル
甲赫の赫者として、全身を覆う黒い西洋甲冑のような鎧型の赫子を展開します。
甲赫は赫子の4種類の中で最も防御に優れた性質を持ち、アラタの赫子は肩甲骨付近から展開される鋭い刃や巨大な盾のような形状で、攻防一体の戦闘が可能です。
防御力に極めて優れている反面、装甲の重さゆえにスピードが抑えられる弱点も持っています。
ただし完全な赫者であるため、不完全赫者と異なり理性を保ったまま赫者化できる点が大きな強みです。
ランキング理由
直接的な戦闘シーンの描写は少ないものの、篠原幸紀と真戸呉緒という当時のCCG屈指の精鋭コンビが「死闘の末にようやく確保」したという記録が、その戦闘力の高さを証明しています。
特筆すべきは、確保後も生存している可能性が高い点です。
通常、一つの赫包からは一つのクインケしか製造できないにもかかわらず、アラタの赫包からはアラタproto(篠原・黒磐が使用)、アラタ弐proto(亜門が使用)、アラタJOKER(鈴屋が使用)の計3種以上が製造されており、リゼと同様に培養施設で生かされ赫包を採取され続けているとする生存説が有力です。
アラタシリーズはクインケ最強ランキングで1位に選出されるほどの性能を誇り、装着者の身体能力を飛躍的に向上させます。
篠原がアラタprotoを装着した際にはSSSレートの梟と同等の強さを発揮し、亜門がアラタ弐を装着した際にはカネキが反応できないほどの速度に達したとされています。
これほどの性能を持つクインケの素材元であること自体が、霧嶋新の赫子の質と戦闘力が作中最強クラスであることの何よりの証拠です。
第22位 六月透
クインクス班の中で最も劇的な成長を遂げたキャラクターです。
初期はRc値665とクインクス内最低で赫子すら出せませんでしたが、覚醒後は別人レベルの戦闘力を獲得しました。
その成長の過程には壮絶な過去と精神的な変容が深く関わっています。
性格・背景
実は女性ですが、過去のトラウマにより男性として生活しています。
第二アカデミー・ジュニア出身で、初期は非常に怖がりな性格で、血に関するものや肉料理が苦手でした。
アカデミー時代には教練担当の戸影から「悪い子」と評されており、動物虐待の疑惑も囁かれるなど不穏な噂がありました。
その背景には、父親からの虐待と母親の黙認という過酷な家庭環境があり、実は家族を殺害したのは喰種ではなく六月自身だったという衝撃の真実が後に明らかになります。
流島でトルソーに囚われ四肢を切断されるという壮絶な体験を経て抑圧されていた記憶が蘇り、覚醒後は白髪に変化しました。
これは金木研と同じ覚醒パターンとされています。
覚醒後は殺戮衝動に制御を失い、佐々木(金木)への歪んだ執着から霧嶋董香を排除しようとするなど暴走しますが、最終的に瓜江と才子が攻撃を受け止め続けたことで改心し、終戦後は特等捜査官に昇進しています。
能力・戦闘スタイル
尾赫の赫子を持ち、昆虫のような形状で流島編以降は1本から細分化が可能になりました。
最大の特徴はRc値が異常に低い「3」まで下がることがある点で、これは担当医の柴によると「Rc細胞を制御している」ためとされており、この制御能力により様々な赫子を自在に作り出すことができます。
クインケは「アブクソル」「イフラフト」(共に鱗赫のナイフ型)をメインに、24区襲撃時には甲赫の「黒のリンシルグナット」「白のルスティングナット」(共にRate:B+)も使用し、赫子と複数のクインケを併用する変則的な戦闘スタイルが特徴です。
特筆すべきは他者の赫子をコピーする「トレース」能力で、米林才子の「メガトン才子パンチ」をトレースした上でその威力を凌駕する離れ業を見せるなど、赫子操作の才能は作中屈指です。
ナイフ捌きはCCG内で鈴屋什造に次ぐと評価されており、両利きであることも戦闘面での大きなアドバンテージとなっています。
ランキング理由
覚醒後は四方蓮示や霧嶋董香と互角に戦える実力を獲得し、最終決戦ではウタとも交戦しています。
人間オークション編で初めて赫子を発動してからの成長は凄まじく、ロゼ編では墓盗りと互角に戦い、流島編ではオウルに敗れた法寺班の危機に駆けつけ戦闘で優位に立つ場面も見られました。
初期からの成長幅は全キャラ中でもトップクラスですが、四方やウタとの戦闘で決定的な勝利を収めたわけではないため、彼らより下の順位としました。
トレース能力とRc細胞の自在な制御、多彩な赫子操作の組み合わせは非常に厄介で、霧嶋董香も「鬱陶しい」と評するほどです。
覚醒前後の振り幅を考慮すると、潜在能力は上位陣にも引けを取らないものがあります。
第21位 ノロ
もしグールのコスやるなら「ノロ」とか良いなと思うけど
アレはマスクの視界はどうなのよ。
ハサン面とか比較にならないくらい視界不良…てかゼロじゃないの?
( ˘ω˘ )鼻の穴から・・・いや、見えても足元オンリーだわ pic.twitter.com/jjyHFDhY5T
— やぁやんさん。 (@_ya_yan_) July 8, 2018
アオギリの樹の幹部で、SSレート以上の喰種として認定されていた異質な存在です。
その正体は芳村功善の旧友「ノロイ」の死体にエトの特殊な赫子を埋め込まれた傀儡であり、隻眼の王の側近として他の幹部とは一線を画す存在でした。
性格・背景
一言も喋らず、味方の喰種からも不気味がられるほどの異質な存在として描かれています。
巨大な口が描かれたマスクを常に着用し、タイマー式の時計で行動を管理していました。
タイマーが鳴ると戦闘途中でも即座に撤退するという謎の行動パターンを持っていましたが、これはエトの赫子による活動時間の制限によるものとされています。
マスクの下の素顔はすでに白骨化しており、肉体そのものはとうに死亡していたことが示唆されています。
本名のノロイは24区の最深部に住んでいた喰種で、芳村から託されたエト(芳村愛支)の育て親を務めていた人物です。
梟への追手に殺された後、エトが自身の赫子を遺体に埋め込んで傀儡として蘇らせたとされています。
能力・戦闘スタイル
尾赫の赫子を持ち、敵を貪り喰らうグロテスクな大口型攻撃が特徴です。
通常の喰種と異なり、赫子そのもので捕食行動を行うという独自の戦闘スタイルを採用しています。
最大の武器は一般的な喰種の再生能力を遥かに逸脱した桁外れの再生力で、ウタに胴体を貫かれた状態で四方の回し蹴りにより切断されても即座に再生し、米林才子の赫子で上半身を吹き飛ばされ頭部をクインケで刺し貫かれても暴走しながら反撃に転じるなど、通常であれば致命傷となる攻撃を受けても傷口から無数の赫子を発生させて瞬時に修復できます。
赫者化すると巨大な異形へと変貌し、戦闘能力がさらに飛躍的に上昇します。
なお、ウタが戦闘中に「手応えがない」と指摘していたのは、ノロの正体が赫子で動く傀儡であったためとされています。
ランキング理由
初登場時からウタ・四方蓮示・月山習の3人を同時に相手にしても対抗できるほどの戦闘力を見せており、梟討伐作戦ではタタラと共に滝澤の腕を喰い千切って致命傷を負わせています。
ロゼ編では開戦直後に伊東班をほぼ壊滅させ、赫者化後には道端を殺害するなど圧倒的な破壊力を発揮しました。
最終的にクインクス班の連携で討伐されましたが、不知吟士がフレームアウトするほどの弾幕を張って隙を作り、瓜江が頭部を切断するという捨て身の戦術が必要でした。
不知はこの戦闘で致命傷を負い殉職しており、作者の石田スイも「倒すには絶対犠牲が出る」と考えていたとされています。
討伐後、ノロの赫包はSSレートのクインケ「銀喰」に加工され、瓜江久生の手に渡りました。
第20位 瓜江久生
クインクス班の班長にして、:reの「裏主人公」とも呼ばれる捜査官です。
第七アカデミー・ジュニア出身の77期で、弱冠19歳にして首席卒業を果たした特待生であり、物語を通じて最も大きな成長を遂げた人物の一人です。
性格・背景
特等捜査官だった父・瓜江幹人がSSSレート喰種「隻眼の梟」の襲撃で殉職したことから、出世欲と功績至上主義に駆り立てられた利己的な性格でした。
スタンドプレイに走りがちで手柄のためなら手段を選ばない面がありましたが、オークション掃討作戦での敗北や不知吟士の殉職を経て、「誰一人失わない」を信条とするリーダーへと大きく変貌しています。
主治医の柴からは「有馬貴将・宇井郡・鈴屋什造と同じく特等になる器」と評価されており、佐々木琲世に次ぐクインクス班の実力者として認められていました。
能力・戦闘スタイル
甲赫の赫子を右肩付近から展開し、剣先が爪のような形状で目のような独特な模様を持つのが特徴です。
初期は高い攻撃力を持つ反面、遠距離攻撃への対応力と耐久性に課題がありましたが、物語後半では赫子を自在に変化させる技術を体得し、右手に大剣・左手に大盾を作り出すオールラウンダーへと進化しました。
また、他のクインクス班員に無断でフレーム解放手術を受けてRc値を上昇させるなど、強さへの執着から自己改造も辞さない姿勢を見せています。
クインケは初期の「ツナギ」(尾赫・C)から、ノロの赫包を加工した「銀喰」(尾赫・SS)に持ち替えており、この名称には戦友・不知の死を忘れないための自戒の意が込められているとされています。
ランキング理由
最大の戦果はSSSレートの帆糸ロマ(うろんの母)を討伐した実績です。
SSSレート喰種は芳村・エト・ロマの3名のみという作中最高位の存在であり、赫者化して巨大な異形と化したロマに一度は飲み込まれながらも覚醒状態で体内から突き破り、赫者化を解除させた上で頭部を切断して仕留めています。
SSレート喰種のドナート・ポルポラとの戦闘では圧倒的な実力差に一蹴され、精神的にも追い込まれた末にフレームアウトし、遺体を貪る完全な喰種状態に陥りましたが、クインクスの仲間に救われ人間に戻っています。
この挫折を経てさらに成長し、竜討伐戦を戦い抜いた瓜江は、戦後に准特等保安官として活動しています。
ファンからも「SSSレートを単独で駆逐した」ことへの驚嘆の声が多く、クインクス班最強の実力者として広く認知されています。
第19位 宇井郡
宇井郡 pic.twitter.com/BURxiXPogT
— 火星(闘病垢) (@FUAN666666) January 17, 2026
有馬班出身の「ホープ」として期待された特等捜査官で、0番隊の副隊長を務めた実力者です。
第1アカデミージュニア出身の69期で、白双翼章・金木犀章など数々の功績章を受章しており、4区担当の捜査指揮官も歴任しています。
戦後はTSC保安官アカデミーの教頭に就任しています。
性格・背景
身長169cmと体格に恵まれていないながらも、有馬貴将の直接指導を受けた戦闘経験の豊富さと卓越した分析力で存在感を示してきました。
有馬から「無茶ばっかさせてきた」と冗談交じりに返すほどの過酷な任務をこなしてきた経歴を持ちます。
パートナーであり最も大切にしていた伊丙入(ハイル)が月山家殲滅戦で殉職したことで深刻な精神的ダメージを受け、さらに有馬の自決が重なったことで一時的に精神が崩壊しました。
旧多二福にハイル復活の可能性を示唆されて利用される形で闇落ちしましたが、最終決戦では本来の信念を取り戻し、喰種との共闘を選択して「有馬班のホープ」の面影を見せています。
最終的に教育者として新たな道を歩んでいます。
能力・戦闘スタイル
主力クインケ「タルヒ」(甲赫・A+)はハルバードに似た形状で、細身の槍に斧が合わさった構造を持ちます。
内蔵ギミックにより瞬間的に尾赫のようなしなやかな刃を作り出せる変形機構を搭載しており、並みの喰種であれば瞬時に肉塊に変えられるほどの攻撃力を誇ります。
甲赫と尾赫の長所を併せ持つ柔軟な戦闘スタイルが特徴で、梟討伐作戦から流島上陸作戦、24区地下戦闘まで一貫して使用しています。
また、SSレートの甲赫クインケ「アジテ」も所持しているとされていますが、本編での使用場面は確認されていません。
ランキング理由
梟討伐作戦では、SSSレートの隻眼の梟が奇襲をかけた際に複数の特等捜査官が対応できない中で唯一攻撃を回避して反撃に転じるという圧倒的な回避能力と戦闘センスを示しました。
タルヒで梟の腹部に一撃を加えたことが起点となり什造らの攻撃で梟を倒す流れを作っています。
さらに本物の隻眼の梟が出現してタルヒが破壊された後も、負傷した法寺項介のクインケを借りて有馬到着まで時間稼ぎを続けるという粘り強さを見せ、特別功労者に選ばれています。
流島上陸作戦では三番隊の隊長として指揮を執り、最終決戦では平子丈と共にVの芥子との戦闘に参加しました。
復活したエトが芥子の腕を両断した隙を平子が仕留めるという連携の中で重要な役割を果たしています。
指揮能力と個人戦闘力の双方に優れた、ポスト有馬候補としてふさわしい特等捜査官です。
第18位 四方蓮示
友にお前は絶対に喰種の四方蓮示が好きだって言われて調べたんです、
そしたら見事に落とされたんです"︎︎"︎︎"︎︎ pic.twitter.com/vUhgpHS6hK— ️️燈夜(トウヤ) 雑多@活動夜 (@ComoC_0222) January 8, 2026
あんていくの芳村店長の右腕的存在で、食料調達から敵情視察まで幅広くこなす寡黙な実力者です。
霧嶋絢都が「手出しすべきではない人物」として名を挙げるほど危険視されており、身長182cm・体重79kgという恵まれた体格を持つ銀髪の喰種です。
性格・背景
姉の霧嶋ヒカリを有馬貴将に殺された過去を持ち、ウタとはかつて4区を混乱に陥れるほどの激しい敵対関係にありました。
若い頃はウタや仲間とともに有馬への復讐を目指しましたが返り討ちにされ、その際に芳村店長に救われたことがきっかけで、あんていくでの活動を始めたとされています。
寡黙で感情を表に出すことは少ないものの、カネキやトーカの格闘稽古を担当するなど面倒見の良い一面を持ち、カネキのことを家族以外では唯一ファーストネームで呼ぶ特別な間柄です。
:reではトーカと二人で喫茶:reを経営し、自殺者の遺体回収や情報収集といった裏方業務も担っていました。
普段は寡黙で無愛想ですが、トーカとカネキの結婚式では酒に酔って陽気に踊り出すなど、復讐と絶望の中で生きてきた彼が人生の喜びを実感する場面も描かれています。
能力・戦闘スタイル
羽赫の赫子を持ちますが、電撃属性という作中でも極めて珍しい特性を備えています。
赫子から雷のような飛び道具を発射できるほか、地下24区での六月との戦闘では自分を中心に「電撃の円」を展開する範囲攻撃を披露しました。
この技は遠距離と近距離の両方に対応でき、逃げ場を奪う強力な制圧能力となっています。
姉のヒカリと同系統の電撃系羽赫であり、有馬がコクリアで四方の赫子を見た際にも既視感を覚えたとされています。
有馬が愛用するクインケ「ナルカミ」(レートS+)はヒカリの赫包から作られたものであり、そのナルカミの高レートから逆算してヒカリが相当な実力者であったことが窺え、四方もその血統に恥じない力の持ち主です。
肉弾戦の技術も非常に高く、暴走したカネキに腹部を貫かれながらも平然としていた耐久力や、ノロの上半身を蹴りだけで吹き飛ばす脚力など、素の身体能力だけでも上位の喰種に引けを取りません。
ランキング理由
カネキとトーカの二人がかりの攻撃を軽くあしらう技量の高さに加え、アオギリの樹との戦闘ではノロの上半身を蹴りだけで吹き飛ばすほどの実力者です。
コクリアでのヒナミ奪還作戦では、アヤトやトーカとともに有馬貴将と交戦し、強い覚悟を込めた渾身の電撃をぶつけてナルカミにひびを入れ使用不能にしました。
地下24区では六月透と安浦清子の2対1の戦闘で追い詰められながらも電撃の円で形勢を逆転し勝利しています。
最終決戦ではウタの赫者化に対して自身は赫者化せずに正面から打ち破るという圧巻の実力を見せ、戦闘後にはウタを背負って帰還するという友情の深さも印象的でした。
ファン投票でも上位にランクインすることが多く、戦闘シーンの描写が限られているにもかかわらず高い評価を受けており、その潜在能力は作中上位クラスです。
第17位 ウタ
4区のマスク職人にしてピエロの一員、CCGから「ノーフェイス」の異名でSSレート喰種として認定された謎多きキャラクターです。
常に赫眼状態であることからRc値が極めて高いと推測されており、外出時にはサングラスで赫眼を隠しています。
性格・背景
かつて4区を統治していたリーダー格の喰種で、四方蓮示とは4区を混乱に陥れるほどの激しい敵対関係にありました。
しかし長い年月を経て奇妙な友情が芽生え、四方との別れの後にすべてのタトゥーを入れたとされています。
首のタトゥーには「あなたと共には生きていけない、あなたなしでは生きていけない」という意味があるとされ、四方への複雑な感情が刻まれています。
HySy ArtMask Studioの店主としてマスク職人を営みながら、裏ではピエロの一員として暗躍しており、カネキの象徴的な眼帯マスクを制作した人物でもあります。
人間のオークションでは司会を務めるなど、ピエロの活動にも積極的に関与していました。
敵でも味方でもない曖昧な立場で物語を見守り続け、その真意は最後まで読者を翻弄し続けました。
能力・戦闘スタイル
赫子の種類は鱗赫とされ、腰部から出現する触手状の赫子は着脱が容易で形態変化の自由度が高いのが特徴です。
この赫子の柔軟性がマスク制作にも応用されているという考察もあり、顔面を自在に変化させる「ノーフェイス」の異能もこの赫子の特性に由来する可能性が指摘されています。
什造の前では篠原の顔に化けて動揺を誘い、六月の前では佐々木琲世の姿になるなど、心理戦に極めて長けています。
基本的に素手での戦闘を主体としており、赫子を使わずとも捜査官を圧倒する身体能力を持っています。
赫者化した際には顔が異形に歪み、全身が赫子に覆われたのっぺらぼうのような姿に変貌し、防御力が飛躍的に上昇します。
さらに首が吹っ飛んでも即座に再生する驚異的な治癒能力も持ち、その再生力は作中でも屈指の高さです。
ランキング理由
鈴屋什造の攻撃を受けてもダメージを受けず、上等捜査官の平子との戦闘でも余裕で優位に立っていました。
ピエロとCCGの攻防戦ではS3班(鈴屋班)を相手に一歩も引かない実力を見せています。
赫者として覚醒後は四方蓮示を一時的に圧倒し、四方の電撃攻撃すら通用しない高い防御力を発揮しました。
戦いの中でウタが四方に対して食欲を示す場面があり、かつての友への屈折した執着が垣間見える印象的な戦闘でした。
最終的には四方に敗れたものの、四方はウタにとどめを刺さず背負って帰るという結末を迎え、二人の間に残る友情の深さが描かれています。
作中で全力を出した場面がほとんどなく、本当の実力の底は見せていないとされており、ファン投票でも四方と僅差で並ぶほどの評価を受けています。
第16位 帆糸ロマ
「状況を変え
刺激を浴び続ける
…それが最高の治療法
この世はサーカス
すべてはたのしい無意味」:帆糸ロマ
深いっつうか共感できるっつうか
イかれてるキャラ好きだわ pic.twitter.com/SymGppiIqI— uszachs (@lgcd_u) December 10, 2017
ピエロの創設者であり、SSSレート喰種「うろんの母」の異名を持つ実年齢51歳の喰種です。
SSSレートは作中で芳村・エト・ロマの3名のみという最高位の認定であり、その存在自体が物語における最大級の脅威の一つとして位置づけられています。
性格・背景
物心がついた時から親がおらず、退屈しのぎに人間・喰種の双方を一人で殺し続けてきた長い戦闘経験を持っています。
「帆糸ロマ」という名前も数多くある仮名の一つに過ぎず、幾度も名前を変えながら長い年月を生きてきたとされています。
単調な毎日への飽きと人間社会への屈折した感情から、享楽主義者を集めてピエロを創設しました。
あんていくに従業員として偽装潜入していた時期には、おちゃらけたドジっ娘のムードメーカーを装いつつ周囲を欺いており、カネキに対しては歪んだ崇拝に近い感情を抱いていたとされています。
佐々木琲世としてのカネキを嫌い、ニコと共にカネキの覚醒を画策するなど、裏では物語を動かす暗躍者としても機能していました。
コクリア襲撃の際にSSレート喰種「ジプシー」として脱獄しており、タタラからもその名で呼ばれていましたが、ピエロの創設者であるという正体は組織内部でも知られていなかったとされています。
能力・戦闘スタイル
通常時はSSレートの「ジプシー」として分類されますが、赫者化により「うろんの母」と呼ばれる巨大な怪物形態に変貌し、SSSレートに到達します。
鱗赫と推定される赫子を持ち、赫者化した姿は隻眼の梟と比較しても異様なほど禍々しい外見となります。
パワー特化型の殲滅型戦闘スタイルで、SSSレートに相応しい圧倒的な破壊力を持っています。
通常形態でも捜査官を次々に倒す実力を備えており、人間のオークションではウタとともに司会を務めるなど、戦闘以外の場面でも存在感を示していました。
ただし、パワーに偏重した戦闘スタイルであるがゆえに制御力や戦術的な柔軟性にはやや課題があり、覚醒した相手に内部から崩される弱点も抱えていました。
ランキング理由
SSSレートは作中最高位の脅威度であり、かつてCCG総議長の和修常吉に敗れた記録を持つ以外は格上の存在に敗北した描写がありません。
瓜江久生と黒磐巌の前に現れて自らSSSレートの正体を明かし、うろんの母の姿で瓜江を瀕死まで追い込み捕食寸前まで迫りました。
しかし、体内で覚醒した瓜江に内部から赫者形態を引き裂かれ、赫者の維持が不可能となります。
その後、死堪とともに瓜江に立ち向かいましたが全ての攻撃を防がれ、最終的に首を刎ねられて死亡しました。
この戦闘はクインクスがSSSレートの喰種を単独で打倒できることを証明した重要な局面でもあります。
ファン投票ではSSSレートに見合うもっと高い順位を求める声もありますが、本格的な戦闘機会が限られていたことと敗北の事実を考慮し、同じSSSレートの芳村やエトよりは下位に位置づけました。
第15位 タタラ
タタラさんでした!!!!!グール!!!!!!!カッコ良いから〜〜〜〜 pic.twitter.com/hYAjfRVlN2
— もずくんくん (@NeverEnding_69) March 8, 2015
アオギリの樹の幹部・参謀格で、隻眼の王が表に出ない間、実質的にアオギリの樹を統括していた存在です。
SS+レートの赫者として、4000℃の高熱を操る火焔能力を持ち、本名は「朱 鑪(シュ・ルー)」とされています。
身長186cm・体重96kgという大柄な体躯に、白髪赤眼、赤色の鉄マスクで口元を隠した全身白装束という異様な風貌が特徴です。
性格・背景
中国の喰種戦闘集団「赤舌連(チーシャーリェン)」の首領・焔(イェン)の実弟で、兄と仲間をCCGに殺されたことから、特に法寺項介に深い恨みを持っています。
兄の焔はCCG特等捜査官15名を含む100名以上の犠牲を伴ってようやく討伐された存在であり、タタラはその兄を凌ぐ危険度とされています。
また、有馬貴将が赤舌連を壊滅させ、仲間たちをクインケに加工した張本人であることから、有馬に対しても複雑な感情を抱いていたとされています。
普段は冷徹かつ寡黙ですが、エトに対してのみ柔らかな態度を見せる場面があり、雪の中で遊ぶエトを穏やかに見つめていたとされるなど、彼女に対して特別な感情を持っていたことがうかがえます。
組織運営においては「コクリアは二度は破れない」と述べるなど、冷静な戦術判断ができる指揮官としての一面も持ち合わせています。
能力・戦闘スタイル
尾赫の赫者で、赫者形態では上半身が赫子で覆われ、肩部分から2本の棍棒のような突起が発現します。
頭部は蛇のように変形し、まさに赫子の鎧をまとったような異形の姿となります。
口から放出される4000℃の高熱Rc細胞は「炎の舌」と呼ばれる兄譲りの能力で、高密度で放出することでこの超高温を実現しています。
この火焔能力は接触するだけで致命的なダメージを与えるため、通常の喰種や捜査官では対処が極めて困難です。
赫者形態になる前でも、太く長い赫子を高速で振るう戦闘力を有しており、11区での陽動作戦やコクリア襲撃など複数の大規模作戦を指揮・実行してきた実績があります。
また、滝澤が使用するクインケの出自を見抜くなど、敵の装備に対する分析力にも優れています。
ランキング理由
流島での決戦では因縁の法寺班を赫者形態で迎え撃ち、4000℃の火焔で多数の捜査官を瞬く間に一掃しました。
真戸暁が「隙がない」と評するほどの攻撃を展開し、法寺を着実に追い詰めて復讐まであと一歩に迫りました。
しかし、かつてタタラ自身が嘉納に差し出して半喰種化の被験体にした滝澤政道が半赫者として乱入し、形勢が逆転します。
滝澤に敗れたタタラは、最期にエトの名を呟きながら命を落としました。
復讐も想いも果たせなかった結末は悲劇的ですが、それ以前の作中では本気の戦闘描写がほとんどなかっただけに、流島編で見せた圧倒的な火力は上位ランクに相応しい実力です。
兄の焔を討伐するのに特等捜査官15名を含む100名以上が犠牲になったことを考えると、その兄を超えるとされるタタラの脅威度は計り知れません。
半赫者の滝澤にのみ敗れたという事実が、タタラの実力の高さを裏付けています。
第14位 ドナート・ポルポラ
#あなたの井上和彦はどこから
ドナート・ポルポラとか言う喰種のおじさん pic.twitter.com/5DrZ5uSGoz— シュネー/Schnee (@Schnee_Liddell) December 23, 2019
ピエロの三代目クラウン(リーダー)にしてSSレート喰種。
元カトリック系孤児院の神父で、亜門鋼太郎の育て親でもある知略と武力を兼ね備えた存在です。
通称「神父」と呼ばれるロシア系喰種で、「クラウン」という呼称には「Crown(王冠)」と「Clown(道化師)」の二重の意味が込められており、まさに「道化師たちの王」としてピエロを統率していました。
性格・背景
孤児院の児童を長期間捕食していた罪でコクリアに収監されていましたが、収監中もCCGのプロファイラーとして利用されるほどの高い知性を持っています。
Vや和修家の秘密にも通じており、物語の裏で暗躍し続けました。
ピエロの創設者はロマですが、ドナートは二代目クラウンからリーダーの座を譲り受けた三代目であり、組織の実質的な指揮を執っていました。
コクリアからの脱走時には監獄長の灰崎を殺害し、旧多やVと協力して和修家の粛清にも関与するなど、その暗躍の規模は計り知れません。
亜門に対しては歪みながらも父としての深い愛情を抱いており、預かった孤児の中で亜門だけは捕食せず「愛しい我が息子」と呼んでいました。
最期の瞬間、亜門から父としての想いを伝えられると、「『父親』か…!傑作だ…」と笑いながら涙を流して息を引き取ったとされています。
一方で、ウタの感傷的な面に対して「私はお前ほど感傷的ではない」と述べるなど、冷徹さと複雑な内面性を併せ持つ人物です。
能力・戦闘スタイル
甲赫の赫子はジグソーパズルのピースのように複数が組み合わさった十字架状の形状で、優れた伸縮性と予備動作なく動かせる熟練度を持ちます。
最大の特徴は分身能力で、指先から赫子の分身を生み出し自在に操って多角的な攻撃を展開できます。
この分身体はそれ自体が高い戦闘力を保持しており、分離した赫子を自動で敵に襲わせることも可能です。
本体と分身による立体的な戦闘を得意とし、さらに他の喰種を赫子で操ることも可能という規格外の能力を有しています。
最終決戦ではエト(隻眼の梟)の首に十字架型の赫子を刺して操り、梟の力を利用して多数のCCG捜査官を葬りました。
瓜江久生を捕らえた際には、父親の瓜江幹人が自分を捕らえた捜査官であることを知った上で意図的に狙っており、知略面でも恐るべき存在です。
ランキング理由
瓜江久生との戦闘ではフレームアウトして暴走した瓜江の戦闘力すら「指一本分」と評するほどの圧倒的な実力差を示しました。
瓜江の赫子で天井に固定したうえで腕を折るなど、終始余裕を持った戦いぶりでした。
最終決戦では隻眼の梟を操りつつ亜門と対峙し、亜門の赫子とクインケによる攻撃に対しても年季の差で優勢に戦いを進めました。
しかし、覚悟を決めた亜門に最終的には敗れています。
SSレートながら実力はSSSレートに匹敵するとの評価もあり、過去に黒磐らに敗れてコクリアに収監された経歴があるものの、戦闘力・知略・他の喰種を操る特殊能力の三拍子が揃った作中屈指の実力者です。
ピエロの中でもウタ・ロマに次ぐ上位の実力者として位置づけられています。
第13位 法寺項介
テーブル席には
あきら、滝澤、亜門と什造班with回復した篠原さんそしてカウンターには法寺項介氏と嫁:わたしという図で
芳村店長の淹れたコーヒーをみんなで飲みたい☕️
東京喰種:re 9巻を読み終わった直後の心情より。 pic.twitter.com/IKoOSNzSp8
— こ子のみ (@ouroyalmilktea) April 29, 2018
「赤舌連潰しの法寺」の異名を持つCCGの特等捜査官です。
真戸呉緒の二代目パートナーで、滝澤政道の元パートナーでもあります。
13区の「ピエロマスク掃討戦」で大きな功績を挙げたことがきっかけで中国に派遣され、そこでの赤舌連壊滅という大戦果によってCCG内でも屈指の武闘派捜査官として名を馳せました。
性格・背景
普段は部下に対しても敬語を使う穏やかで紳士的な人物ですが、戦場では冷静沈着に敵を追い詰める戦略性を持ち、激怒時には部下が顔面蒼白になるほどの威圧感を放ちます。
滝澤は一度の叱責で深い精神的ダメージを受けたとされており、その威圧感の凄まじさがうかがえます。
最大の功績は中国派遣時に巨大喰種組織「赤舌連(チーシャーリェン)」を事実上壊滅させたことです。
特等捜査官15名・准特等捜査官30名を含む100名以上の犠牲者を出す壮絶な戦場で生き残り、首領の焔やフェイを含む主要メンバーを討伐しました。
この功績により:reの時代では特等捜査官に昇進し、流島上陸作戦では宇井郡・鈴屋什造と並んで部隊を率いる指揮官の一人に選ばれています。
能力・戦闘スタイル
真戸呉緒から叩き込まれたクインケ操術を基盤に、複数のクインケを状況に応じて使い分ける武闘派です。
主要クインケは以下の通りです。
クインケ「赤舌(チーシャ)」(甲赫・SS)は赤舌連の首領・焔の赫包から造られた大刀型で、非常に重いものの一撃の威力は絶大であり、SSSレートの梟・芳村の装甲を貫通してトドメの一撃を与えるほどです。
「ホロウ」(羽赫)は腕に装着する大砲型クインケで、杭のような巨大弾丸を発射して着弾時に爆発するという遠距離攻撃に優れた武装です。
「イイツウ」(甲赫・A+)は盾が付属した双ランス型で、片手に1つずつ装備して使用し、赫者タタラの両腕を突き刺して動きを封じるほどの貫通力を発揮しました。
さらに「ドゥヒ」という白い銃器型クインケも所持していましたが、こちらは後に滝澤に譲渡されています。
近距離から遠距離まで複数のクインケを切り替えて対応できる点が、法寺の戦闘における最大の強みです。
ランキング理由
赤舌連壊滅の功績はアオギリの樹にも恐れられ、梟討伐作戦ではSSSレートの芳村にトドメの一撃を入れる大戦果を挙げています。
流島では因縁のタタラと対峙し、赫者形態の4000℃の火焔に対しても中国での経験を活かして冷静に対処しました。
タタラの赫者形態が兄の焔と同様の戦闘パターンであることを見抜き、イイツウで両腕を貫いて動きを封じるなど、経験に裏打ちされた戦術眼を発揮しています。
最終的にはタタラを討伐した滝澤(オウル)と対面しますが、かつての部下である滝澤を喰種として駆逐対象に指定したことで、皮肉にも滝澤の手で命を落としています。
有馬や鈴屋のような最上位には及ばないものの、経験・実績・冷静な判断力に加え、近距離から遠距離まで対応可能な豊富なクインケ装備を備えた特等捜査官として非常に高い戦闘力を持つ人物です。
第12位 黒磐巌
東京喰種読んでたらでてきた
《吉田巌》ならぬ《黒磐巌》
いわおのあだ名は
いわっちょでキマ! pic.twitter.com/w4MJfoIZrQ— . (@3jsb_0909) October 15, 2015
CCGの特等捜査官にして、梟(SSSレート)との複数回の交戦をすべて生き延びた鉄人です。
公式で「屈強な体と強靱な精神力を持つタフネス」と評されており、純粋な人間でありながら喰種と素手で渡り合える異常な肉体強度を誇ります。
喰種の運動エネルギーは人間の4〜7倍とされており、生身で対抗できるのは全人類の0.01%にも満たないとされる中、黒磐家はその最高レベルの身体能力を受け継ぐ極めて稀有な家系です。
性格・背景
口癖は「うむ」で、寡黙ながらも部下からの信頼が厚い武闘派の指揮官です。
同僚の篠原からは「いわっちょ」の愛称で呼ばれており、長年のパートナーとして深い信頼関係を築いていました。
11区特別対策班では副指揮官を、13区を担当し、20区梟討伐作戦では1番隊隊長として前線で指揮を執っています。
篠原とともにアラタを装着した際の連携はSSSレートの梟にも引けを取らないほどの戦闘力を発揮しました。
息子の黒磐武臣もまた父譲りの驚異的な肉体を持ち、:reの時代には二等捜査官として平子班に所属しています。
武臣もまた素手で喰種をねじ伏せるほどの体力を有しており、黒磐家の異常なフィジカルが遺伝的なものであることを示しています。
能力・戦闘スタイル
メインクインケの「クロイワSpecial」は鱗赫タイプの盾状クインケで、内側にハンドルが付いた巨大プレート型の重量級武装です。
優れた受け性能を誇り、SSSレートの梟との3度目の戦闘にも持ち込んだ実績があります。
さらに全身鎧型クインケ「アラタ」(甲赫・SS)を装着することで身体能力が飛躍的に向上し、SSSレートの梟とも真正面から戦闘可能となります。
アラタは試作段階の「アラタproto」では安全機能が十分に作動しなかったとされており、その不完全な段階から命懸けで実戦運用してきた覚悟と経験値は他の追随を許しません。
自らの肉を喰わせてリミッターを解除するという極限の使い方も辞さない点に、黒磐の戦闘に対する覚悟が表れています。
ランキング理由
10年前の梟との戦闘では当時29歳にして梟の赫包に致命傷を与える大戦果を挙げ、20区梟討伐作戦でも1番隊隊長として芳村に手傷を負わせましたが、その代償として左腕を失っています。
それでも生き延びて捜査官を続けている生命力は驚異的です。
また、死堪を素手で絞め落とした異常な肉体強度、首を刀で貫かれてもビルから落とされても生存する驚異的な生命力は、いずれも純粋な人間の域を超えています。
篠原とのコンビでアラタ装着時にSSSレートの芳村と互角に渡り合った実績から、特等捜査官の中でも上位に位置する実力者です。
:reの時代では第一線からは退いた可能性が高いとされていますが、積み重ねた梟との複数回の交戦経験と生還実績は、他の捜査官には真似できない唯一無二のキャリアといえます。
第11位 篠原幸紀
篠原幸紀 pic.twitter.com/Z07GFYhKe1
— 奥村“だが断る” (@usayumin0713) September 11, 2024
「不屈のシノハラ」の異名を持つCCGの特等捜査官で、鈴屋什造のメンター(教育担当官)として彼を一人前に育て上げた人物です。
真戸呉緒の初代パートナー、亜門鋼太朗のアカデミー教官でもあり、多くの優秀な捜査官を育てた功労者でもあります。
捜査官の中でも珍しい二種類のクインケを自在に使いこなす実力者であり、過去には数々の危険な喰種を討伐してきた輝かしい戦歴を持っています。
性格・背景
豪快かつ温厚な性格で、什造のことを実の息子のように可愛がっていました。
グールレストランから保護された什造は当初モラルが欠如した状態でしたが、篠原は根気強く人間としての愛情と倫理を教え続け、「ジューゾー」という名前を与えたのも篠原です。
什造に対して語ったとされる「私はお前が死んだら哀しいよ」という言葉は、感情が希薄だった什造に初めて「悲しみ」という感情を芽生えさせるきっかけになりました。
アカデミーの教官としても多くの捜査官を指導した経歴を持ち、篠原の教えは弟子たちの判断基準として深く刻まれています。
什造が後に迷った際に「篠原だったらどうする」と考えるほど、その人格と教えは大きな影響を残しました。
なお、篠原にはアルコール耐性が弱いという意外な一面もあり、酔った状態で下位捜査官20人を背負い投げしたという豪快なエピソードも伝わっています。
能力・戦闘スタイル
攻撃用の「オニヤマダ壱」(尾赫・S、大型の鉈状)と防御・身体能力強化用の「アラタ」シリーズ(甲赫・SS、全身鎧型)という二種類のクインケを使い分ける独自のスタイルが特徴です。
オニヤマダは、複数の上等・准特等捜査官を殺害した凶悪な喰種「オニヤマダ」を当時一等捜査官だった篠原が討伐したことで生まれた武器であり、この討伐は現在でも捜査官の間で語り継がれる功績とされています。
さらに准特等捜査官時代には赫者の霧嶋アラタを死闘の末に生け捕りにするという大功績を挙げており、この捕獲がCCGにとって「アラタ」シリーズの開発という戦力強化に直結しました。
アラタシリーズは試作段階の「アラタproto」から改良型の「アラタβ 0.8」を経て完成型の「アラタ」へと進化しており、篠原は各段階のアラタを実戦で運用してきた第一人者です。
アラタ装着時は自らの肉を喰わせてリミッターを解除することで身体能力を格段に引き上げることが可能ですが、装着者の体に大きな負担がかかる命懸けの運用でもあります。
ランキング理由
梟討伐作戦では黒磐とともにアラタを装着し、自ら「私の捜査官人生、間違いなく最凶」と評したSSSレートの梟(芳村)と死闘を繰り広げました。
アラタなしでは立ち向かうことすらできない相手に対し、命がけのリミッター解除で互角以上の戦いを見せています。
さらに半赫者化した金木研(ムカデ形態)とも正面からぶつかり合い、「アラタβ 0.8」による肉体ブーストで対抗するなど、堅実確実に結果を残し続けた戦歴は特等捜査官の中でも屈指です。
最終局面で出現した隻眼の梟(エト)の襲撃では、後頭部を強打された上に右足を切断され腹部を貫かれるという瀕死の重傷を負い、植物状態に陥りました。
医学的にはこれ以上の回復は見込めないとされていましたが、喰種の細胞を活用した再生医療の発展により約8年後に奇跡的に意識を回復しています。
目覚めた篠原のもとへ駆けつけた什造が号泣する場面は、物語屈指の感動シーンとして多くのファンの心に刻まれています。
第10位 鯱
沙知先輩じゃなくて東京グールの鯱の可能性 pic.twitter.com/3R96utoZfj
— 佐藤太郎 (@Tarozesmarken) February 1, 2024
本名・神代叉栄。
元6区のリーダーにしてSSレート喰種で、神代利世(リゼ)の養父でもあります。
喰種でありながら人間の道場で武道を極めた異色の経歴を持つ格闘の達人で、6区在住の喰種たちから圧倒的な信頼を得ていた人物です。
:reの時代においては「梟と並ぶほどの強さの喰種」として噂されるほど、その名は広く知れ渡っていました。
性格・背景
Vの組織から脱走したリゼを保護し「神代利世」の名を与えた養父として、リゼの止まらない大食いに手を焼きながらも娘を守り続けました。
リゼが追われていることを知ると自ら囮となって有馬貴将に捕獲され、コクリアに投獄されています。
後にアオギリの樹のコクリア強襲時にエトに救出されメンバーとなりましたが、最後までリゼを守ることだけを目的に行動していました。
また、芳村とは旧知の仲であったとされ、互いの娘が窮地に陥った際は助け合うという密約を交わしていたとも言われています。
アオギリ滞在中には霧嶋絢都(アヤト)にも人格的に深い影響を与えたとされており、荒々しさの中にある義理堅さや筋の通った生き方が周囲の喰種たちからも一目置かれていました。
能力・戦闘スタイル
尾赫の赫子はシャチの尾のような形状で、攻撃力・防御力・機動力のバランスに優れた万能型です。
この独特な形状の赫子により「常識をはるかに超えた動作が可能」とされ、通常の喰種では再現できない高速かつ変則的な戦闘機動を実現しています。
最大の特徴は青年期から人間の道場で磨き上げた武道の技術と赫子を融合させた接近戦で、鋼鉄のように頑強な肉体は並みの攻撃では傷一つつきません。
喰種の弱点である粘膜を狙ったカネキの指攻撃をおでこで骨折させるほどの肉体強度を誇り、体術だけでも並の喰種を圧倒できるフィジカルの持ち主です。
ランキング理由
覚醒後の白カネキとの戦いでは、嘉納総合病院で鉢合わせた1戦目にカネキを渾身の一撃で沈め、続く2戦目でもトレーニングを積んできたカネキに食らいつかれながらも、地面を叩き割って地下に落下させつつほぼノーダメージで退けるなど、終始余裕を見せて完封しています。
全力ではなく稽古をつけるような形でカネキを圧倒したこの2度の敗北が、カネキに武術書を読み漁らせるきっかけとなり、事実上の師匠的存在となりました。
流島作戦においてはアオギリを離脱した状態で有馬率いる零番隊と遭遇し、背後からの奇襲を試みましたが有馬に目を切り裂かれて敗北・死亡しています。
作中で鯱が敗れた相手が「最強」の有馬貴将のみであるという事実は、SSレート喰種の中でも最上位に位置する実力者であったことを裏付けています。
第9位 亜門鋼太郎
アカデミーを首席で卒業したCCGのエリート捜査官にして、物語のもう一人の主人公的存在です。
梟討伐作戦後にアオギリに囚われ、嘉納の実験により半喰種「フロッピー」へと変貌しました。
嘉納からは「失敗作」として廃棄されましたが、その不完全さこそが最後まで自我を保てた理由になったとも考えられています。
性格・背景
幼少期にドナート・ポルポラの孤児院で育ち、養父が喰種であり孤児院の仲間を秘密裏に捕食していたという衝撃の事実を知ったことから、喰種捜査官の道を志しました。
亜門を突き動かしていたのは「この世界は間違っている。
だから自分が変える」という強い信念であり、金木研との交戦を通じて喰種にも守りたいものがあることを理解していきます。
半喰種化後も嘉納に対して食事を拒むなど人間としての尊厳を最後まで失わず、Rc値が安定せず異常な数値を叩き出し続けたのも、彼の強すぎる「人間としての意志」が移植された喰種の細胞を拒絶し続けた結果だったとする見方もあります。
最終的には養父ドナートと涙ながらの最終決戦を経て決着をつけ、戦後は真戸暁と共に人間と喰種が共生する新しい世界への道を歩み始めました。
能力・戦闘スタイル
身長191cm・体重94kgの恵まれた体格から繰り出す圧倒的なパワーが持ち味で、クインケなしでも弱い喰種なら対処可能とされています。
捜査官時代から複数のクインケを状況に応じて使い分ける器用さを持ち、張間の遺品でもある金棒型の「ドウジマ1/2」、真戸から譲渡された二刀流に変形可能なプレート型の「クラ」、肉体ブースト機能が常時発動する全身装甲型の「アラタ・弐proto」、そして尾赫を纏わせた改造型の「ドウジマ・改」と、多彩なクインケを駆使してきました。
半喰種化後は羽赫の赫子を獲得し、捜査官時代に培ったクインケ技法と赫子を融合させた独自の戦闘スタイルを確立しています。
特にドウジマを赫子で覆って接近戦を行うスタイルは亜門ならではのもので、人間時代の技術と喰種の力を高次元で両立させた戦い方といえます。
ただし赫者化した際には人間の顔面が残る不完全な形態となり、赫子の威力と再生力はオウルと比較して劣っているとされています。
ランキング理由
周囲から「装備さえ整えば特等並」と評された捜査官時代から、半喰種化を経てさらなる高みに到達したキャラクターです。
金木研との梟討伐戦での激闘では、ムカデ状態のカネキに深いダメージを与えて瀕死に追い詰めるほどの実力を見せましたが、その代償として右腕をもがれる重傷を負っています。
半喰種化後の暴走時にはRc値が10,000を超える異常な数値を記録し、完成体の滝澤(オウル)と黒奈の二人がかりでようやく抑え込めるほどの驚異的な戦闘能力を発揮しました。
嘉納も理論上は赫者になり得たポテンシャルがあったと評価しており、そのスペックの高さは疑いようがありません。
最終決戦ではドナートの幻影を用いた分身戦術に苦戦しながらも本体を見極めて撃破し、養父への複雑な感情に区切りをつけています。
ただし赫者としての完成度や制御力ではオウルに一歩劣り、暴走時は味方すら攻撃しかねないコントロール不能という致命的な弱点を抱えています。
暴走時のポテンシャルは上位陣に匹敵するものの、安定性の面でこの順位としました。
第8位 神代利世
金木研を喰種に変えるきっかけとなった物語の「裏のヒロイン」であり、和修家の「子産み」として生まれた特別な血統の喰種です。
物語終盤では「竜」の本体として覚醒し、喰種の概念を超えた存在となりました。
ファンの間でも「金木やリゼ(竜)は他のキャラとは次元が違う」と評されることが多く、その潜在能力は作中屈指といえます。
性格・背景
表向きは眼鏡をかけた理知的で清楚な読書好きの女性ですが、本質は奔放かつ貪欲で、退屈を極度に嫌い無計画に人間を捕食していたため、CCGからはSレート喰種「大喰い」として指定されていました。
同族の喰種からも恐れられる存在であり、彼女の捕食行動は各区で問題視されていたとされています。
元々は和修家が管理する組織Vにおいて「子産み」として育てられるはずでしたが、純粋な喰種であるがゆえに和修家の中では劣等な存在として扱われていました。
旧多二福(宗太)の手引きでVから逃がされた後、6区のSSSレート喰種・鯱(神代叉栄)に保護され「神代利世」の名を与えられています。
鯱は養父として利世を育てましたが、利世自身は各区を転々としながら無差別に大量捕食を繰り返す生活を送っていました。
鉄骨落下事故後は嘉納により赫包培養器として長期間利用され続け、憔悴しきった状態で人格すら曖昧になるという壮絶な運命をたどっています。
能力・戦闘スタイル
和修家の血統に由来する極めて高い攻撃力と驚異的な再生能力を持つ鱗赫の使い手です。
鱗赫は腰付近から発生する触手状の赫子で、瞬間的な攻撃力に優れると同時に再生力も高いという特性を備えています。
ただしRc細胞を消耗しやすく結合力が低下するという弱点もありますが、リゼの場合は和修家の血統による生まれつきのハイスペックがその欠点を補って余りある性能を発揮していました。
序盤では金木を圧倒する戦闘力を見せたほか、複数の喰種を一瞬で返り討ちにする描写もあり、Sレート以上の戦闘力を有していたことがうかがえます。
竜として覚醒後は毒を持つ「落とし仔」を生み出す存在となり、複数の大蛇を操る喰種の概念を超えた戦闘スタイルを展開しました。
竜の状態ではもはや個人としての戦闘というよりも、都市規模の災害に近い脅威となっています。
ランキング理由
竜として覚醒した状態では、旧多いわく「有馬やエトをワンパンで倒せるほど」の力を持つとされ、作中最強クラスの破壊力を秘めています。
リゼの赫包は金木研、旧多二福、オッガイなど多くの強者の力の源となっており、その赫包から生まれた半喰種たちがいずれも作中トップクラスの戦闘力を誇るという事実が、リゼ自身の潜在能力の凄まじさを物語っています。
最終決戦では竜の核として覚醒し、複数の十字架型赫子を展開した金木との死闘の末に敗北しましたが、この時の金木は物語全体を通じて最も強い状態にあったとされています。
ただし竜化以前の個人戦闘の描写が限定的であること、竜としての力は長期間の幽閉と実験による変容の結果であり自らの意思で完全にコントロールしていたわけではないこと、そして金木の精神世界における対話相手としての側面が強く戦闘者としての実績が少ないことから、総合的にこの順位としました。
第7位 滝澤政道(オウル)
元CCGの二等捜査官で、梟討伐作戦後に嘉納教授の人体実験により半喰種「オウル」へと変貌した悲劇のキャラクターです。
芳村の赫包を移植された唯一の成功体として、SS(+)レートに指定されています。
嘉納の実験における「最高傑作」の称号をめぐってカネキと対比されることも多く、嘉納の半喰種化実験の中でも最も安定した成果を出した存在といえます。
性格・背景
元々は正義感が強く、有馬貴将に憧れを持つ熱血漢でした。
アカデミーでは亜門鋼太郎に次ぐ2位の成績で、常にライバル心を燃やしていましたが、同期のカネキや亜門に比べて自分は凡才だという劣等感を長年抱えていたとされています。
梟討伐作戦ではタタラに腕をもぎ取られてアオギリの樹に捕獲され、嘉納の実験で半喰種化された後は精神が崩壊しました。
特に衝撃的なのは、嘉納の実験過程で自身の家族を食べさせられたとされるエピソードで、この壮絶な体験が滝澤の人格崩壊の最大の要因となっています。
半赫者化の際には天狗のような面を装着した異形の姿となり、両親への懺悔を口にしながら戦い続けるなど、狂気と悲しみが入り混じった姿を見せていました。
一方で滝澤の本来の目的は単なる暴走ではなく、タタラを倒してCCGに帰還し「英雄」として復帰することだったとする描写もあり、半喰種化後も心の奥底では元の自分に戻りたいという願望を抱えていたことがうかがえます。
元上司・法寺がオウル討伐命令を出した際には、CCGへの帰還を拒絶された絶望から法寺の首を切断するという衝撃的な行動を取りましたが、最終的にはアキラとの再会や亜門との戦いを通じて人間性を取り戻し、自分自身を受け入れるに至りました。
なお、梟討伐作戦前に残した遺書には大きく「死にたくない」と書かれており、文中の「し」の文字がすべて消されていることから「死がない=死なない」という伏線が隠されていたとファンの間で話題となりました。
能力・戦闘スタイル
芳村の赫包による羽赫を操り、遠距離での高速射撃と近接戦闘の双方に対応する万能型の戦闘スタイルを持っています。
Rc値は人間時の211.2から7188.7へ飛躍的に上昇しており、半赫者化すると全身を赫子が覆い戦闘能力がさらに跳ね上がります。
嘉納による長期間の拷問を受けた後遺症により痛覚が著しく鈍感化しており、炎を浴びても笑みを浮かべながら戦い続けるなど、常人には考えられない耐久力を発揮します。
欠損部位の瞬時再生が可能で、ノロに左腕を食べられた際にもすぐさま再生しています。
この驚異的な再生力と痛覚の鈍さを活かし、自分の体を犠牲にしてでも相手を仕留める捨て身の攻撃スタイルが最大の特徴です。
また元CCG捜査官としての訓練経験を活かした戦術眼も健在で、単なる力押しだけではない計算された立ち回りも見せています。
ランキング理由
赫者形態で4000℃の火焔を操るSS+レートのタタラに対し、梟討伐作戦で腕をもぎ取られた因縁を晴らすべく挑み、半赫者化して圧倒的な力で撃破した実績は圧巻です。
タタラが顔面に炎を放っても怯まず赫子を突き刺すなど、常軌を逸した戦い方でSS+レートの強敵をあっさりと葬りました。
オークション掃討作戦では佐々木琲世(カネキ)をあと一歩まで追い詰め、上級捜査官を一瞬で殺害するなど圧倒的な戦闘力を披露しています。
暴走した亜門鋼太郎との戦いにも単独で勝利しており、嘉納からも亜門と比較して赫子の威力と再生力で上回ると評価されています。
精神的不安定さという弱点はあるものの、多くのファンから「半喰種の中では金木に次ぐ実力者」と評されており、純粋な戦闘力ではSSランク直下の実力者です。
第6位 鈴屋什造
有馬貴将に次ぐCCG最強クラスの捜査官にして、最終的に捜査官最高階級「竜将」まで昇り詰めた天才戦闘家です。
幼少期にSSレート喰種ビッグマダムに誘拐され「スクラッパー(解体屋)」として育てられた壮絶な過去を持ちます。
本名は「玲」で、後に自ら「鈴屋什造」と名乗るようになりました。
性格・背景
幼少期の過酷な環境により痛覚が鈍化しており、負傷しても怯まず攻撃を続ける異常な戦闘特性を備えています。
当初は善悪の判断に乏しく、命の価値を理解できない危うい存在でしたが、パートナーの特等捜査官・篠原幸紀との出会いが転機となりました。
篠原は親子のような深い信頼関係で什造を正しい道へ導いた存在であり、篠原が梟討伐作戦で意識不明の重体に陥った後も、「篠原だったらどうするか」と自問しながら成長を続けています。
:reの時代には鈴屋班の班長として部下を率いるリーダーシップを発揮し、クインクス班の六月透にナイフ操術を教授するなど後進の育成にも携わりました。
22歳にして特等捜査官に昇進し、終戦後は新組織TSCにおいて最高位「竜将」に就任しています。
能力・戦闘スタイル
身長160cm・体重47kgという小柄な体躯からは想像できない、アクロバティックな身のこなしが最大の武器です。
バイクを柵に当ててバウンドさせ、それを足場に跳躍して敵拠点に突入するなど、常人では考えられない超人的な運動能力を発揮しています。
クインケ「サソリ1/56」は尾赫のレートBの小型ナイフで、全56本を義足に収納して大量投擲による広範囲制圧を行います。
「13’s(ジューゾーズ)ジェイソン」はSレート喰種ヤモリの赫子から製造された鱗赫レートS+の大鎌型クインケで、分厚いクインケ鋼を一刀両断する破壊力に加え、赫子が出現するギミックも搭載されています。
さらに「アラタJOKER」は霧嶋新の赫子から製造された着脱式の全身鎧型クインケで、腕部分がブレード化するという従来のアラタ装備にはない独自のギミックが搭載されており、什造の小柄な体格に最適化された構造です。
この三種のクインケを状況に応じて使い分ける器用さも、什造の強さを支える要素となっています。
ランキング理由
ナイフ1本で喰種3体を200以上のパーツに解体する異常な戦闘センスは、人間の域を完全に超越しています。
瀕死状態とはいえSレート喰種ヤモリをあっさりと仕留め、人工喰種の安久姉妹を腹部負傷状態でありながら圧倒するなど、序盤から規格外の実力を見せつけていました。
人間オークション制圧作戦では因縁の相手であるビッグマダムを自ら駆逐し、流島攻略作戦では二番隊隊長としてクロナとの交戦でアラタJOKERを着用して勝利を収めています。
梟討伐作戦では芳村に左足を斬り落とされるという重傷を負いましたが、義足にサソリを収納する戦術に転換する柔軟な機転も見せました。
ファンの間では「SS+とSSSの間くらいの実力」と評されることが多く、SSレート喰種なら単独撃退が可能な一方、SSSレート喰種には単独では厳しいという見方が一般的です。
有馬貴将には及ばないものの、有馬亡き後のCCGにおいて「死神」の称号を受け継ぐにふさわしい、人間離れした戦闘力の持ち主です。
第5位 芳村(芳村功善)
私は自覚する、私は「悪」だ
……君達も
さあ殺しに来なさい
私もそうしよう芳村 功善 pic.twitter.com/EZg9ozxDQN
— 東京喰種 名言 (@ningen_4kaku) August 28, 2016
あんていく店長にしてSSSレート同等の実力を持つ赫者「不殺の梟」です。
圧倒的な力を持ちながらも人間との共存を願い続けた悲劇的な存在として、物語の核心を担う人物となっています。
性格・背景
温厚で物腰が柔らかく、笑顔が印象的な人物ですが、冷静かつ冷酷な一面も持ち合わせています。
若き日には謎の組織「V」にスカウトされ、掃除屋(殺し屋)として人間・喰種を見境なく喰らっていました。
共喰いを重ねることで赫者へと進化し、当時から規格外の戦闘力を誇っていたとされています。
やがてコーヒーショップで働く人間の女性・憂那と出会い恋に落ちますが、憂那がVの正体を探るジャーナリストであったことが発覚し、組織の命令により自らの手で最愛の妻を殺害するという壮絶な過去を背負っています。
娘のエトは24区の知人ノロイ(後のノロ)に預け、「多くの愛がこの子を支えてくれますように」という願いを込めて送り出しました。
その後、20区で喫茶店あんていくを開店し、自殺者の遺体を集めて人間を殺さない喰種たちに食料として提供するなど、共存の道を模索し続けました。
娘エトの身代わりとして自ら「隻眼の梟」を名乗り、CCGの捜査を一身に引き受けることで娘を守ろうとした献身的な父親でもあります。
能力・戦闘スタイル
羽赫の赫者で、赫者化すると巨大な梟のような姿に変貌します。
赫包を6〜8個持つとされ、ショットガン状の散弾による中距離攻撃、両肩の赫子を用いた接近戦でのブレード攻撃、ランス状の突き攻撃など、遠距離・近接の両方に隙のない多彩な戦闘スタイルを展開します。
甲赫に似た装甲的特性も併せ持ち、Sレート級クインケの攻撃にも耐えられる強度を備えています。
最大の特筆点は、赫者化しても意識を完全にコントロールできる数少ない存在であるという点です。
多くの赫者が理性を失う中、芳村は赫者状態でも冷静な判断力を維持したまま戦闘を行うことができました。
ただし「不殺」の信条を貫いていたため、本来の全力を発揮する場面は限られていたとされています。
ランキング理由
あんていく掃討作戦では古間・入見のわずか2名を従えてCCGの大部隊と対峙し、後に「CCGの死神」と呼ばれることになる鈴屋什造の左足を斬り落とし、黒磐巌の左腕を奪い、複数の特等捜査官を同時に相手にしても圧倒するという凄まじい戦闘力を見せました。
最終的に法寺のクインケ「赤舌(チーシャ)」の一撃で戦闘不能に陥りましたが、多勢に無勢の状況であの戦果はSSSレートの名に恥じない実力です。
戦闘不能になった直後、本物の隻眼の梟であるエトが現れて芳村を回収し、嘉納の研究施設で赫包ドナーとして囚われる結末を迎えています。
「不殺」を貫いていた以上、全力を出した場面はほとんどなく、本気の戦闘力はさらに上だった可能性が高いと考えられます。
金木に「人間と喰種の仲介役になってほしい」と託した思いは、物語の根幹を形作る重要な意志として受け継がれていきました。
第4位 芳村愛支(エト)
高槻 泉 | 芳村 愛支
linda. pic.twitter.com/QBlq0kVzIK— Felipe Damasco (@ofedamasco) January 18, 2023
アオギリの樹の真の創設者にしてSSSレート喰種「隻眼の梟」。
表の顔は50万部超のベストセラー『拝啓カフカ』を世に送り出した人気小説家・高槻泉として活動していた、戦闘力・知性・カリスマ性の三拍子を兼ね備えた存在です。
性格・背景
父は喰種・芳村功善、母は人間・憂那という天然の半喰種(人間と喰種のハーフ)で、身長151cm・体重44kgの小柄な女性です。
右目だけが赫眼となる隻眼の喰種であり、CCGの検査ゲートに反応せず人間の食事も摂取できるという特異な体質を持っています。
赤ん坊の頃に父からノロイ(後のノロ)に預けられ、親の顔を知らぬまま24区で過酷な幼少期を過ごしました。
この経験から世界を憎むようになり、14歳の頃には各地のCCG捜査局を襲撃して多数の喰種捜査官を殺害しています。
その後、CCG捜査官にして「半人間」である有馬貴将と出会い、「歪んだ世界を滅茶苦茶に直したい」という共通の信念のもとアオギリの樹を創設しました。
「隻眼の王」計画を推進する策略家であると同時に、最終作「王のビレイグ」で自らが喰種であることを公表して和修家への疑心を社会全体に煽るなど、物語の裏で常に暗躍する黒幕的存在でもありました。
能力・戦闘スタイル
羽赫の完全赫者で、赫者化すると四足歩行の巨大な梟のような姿に変貌し、全身が赫子の鎧に覆われた怪獣的な容姿となります。
通常の羽赫は肩から気体状に出現する短期戦向きの赫子ですが、エトの場合は赫子を固形化させて自由自在に操ることが可能で、触手のように変形・増殖させて対象を貫いたり拘束したりと多彩な応用を行います。
ショットガン状の散弾攻撃から甲赫に似た装甲的特性まで幅広い展開が可能です。
赫者化しても理性と高い知能を維持できるのがエトの最大の強みであり、非常に優れた洞察眼で他者の心理を読みながら戦闘と心理戦を同時に仕掛けることができます。
さらにエトの赫子(骨)には、身体に植え込むか食べさせることで喰種の赫子の力と再生力を飛躍的に向上させる特殊能力がありますが、命の代償を伴うとされています。
育ての親ノロイも、この施術を受けた結果として驚異的な再生力を獲得したと考えられています。
ランキング理由
14歳の時点でCCG捜査官を多数殺害した戦闘経験の豊富さに加え、梟掃討戦では巨大な怪物のような姿で突如出現して捜査官たちを一掃し、篠原幸紀を意識不明の重体に追い込み、鈴屋什造の左足を斬り落とすなど甚大な被害を与えました。
全身を撃ち抜かれても笑みを浮かべるほどの異常な再生力を持ち、黒磐巌に赫包への致命傷を受けてもなお延命するほどの生命力を見せています。
月山討伐戦では佐々木琲世を体力的にも精神的にも追い詰めましたが、覚醒した琲世(闇カネキ)によって体を真っ二つに裂かれ敗北を喫しました。
また旧多二福との戦闘では、リゼの赫子を移植された旧多に赫者状態で一方的に蹂躙されるという屈辱的な敗北も経験しています。
物語終盤ではドナート・ポルポラに操られた状態で再登場し、Vの芥子に一撃を浴びせてCCGと喰種側に勝利をもたらす一因を作りました。
SSSレート喰種の中でも最強クラスの実力者ですが、金木・有馬・旧多の三者には及ばなかったことからこの順位としています。
第3位 旧多二福(和修旧多宗太)
物語のラスボスにして黒幕。
CCG、V、ピエロ、アオギリの樹と複数の組織を同時に操り暗躍した稀代の策略家であり、金木研の鉄骨落下事故を引き起こした物語の元凶そのものです。
性格・背景
白日庭出身の半人間で有馬貴将と同じ出自を持ち、本名は和修旧多宗太です。
CCG総議長・和修常吉の息子であり、前局長・和修吉時の異母兄弟にあたりますが、分家出身であるため「父を父と呼べない」という屈折した境遇に置かれていました。
嘉納教授による手術で神代利世の赫包を移植されたことで、先天的半人間かつ後天的半喰種という作中唯一の複合的な存在となっています。
表面上は無能な一等捜査官を装い、飄々とした態度で軽口を叩きながらも、その裏では冷酷かつ残虐な本性を隠し持っていました。
幼少期にVの「子産み」として育てられていたリゼに惹かれ、彼女の脱出を手助けしたにもかかわらず、後に鉄骨を落として襲撃するという矛盾した行動を取っています。
流島編では父・常吉をはじめとする和修一族を皆殺しにしてCCG新局長の座を簒奪し、新部隊オッガイを率いて喰種壊滅作戦を推進しました。
しかし真の願望は「普通に生きたかった」というものであり、短命の半人間として自由を奪われた悲劇的な存在でもあります。
能力・戦闘スタイル
リゼの赫包による鱗赫を操り、金木と同様の異常な再生能力と攻撃力を誇ります。
その戦闘力はSSレート以上とされており、有馬貴将からも幼少期の段階で剣術の「筋の良さ」を認められていました。
半人間由来の高い身体能力と動体視力を備え、瀕死状態のヤモリを単独で仕留めるなど、素の戦闘能力も極めて高い水準にあります。
赫者化すると真紅で単眼の悪魔のような姿に変貌し、腰から極太の赫子が発現して膂力が大幅に増加します。
共食いを繰り返した稀な変異種としての赫者化能力は、半人間と半喰種の二重の力を結合させたものであり、この形態では喰種本来の力をより強大に行使することが可能です。
戦闘スタイルの最大の特徴は、型にはまらない変幻自在さにあります。
クインケ「ツナギ〈custom〉」やキジマの形見のクインケ、赫子、さらには敵の武器まで利用可能なあらゆる手段を活用します。
月山家殲滅戦では味方を盾にしながら冷酷に敵を処理し、目撃した同僚捜査官すら口封じで抹殺するなど、手段を選ばない非情さも戦闘における強みとなっていました。
ランキング理由
Sレート以上の松前を単騎であっさり駆逐し、さらに赫者状態のエト(SSSレート)を一方的に蹂躙するという衝撃的な戦果は作中屈指のインパクトでした。
エトが両足を失いながらその赫子がリゼのものかと問いかけた場面は、旧多の隠された実力が明らかになった瞬間として多くのファンに衝撃を与えています。
戦闘力だけでなく、V・CCG・ピエロの複数組織に同時に属しながら情報操作と策略を駆使した知能面も圧倒的です。
CCG内部からの情報収集、嘉納との共謀、和修家の秘密を利用した権力掌握と、あらゆる手段を用いて自らの目的を遂行しました。
最終決戦では金木研と赫子で激突し当初は優勢に戦いを進めましたが、竜から復活した金木の想定外の力と自身の身体的限界(半人間としての短命と度重なる人体改造の負担)が重なり敗北しています。
最期にリゼとの穏やかな家庭生活という叶わぬ夢を思い浮かべながら逝った姿は、ラスボスでありながら深い悲哀を感じさせるものでした。
戦闘力と知略の両面で作中屈指の実力者であり、金木・有馬に次ぐ第3位としました。
第2位 有馬貴将
「CCGの死神」の異名を持ち、18年間の捜査官人生で一度も敗北したことがなかった作中最強クラスの戦闘者です。
その正体は和修家が管理する教育施設「白日庭」出身の半人間であり、アオギリの樹の実質的リーダー「隻眼の王」でもありました。
性格・背景
人間と喰種の間に生まれた半人間で、赫子や赫眼は持たないものの、人間を遥かに凌駕する身体能力を授かっています。
その代償として急速な老化と極端に短い寿命という宿命を背負っており、32歳の時点で既に緑内障を患い、右目は失明、左目も機能低下が進行していたとされています。
16歳で三等捜査官に就任して以来、CCG史上最強の捜査官として君臨し続けました。
喰種の中には有馬を見ただけで気絶する者がいるほどの恐怖の象徴です。
しかし本人は喰種を殺し続ける人生に絶望を抱いていたとされ、エトとの出会いを経て「世界を変える」という彼女の言葉に感銘を受け、アオギリの樹の設立に関わりました。
自分を超える存在として金木研を見出し、佐々木琲世として教育する中で645回もの「殺す機会」をあえて与え続けていたことが後に明かされています。
能力・戦闘スタイル
左右の手で別々のクインケを自在に操り、使い捨てながら瞬時に切り替える独自の戦闘スタイルを持ちます。
個人戦だけでなく集団戦にも長け、戦闘中に部下へ的確な指示を出せる冷静な判断力を兼ね備えています。
主な装備は以下の通りです。
- ユキムラ1/3(甲赫・B):高校生時代から愛用するサーベル型。
後に佐々木琲世や平子にも受け継がれました。 - IXA(甲赫・S+):ランスとシールドの変形機構を搭載した攻防一体のクインケで、遠隔操作も可能です。
有馬はこのクインケの代わりに傘を武器として使ったこともあるとされています。 - ナルカミ(羽赫・S+):雷のようなRc細胞を放出する電磁投射砲型で、遠距離狙撃と近接剣形態を切り替えられます。
四方蓮示の姉・霧島ヒカリがベースとされています。 - フクロウ(羽赫・SSS):芳村の右腕から作製された大剣型で、クインケの中でも最高レートを誇ります。
半人間由来の人間離れした速度・反射神経・剣技の正確さは、最速クラスの喰種でさえ反応できないほどの水準にあります。
新人時代から30体の喰種を一人で無双し、10年前の対梟戦では特等のクインケを使い捨てる戦法でSSSレートの隻眼の梟に致命傷を与え、半ば単独で撃退しています。
ランキング理由
16歳で四方の姉・霧島ヒカリを討伐、17歳でヤモリに深手を負わせ、19歳でSSS級の隻眼の梟を撃退して二階級特進し、最年少で准特等捜査官に昇進しています。
金木研との初戦(無印14巻)では、IXAで後頭部から左目を串刺しにして圧勝するなど、戦績は文句なしの最強クラスです。
戦闘中に部下の平子の訓練を行う余裕すら見せるほどの実力差がありました。
:reではコクリアにて金木と再戦し、SSSレートのフクロウを投入するも最終的に破壊され、「18年間で打つ手がなくなったのは初めて」と認めています。
その後、自らの首を切り、「やっと何か残せた気がする」と言い残して命を絶ちました。
しかしこの時点で既に半人間の急速な老化により、全盛期(10代後半〜20代前半)比で身体能力が大幅に低下していた可能性が指摘されています。
片目が見えない状態でありながらなお金木と渡り合ったことを考えると、全盛期の有馬の戦闘力は作中最強であった可能性も十分にあります。
最終的に敗北した事実を踏まえ第2位としましたが、潜在能力では1位の金木にも匹敵する存在です。
第1位 金木研
『東京喰種トーキョーグール』の主人公にして、物語を通じて最も多くの進化を遂げた作中最強の存在です。
内気な読書好きの大学生から、人間と喰種の双方を救う「隻眼の王」へと成長した壮大な物語の中心人物です。
性格・背景
上井大学の文学部に通う読書好きの青年で、好きな作家は高槻泉(エトのペンネーム)でした。
神代利世の赫包を移植されたことで半喰種となり、人間と喰種の狭間で苦悩し続けました。
ヤモリの執拗な拷問によってRC細胞管の侵食が進行し、精神が崩壊しかけた極限状態の中で内なるリゼを喰らい、喰種としての凶暴性を受け入れることで「白カネキ」として覚醒しています。
覚醒後は髪が白く変色し、爪も赤黒く変わり、負の感情が高まる際にヤモリの癖を模倣して指の骨をクラッキングする動作が特徴的です。
その後、佐々木琲世としてCCGに籍を置き記憶を失った状態で捜査官として生活しますが、エトとの対峙をきっかけに本来の人格が再浮上しました。
闇カネキ(黒い死神)として暗躍し、最終的に有馬貴将から「隻眼の王」の称号を継承しています。
霧嶋董香と結婚し一児の父となった後も、人間と喰種の共存という困難な理想のために戦い続けました。
能力・戦闘スタイル
リゼの赫包による鱗赫を操り、触手状の赫子は攻防両面に優れた万能型です。
段階的な進化の過程は以下の通りです。
- 黒カネキ:半喰種化直後の初期段階。
赫子の扱いは未熟ながらも、喰種としての基礎的な戦闘力を獲得しています。 - 白カネキ:ヤモリの拷問による覚醒後の形態。
4本の赫子による手数と、拷問の中で習得した格闘技を組み合わせた戦闘スタイルが特徴で、ヤモリを圧倒しました。
アヤト戦では相手の骨を103本折るという壮絶な半殺しを見せています。 - ムカデ(半赫者):共食いの結果として発現したムカデ形状の赫子を持つ半赫者形態です。
羽赫の弾丸すら容易に回避する機動性を備えますが、精神状態が不安定化し敵味方の区別がつかなくなる危険性がありました。 - 佐々木琲世(SSレート):記憶を失い、CCGの捜査官として有馬の下で高度な戦闘技術を体得した形態です。
暴走時にはSSレート喰種「ハイセ」として駆逐対象となる危険性を孕んでいました。 - 闇カネキ(SSSレート級):本来の人格が復活し、全ての経験と技術を統合した形態です。
- 竜カネキ:オッガイ(リゼの赫包を移植された人工喰種部隊)を極限状態で捕食した結果、RC細胞が一個体の許容量を遥かに超えて爆発的に増殖し、東京の街を物理的に浸食する巨大な異形へと変貌しました。
- 最終形態:竜から救出された後に到達した完成形態です。
背中から翼のように展開される白く洗練された赫子が特徴で、十字架や剣を思わせる鋭い武器を自在に形成できます。
過酷な経験によって磨かれた「技」と、竜化という奇跡的な現象によって得られた「体」が完璧に噛み合った結果、赫子の形状を自由自在に変化させる高い汎用性を実現しています。
リゼの赫包による驚異的な再生力と、有馬の下で体得した高度な戦闘技術の融合が最大の強みです。
さらに、カネキの高い知性がRC細胞の柔軟な運用に直結しており、敵の攻撃に反応して防御壁を形成したり、エネルギーを一点に集中させることで極限の貫通力と切断力を発揮することも可能です。
ランキング理由
覚醒後にヤモリを4本の赫子で圧倒し捕食、闇カネキとしてSSSレートのエトの下半身を吹き飛ばし、18年間無敗の有馬貴将にフクロウ(SSS)を破壊され「打つ手がない」と言わしめた戦績は作中最強の名に相応しいものです。
コクリアでの有馬との最終決戦では、有馬が自ら645回の「殺す機会」を与え続けた末の対決であり、作中で唯一CCGの死神を超えた存在として「隻眼の王」の称号を受け継ぎました。
竜化では東京の街を物理的に浸食し自衛隊でも対処不能な災害レベルの破壊力を発揮しています。
これは度重なる激戦と過度な赫子の使用によって細胞レベルで限界を迎えていた肉体が、オッガイという高純度RC細胞の供給源を捕食したことで暴走した結果です。
竜から復活した最終形態では旧多二福の赫者を撃破し、竜として覚醒した神代利世をも打ち倒しています。
作中で有馬、エト、旧多二福といったあらゆる最強格に勝利した唯一の存在であり、文句なしの第1位です。
物語の最後には死ぬことなく生き残り、娘の一花と共に穏やかな日常を手にしました。
人間と喰種の境界を越えて生まれた一花は、まさに金木が戦い続けた「共存」の象徴といえます。
まとめ
SSランクに君臨した金木研・有馬貴将・旧多二福の3名は、いずれも人間と喰種の境界に立つ存在でした。
半喰種として何度も進化を遂げた金木、半人間として最強の捜査官に上り詰めた有馬、そして両方の血を引きながら世界を裏から操った旧多。
三者に共通するのは「普通の人間として生きられなかった」という宿命であり、その苦悩と覚悟が彼らを最強たらしめたのかもしれません。
Sランクのエト・芳村・鈴屋什造・滝澤政道は、いずれも壮絶な過去を背負いながら圧倒的な戦闘力を発揮したキャラクターたちです。
特に芳村親子の「力を持ちながら共存を願った」姿勢と、鈴屋の「痛みを知らない少年が人間性を獲得していく」成長譚は、『東京喰種』という作品の核心を体現しています。
本ランキングは戦闘実績・能力・作中評価を総合的に判断したものですが、「もし全盛期同士で戦ったら」「本気を出していたら」と想像する余地があるのも強さランキングの醍醐味です。
『東京喰種トーキョーグール』は、強さだけでなく、それぞれのキャラクターが抱える「生きる意味」への問いかけが深く刻まれた作品です。
ぜひもう一度原作を読み返して、お気に入りのキャラクターの活躍を確かめてみてください。