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TCM(テンコマンドメンツ)
鍛冶屋ガレインが初代レイヴマスター・シバの為に作った剣。
世界に2つだけしかない特殊な金属を使い、剣を鍛えては溶かし、 そして新しい剣にしては鍛えるという作業を10回繰り返し完成させた剣である。
魔力を保有しておらず、一切の魔力を必要としないがこの剣を振るとなれば それなりの筋力と体力を必要とする。
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第1の剣 「鉄の剣 アイゼンメテオール」
テンコマンドメンツの通常形態。
普段は、この形態でハルは持ち歩いており、 魔力が一切かかっていない純粋な鉄の剣であるため魔導士との戦いの際、魔法では物理的な攻撃を直接防御できないため最も威力を発揮する。
かなり重たいため剣を扱うには相当な力が必要となる。 この形態が通常形態であるため、レイヴの使用者でないものでもこの形態なら扱うことができる。
50年間戦い続けなければ摩耗しないといわれるほどの硬度と耐久力を持っているため、 レイヴェルトになった後は、主に防御で使用されている。 |
第2の剣 「爆発の剣 エクスプロージョン」
剣といわれているが斬ることはできない。
そのため、爆発をさせてダメージを与える。
ハル自身最も好んで使用している剣ではあるが使用者にも衝撃が来てしまうので、 何回も使用できるわけではない。
物語の後半あたりからは、この剣単体だけではなく他の剣との連携技で使われていた。 ちなみに、この剣は基本形の一つであるためレイヴ無しでも使用することが可能である。
必殺技 爆煙(スクリーンボム):壁などを爆発させ、煙を発生させて奇襲を仕掛けるために相手の目をくらませる技。 爆撃星(メテオラ):空から落下しながらエクスプロージョンで攻撃をする技。
特攻爆弾(とっこうばくだん):敵対者にものすごい勢いで突っ込んでいき攻撃する技。 爆撃乱舞(ばくげきらんぶ):特攻爆弾のものすごい版。
連携技 二重の大爆破(デュアルエクスプロージョン):ブルー=クリムゾンとの連携技で二刀流で爆発を放っていく技。 爆龍の十二翼(ばくりゅうのつばさ)/シルファードライブ:シルファリオンとの連携技。高速で爆撃を放っていく技。
ちなみに、ブルー=クリムゾンとの連携と間違えやすいということで技名を変更したという。 |
第3の剣 「音速の剣 シルファリオン」
スピードに特化した非常に軽い剣。
使用者の体重までも0kgにしてしまう為、攻撃の威力は非常に小さくなってしまう。
スピードを活かし「エクスプロージョン」との連携技をすることにより、 軽いという弱点を補うことを可能とした。
この剣は、使用者自身も高速にできるため移動手段として使用することもある。 しかし、そよ風程度の衝撃でも簡単に吹き飛ばされてしまう。 |
第4の剣 「封印の剣 ルーンセイブ」
物質以外の物を斬ることができる剣で、魔法防御に主に使用される。
「魔法」、「魔力」、「心」なども封印することができる。
物体を斬ることはできないが、実体のない魔力や心、特殊能力を封印することも可能である。 しかし、完全なる魔法と呼ばれるものは封印することができない。
連携技 ルーンフォース:メル・フォースとの連携技で、
水などの物質を切り裂いた上にその空間を固定することができたり、 限りはあるが活動域を確保することも可能である。 |
第5の剣 「双竜の剣 ブルー=クリムゾン」
テンコマンドメンツの中で唯一の双剣である。
炎と氷の2つの属性を持っており、2つの属性を組み合わせることで多彩な攻撃を可能とした。
また、炎と冷気の扱い方次第で遠隔攻撃、ブルーをエクスプロージョンに変え爆発と炎熱の連携で攻撃することも可能である。 ハル自身両利きではなかったので完璧にこの剣を使いこなすことは不可能であったが、 ライバルである『ルシア』はこの剣を使いこなし、『ハードナー』率いるブルガーディアンズの戦闘員をかなり殺害している。
必殺技 ファイアサンド、アイスサンド:ブルー=クリムゾンを応用した技であり、火炎と冷気の斬撃を飛ばすことのできる技。 |
第6の剣 「真空の剣 メル・フォース」
剣から突風を発生させ、相手を吹き飛ばしたり自分を飛ばすことができる。
また、真空波で水などの液体も引き裂くことが可能である。 衝撃波を放つことができるが、攻撃力はほとんど無いらしい。
ただし、この剣を極めることで地割れを起こすほどの攻撃力を発揮することも可能であり。 風圧で相手の動きを止めることも可能である。
ちなみに、メル・フォースの「メル」はハリウッド俳優の『メル・ギブソン』から命名されたという。 |
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第7の剣 「重力の剣 グラビティ・コア」
シルファリオンとは真逆の性質を持っている剣。
非常に重くそれ相応の攻撃力を誇っている。単純な攻撃ならテンコマンドメンツの中で最強である。
万有引力を狂わせ重力を強くする能力を持つが、剣の重力の落下速度以外は干渉することができない。 ハルは、剣の重さに身を任せ海の中を高速落下するというかなりトリッキーな技を使っている。 |
第8の剣 「太陽の剣 ミリオンサンズ」
テンコマンドメンツの中で、唯一この剣逆手で使用する。
光属性を持っていて、ダークブリングのマスターは闇属性であることが多いために対してかなり有効な攻撃が可能である。
太陽のような強い光を放つことが可能な為目くらましで逃走手段としても用いられている。
物語の中で登場するのが遅かったことや『ルシア』が一度も使っていないため使用頻度がかなり低かった剣でもあります。 (闇の力を使うルシアがこの光属性の剣を使うことができるかは不明である) |
第9の剣 「羅刹の剣 サクリファー」
この剣は、使用者の右腕を侵食していく性質を持っている。
また、使用者の感情を犠牲にしその報酬として高い戦闘力を得ることができる。 ある程度までは剣自身を制御することは可能であるが、
使用時間や剣と使用者の適性が完全に一致しないと制御が不可能となり殺戮を続けていき、 最終的に命までも奪ってしまう。
ハルは、この剣を制御することができずに体を侵食されてしまい侵食された後遺症で一時的ではあるが剣を握れなくなってしまう。 『シバ』のテンコマンドメンツを使用することのハルの能力はここで限界を迎えてしまう。
ハルは、仲間であるプルーさえも殺そうとしたため、この剣を二度と使わないことを誓う。 ちなみにこの剣は、『ルシア』でさえも長時間の制御は不可能だと思われている。 |
ハルの第10の剣 「世界の剣 聖剣レイヴェルト」
ハルが使うべき第10の剣が存在しないことを知った『ムジカ』がハルのために命を懸けてハル専用に鍛えられた剣である。
この剣ができて以降、通常形態が『アイゼンメテオール』から『レイヴェルト』に変化することになる。
テンコマンドメンツとは、別物の剣であるがレイヴが記憶している第2~第9剣は今までと変わらずに使用することができる。 ラストバトルでは、この第10の剣を使用することがかなり多かった。
また、ジェロの呪いから解き放ったことから邪悪な魔力を破る力があることが判明している。
この剣は、レイヴと同じような能力を持っているため、 剣から発生する光でダークブリングを破壊できる能力があり、 全身にダークブリングを埋め込んでいた『漆黒のアスラ』の完全消滅を可能とした。
これまでの剣のなかでは、性能は他のどれよりも強く最強だとされている。
ハルは、『ムジカ』が作ってくれたこの剣に非常に愛着を持っており、 剣を受け取った際は頬ずりをしたり、自らのエリーとの結婚式で花を結んで飾っていた。 |
ルシアの第10の剣 「ダークエミリア」
ルシアの使っているネオ・デカログスの第10の剣。
光を破るという『レイヴェルト』とは、反対の性質を持った最強の剣である。
ちなみに、『エミリア』とはルシアの母親の名前である。 作中では、数ページで破壊されてしまう。
そのため、能力は不明なところが多い。 |
旧第10の剣 「星の剣 聖剣スターレイヴァー」
初代レイヴマスター『シバ』が使用していたテンコマンドメンツ第10の剣。
ハルは、使用することができなかったため本編には登場することはなかった。
十字のレイヴを巨大化させたような形をしている。 |
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