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鋼の錬金術師

【鋼の錬金術師】ラスト(色欲)の能力と最期!マスタングとの名勝負を徹底解説

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『鋼の錬金術師』に登場するホムンクルスの中で、最も美しく、最も知的な存在がラストです。
「色欲」の名を持つ彼女は、その美貌と「最強の矛」と呼ばれる攻撃力で、物語序盤から圧倒的な存在感を放っていました。

そしてラストといえば、ロイ・マスタング大佐との壮絶な死闘。
人間側が初めてホムンクルスを撃破したあの名場面は、多くのファンの記憶に刻まれています。

この記事では、ラストの能力や性格、そしてマスタングとの戦いから最期まで徹底解説します。

※この記事には『鋼の錬金術師』のネタバレが含まれます。

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ラストの基本プロフィール

ラストは、お父様によって2番目に創造されたホムンクルスです。
七つの大罪の「色欲(Lust)」を象徴する存在として生み出されました。

 

外見的特徴

ラストは、ホムンクルスの中で唯一の純粋な女性型であり、その美貌は作中でも随一です。

  • 身長:170cm(ハイヒール含む)
  • :ウェーブのかかった長い黒髪(左目を覆う)
  • 服装:胸元が大きく開いた黒いドレス
  • 体型:抜群のプロポーション
  • ウロボロスの紋章:胸元(鎖骨の間)に刻まれている

その艶やかな姿は「色欲」の名にふさわしく、作中でも多くの男性キャラクターを魅了していました。

 

声優

アニメでは以下の声優がラストを演じています。

  • 2009年版(FULLMETAL ALCHEMIST):井上喜久子
  • 2003年版:佐藤ゆうこ

 

ラストの能力「最強の矛」

ラストが持つ固有能力は、「最強の矛」と呼ばれる攻撃手段です。

 

指先を鋭利な刃に変える

ラストの最大の武器は、指先を自在に伸縮させ、鋭利な刃に変える能力です。

  • 超高速で指先を伸縮させることができる
  • 石や鉄、コンクリートなどあらゆるものを貫通・切断可能
  • アルフォンスの鎧さえ貫く威力
  • 作中でこの攻撃を完璧に防いだキャラクターはいない

その殺傷能力は作中随一であり、「最強の矛」の異名は伊達ではありません。

 

防御力の低さという弱点

しかし、ラストには明確な弱点があります。

  • 防御力や回避能力はさほど高くない
  • 攻撃に特化しているため、反撃を受けるとダメージを負いやすい
  • 油断から致命傷を受けることもあった

『鋼の錬金術師』強さランキングでは第10位に位置づけられていますが、この弱点がなければより上位だったかもしれません。
攻撃力は一級品でも、総合的な戦闘力では他のホムンクルスに劣る面がありました。

 

ラストの性格とホムンクルス陣営での役割

ラストは、美貌だけでなく知性も兼ね備えたホムンクルスでした。

 

冷静沈着な知性派

ラストの性格的特徴は以下の通りです。

  • 冷静沈着で感情的になることが少ない
  • 謀略を得意とし、戦略的に行動できる
  • 人を動かす術に長けている
  • 人間を見下しながらも、意外に誇り高い一面がある

他のホムンクルスが感情的になりがちな中、ラストは常に冷静さを保ち、状況を分析していました。

 

ホムンクルス陣営の「ブレイン」

ラストはホムンクルス陣営において、単なる戦闘員ではありませんでした。

  • 作戦立案から遂行まで一人でこなす能力
  • ホムンクルス陣営のブレイン役
  • 精神的支柱としての存在感

彼女が真っ先に退場してしまったことが、後のホムンクルス陣営の敗因につながったとも考えられています。

 

「ソラリス」としての潜入活動

ラストは「ソラリス」という偽名を使い、人間社会への潜入活動も行っていました。

マスタング大佐の部下であるジャン・ハボック少尉と交際し、情報を引き出そうとしましたが、仕事とプライベートを分けるタイプだったハボックからは有益な情報を得られませんでした。

 

グラトニーとの関係

ラストにとって、グラトニーは特別なパートナーでした。

 

母のように慕われる存在

グラトニーはラストを母親のように慕い、常に彼女と行動を共にしていました。

  • グラトニーはラストの指示に忠実に従った
  • ラストはグラトニーの「導き手」としての役割を担っていた
  • 冷静なラストと無邪気なグラトニーという対照的なコンビ

知能が幼児程度のグラトニーにとって、ラストは「頼れる存在」だったのです。

 

ラストの死後のグラトニー

ラストがマスタングに倒された後、グラトニーは激しい怒りと悲しみに囚われます。

慕っていた「母」を失った悲しみは深く、マスタングへの憎悪となって表れました。
ラストの存在が、グラトニーにとっていかに大きかったかがわかるエピソードです。

 

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マスタングとの壮絶な死闘

ラストの最期を語る上で、ロイ・マスタング大佐との戦いは避けて通れません。

 

第三研究所での対決

ラストとマスタングの決戦の舞台は、セントラルの第三研究所深部でした。

ラストはハボックを利用して情報を得ようとしましたが失敗。
その直後、マスタングらと対峙することになります。

 

ラストの猛攻

戦闘開始直後、ラストは「最強の矛」でマスタング陣営を圧倒します。

  • ハボック少尉に重傷を負わせる
  • バリー・ザ・チョッパーをバラバラに切り裂く
  • マスタング自身も一度は重傷を負わされる

ホムンクルスの再生能力と「最強の矛」の攻撃力により、ラストは圧倒的優位に立っていました。

 

マスタングの決死の反撃

しかし、マスタングは諦めませんでした。

ホムンクルスが賢者の石を核として持ち、それを消費すれば消滅することを見抜いたマスタング。自らの傷を焔の錬金術で焼いて止血するという荒業を見せ、ラストに反撃を開始します。

焔の錬金術師」の異名を持つマスタングは、圧倒的な火力でラストを何度も焼き殺し続けました。

 

賢者の石が尽きるまで

ラストは何度焼かれても再生しましたが、そのたびに賢者の石を消費していきます。

マスタングの執念の攻撃の前に、ついにラストの賢者の石は枯渇。再生能力を失ったラストは、消滅を迎えることになります。

 

ラストの最期と名言

色欲の美貌からかけ離れた最期

マスタングの焔に焼かれ続けたラストの最期の姿は、肉が焦げ、骨が露出するという凄惨なものでした。

「色欲」を象徴する美貌からはかけ離れた姿。
それでもラストは最後まで気品を失いませんでした。

 

マスタングへの敬意

消滅の間際、ラストはマスタングに対して意外な言葉を残します。

彼女はマスタングの誇り高さに対し、恋心とも取れる敬意を示しました。
人間を見下していたはずのラストが、一人の人間に敬意を抱いたのです。

 

予言のような最期の言葉

そしてラストは、マスタングの運命を予言するかのような言葉を残して消滅します。

この言葉は後に見事に的中することになり、ラストの知性と洞察力の高さを示すエピソードとなりました。

 

ラストの魅力と考察

人間への複雑な感情

ラストは人間を見下しながらも、どこかで人間に対する複雑な感情を抱いていたようです。

「色欲」とは、相手への興味、愛情、憐みなど、さまざまな感情が絡み合って生まれるもの。
ラストは色欲を司るがゆえに、人間の感情を誰よりも理解していたのかもしれません。

 

人間への憧れ

本能に翻弄されながらも、理性でそれをコントロールし、強固な意志で事を成し遂げようとする人間の姿。
ラストはそこに憧れと羨ましさを感じていたという説もあります。

マスタングへの敬意は、まさにその表れだったのではないでしょうか。

 

作者お気に入りキャラ

作者の荒川弘先生は、ラストをお気に入りのキャラクターの一人として挙げています。

「退場させるのが少し早すぎた」とコメントしており、もっと活躍させたかったという意図がうかがえます。

 

人間側初のホムンクルス撃破

ラストとマスタングの戦いは、作中で初めて人間側がホムンクルスに勝利した歴史的なシーンです。

それまで「不死身」と思われていたホムンクルスを、人間の力で倒せることを証明したこの戦いは、物語のターニングポイントとなりました。

 

1期と2期の違い

アニメ『鋼の錬金術師』の1期(2003年版)と2期(2009年版)では、ラストの描かれ方が異なります。

 

2期(FULLMETAL ALCHEMIST):原作準拠

2009年版は原作準拠のため、本記事で解説してきた「冷徹なホムンクルス」として描かれています。

  • マスタングとの戦闘で消滅
  • 最後まで誇り高いホムンクルスとして散る

 

1期(アニメオリジナル):人間になりたい願望

2003年版はアニメオリジナル展開のため、ラストの設定が大きく異なります。

  • スカーの兄の恋人をベースにしたホムンクルス
  • 「人間になりたい」という願望を抱く
  • ホムンクルスである自分に葛藤する
  • 利害の一致からエドとアルと共闘することもあった
  • 最終的にはホムンクルスのラース(1期オリジナル設定)に倒される

1期と2期ではキャラクターの根幹が異なるため、両方を視聴する際は注意が必要です。

 

まとめ

ラストは、『鋼の錬金術師』において圧倒的な存在感を放ったホムンクルスです。

「最強の矛」という攻撃力、冷静沈着な知性、そしてホムンクルス陣営のブレイン役としての役割。
彼女の早すぎる退場は、物語に大きな影響を与えました。

そして何より、マスタングとの壮絶な死闘は、人間側初のホムンクルス撃破という歴史的瞬間として語り継がれています。
最後まで誇りを失わず、敵であるマスタングにさえ敬意を示したラスト。
その姿は、敵キャラながら多くのファンの心に残る名シーンとなりました。

 

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