「ロシアの死神」の異名を持つキックボクサー、イワン・カラエフ。
『ケンガンアシュラ』第2話で十鬼蛇王馬に挑んだ刺客として登場した彼は、敗北後も物語に関わり続け、さらには別作品『ダンベル何キロ持てる?』との繋がりも持つ、世界観を広げる重要なキャラクターです。
本記事では、イワン・カラエフのプロフィール、能力、作中での活躍、そしてクロスオーバー要素について徹底解説します。
※この記事は『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』『ダンベル何キロ持てる?』のネタバレを含みます。
イワン・カラエフのプロフィール
本日放送の「ケンガンアシュラ」2話で登場するロシアのキックボクサー、イワン・カラエフ。
彼は「ダンベル何キロ持てる」に出てくるジーナの叔父です。
二つの世界は繋がってるので小津先生や奏流院(姉)も出ます。
ちなみに2話ではイワンや王馬(一部)のモーションも担当しました。今夜放送です! pic.twitter.com/NHbvM7pIkY— コバヤシショウ (@sho_MangaOne) January 17, 2020
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | イワン・カラエフ(Ivan Karaev) |
| 通称 | ロシアの死神(The Russian Reaper) |
| 声優 | 阿座上洋平 |
| 年齢 | 33歳 |
| 誕生日 | 1月6日(山羊座) |
| 身長 | 176cm |
| 体重 | 76kg(試合時70kg) |
| 国籍 | ロシア |
| 元所属 | 義武不動産闘技者 |
| 現職 | SH冷凍 副社長 |
| 格闘スタイル | キックボクシング |
| モデル | ルスラン・カラエフ(実在のキックボクサー) |
イワン・カラエフは、ロシア出身のプロキックボクサーです。
キャラクターのモデルは実在のキックボクサー、ルスラン・カラエフとされています。
『ケンガンアシュラ』には実在の格闘家をモデルにしたキャラクターが多数登場しますが、イワンもその一人です。
人物像・性格
自信家だが脆い一面も
イワン・カラエフは、自分の能力に非常に自信を持っています。時にそれは過信にまで至ることも。
普段はクールで集中した態度を保っていますが、ピンチに陥るとその冷静さが崩れてしまうという弱点があります。
ロシア人なのに寒いのが苦手
意外な設定として、ロシア出身にもかかわらず寒いのが苦手という一面があります。
このギャップは『ケンガンアシュラ』特有のコミカルな要素といえるでしょう。
闘技者の中では常識人
『ケンガンアシュラ』に登場する闘技者たちは、一癖も二癖もある個性派揃い。
その中でイワンは「数少ない常識人」として描かれています。
敗北後に復讐に走るでもなく、理人の会社に就職して真面目に働く姿は、その常識人ぶりを象徴しています。
能力・戦闘スタイル
イワン・カラエフとジーナ・ボイドちゃんは親戚です。 #ケンガンアシュラ pic.twitter.com/ExLWANCbSn
— ふじぽんぽん (@hirofujiponpon) January 12, 2020
イワン・カラエフは、キックボクシングをベースとした打撃系ファイターです。
必殺技:死神の鎌
イワンの代名詞といえる技が「死神の鎌」です。
この技は、膝から先のスナップを効かせた強力なハイキック。
イワンの身体はバネのような特性を持っており、そこから繰り出されるハイキックは驚異的なスピードとパワーを誇ります。
「ロシアの死神」という異名は、この必殺技に由来しています。
修行後の新技:冥府のバトルアックス
敗北後、駒田茂と共に修行を重ねたイワンは、「冥府のバトルアックス」という新技を完成させました。
一撃必殺を狙った大技であり、闘技者への復帰を目指すイワンの執念が込められた技です。
作中での活躍【ネタバレ注意】
第2話:王馬への襲撃
イワン・カラエフは、『ケンガンアシュラ』第2話で理人と共に十鬼蛇王馬の住居を襲撃しました。
自分が王馬を倒すと意気込んだイワンでしたが、結果は惨敗。
王馬の股間への攻撃であっさりと倒されてしまいます。
さらに追い打ちをかけるように、理人の必殺技「レイザーズエッジ」で首を切られ、戦闘不能に陥りました。
驚異の生命力で生存
首を抉られながらも、イワンは驚異的な生命力で生き延びます。
山下一夫に発見され、救護を受けたことで一命を取り留めました。
ロシア語講師として活動
回復後、イワンは一時期ロシア語講師として活動していたことが描かれています。
闘技者としての道が閉ざされた中、別の特技を活かそうとしたのでしょう。
駒田との修行
その後、同じく敗北を経験した駒田茂と出会い、共に修行を開始。
二人は新技を完成させ、闘技者への復帰を目指しますが、挑んだ相手が『ケンガンアシュラ・オメガ』強さランキングでも上位の関林ジュンだったため、あえなく敗北。
その後は闘技者への道を諦め、別の人生を歩むことになります。
その後の人生:SH冷凍での新たな人生
理人の会社に就職
かつて自分を叩きのめした理人の会社「SH冷凍」に、イワンは副社長として就職します。
復讐心を持つことなく、新たな環境で真面目に働くイワンの姿は、彼の「常識人」としての一面を象徴しています。
駒田との同僚生活
SH冷凍では、駒田茂と共に副社長として勤務。
かつて共に修行し、共に敗れた二人が、今度は同僚として働いているという展開は、『ケンガンアシュラ』らしいユーモアと人間ドラマが融合した名設定です。
社員は3人だけ
SH冷凍の社員は、社長の理人、副社長のイワン、同じく副社長の駒田の3人のみ。
小規模ながらも、元闘技者たちが力を合わせて会社を運営している姿は微笑ましいものがあります。
「ダンベル何キロ持てる?」との関係
同一世界観を共有
『ケンガンアシュラ』は、同じ作者(サンドロビッチ・ヤバ子)の作品『ダンベル何キロ持てる?』と世界観を共有しています。
両作品のキャラクターが互いの作品に登場するクロスオーバーが行われており、イワン・カラエフもその一人です。
ジーナ・ボイドの叔父
『ダンベル何キロ持てる?』に登場するジーナ・ボイドは、イワン・カラエフの姪です。
ジーナはアメリカ出身で、ロシアのサンボジムに通っていた過去があり、そこで叔父のイワンと繋がっています。
姪は5人
イワンには5人の姪がいることが明かされています。
ジーナはその一人です。
ダンベル90話での登場
『ダンベル何キロ持てる?』90話では、SH冷凍の職場体験にやってきたひびきたちを、イワンがエスコートする場面が描かれました。
その際、かつて理人に切られた首の傷跡が確認でき、ファンの間で話題となりました。
独自考察:「常識人」という稀有な存在
格闘漫画における「常識人」の価値
『ケンガンアシュラ』に登場する闘技者たちは、その多くが常軌を逸した個性の持ち主です。
そんな中でイワン・カラエフは「常識人」として描かれています。
敗北を受け入れ、復讐ではなく再就職を選び、真面目に働く。
この「普通さ」が、逆に際立つキャラクターなのです。
復讐より再就職を選んだ合理性
自分を叩きのめした理人の会社に就職するというのは、一見すると屈辱的にも思えます。
しかしイワンは、過去の遺恨にとらわれることなく、目の前の機会を活かす道を選びました。
これは「常識人」ならではの合理的な判断といえるでしょう。
敗者のその後を描く意義
駒田茂の項でも触れましたが、『ケンガンアシュラ』は敗者のその後を丁寧に描く作品です。
イワン・カラエフもその一人であり、彼の存在は「負けても人生は続く」というメッセージを伝えています。
まとめ
イワン・カラエフは、「ロシアの死神」の異名を持つキックボクサーでありながら、敗北後は「常識人」として新たな人生を歩んだキャラクターです。
- 通称:ロシアの死神
- 必殺技:死神の鎌、冥府のバトルアックス
- 現在:SH冷凍 副社長
- 関連:ジーナ・ボイド(姪)
『ダンベル何キロ持てる?』とのクロスオーバーによって世界観が広がり、単なる「噛ませ犬」にとどまらない存在感を持つイワン。
彼の物語は、『ケンガンアシュラ』の奥深さを象徴しています。