『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』に登場するアダム・ダッドリーは、「皇帝」の異名を持つアメリカ人闘技者です。
元NHLアイスホッケーチームの乱闘要員という異色の経歴を持ち、両腕のタトゥーと前歯に刻まれた「FUCK」の文字が強烈なインパクトを与えるキャラクター。
しかしその粗暴な外見とは裏腹に、根は紳士的で優しい一面を持っています。
この記事では、アダム・ダッドリーの戦闘スタイル、今井コスモとの激闘、そして意外な素顔に迫ります。
※この記事は『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』のネタバレを含みます。
アダム・ダッドリーのプロフィール
アダム・ダッドリーは、ボスバーガーの代表闘技者として拳願絶命トーナメントに出場しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | アダム・ダッドリー |
| 年齢 | 28歳 |
| 身長 | 192cm |
| 体重 | 107kg |
| 誕生日 | 2月22日 |
| 所属企業 | ボスバーガー(企業序列15位) |
| 通称 | 皇帝 |
| 趣味 | 銃のコレクション |
| 在日歴 | 2ヶ月 |
| 声優 | 堀井茶渡 |
両腕にはタトゥーが入り、上顎の前歯には「FUCK」(アニメ版では「DAMN」)の文字が刻まれています。
典型的なアメリカの不良青年といった風貌ですが、その本質は見た目とは大きく異なります。
ホッケーファイターから闘技者へ
アダム・ダッドリーは、格闘技の世界に入る前、意外な経歴を持っていました。
NHLチームの乱闘要員
アダムは元々、アメリカのNHLアイスホッケーチーム「テキサス・スノーマンズ」に所属していました。
ホッケーにおける「エンフォーサー」と呼ばれるポジション
チームメイトを守るために相手チームの選手と乱闘する役割を担っていたのです。
氷上での乱闘は、ホッケーにおいて一種の伝統。
アダムはこの環境で、独自の戦闘スキルを磨いていきました。
スカウトと来日
アダムが拳願会の世界に足を踏み入れたきっかけは、テキサスでの出来事でした。
ストリートファイト・チャンプとして知られるパンク・アボットを倒したところを見初められ、原口によるスカウトを受けて来日。
わずか2ヶ月という在日歴で、拳願絶命トーナメントに出場することになります。
戦闘スタイル〜体幹の強さが武器
アダム・ダッドリー誕生日おめでとう‼️
本日2月22日はボスバーガーの闘技者、
アダム・ダッドリーの誕生日🍔🎉★闘技者データ
身長:192cm
体重:107kg
年齢:28歳
CV:堀井茶渡アメリカテキサス州のケンカ番長💪
見た目からは想像できない優しい台詞をつぶやくのが憎めない❗️#KENGANASHURA pic.twitter.com/0FoEhJ5Ybv— 「ケンガンアシュラ」公式 (@kengankai) February 22, 2023
アダムの戦闘スタイルは、体系化された武術ではなく、我流の喧嘩スタイルです。
発達した脊柱起立筋
アダム最大の武器は、ホッケーファイトで培った強靭な体幹です。
アイスホッケーの氷上は不安定な足場。その環境で相手を殴って昏倒させるためには、どんな体勢からでも力を発揮できる体幹が必要になります。
アダムは発達した脊柱起立筋により、崩れた体勢からでもKO級のパンチを繰り出すことが可能。
通常の体勢からのパンチであれば、ヘビー級の格闘家をも一撃で吹き飛ばす威力を持っています。
基礎体力で圧倒する我流スタイル
アダムは体系化された武術を修めていません。
そのため戦闘スタイルは「基礎体力だけで相手を圧倒する」というシンプルなもの。技術よりもフィジカルで勝負するタイプの闘技者です。
同じく肉体派として知られるユリウス・ラインホルトや室淵剛三と似たタイプと言えるでしょう。
『ケンガンアシュラ・オメガ』強さランキングにおいても、純粋なフィジカル面では上位に食い込む実力を持っています。
拳願絶命トーナメント・vsコスモ戦
拳願絶命トーナメントにおけるアダムの戦いを振り返ります。
1回戦の対戦相手は今井コスモ
今日は、ゲンガラアシュラより今井コスモの誕生日です。
┏━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 誕生日おめでとう🎁🎂 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━┛#今井コスモ生誕祭#今井コスモ生誕祭2026#今井コスモ誕生祭2026#ゲンガラアシュラ pic.twitter.com/O1F29p1rL9— 五十嵐あかね@アニメ,ゲーム好き (@akane56_Anime) January 29, 2026
アダムのトーナメント1回戦の相手は、「絞殺王」の異名を持つ今井コスモでした。
コスモは柔術をベースにした寝技のスペシャリスト。
19歳にして21勝0敗という戦績を誇る天才です。
ストライカーのアダムと、グラップラーのコスモ
まさに対照的なスタイルの激突となりました。
序盤はアダムが優勢
試合序盤、アダムは持ち前のフィジカルでコスモを圧倒します。
体格差を活かした攻撃にコスモは苦戦。
アダムの強烈なパンチがコスモを追い詰めていきます。
「ゾーン」の発動
しかしコスモは、窮地に追い込まれた中で「ゾーン」を発動させます。
ゾーンとは、相手の意識の死角に潜り込む技術。
この能力を使ったコスモは、アダムの攻撃を回避しながら反撃の糸口を掴みます。
三角締めによる決着
最終的にコスモは三角締めを極め、アダムから勝利を奪取。
しかしこの勝利の代償として、コスモは前腕にヒビが入るなど重傷を負いました。
それだけアダムの攻撃が強烈だったことの証です。
見た目と本質のギャップ
アダム・ダッドリーの魅力は、見た目と中身の大きなギャップにあります。
粗暴な外見
両腕のタトゥー、前歯に刻まれた「FUCK」の文字、荒っぽい言葉遣い
アダムの外見と振る舞いは、典型的なアメリカの不良そのものです。
初登場時の印象は、間違いなく「ヤバい奴」。
読者もコスモとの対戦前は、アダムを単なる粗暴なキャラクターと見なしていたかもしれません。
試合後の紳士的対応
しかし試合後、アダムは意外な一面を見せます。
負傷したコスモの車椅子を押してやり、面倒を見るという紳士的な行動。
言葉遣いこそ相変わらず荒っぽいものの、その行動には相手への敬意と優しさが滲み出ていました。
「粗雑な言葉遣いと根の悪さは異なる」
アダムを象徴するのがこの言葉です。
見た目や言葉遣いは粗暴でも、根は悪くない
むしろ負けた相手を心配するなど、本質的には優しい人物。
威圧しようとしても優しさが滲み出てしまい、効果的ではないという描写もあります。
このギャップこそが、アダム・ダッドリーというキャラクターの最大の魅力です。
ケンガンオメガでの成長
続編『ケンガンオメガ』では、アダムのその後が描かれています。
コスモとともに暮石の下で修行
トーナメント後、アダムは今井コスモとともに、彼の師匠である暮石光世の下で修行を重ねています。
試合で激しく戦った二人が、ともに切磋琢磨する関係になる
これもケンガンシリーズの魅力の一つです。
友情の深化
かつての対戦相手から、共に成長を目指す仲間へ。
アダムとコスモの関係は、拳願仕合という殺伐とした世界の中で生まれた、一つの友情の形と言えるでしょう。
アダム・ダッドリーの名言・名シーン
コスモ戦での激闘
トーナメント1回戦は、アダムの見せ場でした。
フィジカルで圧倒しながらも、コスモの技術に敗れる
しかしその戦いぶりは、アダムの実力を十分に示すものでした。
試合後の紳士的振る舞い
負けた相手を責めるのではなく、負傷した相手の面倒を見る。
この行動が、アダム・ダッドリーというキャラクターを一気に魅力的にしました。
外見と中身のギャップを印象付ける、名シーンの一つです。
『ダンベル何キロ持てる?』へのカメオ出演
同じサンドロビッチ・ヤバ子原作の『ダンベル何キロ持てる?』35話にも、アダムが登場しています。
テキサスで立ち往生していた紗倉ひびきたちを拾い、街雄鳴造が出場するハリウッドのボディビル会場まで車で送るという、優しい一面を見せるエピソードです。
まとめ
アダム・ダッドリーは、『ケンガンアシュラ』において独特の魅力を持つキャラクターです。
- 元NHLアイスホッケー乱闘要員という異色の経歴
- ホッケーファイトで培った強靭な体幹が武器
- 基礎体力で相手を圧倒する我流スタイル
- 粗暴な外見とは裏腹な紳士的な本質
- コスモとの激闘、そして友情の始まり
- 『ケンガンオメガ』での成長
「皇帝」の異名を持つこのアメリカ人闘技者は、見た目だけで判断してはいけない
そんなメッセージを体現するキャラクターと言えるでしょう。