『ケンガンオメガ』で煉獄側の闘士として参戦した謎の仮面闘士「赫(てらし)」。
「音無の悪夢(Sound’s Nightmare)」の異名を持つ彼は、全身黒ずくめの姿と独特の能力で読者に強烈な印象を残しました。
この記事では、赫の正体や能力、そして大久保直也との激闘について詳しく解説します。
※この記事は『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』のネタバレを含みます。
赫のプロフィール・基本情報
赫は煉獄の闘士として拳願会との対抗戦に参戦したキャラクターです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 身長 | 204cm |
| 体重 | 97kg |
| 異名 | 音無の悪夢(Sound’s Nightmare) |
| 所属 | 煉獄 |
全身を黒い衣装で覆い、仮面を被った姿が特徴的です。
その素顔は美形とされていますが、本人が顔を見せることはほとんどありません。
『ケンガンアシュラ・オメガ』強さランキングでは44位にランクインしています。
赫の正体:仮面の下に隠された暗殺者
赫の正体は、フランスの関係者に雇われた暗殺者です。
煉獄の闘士として参戦したのは表向きの姿であり、真の目的は同じく煉獄側のニコラ・レ・バンナの暗殺でした。
暗殺者として活動する赫は、顔を見られることを極端に嫌います。素顔が露呈するたびに整形手術を行い、別人として生まれ変わるという徹底ぶりです。この設定からも、彼が本業の暗殺に対していかに真剣に取り組んでいるかがうかがえます。
本来は武器を専門とする暗殺者であるため、素手での格闘技術は他の闘技者と比べると低いとされています。
赫の能力:シバリングと帝王眼
赫が持つ最大の武器は、改造手術によって得た2つの特異能力です。
シバリング
シバリングは、筋肉を毎分3,000回という超高速で振動させる能力です。
この能力には主に2つの効果があります。
攻撃面での効果
打撃の威力を大幅に増加させることができます。
振動を乗せた攻撃は、通常の打撃とは比較にならない破壊力を持ちます。
防御面での効果
相手から受けた衝撃を分散させることができます。
これにより、重い打撃を受けてもダメージを軽減することが可能です。
ただし、シバリングには以下の制限があります。
- 連続使用は2分以内
- 使用後は20秒のクールタイムが必要
- 頭部には使用不可
特に「頭部には使用不可」という弱点は、後の大久保戦で致命的な隙となりました。
帝王眼
帝王眼は、脳の処理速度を向上させることで超高速の反応を可能にする能力です。
この能力は常時発動型で、最大60分まで使用可能とされています。
ただし、脳への負担が大きいため、長時間の使用は避けたい能力でもあります。
シバリングが使えない頭部への攻撃は、この帝王眼で見切って回避するという戦術を赫は取っていました。
大久保直也との戦い:対抗戦第11試合
拳願会と煉獄の対抗戦において、赫は第11試合で大久保直也と対戦しました。
試合序盤:初見殺しの猛威
試合開始直後、赫はシバリングを駆使して大久保を翻弄します。
振動を纏った打撃で大久保にダメージを与え、逆に大久保の攻撃はシバリングによって威力を殺される。
さらに頭部への攻撃は帝王眼で見切るという、まさに初見殺しに特化した戦術で試合を優位に進めました。
試合中盤:見抜かれる弱点
しかし、大久保は格闘家としての経験と観察眼でシバリングの正体を見抜きます。
シバリングには20秒のクールタイムが存在すること、頭部には使用できないことを察知した大久保は、戦術を切り替えます。
試合終盤:格闘技術の差
大久保はタックルで赫をテイクダウンし、グラウンドの展開に持ち込みました。
寝技の技術では圧倒的な差があり、赫は帝王眼を駆使してシバリングの再使用まで耐えようとしますが、大久保のギロチンチョークを防ぐことはできませんでした。
最終的に赫はギロチンチョークで降参し、大久保の勝利となりました。
赫の強さ考察
赫の強さを考察すると、以下のような特徴が見えてきます。
初見殺しに特化した能力構成
シバリングと帝王眼は、どちらも相手に情報がない状態では非常に強力な能力です。
しかし、一度仕組みを見抜かれてしまうと、その優位性は大きく低下します。
純粋な格闘技術の不足
武器専門の暗殺者である赫は、素手での格闘技術が他の闘技者と比べて劣っています。
大久保戦では、この技術差が如実に現れました。
暗殺者としての適性
逆に言えば、赫は闘技者として戦うことを本来想定していないキャラクターです。
武器を使った暗殺においては、作中でも高い実力を持っていると考えられます。
まとめ
赫は『ケンガンオメガ』において、暗殺者という異色の経歴を持つ闘士として登場しました。
シバリングと帝王眼という特異な能力を持ちながらも、純粋な格闘技術では本職の格闘家に及ばないという設定は、作品における「格闘技術」の重要性を改めて示すものでした。
大久保戦での敗北後、赫はニコラ暗殺を諦めたとされています。
仮面の下に隠された暗殺者の物語は、ひとまずの終わりを迎えました。