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鋼の錬金術師

【ハガレン】コーネロとは?賢者の石を使う「ド三流」錬金術師の全貌

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『鋼の錬金術師』の物語序盤に登場し、エルリック兄弟が最初に対峙する敵として描かれるコーネロ。

「太陽神レトの代理人」を名乗り、リオールの民を欺いていたこの教主は、借り物の力に頼る「ド三流」として主人公エドワードに断じられました。

この記事では、コーネロのプロフィールから能力、物語での役割、そして作品全体のテーマとの関連性まで徹底解説します。

※この記事には『鋼の錬金術師』のネタバレが含まれます。

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コーネロのプロフィール

項目 内容
名前 コーネロ
身長 約195cm
外見 禿頭の大柄な老人
所属 レト教(教主)
活動拠点 リオール
声優(2003年版) 有本欽隆
声優(FA版) 加藤精三
実写映画版 石丸謙二郎

コーネロはリオールにおいてレト教を興し、自らを「太陽神レトの代理人」と称していた人物です。

その威圧感ある巨体と宗教的なカリスマ性で、多くの信者を集めることに成功していました。

 

コーネロの人物像・性格

野心と欺瞞に満ちた人物

コーネロの最大の特徴は、宗教を利用して私利私欲を追求する狡猾さにあります。

表向きは信者たちに「祈り信じよ、されば救われん」と説きながら、その実態は「自分の国を作る」という野望を持った野心家でした。

 

追い詰められた時の小物感

物語の中でコーネロは、計画が露見すると冷静さを失い、取り乱す場面が描かれています。

最終的にエドワードから「ド三流」と断じられるように、借り物の力がなければ何もできない人物として描写されました。

 

コーネロの能力と賢者の石

「奇跡の業」の正体

コーネロが信者たちに見せていた「奇跡の業」は、実際には錬金術でした。

通常の錬金術では等価交換の原則により、何かを得るには同等の代価が必要となります。
しかしコーネロは、ホムンクルスのラストから与えられた「不完全な賢者の石」を使用することで、この原則を無視した錬成を行っていました。

 

生体錬成によるキメラ作成

コーネロは賢者の石の力を借り、生体錬成でキメラを作り出していました。

原作ではライオンと爬虫類を合成したようなキメラが登場し、2003年版アニメではオウムを巨大化させたキメラも描かれています。

 

「ド三流」と評される理由

コーネロは錬金術師としての基礎知識は持っていたものの、賢者の石なしでは大した実力を持たない人物でした。

『鋼の錬金術師』強さランキングでは下位に位置づけられており、純粋な実力では作中でも弱い部類に入ります。
エドワードが「ド三流」と評したのは、この点を見抜いていたからでしょう。

 

物語での役割と最期【ネタバレ注意】

エルリック兄弟との対決

賢者の石の情報を求めてリオールを訪れたエルリック兄弟は、コーネロの「奇跡」が錬金術であることを即座に見破りました。

コーネロはキメラを使って兄弟を排除しようとしますが、エドワードアルフォンスの前に敗北を喫します。

 

計画の露見と失脚

エルリック兄弟は放送装置を使い、コーネロが信者を騙していた事実と、クーデターを企てていた計画を町中に暴露しました。

信者たちからの信頼は完全に失われ、コーネロは破れかぶれになって再び戦いを挑みますが、賢者の石の使い過ぎによるリバウンドで自滅します。

 

ホムンクルスによる粛清

用済みとなったコーネロは、ラストグラトニーの前に現れました。

もはや利用価値がないと判断され、グラトニーに捕食されるという最期を迎えます。

 

その後のリオール

コーネロの死後、ホムンクルスのエンヴィーがコーネロに成りすまし、リオールの住民を扇動しました。

これがきっかけでリオールでは内乱が発生し、町は壊滅的な被害を受けることになります。
ホムンクルスたちの「お父様」による計画の一環として、リオールに「血の紋」が刻まれることになりました。

 

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コーネロの名言・名シーン

「祈り信じよ、されば救われん」

信者たちに向けて説いていた言葉です。
宗教的なカリスマ性を演出していましたが、その裏では民を欺いていました。

 

「ばかめー!出口は一つだけだ!!」

エルリック兄弟を追い詰めたと思い込んだ際の台詞です。
しかし直後に形勢は逆転し、コーネロの小物感を際立たせるシーンとなりました。

 

正体を暴かれるシーン

エドワードに賢者の石の力を見破られ、放送で全てを暴露される場面は、コーネロの象徴的なシーンです。

これまで積み上げてきた虚構が崩れ去る様子が印象的に描かれています。

 

独自考察:コーネロと「お父様」の対比

借り物の力に頼る者たち

コーネロと物語のラスボスである「お父様」には、重要な共通点があります。
それは「借り物の力」に依存しているという点です。

コーネロは不完全な賢者の石に頼り、お父様は人々の魂を材料とした賢者の石と、神の力を取り込むことで強大な存在となりました。

 

「ド三流」発言の伏線

物語序盤でエドワードがコーネロに放った「降りてこいよド三流 オレ達とおまえとの格の違いってやつを見せてやる!!」という台詞は、最終決戦でお父様に対して類似の言葉として再現されます。

これは単なる偶然ではなく、作者による意図的な構成だと考えられます。

 

物語のテーマを提示する存在

コーネロは物語の冒頭において、「自分の力」と「借りた力」の対比というテーマを提示する役割を担っていました。

エルリック兄弟は自らの知識と技術、そして努力によって困難に立ち向かいます。
一方でコーネロは他者から与えられた力に頼り、それを失った途端に何もできなくなりました。

この構図は作品全体を通じて繰り返し描かれ、最終的にお父様の敗北として結実します。
コーネロは物語の序盤でこのテーマを象徴的に示した、重要な存在だったと言えるでしょう。

 

まとめ

コーネロは『鋼の錬金術師』において、エルリック兄弟が最初に倒す敵として登場しました。

一見すると序盤の悪役に過ぎないように見えますが、「借り物の力への依存」という作品の重要テーマを体現するキャラクターでもあります。

エドワードの「ド三流」発言が最終決戦で回収されることからも、コーネロが物語全体の中で果たした役割の大きさが窺えます。

『鋼の錬金術師』を読み返す際は、この序盤の敵キャラクターにも注目してみてください。物語の深いテーマ性を、より一層感じることができるでしょう。

 

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