『鋼の錬金術師』に登場するロアは、グリード率いるデビルズネストのメンバーとして活躍した牛の合成獣(キメラ)です。
寡黙ながらも圧倒的な怪力を持ち、グリードへの忠誠心は誰よりも厚いキャラクターとして、多くのファンの心に残っています。
この記事では、ロアのプロフィールや能力、グリードとの絆、そして壮絶な最期まで徹底解説します。
※この記事には『鋼の錬金術師』のネタバレが含まれます。
ロアのプロフィール
今日のハガレンは!第34話[強欲の理論]。遂にmxの放送もこの回を迎えるのね・・グリード、ロアさん、ドルチェットさん(T . T)前作では出番は少なかったけどグリードは前作でも良いキャラだったよ!だからグリード好きなんですよね!! pic.twitter.com/0uiT7FvldT
— ナンバー95 (@Number095) August 27, 2014
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ロア |
| 身長 | 約220cm |
| 声優 | 稲田徹(FULLMETAL ALCHEMIST)/ うえだゆうじ(2003年版) |
| 所属 | デビルズネスト |
| 元所属 | アメストリス軍 |
| キメラの種類 | 牛 |
ロアは身長約220cmという巨体を持つ白髪の中年男性です。
元々はアメストリス軍の兵士でしたが、軍上層部の非道な人体実験により、牛との合成獣(キメラ)にされてしまいました。
その後、同じくアウトローとなった者たちとともにグリードの元に身を寄せ、デビルズネストの一員として活動することになります。
ロアの人物像・性格
ロアは大柄な体格に反して、非常に寡黙で落ち着いた性格の持ち主です。
普段は多くを語らず、静かにグリードのそばに控えていますが、その内に秘めた忠誠心と仲間への想いは本物でした。
イシュヴァール殲滅戦の経験者
ロアはかつてイシュヴァール殲滅戦に参加していたとされています。
戦場で傷を負い、軍に見捨てられるどころか人体実験の材料にされた過去を持つ彼にとって、自分たちを対等な「所有物」として大切にするグリードは、まさに恩人だったのでしょう。
ロアの能力・戦闘スタイル
『鋼の錬金術師』強さランキングでも上位に食い込む実力を持つロア。
その戦闘能力を詳しく見ていきましょう。
圧倒的な怪力
ロアの最大の武器は、その圧倒的な怪力です。
通常時でも、マーテルが入ったアルフォンス・エルリックの鎧を素手で軽々と抱え上げるほどのパワーを誇ります。
武器として使用する巨大な金槌(ハンマー)は、一撃で壁を粉砕するほどの威力を持っています。
変身能力
ロアは本気で戦う際、キメラとしての真の姿を解放します。
変身すると額から角が生え、体が一回り大きくなり、モミアゲ部分が伸びるという外見の変化が起こります。
この状態では、国家錬金術師であるアレックス・ルイ・アームストロング少佐をも凌ぐほどのパワーを発揮し、純粋な力勝負では互角以上に渡り合いました。
グリードとの絆と忠誠心
おはようございます
Kaibeさんによると「ゾーマさんのイメージはハガレンのグリードですね」との事でした
いつかはイケオジのキングブラッドレイ目指して今日も頑張ります
宜しくお願いします❤️ pic.twitter.com/z9YLgBPumD
— 投機家ゾーマ@テクニカル分析は知的財産 (@timusuke0130) February 1, 2023
ロアがグリードに寄せる忠誠心は、デビルズネストの仲間たちの中でも特に深いものがありました。
「所有物」という名の絆
グリードは部下たちを「俺の所有物」と呼びます。
一見すると支配的な言葉に聞こえますが、グリードにとって「所有物」とは何よりも大切にすべき存在を意味していました。
「俺は俺の所有物を見捨てねぇ」という言葉通り、グリードは仲間を決して捨て駒にしません。
軍に使い捨てにされた過去を持つロアにとって、この姿勢がどれほど救いになったかは想像に難くありません。
躊躇なき信頼
グリードがエルリック兄弟に自身の再生能力を誇示する際、「頭を砕け」と命令した場面があります。
ロアは一切の躊躇なく、その巨大な金槌でグリードの頭を粉砕しました。
普通なら実行できないこの命令を即座に遂行できたのは、グリードの再生能力を完全に信頼していたからこそ。
二人の間にある絶対的な信頼関係を象徴するシーンです。
デビルズネスト壊滅とロアの最期【ネタバレ注意】
さっきハガレンみてたんだが本当グリードさま最高でもう、デビルズネストかわいい pic.twitter.com/SgXzJqgL2T
— R0A🥀🖤 (@roo912ooa) June 11, 2016
デビルズネストの平穏は、軍の襲撃によって突然終わりを迎えます。
軍の急襲
グリードがアルフォンス・エルリックを拘束し、「真の不老不死」の秘密を探ろうとしていた矢先、キング・ブラッドレイ(ホムンクルス・ラース)率いる軍が急襲してきました。
大総統自らが前線に立つという異常事態に、デビルズネストのメンバーたちは次々と倒されていきます。
グリードを逃がすための特攻
追い詰められる中、ロアはドルチェットとともにグリードを逃がすため、ブラッドレイに立ち向かいました。
しかし、「最強の目」を持つブラッドレイの前には、ロアの怪力も通用しません。
ドルチェットとともに斬り伏せられ、ロアはその生涯を閉じました。
最後まで主であるグリードのために戦い抜いた、忠義の男にふさわしい最期だったと言えるでしょう。
旧アニメ版(2003年版)との違い
2003年に放送された旧アニメ版では、ロアの最期が異なる形で描かれています。
原作およびFULLMETAL ALCHEMISTではブラッドレイに殺害されますが、旧アニメ版ではラストとグラトニーによって殺害されるという展開になっています。
また、旧アニメ版ではグリード自身もエドワードとの戦いで消滅しており、物語の流れ自体が大きく異なります。
まとめ
ロアは、軍の非道な人体実験によってキメラにされながらも、グリードという新たな居場所を見つけた悲劇の男です。
寡黙ながらも誰よりも深い忠誠心を持ち、最後はその主を守るために命を散らしました。
登場シーンは決して多くありませんが、グリードとの絆やデビルズネストの仲間たちとの関係性は、多くのファンの心に深く刻まれています。
『鋼の錬金術師』という作品が描く「絆」と「犠牲」というテーマを体現したキャラクターの一人として、ロアは今なお愛され続けています。
