『ケンガンアシュラ』には、拳願絶命トーナメントの裏で暗躍する謎の組織が数多く登場します。
その中でも特に謎めいた存在が「黒使(こくし)」です。
本記事では、蟲の暗殺集団として願流島に侵入した黒使の正体と目的、そして物語における重要な役割について徹底解説します。
※この記事は『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』のネタバレを含みます。
黒使とは?基本情報
黒使は『ケンガンアシュラ』に登場する殺し屋集団です。
裏社会では名の知れた暗殺者グループとして恐れられており、拳願絶命トーナメントの開催中に願流島へ侵入しました。
彼らは「中」の最も無秩序な地帯である「六蠱(ろっこ)」出身のメンバーで構成されているとされています。
六蠱は裏社会の中でも特に危険な地域として知られ、そこで生き残った者たちが黒使を形成しているのです。
『ケンガンアシュラ・オメガ』強さランキングに登場する闘技者たちとは異なり、黒使は表舞台で戦う存在ではなく、あくまで裏で暗躍する暗殺者集団という立ち位置です。
黒使のメンバーと特徴
黒使は複数人で構成される暗殺チームです。
個々のメンバーについて詳細な情報は明かされていませんが、全員が暗殺術に長けた精鋭たちで構成されています。
彼らの特徴として、蟲の構成員に共通する「身体に虫の刺青を入れている」という点が挙げられます。
この刺青は蟲の一員であることを示す証であり、手の甲にムカデのタトゥーを入れているメンバーも存在します。
暗殺のプロフェッショナルとして、隠密行動や奇襲攻撃を得意としており、正面からの戦闘というよりは、標的を確実に仕留めるための技術に特化しています。
拳願絶命トーナメントでの活動
黒使が動き出したのは、拳願絶命トーナメントの開催中でした。
彼らは願流島に密かに侵入し、ある人物を最優先の標的として活動を開始します。
その標的とは、片原烈堂でした。
片原烈堂は拳願会において絶大な権力を持つ人物であり、彼を排除することで拳願会に大きな混乱をもたらすことが目的だったと考えられます。
黒使の侵入に対し、島の警備を担当していた殲滅部隊(片原烈堂直属の戦闘部隊)が迎撃にあたりました。
殲滅部隊は片原烈堂を護衛するために組織された精鋭部隊であり、黒使との間で激しい戦闘が繰り広げられたのです。
黒使の真の目的「囮」としての役割
物語が進むにつれ、黒使の真の目的が明らかになります。実は黒使は「囮」だったのです。
殲滅部隊が黒使を相手にしている間に、別の者が島に侵入するための陽動作戦。
それが黒使に与えられた本当の役割でした。
黒使自身が片原烈堂を仕留めることが最終目標ではなく、警備の目を黒使に向けさせることで、本命の工作員が活動しやすい状況を作り出す。
これが蟲組織の描いた計画だったのです。
この戦術は非常に巧妙であり、裏社会で名の知れた暗殺集団である黒使だからこそ、殲滅部隊の注意を十分に引きつけることができました。
蟲組織との関係性
黒使は「蟲(むし)」と呼ばれる巨大な秘密組織の一部です。
蟲は古代中国で生まれた結社であり、「争いあるところに蟲あり」と言われるほど、何千年もの間、政治や戦に関わり暗躍し続けてきました。
蟲の構成員は「繋がる者」を自称し、整形や成りすましを使って様々な組織に潜り込んでいます。
拳願会や煉獄など、格闘技に関わる組織にも蟲の手は伸びており、その影響力は計り知れません。
蟲の主な目的の一つに「虎の器(うつわ)」を探すというものがあります。
これは主人公・十鬼蛇王馬とも関連があり、王馬の捕獲も蟲のミッションの一つでした。
黒使は蟲の実働部隊の一つとして、組織の計画を遂行するための駒として動いていたのです。
夏忌(シァ・ジー)が極東本部長を務める蟲の指揮下で、黒使のような暗殺集団が各地で活動していると推測されます。
まとめ
黒使は『ケンガンアシュラ』において、物語の裏で暗躍する重要な存在でした。
- 六蠱出身の精鋭暗殺者で構成された殺し屋集団
- 拳願絶命トーナメント中に願流島へ侵入
- 片原烈堂を標的として活動するも、真の目的は「囮」
- 蟲組織の壮大な計画の一部として動いていた
表舞台で戦う闘技者たちの影で、黒使のような存在が物語に深みを与えています。
蟲組織の全容が明らかになるにつれ、黒使が果たした役割の重要性も再評価されることでしょう。