『マギ』に登場するジンの中でも、最も独特な能力を持つのが「ザガン」です。
煌帝国第四皇子・練白龍が最初に契約したこのジンは、植物や微生物といった「生命」を操る力を持ち、他のジンにはない多彩な戦術を可能にします。
人間嫌いで知られるザガンが、なぜ白龍を認めたのか。
この記事では、ザガンの能力・魔装・白龍との関係性を徹底解説します。
※この記事は『マギ』のネタバレを含みます。
ザガンの基本情報
ザガンは、練白龍がアラジン・アリババ・モルジアナと共に攻略した第61迷宮のジンです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 金属器使い | 練白龍(煌帝国第四皇子) |
| 迷宮 | 第61迷宮「忠節と清浄」 |
| 属性 | 命(八型) |
| 金属器 | 青龍偃月刀 |
| 外見 | 孔雀の羽根と蓮の花を纏った仮面の青年 |
| 声優 | 高橋広樹 |
ザガンは大の人間嫌いとして知られ、人間に対しては何かと嫌味を言う性格です。
しかし、王の選定には真摯に取り組む一面も持ち、白龍のことは信頼しています。
ザガンの能力【生命・植物操作】
ザガンの能力は「命」の属性に分類され、生命を操る多彩な力を持っています。
植物操作
ザガンの基本能力は、植物に力を与えて操るというものです。
周囲の植物を自在に成長させ、武器や防具として活用できます。
白龍の魔力操作と組み合わせることで、離れた場所の植物も遠隔操作が可能になり、汎用性が非常に高いです。
微生物・細菌の操作
半身魔装まで進むと、ザガンの能力は植物だけでなく空気中の微生物や細菌にも及びます。
目に見えない生命体を眷属として従え、攻撃に使用することが可能。
これにより、相手は何に攻撃されているのか認識することすら困難になります。
暗黒大陸の植物操作
修行を重ねた白龍は、暗黒大陸の植物も操作できるようになりました。
通常の植物よりも強力な暗黒大陸の生命体を武器として使えるこの能力は、白龍の戦闘力を大きく引き上げています。
金属器「青龍偃月刀」の特徴
ザガンの金属器「青龍偃月刀」は、白龍の主武器として機能します。
武器としての特性
青龍偃月刀は三国志の関羽が使用したことでも有名な武器で、長い柄と大きな刃が特徴です。
白龍はこの偃月刀を巧みに操り、近接戦闘でも高い実力を発揮します。
魔装時の変化
魔装を発動すると、青龍偃月刀は両端に刃のある長槍へと変化します。
この形態変化により、攻撃の幅がさらに広がります。
木製義手との連携
白龍は過去の戦いで左腕を失い、木製の義手を使用しています。
ザガンの能力でこの木製義手を成長させ、武器として活用するというユニークな戦法も見られます。
ザガンの魔装
ザガンの魔装を発動すると、白龍の姿は大きく変化します。
魔装時の外見
- 鱗:腕や足を中心に、身体が黒い鱗で覆われる
- 羽:孔雀に似た羽を纏う
- 武器:偃月刀が両端に刃のある長槍に変化
ザガン自身の外見が孔雀の羽根を纏っていることから、魔装時にも孔雀のイメージが反映されています。
ザガンの必殺技・極大魔法
ザガンには複数の強力な技が存在します。
降龍木蓮衝(ザウグ・モバレーゾ)
白龍自身の木製義手を成長させ、龍の形にして操る技です。
義手を巨大な龍に変えて敵を攻撃するこの技は、白龍ならではの戦法といえます。
操命弓(ザウグ・アルアズラー)
全身魔装時に使用する技で、武器の槍を弓に変え、成長させた空気中の微生物を矢として射るというもの。
この微生物の矢には驚くべき特性があります。
- 魔法防壁の破壊:通常の魔法では防げない
- 体内への侵入:細菌を針のように打ち込み、相手の体を内部から崩壊させる
見えない攻撃かつ魔法防壁も無効。
非常に厄介な能力です。
ザガンの活躍シーン
作中でザガンが重要な役割を果たした場面を振り返ります。
第61迷宮攻略
原作11巻で、白龍はアラジン・アリババ・モルジアナと共に第61迷宮を攻略し、ザガンと契約しました。
人間嫌いのザガンが白龍を王として認めたことは、白龍の人間性を証明する重要なエピソードです。
マグノシュタット編
マグノシュタット編では、白龍はザガンの力を使って戦闘に参加しています。
植物操作による多彩な戦術は、魔法使いとの戦いにおいても有効でした。
堕転後の戦い
『マギ』強さランキングでも上位に位置する白龍ですが、物語中盤で堕転を経験します。
堕転後もザガンの力は健在であり、さらにベリアルという二体目のジンも獲得。
二つのジンを同時に使いこなす白龍の戦闘力は、作中でもトップクラスに達しました。
練白龍との関係性
ザガンと白龍の関係は、単なるジンと金属器使い以上のものがあります。
人間嫌いのザガンが白龍を認めた理由
ザガンは大の人間嫌いですが、白龍のことは信頼しています。
白龍は「痛いくらいまっすぐなルフの持ち主」と評されており、その純粋さがザガンの心を動かしたのでしょう。
白龍の成長とザガンの力
白龍は物語を通じて大きく成長します。
迷宮攻略時は15歳の少年でしたが、やがて煌帝国の皇帝にまで上り詰めました。
その成長の過程で、ザガンの力も共に拡大していきます。
修行によって暗黒大陸の植物まで操れるようになったのは、白龍とザガンの絆の深まりを象徴しています。
まとめ
ザガンは第61迷宮「忠節と清浄」のジンとして、以下の特徴を持っています。
- 植物に力を与えて操る生命操作能力
- 空気中の微生物・細菌まで従える応用力
- 魔法防壁を無効化する「操命弓」
- 人間嫌いながら白龍を認めた信頼関係
生命を操るという独特の能力は、他のジンにはない多彩な戦術を可能にします。
そして何より、人間嫌いのジンが「痛いくらいまっすぐ」な白龍を認めたという関係性が、ザガンの魅力を一層引き立てています。
