『マギ』に登場するジン「アモン」は、主人公の一人であるアリババ・サルージャの金属器に宿る炎の精霊です。
第7迷宮「礼節と厳格」を司るジンとして、物語序盤から終盤まで重要な役割を果たしています。
この記事では、アモンの基本情報から能力、魔装、極大魔法まで徹底的に解説します。
アモンの基本情報
アモンは第7迷宮の主であり、「礼節と厳格」を司るジンです。
外見
髭を蓄えた筋骨隆々で威圧感のある老人の姿をしています。炎を操るジンらしく、力強さと厳格さを感じさせる風貌が特徴です。
性格
名前の通り厳格そうな外見をしていますが、実際にはやや茶目っ気のある性格をしています。
主であるはずのアリババに対しても、時に鼻で笑うような素振りを見せることがあります。
一方で、ウーゴに対しては「あなた様」と呼んで敬意を示し、マギであるアラジンに対しても丁寧に頭を下げるなど、礼節を重んじる一面も持っています。
アモンとアリババの出会い
第7迷宮攻略
アモンが眠る第7迷宮は、中央砂漠のオアシス都市チーシャンの近くに出現しました。
この迷宮は出現から10年以上もの間、誰にも攻略されていませんでした。
挑戦者は数多くいたものの、総死者数は約10,000人にも上るという危険な迷宮でした。
仲間との冒険
アリババはアラジン、モルジアナと共に第7迷宮に挑みます。
数々の試練を乗り越え、迷宮深部の地下都市にたどり着いた彼らは、そこでジン・アモンと出会いました。
アモンはアリババを「王の器」として認め、彼の持っていたナイフを金属器としてその身を宿しました。
金属器の変遷
当初、アモンはアリババがいつも身につけていたナイフに宿っていました。
しかし、ある戦いで剣が折れてしまい、ジンも応答しなくなってしまいます。
その後、シンドバッドからバルバッド王家に伝わる由緒ある宝剣を譲り受け、それが新たなアモンの金属器となりました。
アモンの能力
アモンの能力は「炎を操る力」です。
炎の特性
アモンが操る炎は非常に高温で、物理的な防壁だけでなく魔法の防壁さえも焼き切ることができます。
シンプルな能力ですが、それゆえに応用性に優れており、さまざまな状況で活躍できる汎用性の高さが魅力です。
能力の評価
ジンの中での評価としては、火力は平均的とされています。
しかし、射程距離が短い代わりに接近戦での爆発力があり、アリババの剣術と組み合わせることで真価を発揮します。
アモンの魔装を解説
魔装とは、金属器から溢れ出るジンの力で体を覆い、ジンに近い姿・存在となることでその力を行使する技術です。
武器化魔装「アモンの剣(アモール・サイカ)」
武器化魔装は魔装の基本形態で、魔力の消費も少なく習得も比較的容易とされています。
アモンの武器化魔装「アモンの剣」は、元の剣から大きく姿形を変えた漆黒の大剣へと変化します。
剣を持つ両手は赤黒く脈打ち変色するのが特徴です。
この剣は高熱によってあらゆるものを溶解し、切り裂く防御不能の武器です。物理的な防壁だけでなく、魔法の防壁も斬ることができます。
アモンの宝剣
「アモンの剣」を自らの魔力で抑え込み、元の宝剣の形まで収束させた状態です。
アリババがレーム帝国でシャンバル・ラマーに師事して修行を積んだ結果、この形態を編み出しました。
状況に応じて「アモンの剣」と使い分けることができます。
全身魔装
全身魔装は魔装の最終段階であり、金属器使いにとって最も強力な形態です。
アリババは長らく全身魔装を習得できずにいましたが、レーム帝国での修行を経てついに会得しました。
全身魔装時の外見
- 髪が伸びて太陽のような鮮やかな色に変化
- 腕を覆うオレンジ色の鎧
- 緩やかな生地でできた白い衣
- 足に炎を纏う
- 背中に光背状の炎を背負う
全身魔装状態では額に第三の目が開き、空中を自在に飛ぶことも可能になります。
アモンの技一覧
アモンの金属器を使った技を紹介します。
技名は基本的にジンの名前を変化させたものと、アラビア語を日本人が言いやすいように変化させたもので構成されています。
炎の壁(アモール・ベルカ)
発生させた巨大な炎で壁を形成する技です。防御にも攻撃にも使用でき、霧の団時代から使用していた基本技です。
アモンの剣(アモール・サイカ)
武器化魔装の状態で使用する技で、高熱によってどんなものでも溶解して切り裂きます。
アモンの轟炎剣(アモール・ゼルサイカ)
全身魔装の状態で「アモンの宝剣」から巨大な炎の剣を作り出し、剣技を振るう技です。直線状の敵を焼き尽くすほどの威力を持ちます。
極大魔法「炎宰相の裂斬剣」
極大魔法は金属器が「最強の魔法道具」と呼ばれる所以となる大技です。
技の詳細
正式名称:炎宰相の裂斬剣(アモール・アルバドール・サイカ)
業火を剣先まで纏った大剣を携えた炎の巨人を上空に出現させ、その大剣を振り下ろして強烈な炎の斬撃を繰り出します。
発動時には巨大な八芳星が現れ、自然現象を取り込むことで少ない魔力でも凄まじい威力を発揮できます。
ただし、使用後は大きく魔力を消耗します。
進化した極大魔法
物語後半では、極大魔法がさらに進化しています。
炎の巨人ではなく、不死鳥を纏って突撃する形態へと変化しており、アリババの成長を象徴しています。
アモンの眷属器使い
金属器使いには「眷属器使い」と呼ばれる従者が存在することがあります。
眷属器はジンの力の一部を分け与えられた武器で、金属器ほどではないものの強力な力を発揮します。
アリババの眷属器使いは以下の3人です。
- モルジアナ:ファナリスの少女で、アリババの仲間
- オルバ:元・大聖母の配下
- トト:ヤンバラ五剣士の一人
アモンの強さ考察
アモンはジンの中では平均的な火力とされていますが、その評価は使い手であるアリババの成長と共に変化してきました。
初期の評価
物語序盤では、アリババ自身が魔装を十分に使いこなせず、アモンの力を引き出しきれていませんでした。
全身魔装もできない状態が長く続きました。
成長後の評価
レーム帝国での修行を経て全身魔装を習得し、さらに「アモンの宝剣」という新たな技も編み出したアリババは、金属器使いとして大きく成長しました。
物語終盤では極大魔法も進化しており、アモンとアリババの絆が深まったことがうかがえます。
アリババの強さについては、【マギ】キャラ強さランキングもご覧ください。
まとめ
アモンは「礼節と厳格」を司る炎のジンとして、アリババの成長を支え続けた存在です。
- 第7迷宮の主で、髭を蓄えた威圧感のある老人の姿
- 厳格そうだが茶目っ気もある性格
- 炎を操る能力で、物理・魔法両方の防壁を貫通
- 武器化魔装「アモンの剣」は防御不能の漆黒の大剣
- 極大魔法「炎宰相の裂斬剣」は炎の巨人による斬撃
シンプルながら応用性に優れた能力と、アリババとの絆の深まりが印象的なジンです。
物語を通じてアリババと共に成長していく姿は、『マギ』の魅力の一つと言えるでしょう。
