『マギ』に登場するシャルルカンは、シンドリア王国を守る精鋭「八人将」の一人です。
軟派な風貌と酒好きな性格の裏に、シンドバッドも認める卓越した剣術を持つ実力者。
アリババの剣術師匠としても知られ、物語において重要な役割を果たしました。
本記事では、シャルルカンの基本プロフィールから、その性格や能力、意外な過去、そして人間関係まで、この魅力的なキャラクターを徹底解説します。
※この記事は『マギ』のネタバレを含みます。
シャルルカンの基本プロフィール
シャルルカンはエリオハプト王国出身の剣士で、シンドリア王国の八人将の一人として活躍しています。
初登場時は22歳でしたが、物語終盤では27歳となっています。
身長180cm、体重70kg程度とされており、浅黒い肌に銀髪を後ろで結った外見が特徴的です。
声優は森久保祥太郎さんが担当しています。
八人将としてシンドバッドに仕えており、有事の際には先頭に立って戦う「シンドリアの守護神」の一人です。
国民からの人気も高く、シンドリア王国において欠かせない存在となっています。
シャルルカンの性格と特徴
シャルルカンは、一見するとチャラい印象を与えるキャラクターです。
しかし、その内面には意外な一面が隠されています。
軟派で酒好きな表の顔
シャルルカンは目立ちたがり屋で、勤務時間外は仕事をしない主義を貫いています。
終業後にはよく飲みに出かけるなど、自由奔放な性格の持ち主です。
気に入った女性に剣術の稽古を見せるという奇癖があり、周囲からは「剣術バカ」と呼ばれることもあるようです。
ハデ好きで遊び好きという評判ですが、それでも仲間からは愛されるキャラクターとして描かれています。
剣術修行での激変
普段は楽観的な性格のシャルルカンですが、剣術の修行になると人が変わったように激烈な一面を見せます。
剣術に対する並々ならぬ思い入れがあり、この点においては一切の妥協を許さない厳しさを持っています。
この「普段はチャラいが、やるときはやる」というギャップが、シャルルカンの大きな魅力の一つと言えるでしょう。
先輩が苦手
意外な弱点として、年上や先輩が苦手という設定があります。
八人将の中でも、年上のメンバーに対してはやや遠慮がちな様子が見られることがあります。
シャルルカンの能力・眷属器
シャルルカンは、『マギ』強さランキングでも評価される実力者です。
その能力は剣術と眷属器の両面において、高いレベルにあります。
シンドバッドも認める剣術の腕前
シャルルカンの剣術は、主君であるシンドバッドから「自分よりも剣術に長けている」と評価されるほどの実力です。
七海の覇王と呼ばれるシンドバッドにここまで言わせる剣士は、作中でも非常に希少な存在と言えます。
その実力を示すエピソードとして、近海に住む巨大な「南海生物」を剣一本で一撃で倒したという逸話があります。
単純な剣技において、シャルルカンは八人将の中でもトップクラスの実力を持っています。
眷属器「流閃剣(フォラーズ・サイカ)」
シャルルカンはシンドバッドの眷属として、眷属器「流閃剣(フォラーズ・サイカ)」を所持しています。
この眷属器は非常にユニークな能力を持っており、一度放った斬撃を数秒間空間に留め、さらにその軌道をコントロールすることができます。
見た目はムチ状の長くしなる剣で、通常の剣術とは異なる独特の戦闘スタイルを可能にしています。
眷属器の制限
ただし、流閃剣には大きな制限があります。
シャルルカン自身の体内の魔力量が少ないため、発動できるのは一日に数分程度とされています。
この制限があるからこそ、シャルルカンは眷属器に頼りすぎず、純粋な剣術を極める道を選んだとも考えられます。
眷属器の力に依存しない実力を持っている点も、彼の強さの証と言えるでしょう。
シャルルカンの過去と成長
現在の陽気な性格からは想像しにくいですが、シャルルカンの幼少期は全く異なる姿だったようです。
根暗で人見知りだった幼少期
シャルルカンは小さい頃、「根暗で人に話しかけるのが苦手」だったとされています。
現在の目立ちたがり屋で社交的な性格とは正反対の姿です。
この設定は、シャルルカンというキャラクターに深みを与える重要な要素となっています。
彼は生まれつき明るい性格だったのではなく、努力によって自分を変えてきた人物なのです。
期待に応えるための努力
幼少期のシャルルカンは、周りの期待に応えようと必死に努力していたとされています。
その過程で剣術を磨き、やがて自信を持てるようになっていったのかもしれません。
現在の「剣術バカ」と呼ばれるほどの剣への執着は、この幼少期の経験から来ているとも考えられます。
エリオハプト王族説
ファンの間では、シャルルカンが実はエリオハプト王国の王族だったのではないかという推測があります。
彼の家族関係については作中であまり詳しく描かれておらず、謎が多く残されています。
シャルルカンの人間関係
シャルルカンは八人将の一員として、様々な人物と関わりを持っています。
シンドバッドへの忠誠
主君であるシンドバッドに対して、シャルルカンは深い忠誠心を持っています。
普段は軟派な態度を見せることもありますが、いざという時には主君のために全力で戦う姿勢を見せています。
眷属器を授かっていることからも、シンドバッドとの信頼関係の深さがうかがえます。
アリババとの師弟関係
物語の中で、シャルルカンはアリババの剣術師匠を務めることになります。
自身の卓越した剣術を次世代に伝える役割を担い、アリババの成長に大きく貢献しました。
普段はチャラい態度を見せながらも、修行の時には厳しく指導する。
このギャップある師匠像は、アリババにとって良い刺激になったことでしょう。
ヤムライハとの関係
シャルルカンと同じく八人将であるヤムライハとは、会うたびに口喧嘩をする関係として描かれています。
「剣」と「魔法」どちらが最強かという議論で、登場当初からぶつかり合っていました。
しかし、ある酔っ払いにヤムライハが手を出されかけたと聞いた際には顔色を変えるなど、単なるケンカ友達以上の感情を抱いているようにも見えます。
この二人の関係性は、ファンの間でも人気のある要素の一つです。
他の八人将との絆
ジャーファル、マスルール、ピスティ、スパルトス、ドラコーン、ヒナホホといった他の八人将メンバーとも、良好な関係を築いています。
それぞれが個性的な八人将の中で、シャルルカンは場を明るくするムードメーカー的な存在と言えるでしょう。
まとめ
シャルルカンは、『マギ』における八人将の中でも特に親しみやすいキャラクターです。
軟派で酒好きという表の顔と、シンドバッドも認める剣術の達人という実力者の顔。
そして、根暗だった幼少期から努力で自分を変えてきたという意外な過去。
これらの要素が組み合わさって、奥深い魅力を持つキャラクターとなっています。
眷属器「流閃剣」の独特な能力と、それに頼らない純粋な剣技。
アリババの師匠としての役割。
ヤムライハとの微妙な関係性。
シャルルカンを取り巻く様々な要素は、物語をより豊かにしてくれました。
八人将の中では派手な活躍シーンは少なめかもしれませんが、シンドリア編を彩る重要なキャラクターとして、多くのファンに愛され続けています。


