シンドリア王国の八人将として活躍する竜人の男ドラコーン。
彼はかつて人間でした。しかし、愛する人を守るために眷属と同化し、異形の姿となることを選んだのです。
この記事では、ドラコーンの驚くべき本名から竜化の経緯、そして意外な妻の正体まで徹底的に解説します。
※この記事は『マギ』、『マギ シンドバッドの冒険』のネタバレを含みます。
ドラコーンのプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通称 | ドラコーン |
| 本名 | ドラグル・ノル・ヘンリウス・ゴビアス・メヌディアス・パルテヌボノミアス・ドゥミド・オウス・コルタノーン |
| 声優 | 杉田智和 |
| 年齢 | 29歳→34歳 |
| 身長 / 体重 | 226cm / 202kg |
| 出身 | パルテビア帝国 |
| 所属 | シンドリア王国 |
| 役職 | 八人将 / シンドリア国軍大将軍 |
| 趣味 | 部下の教育 / 妻への買い物 |
| 好物 | 妻の手作り料理 |
| 悩み | 抜け毛 |
| 弱点 | 美人の妻 |
驚愕の本名
ドラコーンの本名は、おそらく『マギ』シリーズで最も長い名前です。
「ドラグル・ノル・ヘンリウス・ゴビアス・メヌディアス・パルテヌボノミアス・ドゥミド・オウス・コルタノーン」
パルテビア帝国の名門ドラグル家の出身であることを示すこの長大な名前は、シンドバッドとの初対面時に名乗られました。
当然のように覚えきれなかったシンドバッドは、この名前を縮めて「ドラコーン」と呼ぶようになります。
以降、この愛称が定着し、本人もこの名で通すようになりました。
人物像・性格
誠実な男
シンドバッド曰く、ドラコーンは「誠実な男」です。
軍人としての規律を重んじ、部下の教育に情熱を注ぐ真面目な性格。
堅物に見えますが、実は情に厚く、仲間思いの一面も持っています。
溺愛する愛妻家
厳つい竜人の姿とは裏腹に、ドラコーンは大の愛妻家です。
「妻への買い物」が趣味で、「妻の手作り料理」が好物。
そして弱点は「美人の妻」。
悩みが「抜け毛」というのも、どこか人間味があって親しみやすいキャラクターです。
能力・戦闘スタイル
眷属器「剛神鱗甲(バララーク・バラシーフ)」
ドラコーンの眷属器は、左耳のピアスに宿る「剛神鱗甲(バララーク・バラシーフ)」です。
この眷属器を発動すると、肉体が龍の鱗で覆われます。
さらにバアルの電流による超人的な肉体強化を得ることができ、防御面でも攻撃面でも絶大な力を発揮します。
竜化後の能力
完全に眷属と同化したドラコーンは、通常の眷属器使いとは一線を画す能力を持っています。
- 巨大化:戦況に応じて体を巨大化させることが可能
- 雷の光線:口から強力な雷の光線を放つ
- 圧倒的な身体能力:226cm・202kgの巨体を活かしたパワーファイト
マグノシュタット編での依り代との戦いでは、シンドバッド・ヤムライハと共に加勢し、その圧倒的な戦闘力を見せつけました。
竜化の経緯【ネタバレ注意】
ここからは『マギ シンドバッドの冒険』の核心に触れる内容を含みます。
パルテビア帝国の軍人として
ドラコーンは元々、パルテビア帝国の軍人でした。
わずか14歳で西方辺境部隊小隊長を務めるエリートであり、名門ドラグル家の誇りを胸に任務に励んでいました。
この頃の彼は、まだ濃い緑色の長髪を持つ人間の姿でした。
シンドバッドとの出会い
迷宮「バアル」で、ドラコーンはシンドバッドと運命的な出会いを果たします。
当初は対立し、決闘を行いますが敗北。
しかし、この敗北がドラコーンの人生を大きく変えることになります。
シンドバッドの器の大きさに触れ、彼に惹かれていくのです。
セレンディーネへの想い
ドラコーンには、パルテビア皇女セレンディーネへの届かぬ想いがありました。
主君として深く敬愛し、同時に恋心も抱いていた彼女。
しかし、身分の差から想いを告げることはできませんでした。
竜化を選んだ理由
セレンディーネを救うため、ドラコーンは単身でパルテビアに戻ります。
眷属器を駆使して彼女を守りますが、半身魔装した兄バルバロッサには敵わず、瀕死の重傷を負ってしまいます。
追い詰められたドラコーンは、より大きな力を求めてバアルの眷属と完全に同化することを選びました。
その結果、人間の姿を失い竜人となりますが、セレンディーネを連れて無事にパルテビアから脱出することに成功します。
妻の正体
『マギ』本編でドラコーンが「美人の妻がいる」と語るシーンがありますが、その妻の正体は長らく謎でした。
セレンディーネではなかった
多くのファンは、ドラコーンの妻がセレンディーネだと予想していました。
しかし、セレンディーネはドラコーンと共にパルテビアを脱出した後、「探さないで」と手紙を残して姿を消してしまいます。
サヘルとの結婚
ドラコーンの妻は、セレンディーネの侍女だったサヘルです。
本編でドラコーンの隣に描かれている女性の姿がサヘルとそっくりであることから、ファンの間でこの説が定着しています。
サヘルは、ドラコーンがパルテビアを脱出する際に一緒に逃げた人物の一人。
主君を失った悲しみを分かち合う中で、二人の間に愛が芽生えたのかもしれません。
異形の姿になっても愛してくれる存在を得たドラコーンは、ある意味で報われたと言えるでしょう。
八人将としての活躍
シンドバッド商会への加入
竜の姿となったドラコーンは、シンドバッド商会に迎え入れられます。
異形の姿でありながらも仲間として受け入れられた時、ドラコーンは涙を流したと言われています。
かつての敵が、今では最も信頼できる仲間となったのです。
八人将の中での立ち位置
八人将の中で、ドラコーンは最古参メンバーの一人です。
軍事面でのまとめ役を担い、シンドリア国軍の大将軍として国防の要を担っています。
異形の姿でありながらも、他の八人将や国民から違和感なく受け入れられている様子が描かれています。
マグノシュタット編での活躍
マグノシュタット編では、依り代(メディウム)との戦いにシンドバッド・ヤムライハと共に参戦。
巨大化して雷の光線を放つ姿は、まさに「竜」の名にふさわしい迫力でした。
独自考察:ドラコーンの魅力
「人ならざる者」としての葛藤
ドラコーンの最大の魅力は、人間の姿を捨てることを選んだ男の生き様にあります。
愛する人を守るために異形となることを厭わなかった彼の決断。
それは究極の自己犠牲であり、同時に究極の愛の形でもありました。
「報われない愛」から「新しい愛」へ
セレンディーネへの想いは、結局報われることはありませんでした。
しかし、その後サヘルと結ばれ、溺愛する妻を得たドラコーン。
「報われない愛」から「新しい愛」への変化は、彼の人生に救いをもたらしました。
異形の姿でも愛してくれる人がいる。
それはドラコーンにとって、何よりの幸せだったのではないでしょうか。
名前に込められた意味
シンドバッドが長い本名を縮めて「ドラコーン」と呼んだことは、象徴的な出来事です。
パルテビア帝国の名門としてのアイデンティティを捨て、新しい自分として生きる決意。
「ドラコーン」という名は、彼の第二の人生の始まりを意味しているのかもしれません。
まとめ
ドラコーンは、『マギ』において以下の特徴を持つ魅力的なキャラクターです。
- 驚くべき長さの本名を持つパルテビア帝国の元軍人
- 愛する人を守るために人間の姿を捨て竜人となった
- 眷属器「剛神鱗甲」と完全同化した強力な戦士
- セレンディーネへの報われない愛から、サヘルとの新しい愛へ
- 八人将としてシンドリアを守り続ける誠実な男
愛と忠誠に生きた竜人の物語は、『マギ』の中でも特に心に残るエピソードの一つです。
『マギ シンドバッドの冒険』と合わせて読むことで、ドラコーンの魅力をより深く理解できるでしょう。
