煌帝国初代皇帝・練白徳の長男として生まれながら、わずか22歳でこの世を去った練白雄。
実の母・練玉艶によって父や弟と共に暗殺されるという悲劇的な運命を辿りましたが、最期の瞬間に弟・白龍へ真相と復讐を託した彼の姿は、物語の重要な伏線となっています。
この記事では、練白雄のプロフィールから人物像、暗殺された理由、そして白龍への遺言まで徹底解説していきます。
※この記事は『マギ』の重大なネタバレを含みます。
練白雄のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 練白雄(れんはくゆう) |
| 声優 | 平川大輔 |
| 享年 | 22歳 |
| 身長 | 182cm |
| 血液型 | A型 |
| 所属 | 煌帝国皇族 |
| 立場 | 初代皇帝・練白徳の長男 |
| 家族 | 父:練白徳、母:練玉艶、弟妹:白蓮・白瑛・白龍 |
| ステータス | 故人 |
練白雄は煌帝国初代皇帝・練白徳の第一子として生まれた長男です。
外見は左分けの右に流した前髪が特徴で、弟妹たちと同じ髪色を持ち、左口元には同じ位置にホクロがあるという共通点があります。
兄弟の中でも特に凛々しい目つきの持ち主で、顔立ちは父親似とされています。
約12年前(白龍が6歳の頃)に命を落としており、現在は故人です。
練白雄の性格と人物像
「くそまじめ」な人格者
作者のメモによると、練白雄の性格は「くそまじめ」と表現されています。
この言葉通り、彼は誠実で思慮深い人物として描かれており、様々なエピソードからその人格者ぶりがうかがえます。
志を重んじる教え
幼い頃の紅炎が、自分を傷つけた兵士に激昂したことがありました。その際、白雄は彼を諭してこう言ったとされています。
「受け継ぐのは血ではなく志だ」
血筋や復讐ではなく、志こそが大切だという教え。
この言葉は白雄の人格を象徴するものであり、皮肉にも後に弟・白龍が「復讐」という形で兄の遺志を受け継ぐことになります。
捕虜への思いやり
また、戦で捕らえた女性たちに対して衣食を提供するなど、敵に対しても人道的な配慮を見せる思慮深さを持っていました。
これらのエピソードから、白雄が単なる皇族ではなく、真の人格者であったことがわかります。
練白雄の能力について
金属器を持たない皇子
興味深いことに、白雄は金属器使いではありませんでした。
煌帝国の「神官」ジュダルからは「王の器」の候補から外されていたとされています。
煌帝国において迷宮攻略と金属器の獲得は大きな意味を持ちますが、白雄はその対象とはならなかったようです。
武人としての素養
具体的な戦闘シーンは多く描かれていませんが、皇族として武人としての素養は持っていたと推測されます。
しかし、『マギ』キャラ強さランキングでは79位にランクインしており、金属器を持つ皇族たちと比べると戦闘面での評価は控えめです。
これは金属器を持たなかったことが大きく影響していると考えられます。
練白雄の死の真相【重大ネタバレ注意】
アル・サーメンの襲撃
白雄が命を落としたのは、アル・サーメンの魔導士たちによる襲撃事件でした。
しかし、この襲撃の真の黒幕は、他ならぬ彼らの母・練玉艶だったのです。
練玉艶の正体
練玉艶は表向きは煌帝国の皇后でしたが、その正体はアル・サーメンに寝返った魔女であり、さらにその本質はアルマトランのマギ・アルバでした。
彼女は煌帝国を操るために、夫である練白徳、そして息子の白雄と白蓮を暗殺したのです。
なぜ白雄は殺されたのか
練玉艶(アルバ)が白雄と白蓮を殺害した理由については、いくつかの説が考えられています。
説1:堕転から最も遠い存在だったから
白徳、白雄、白蓮は「堕転」から最も遠い位置にいたとされています。
「敵も同じ人で、憎むべきではない」と悟っていた彼らは、アルバにとって自身の正体や目的を察知されるリスクがあり、計画の障害となり得ました。
説2:復讐の脅威を排除するため
白雄と白蓮は当時すでに成人に近い年齢でした。
父・白徳が殺害されたことを察知すれば、彼らは母への復讐を企てる可能性がありました。
そのリスクを排除するため、まとめて殺害したという見方もあります。
白龍への遺言【ネタバレ注意】
真相を託された弟
アル・サーメンの襲撃時、まだ幼かった白龍は兄たちの死に際に立ち会うことになりました。
その時、白雄は弟に対して練玉艶の正体と真実を伝え、こう命じたとされています。
「必ず仇を取れ」
そして白雄は、自らの命と引き換えに白龍を火事から逃がしたのでした。
白龍の復讐心の原点
この遺言こそが、白龍が後年「煌帝国を自分の手で取り戻すこと」と「練玉艶への復讐」を目的として行動する原点となりました。
兄から託された使命は、白龍の人生を決定づける重大なものだったのです。
皮肉なことに、「受け継ぐのは血ではなく志だ」と説いた白雄が、弟には「復讐」という形で志を託すことになりました。
練白雄の魅力と独自考察
煌帝国の悲劇を象徴するキャラクター
練白雄は、煌帝国という国家が抱える悲劇を象徴する存在です。
偉大な初代皇帝の下で繁栄を築いた煌帝国が、内部からアル・サーメンに侵食されていく。
その過程で最初に犠牲となったのが白徳と白雄・白蓮でした。
「志を継ぐ」ということ
白雄が紅炎に説いた「受け継ぐのは血ではなく志だ」という言葉は、物語全体のテーマにも通じる重要なメッセージです。
しかし、彼自身は最期に弟へ「復讐」を託すという矛盾を抱えることになりました。
この矛盾こそが、白雄の悲劇性をより深いものにしています。
白龍を理解するために不可欠な存在
白龍というキャラクターを深く理解するためには、練白雄の存在を知ることが不可欠です。
なぜ白龍があれほど復讐に執着するのか、なぜ煌帝国を取り戻そうとするのか。
その答えは、すべて兄・白雄の遺言に遡ります。
まとめ
練白雄は、煌帝国初代皇帝の長男として生まれながら、実の母によって22歳の若さで命を落とした悲劇のキャラクターでした。
- 煌帝国初代皇帝・練白徳の長男
- 「くそまじめ」な人格者
- 金属器は持たなかった(ジュダルから王の器候補外)
- 練玉艶(アルバ)によって父・弟と共に暗殺される
- 最期に白龍へ真相と「仇を取れ」という遺言を残す
「受け継ぐのは血ではなく志だ」という教えを持ちながら、最期には復讐を託すという矛盾。
この悲劇性こそが練白雄というキャラクターの深みです。
白龍の物語を理解するために、ぜひ練白雄という存在にも注目してみてください。

