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【マギ】ゴルタスとは?黄牙一族の戦士がモルジアナに託した想い

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物語序盤、迷宮「アモン」で命を落としながらも、モルジアナの運命を大きく変えた男・ゴルタス。

奴隷として生き、多くの罪を背負いながらも、最期の瞬間にモルジアナの足枷を断ち切り、彼女に自由への道を示しました。

この記事では、ゴルタスのプロフィールや黄牙一族としての背景、迷宮「アモン」での壮絶な最期、そしてモルジアナに与えた影響について詳しく解説していきます。

※この記事は『マギ』のネタバレを含みます。

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ゴルタスのプロフィール

項目 内容
名前 ゴルタス
声優 勝沼紀義
年齢 27歳(作中で死亡)
身長 197cm
出身 黄牙一族(北方の遊牧民族)
立場 チーシャンの領主ジャミルの奴隷
特徴 左眼だけに穴が空いた鉄板状の仮面

ゴルタスは、オアシス都市チーシャンの領主・ジャミルに仕える奴隷でした。

197cmという巨躯を持ち、怪力を誇る戦士。
しかし過去の負傷により声がほとんど出せなくなっており、常に鉄板状の仮面で顔を覆っています。

 

ゴルタスの人物像・外見

謎に包まれた素顔

ゴルタスの最大の特徴は、左眼の部分だけに穴が空いた鉄板状の仮面です。

この仮面の下の素顔は、作中で最後まで明かされることはありませんでした。
過去にどのような怪我を負ったのか、なぜ声を失ったのか、その詳細は謎に包まれています。

 

黄牙一族の証

ゴルタスが携帯している刀には、黄牙一族特有の赤毛の装飾が施されています。

この装飾は、彼が北方の遊牧民族・黄牙一族の出身であることを示す重要な証拠です。
後にモルジアナが故郷を目指す旅の中で黄牙一族と出会うことで、ゴルタスのルーツが明らかになります。

 

寡黙な巨漢

声を失っているため言葉を発することはほとんどありませんが、その行動には確かな意志が込められています。

ジャミルの奴隷として命令に従い続けてきた男が、最期の瞬間に見せた選択。
それこそが、ゴルタスという人物の本質を物語っています。

 

黄牙一族とゴルタスの過去

黄牙一族とは

黄牙一族は、煌帝国近くの大草原で暮らす遊牧民族です。

かつては「大黄牙帝国」を築いた強大な騎馬民族でしたが、現在はその面影を失い、慎ましやかに暮らしています。
モンゴル帝国をモチーフにしたとされる一族で、白っぽい乗馬服を身にまとい、茶色い髪が特徴です。

 

奴隷狩りの標的にされた民

黄牙一族の人々は、他の民族と比べて頑丈で生命力が強い肉体を持っています。

そのため、女子供を中心に何度も奴隷狩りの対象にされてきた悲しい歴史があります。
ゴルタスもまた、そうした奴隷狩りによって故郷を離れ、ジャミルの下で奴隷として生きることを強いられたと考えられます。

 

同じ境遇のモルジアナ

興味深いことに、ゴルタスと共に奴隷としてジャミルに仕えていたモルジアナも、遠い故郷を持つ存在でした。

モルジアナはファナリス(暗黒大陸出身の戦闘民族)であり、故郷カタルゴを離れて奴隷として売られてきた過去を持ちます。
二人は異なる民族でありながら、「故郷を奪われた奴隷」という共通点で結ばれていたのです。

 

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迷宮「アモン」での活躍

※以下、重要なネタバレを含みます。

 

罠よけとして連れ込まれた奴隷たち

ジャミルは迷宮「アモン」を攻略するため、多くの奴隷を罠よけとして連れ込みました。

ゴルタスとモルジアナも、その中に含まれていました。迷宮の罠によって次々と命を落としていく奴隷たち。
その中で最後まで生き残ったのは、ゴルタスとモルジアナの二人だけでした。

 

背負い続けた罪

ジャミルの命令により、ゴルタスは迷宮の中で何人もの人間を斬り続けてきました。

奴隷として逆らうことのできない立場にありながら、自らの手で命を奪ってきたという事実。
その罪の意識は、ゴルタスの心に深く刻まれていました。

 

運命を変えた選択

迷宮「アモン」が崩壊を始めたとき、脱出のチャンスが訪れます。

しかしゴルタスは、脱出することを拒みました。
これまで犯してきた罪への贖いとして、彼は崩れゆく迷宮と運命を共にすることを選んだのです。

 

モルジアナへの最期の言葉

脱出を拒むゴルタスでしたが、モルジアナに対しては違いました。

彼女の足枷の鎖を断ち切り、「故郷へ帰れ」と背中を押したのです。
声を失っていたゴルタスが、最期の力を振り絞って伝えたその言葉。
それは、同じ奴隷として生きてきた仲間への、せめてもの贈り物でした。

精神が崩壊し幼児退行を起こしたジャミルを抱えながら、ゴルタスは崩壊する迷宮の奥へと消えていきました。

モルジアナへの影響【独自考察】

恐怖を打ち破った言葉

奴隷として長年ジャミルに仕えてきたモルジアナは、主人への恐怖心に支配されていました。

解放された後も、その恐怖から完全に逃れることはできずにいたのです。
しかし、ゴルタスが最期に背を押してくれた言葉が、彼女の心を救いました。

ゴルタスの言葉に救われ、恐怖を打ち破ったモルジアナは、故郷カタルゴへの帰還を決意します。

 

足枷が力に変わる意味

モルジアナは後に、迷宮「ザガン」攻略時に眷属器「炎翼鉄鎖(アモール・セルセイラ)」を手に入れます。

興味深いことに、この眷属器の元となったのは、奴隷時代に身につけていた足枷でした。
かつて自由を奪っていた鎖が、今度は敵を焼き尽くす力となったのです。

ゴルタスが断ち切った足枷。それは単に物理的な束縛を解いただけでなく、モルジアナの心の枷をも解き放ったのではないでしょうか。
奴隷時代の象徴が力の象徴へと変わったことは、ゴルタスの想いが形を変えて生き続けていることの証といえます。

 

物語序盤における重要な転換点

『マギ』強さランキングで上位に位置するモルジアナが、ファナリスとしての力を発揮できるようになったのは、ゴルタスとの出会いがあったからこそです。

もしゴルタスがモルジアナを解放しなければ、彼女は迷宮の中で命を落としていたかもしれません。
あるいは、たとえ生き延びたとしても、恐怖に支配されたまま自由を求めることはできなかったでしょう。

ゴルタスの自己犠牲は、モルジアナという一人の少女の運命を変え、ひいては『マギ』という物語全体の流れを決定づけたのです。

 

まとめ

ゴルタスは、物語序盤のわずかな登場にもかかわらず、読者の心に深く残るキャラクターです。

黄牙一族の戦士として誇りを持ちながらも、奴隷として生きることを強いられた男。
ジャミルの命令で多くの命を奪ってきた罪を背負いながら、最期の瞬間にモルジアナを自由へと導きました。

声を失い、素顔を見せることもなかったゴルタスですが、その行動は言葉以上に雄弁でした。

モルジアナの足枷を断ち切り、「故郷へ帰れ」と背中を押したあの瞬間。
それは、罪を背負った男が見せた、せめてもの贖いであり、同じ境遇を生きた仲間への最後の贈り物でした。

ゴルタスの想いは、モルジアナの中で今も生き続けています。

 

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