『ケンガンアシュラ』に登場する護衛者・淀江(よどえ)をご存知でしょうか。
作中では脇役ながら、17勝無敗の実力者ハサドを一撃で倒したことで「ハサドる」という用語の語源となった印象的なキャラクターです。
淀江のプロフィールや護衛者としての役割、ハサドとの因縁について詳しく解説していきます。
※この記事は『ケンガンアシュラ』のネタバレを含みます。
淀江のプロフィール・基本情報
淀江は、大日本銀行総帥・片原滅堂に仕える護衛者の一人です。
外見はスキンヘッドで細目が特徴的。常ににこやかな表情を浮かべていますが、その目は決して笑っていないタイプの人物として描かれています。
名前の由来は鳥取県の地名「淀江」から取られており、これは護衛者の多くが鳥取県の地名を名前に持つという設定に基づいています。
作中での登場シーンは限られていますが、その強烈なインパクトから読者の記憶に残るキャラクターとなりました。
護衛者とは?片原滅堂を守る精鋭集団
護衛者とは、大日本銀行の総帥であり拳願会会長でもある片原滅堂を守る精鋭部隊です。
護衛者の特徴
護衛者は約20〜30名からなる組織で、全員がスーツ姿で統一されています。
その構成員すべてが並の闘技者を上回る戦闘力を持っているとされ、拳願絶命トーナメント予選通過者を容易く破るほどの実力者揃いです。
加納アギトに与えられる「滅堂の牙」が片原滅堂の「最強の矛」だとすれば、護衛者たちは「盾」として機能する存在といえるでしょう。
名前の法則性
護衛者の名前には法則性があり、一部の例外を除いて鳥取県の地名から取られています。
淀江のほかにも日吉津などの護衛者が登場しており、この命名規則が徹底されていることがわかります。
ハサドとの戦い〜「ハサドる」の語源となった一撃
淀江を語る上で欠かせないのが、ハサドとの戦いです。
この一戦が「ハサドる」という用語を生み出しました。
ハサドとは
またこの2人も見たいよ😊ハサドは幼女だし蕪木さんは完全におかん pic.twitter.com/uWauTgE7fN
— 新人審神者かかい (@uk2424) June 25, 2021
ハサドはベルシイ石油の代表闘技者で、「アラブの旋風」の異名を持つ実力者です。
中東の小国の第1王位継承者でありながら、独学で首里手を習得。戦績は17勝0敗の無敗を誇り、仕合開始からわずか2秒で決着をつけた最短記録を持っていました。
拳願絶命トーナメントの予選バトルロイヤルでも、残像すら残さない神速の突きで他の闘技者を圧倒し、その強さを見せつけていました。
片原滅堂への反発
すっげーどうでもいいのだけど、日銀総裁見るたびに片原滅堂が浮かぶ() pic.twitter.com/BgbkjdgCBX
— ユウスケ@YouTubeやってる人 (@_usk_photo) April 27, 2020
予選終了後、片原滅堂が闘技者たちに対して「闘技者は商人の駒だ」と発言。
これに激怒したハサドは「駒呼ばわりするな」と食ってかかり、一触即発の状態となります。
淀江による一撃
前に出たハサドに対し、護衛者の淀江が立ちはだかります。
結果は一瞬でした。淀江はハサドを瞬時に倒し、そのまま船外に蹴り出してしまいます。
17勝無敗、最短2秒決着という輝かしい戦績を持つハサドが、護衛者の一人に何もできずに敗北したのです。
この展開は読者に強烈なインパクトを与え、「いかにも強そうに登場したキャラクターが、あっさりとモブキャラに敗北すること」を意味する「ハサドる」という用語が生まれました。
淀江の強さ考察〜護衛者の実力レベル
淀江の強さについて考察してみましょう。
ハサドを倒した実力
ハサドは17勝0敗の実績を持ち、最短決着記録を保持する実力者でした。
その神速の突きは予選バトルロイヤルでも圧倒的な威力を発揮しています。
そのハサドを一撃で倒したということは、淀江の実力が相当なものであることを示しています。
少なくとも予選通過レベルの闘技者を上回る戦闘力を持っていることは間違いありません。
護衛者全体の実力
護衛者は全員が並の闘技者を上回る実力を持つとされています。
『ケンガンアシュラ・オメガ』強さランキングで上位に位置する「滅堂の牙」には及ばないものの、トーナメント出場者の中でも中堅〜下位レベルの闘技者なら十分に対応できる実力があると考えられます。
ただし、淀江がハサドを圧倒したのは、ハサドが冷静さを欠いていた状態だったことも考慮すべきでしょう。
激昂して突っ込んできた相手を迎え撃つという有利な状況での勝利だったといえます。
東電クーデターでの最期〜ハサドの復讐
淀江の物語は、東電によるクーデターで幕を閉じます。
ハサドの生存と復帰
船外に蹴り出されたハサドは死亡したかに思われましたが、実は蕪木浩二の潜水艦に拾われて生存していました。
その後、仕合会場のある願流島に上陸し、乃木に雇われて活動を再開します。
復讐の達成
東電によるクーデターが発生した際、ハサドは護衛者たちと再び対峙します。
かつて自分を敗北させた淀江を含む護衛者3人を、ハサドは瞬殺。
一度は「ハサドる」という屈辱的な用語の語源となった彼が、見事に復讐を果たしたのです。
この展開は、ハサドの成長と実力を示すと同時に、物語における因果応報を表現するものとなりました。
まとめ
淀江は『ケンガンアシュラ』において、護衛者という精鋭集団の一員として登場したキャラクターです。
17勝無敗のハサドを一撃で倒し「ハサドる」という用語の語源となった一方で、東電クーデターではそのハサドに復讐されるという因縁深い展開を見せました。
登場シーンは限られていますが、護衛者の強さを示す存在として、また「ハサドる」という印象的な用語を生み出したキャラクターとして、作品に彩りを添える存在といえるでしょう。
