『マギ』に登場するイサアクは、ムスタシム王国の騎士としてドゥニヤ・ムスタシム王女に仕えた忠義のキャラクターです。
血の繋がりはないものの、兄のようにドゥニヤを守り続け、最期まで彼女のために命を捧げました。
本記事では、イサアクの基本プロフィールからドゥニヤとの深い絆、悲劇的な最期、そして砂鉄人形として蘇った経緯まで徹底解説します。
※この記事には『マギ』のネタバレが含まれます。
イサアクの基本プロフィール
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— 人畜無害な匿名 (@aoitori_53) May 10, 2021
イサアクはムスタシム王国に仕える騎士で、王女ドゥニヤの従者として登場します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | イサアク |
| 所属 | ムスタシム王国 |
| 役職 | 騎士・ドゥニヤの従者 |
| 享年 | 23歳 |
| 強さランキング | 66位 |
外見は「髪を一筋前にたらした目つきの悪い男」と描写されています。
一見すると近寄りがたい印象ですが、ドゥニヤへの忠誠心は誰よりも強く、彼女のためなら命を投げ出すことも厭わない人物です。
『マギ』強さランキングでは66位にランクインしており、騎士としての実力も確かなものがあったと考えられます。
イサアクとドゥニヤの関係性
イサアクとドゥニヤの関係は、単なる主従関係を超えた深い絆で結ばれていました。
幼少期から共に育った兄妹のような存在
ドゥニヤは幼い頃に母を失い、その後はイサアクの母に育てられました。
このため、二人は血の繋がりこそないものの、本当の兄妹のように育ったのです。
ドゥニヤにとってイサアクは「本当の兄のような存在」であり、イサアクにとってもドゥニヤは守るべき大切な妹のような存在でした。
騎士としての絶対的な忠誠心
イサアクの忠誠心は並外れたものがありました。
作中では、アリババがドゥニヤに対して失礼な発言をした際、ドゥニヤの命令がなくとも剣を抜こうとする場面が描かれています。
これは単なる職務上の忠誠ではなく、家族としての愛情に根差した行動といえるでしょう。
イサアクにとって、ドゥニヤを守ることは使命であると同時に、自らの存在意義そのものだったのかもしれません。
マグノシュタット反乱での最期
イサアクの人生は、10年前のマグノシュタット校の反乱によって悲劇的な結末を迎えます。
反乱の勃発
マグノシュタット校の反乱は、後にマグノシュタット学院を築くマタル・モガメットらによって引き起こされました。
この反乱によりムスタシム王国は壊滅的な被害を受け、王族や貴族の多くが命を落としました。
ドゥニヤを守って散った命
反乱の最中、イサアクはドゥニヤを守るために戦いました。
そして最終的に、彼女を守りながら命を落としたのです。
目の前で大切な従者であり、兄のような存在であったイサアクを失ったドゥニヤ。
その衝撃は計り知れないものがありました。
父である国王、そしてイサアクを「運命」として平然と殺された経験は、彼女の心に深い闇を落としました。
この出来事こそが、ドゥニヤが「堕転」してアル・サーメンの黒き王の一人となるきっかけとなったのです。
砂鉄人形として蘇ったイサアク
ドゥニヤはイサアクを失った後も、彼の存在を手放すことができませんでした。
磁力魔法で作られた「イサアクの人形」
ドゥニヤは磁力を操る魔法を得意としており、その力を使ってイサアクの姿を模した砂鉄人形を作り出しました。
彼女はこの人形を常に連れ歩き、まるでイサアクがまだ傍にいるかのように振る舞っていたのです。
これは単なる戦闘用の道具ではなく、失ったイサアクへの執着と、彼なしでは生きていけないというドゥニヤの心情の表れでした。
ザガン迷宮での登場
ドゥニヤは砂鉄人形のイサアクを従え、イスナーンと共にザガン迷宮(第61迷宮)でアラジンたちの前に姿を現しました。
闇の金属器を持つ黒き王として、アラジンたちと激しい戦いを繰り広げます。
砂鉄人形とはいえ、ドゥニヤの傍らに立つイサアクの姿は、彼女がいかにイサアクを大切に思っていたかを物語っています。
ソロモンの知恵による再会シーン
物語のクライマックスの一つが、アラジンのソロモンの知恵によってもたらされたイサアクとドゥニヤの再会です。
アラジンの力による奇跡
アラジンたちとの戦いに敗れたドゥニヤ。
しかしアラジンは彼女を敵として切り捨てるのではなく、ソロモンの知恵を使って救いの手を差し伸べました。
ソロモンの知恵により、ドゥニヤはイサアクのルフ(魂)と対面を果たすことができたのです。
白いルフへの変化
イサアクとの再会を果たしたドゥニヤは、彼のルフを受け取りました。
そしてその瞬間、黒いルフに染まっていた彼女は白いルフへと変化したのです。
これは、イサアクの存在がドゥニヤにとっていかに大きなものであったかを示しています。
彼女を堕転させた原因がイサアクの死であったように、彼女を救済したのもまたイサアクの存在でした。
長い時を経て、二人は魂の形で再び結ばれたのです。
イサアクの強さ・戦闘能力
イサアクは騎士として、確かな戦闘能力を持っていたと考えられます。
剣術の腕前
ムスタシム王国の騎士として王女の護衛を務めていたことから、剣術の腕前は相当なものがあったと推測されます。
また、命令なしで剣を抜こうとする場面からも、戦闘に対する心構えと自信が伺えます。
強さランキングでの評価
『マギ』強さランキングでは66位という位置づけです。
生前の戦闘描写が限られているため詳細な評価は難しいものの、ムスタシム王国の騎士として、そしてドゥニヤの最後の砦として、命を賭けて戦い抜いた勇者であることは間違いありません。
まとめ
イサアクは、表舞台での登場シーンこそ限られているものの、『マギ』という物語において重要な役割を果たしたキャラクターです。
彼の存在はドゥニヤの人生を大きく左右しました。
イサアクの死はドゥニヤを堕転させる原因となり、そしてイサアクとの再会は彼女を救済するきっかけとなりました。
血の繋がりを超えた兄妹の絆、命を賭けて守り抜いた忠義、そして死してなお彼女の傍らにあり続けた存在。
イサアクは、真の騎士とはどうあるべきかを体現したキャラクターといえるでしょう。

