仮面とターバンで正体を隠す謎の魔導士、イスナーン。
アル・サーメンの幹部として暗躍する彼は、初登場時は下級幹部のように見えました。
しかし物語が進むにつれ、その正体がソロモン王の最初の神杖使いの一人という超大物であることが明らかになります。
この記事では、イスナーンのプロフィールからアルマトラン時代の過去、現在の能力、そして物語での活躍まで徹底解説します。
※この記事は『マギ』のネタバレを含みます。
イスナーンの基本プロフィール
まづ「いすなーん兄弟ってマギだったのかよぉ;;;;;;;;;;」
イスナーン様「」 pic.twitter.com/ORvKDfm57V— かっち*(・ω・) (@katthi22) July 27, 2014
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | イスナーン |
| 声優 | 三木眞一郎 |
| 年齢 | 28歳(アルマトラン時) |
| 身長 / 体重 | 184cm / 70kg |
| 所属 | アル・サーメン(現在)/ ソロモンの抵抗軍(過去) |
| 役職 | アル・サーメン幹部 |
| 外見 | 黄金色の長髪、仮面とターバンで顔を隠す |
| 武器 | 鎌のような形状の杖(元神杖) |
| 得意魔法 | 雷魔法 |
イスナーンは、ターバンや仮面で顔を隠した謎めいた男として登場します。
仮面のような飾りがついた鎌のような形状の杖を持ち、独特の威圧感を放っています。
アルマトラン時代には黄金色の長髪が特徴的な青年でしたが、現在の世界では正体を隠すスタイルを貫いています。
イスナーンの人物像・性格
謎めいた存在
イスナーンは常に仮面で正体を隠し、その真意を読み取らせない人物です。
アル・サーメンの中でも独自の立場を保っており、組織のリーダーであるアルバに対しても批判的な意見を述べることがあります。
「ドゥニヤびいき」の一面
同僚のビョルンからは「ドゥニヤびいき」と評されており、ドゥニヤ・ムスタシムに対して特別な感情を持っていることが示唆されています。
冷徹な幹部というイメージとは裏腹に、面倒見の良い一面も持っているようです。
かつての人格者
アルマトラン時代のイスナーンは、実は非常に人格者でした。
インドアで引っ込み思案なウーゴをからかいながらも面倒を見たり、弟分のセッタの頼れる兄として振る舞ったりと、仲間思いの一面を見せています。
幼いシバに対しても柔和な態度で接しており、かつては誰からも慕われる存在だったことがわかります。
アルマトラン時代の正体(ネタバレ注意)
ソロモン王の最初の神杖使い
イスナーンの正体は、ソロモン王が抵抗軍を起こした時の最初の6人の神杖使いの一人という超大物でした。
比較的序盤であっさりとシンドバッドに倒されたため、多くの読者は彼を下級幹部だと認識していました。
しかし、アルマトラン編でその真の正体が明かされ、大きな衝撃を与えました。
組織内序列4番目
抵抗軍の中でのイスナーンの序列は、ソロモン、アルバ、シバに次ぐ4番目とされています。
8人の神杖使いの中でも上位に位置する実力者であり、その戦闘力は折り紙つきでした。
神杖を持っていた時代には、詠唱なしで極大魔法を連発できるほどの実力を有していたと評されています。
雷を操る神杖の使い手
イスナーンが持っていた神杖は、鎌を模した形状をしており、雷を操る魔法を得意としていました。
この雷魔法は現在でも彼の主要な戦闘手段となっています。
セッタとの絆
イスナーンにとって特に重要な存在が、セッタという褐色の青年でした。
セッタは氷を操る魔法を得意とする神杖使いで、イスナーンとは実の兄弟のように育った仲です。
セッタはイスナーンを「兄さん」と呼び慕っており、二人の絆は非常に深いものでした。
しかし、アルマトランの崩壊により、二人の運命は大きく変わることになります。
イスナーンの能力・戦闘スタイル
『マギ』強さランキングでは第41位にランクインしているイスナーンですが、その能力は多岐にわたります。
雷魔法
イスナーンの主要な攻撃手段は雷魔法です。
配下のドゥニヤたちをサポートする際にも、この雷魔法を駆使して戦闘を有利に進めます。
アルマトラン時代には詠唱なしで極大魔法を連発できるほどの実力でしたが、現在の世界では本体が異次元にいるため、その力は大幅に制限されています。
分裂能力
イスナーンの最も特異な能力が、体を切断されても分裂する不死身の能力です。
この能力により、通常の攻撃では彼を倒すことが非常に困難となっています。
黒い金属器の製造技術
イスナーンは黒い金属器を製造する技術を持っています。
過去にはマグノシュタットの指導者モガメットと提携し、黒い金属器を製造したことがあります。
ただし、この際に手下の非魔導士に金属器を横流しした事件が発覚し、モガメットとの関係は断絶されました。
人形の体を通じた干渉
アル・サーメンのメンバーは、アルバを除いて本体が異次元に存在しています。
そのため、人形の体をリモコンのように操って現世に干渉するという形で活動しています。
本来の肉体であれば、ソロモン王が降臨して直接マゴイを供給したジン72体と渡り合えるほどの力があるとされていますが、人形の体では大幅に弱体化しています。
物語での活躍
第61迷宮での交戦
イスナーンはドゥニヤを連れて第61迷宮に現れ、アラジンたちと交戦します。
雷魔法でドゥニヤたちをサポートしながら戦いを繰り広げました。
モガメットとの提携
12年前、イスナーンは革命を控えていたモガメットと手を組み、黒い金属器を製造しました。
しかし、手下による金属器の横流し事件が発覚したことで、モガメットから関係を断たれています。
この過去の因縁が、後のマグノシュタット編に影響を与えることになります。
シンドバッドとの戦闘と敗北
イスナーンは七海の覇王シンドバッドと交戦し、敗北を喫します。
この戦いが比較的序盤で行われたため、多くの読者はイスナーンを下級幹部だと認識していました。
しかし、後にその正体が明かされたことで、シンドバッドの強さが改めて証明されることになります。
神杖使いの中でも上位の実力者を倒したシンドバッドは、やはり作中最強クラスの存在と言えるでしょう。
アルバへの批判的姿勢
イスナーンは組織内で相応の発言力を持っており、リーダーのアルバに対しても批判的な意見を述べることがあります。
アルバがマグノシュタットの技術の提供を要求した際、イスナーンは単に「嫌だ」と拒否したというエピソードもあり、組織内での独立性の高さがうかがえます。
イスナーンの魅力と独自考察
「裏切り」のテーマを体現するキャラクター
イスナーンは、かつてソロモン王の側近として正義のために戦った人物です。
しかし現在は、世界の異変を目的とするアル・サーメンの一員として暗躍しています。
なぜ彼がソロモン陣営からアル・サーメンへ転向したのか、その詳細は明かされていない部分も多いですが、アルマトランの崩壊という悲劇が大きく影響していることは間違いないでしょう。
セッタとの関係が示す「かつての人格者」
セッタとの兄弟のような関係は、イスナーンがかつてどのような人物だったかを示す重要な要素です。
弟分を大切にし、仲間思いで、幼いシバにも優しく接した人格者。
そんな彼が、なぜ現在のような冷徹な幹部になってしまったのか。その変遷を考えると、アルマトランで何があったのかという疑問が深まります。
弱体化の理由
神杖使いとして圧倒的な力を持っていたはずのイスナーンが、現在の世界では比較的あっさりと敗北している点は興味深いです。
これは、本体が異次元にいるため人形の体を通じてしか干渉できないという制約が大きく影響しています。
本来の力を発揮できれば、シンドバッドとも互角以上に戦えた可能性があります。
アル・サーメン内での独自の立場
イスナーンはアル・サーメンの中でも独立性が高く、アルバの指示にも従わないことがあります。
これは、彼がかつてソロモン陣営でアルバと同等以上の立場にいたことの名残かもしれません。
組織の中で完全に服従しているわけではなく、自分なりの考えを持って行動している点が、イスナーンというキャラクターの奥深さを示しています。
まとめ
イスナーンは、『マギ』という作品の中で「過去と現在のギャップ」が最も印象的なキャラクターの一人です。
かつてはソロモン王の側近として正義のために戦い、仲間思いで人格者だった青年。
しかし現在は、仮面で正体を隠しながらアル・サーメンの幹部として暗躍する存在へと変貌しています。
その変遷の理由は完全には明かされていませんが、アルマトランの崩壊という悲劇が彼の人生を大きく変えたことは間違いありません。
セッタとの絆、かつての仲間たちとの関係、そしてアルバへの複雑な感情。イスナーンの物語は、単純な「悪役」では語れない深みを持っています。



