『マギ』の主人公・アラジンは、世界で初めて誕生した「4人目のマギ」という特別な存在です。
青い三つ編みの髪と無邪気な笑顔が印象的な少年ですが、その正体はアルマトランの王・ソロモンの息子であり、世界の運命を左右する力を秘めています。
本記事では、アラジンの基本プロフィールから正体、能力、強さ、人間関係、作中での活躍まで徹底解説します。
アラジンの基本プロフィール
アラジンは『マギ』の主人公であり、物語の中心人物です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | アラジン |
| 年齢 | 10歳→12歳→約15歳(成長) |
| 身長 | 130cm→140cm(12歳時) |
| 体重 | 36kg(12歳時) |
| 声優 | 石原夏織 |
| 趣味 | 読書 |
外見的な特徴として、青い長髪を三つ編みにしてターバンを巻いており、額には赤い石が付いています。
一人称は「僕」で、「〜なのかい?」という大人びた口調で話すのが特徴です。
物語開始時は聖宮に長年閉じ込められていたため、外の世界の知識がほとんどなく、世間知らずな一面を見せます。
しかし、旅を続ける中で大きく成長し、最終的には身長も大幅に伸びて青年らしい姿へと変化します。
アラジンの正体と出生の秘密
4人目のマギとは
マギとは、世界に3人しか存在しない「創世の魔法使い」です。
通常、マギは3人というルールがありますが、アラジンは歴史上初めて誕生した「4人目のマギ」という異例の存在です。
他の3人のマギ(ユナン、シェヘラザード、ジュダル)とは異なり、アラジンはこの世界で生まれたのではなく、別次元「アルマトラン」から来た存在です。
そのため、「この世界において他の誰とも違う存在」という孤独感を抱えています。
4人目のマギであるアラジンは、世界中のルフ(魂の源)を使役でき、体力が続く限りほぼ無限の魔力を行使できます。
通常の人間では不可能なジンの実体化も可能であり、その力は計り知れません。
アルマトランでの出生
アラジンの正体は、別次元「アルマトラン」の王・ソロモンと、マギであるシバの息子です。
両親について
- 父:ソロモン・ヨアズ・アブラヒム(アルマトランの指導者、後の神)
- 母:シバ(マギ、ソロモンの妻)
アラジンは悲劇的な状況で生まれました。
母シバがアルバ(後のアル・サーメン黒幕)に殺害された直後、胎児の状態で摘出されたのです。
その後、ウーゴくんによって聖宮で保護され、長い年月をかけて成長を抑制されながら育てられました。
やがて幼児の姿まで成長させられたアラジンは、聖宮から外の世界へと旅立ち、アリババやモルジアナとの出会いを経て、自身の出生の秘密を知ることになります。
アラジンの能力・魔法一覧
基本魔法
アラジンは熱や炎を操ることが得意で、マグノシュタットでの分類では「1型・赤色魔導士」に該当します。
修行を重ねることで、8つの魔法属性すべてを習得できるようになりました。
主な熱魔法
| 魔法名 | 効果 |
|---|---|
| 灼熱の双掌(ハルハール・インフィガール) | 熱で作った白い巨人の両手で攻撃。単純だがマギが放つため威力は甚大 |
| 灼熱の連弾(ハルハール・ラサース) | 複数の火球を自在に操る。ヤムライハの水魔法を参考に開発 |
| 蒸発の洗礼(シャラール・ラーキィ) | 敵の体内の水分を高温にする熱魔法と水魔法の合わせ技 |
その他にも、水鏡の蜃気楼(水魔法)、突風(風魔法)、光線(光魔法)、雷電(雷魔法)など、多彩な魔法を使いこなします。
ソロモンの知恵
物語中盤、ウーゴくんとの再会を経て、アラジンは「ソロモンの知恵」を会得します。
これは運命の逆流を超える特別な力です。
ソロモンの知恵の特徴
- 発動時に額に八芒星が現れる
- 他者の記憶を見ることができる
- 黒く染まったルフを救う力を持つ
- 「命の性質」に属する魔法
この力により、アラジンは敵対者の過去や真意を理解し、対話による解決を試みることが可能になりました。
重力魔法
父ソロモンから継承した重力魔法は、アラジンの最強の武器です。
暗黒大陸でマザードラゴン(原始竜)との3年間に及ぶ過酷な修行を経て、この力魔法を完全に自分のものにしました。
修行後のアラジンは、極大魔法4発を全て跳ね返すことが可能なレベルに達しています。
「指先ひとつでこの世の全ての力の法則を変えられる」とまで評されるほどの実力を得たアラジンにとって、アル・サーメンの魔法はもはや脅威ではなくなりました。
アラジンの強さを考察
アラジンはマギ強さランキングにおいて、1〜2位に位置づけられる最強クラスのキャラクターです。
成長の軌跡
- 初期:ウーゴくんの力に頼った戦闘スタイル
- マグノシュタット編:魔法学院で基礎を学び、肉体も鍛錬。大きなルフの力に耐えられるように
- アルマトラン編:ソロモンの知恵を会得
- 暗黒大陸編:マザードラゴンとの3年間の修行で覚醒
最終的な実力
最終巻では、祖父ダビデが発動させた「世界をルフに還す魔法」を止めるために対峙。
この宇宙規模の魔法を抑え込むことに成功しました。
また、ジュダルとの戦いでは究極魔法を放ち、ジュダルを「世界の果てまで永遠に突き進ませる」ほどの威力を発揮。
練金魔法でアルバを白瑛の体から追い出すなど、あらゆる状況に対応できる万能性も持ち合わせています。
シンドバッドでさえアラジンを「振り回している節がある」と評されることから、潜在能力ではシンドバッドを超える可能性も示唆されています。
アラジンの性格と魅力
無邪気で思慮深い性格
アラジンは無邪気で純粋な性格ですが、同時に非常に思慮深い一面を持っています。
争いを好まない平和主義者であり、できる限り対話で問題を解決しようとします。
聖宮で長年過ごしていたため、大人びた言動や知性的な発言が目立ちます。
しかし、世間知らずなところもあり、そのギャップが魅力の一つです。
コメディ要素
アラジンには「豊満な女性が好き」というコメディ要素があります。
特に「柔らかくて大きな胸のお姉さん」に目がなく、初対面でも胸に飛び込んでいくシーンが度々描かれます。
世界の運命を背負う重要な存在でありながら、このような欲望に忠実な一面があることで、キャラクターに親しみやすさが生まれています。
孤独と仲間
「この世界で誰とも違う存在」という孤独を抱えながらも、アリババやモルジアナといった仲間との絆を大切にしています。
たくさんの人に愛される存在であったことが、アラジンの強さの源でもあります。
補足:作者によると、連載前の原案ではアラジンは「女性」だったとのこと。少年漫画向けに男の子に変更されました。
アラジンの人間関係
アリババ・サルージャ
アラジンにとってアリババは、最初にできた親友であり「王の器」として見込んだ存在です。
アモン迷宮での出会いから始まり、バルバッド編、マグノシュタット編と共に戦い抜く中で、「絶対の信頼」で結ばれた関係を築きました。
アラジンはアリババの中に「王」としての資質を見出し、彼を導く存在でもあります。
二人の友情は『マギ』の核心であり、物語を通じて何度も困難を乗り越えてきました。
モルジアナ
ファナリスの少女モルジアナは、アラジンにとって大切な仲間の一人です。
アラジンはモルジアナに友人として好意を持っていますが、恋愛対象としては見ていません。
3人(アラジン、アリババ、モルジアナ)の絆は物語を通じて深まり、最終的にはアリババとモルジアナが結ばれます。
ウーゴくん
青い肌の巨大な精霊ウーゴくんは、アラジンの育ての親であり、最初の友人です。
アラジンは首にかけた笛でウーゴくんを実体化させ、初期は彼の力を借りて戦っていました。
ウーゴくんはアルマトランの天才魔道理論構築者であり、シバの死後、胎児だったアラジンを聖宮で育て上げました。
マギとしてのアラジンの成長を見守り続けた存在であり、二人の絆は親子のようでもあります。
練紅玉との関係
煌帝国の第八皇女・練紅玉とアラジンの関係は、物語後半で大きく進展します。
原作最終回では、アラジンと紅玉が良い関係になっていることが示唆されており、結婚の可能性も匂わせる描写があります。
紅玉はアラジンに対して特別な感情を抱いており、二人の関係はファンの間でも注目されています。
アラジンの作中での活躍
迷宮攻略編
物語は、聖宮から外の世界に出たアラジンがアリババと出会うところから始まります。
二人は共にアモン迷宮に挑み、アリババが金属器「アモン」を手に入れる手助けをします。
この冒険を通じて、アラジンとアリババの友情が芽生えました。
マグノシュタット編
魔法学院マグノシュタットに入学したアラジンは、ここで本格的な魔法の修行を開始します。
ヤムライハに師事し、魔法使いとしての基礎を確立。
また、肉体を鍛えることで大きなルフの力に耐えられるようになり、魔導師として大きく成長しました。
この編でジュダルとの本格的な対決も描かれます。
アルマトラン編
アルマトラン編では、アラジンは自身の出生の真実を知ります。
父ソロモンと母シバの過去、アルマトランで何が起きたのか、なぜ自分が4人目のマギとして生まれたのか。
すべての謎が明かされる重要なエピソードです。
ここでソロモンの知恵を会得し、さらなる力を手に入れます。
最終決戦
物語のクライマックスでは、祖父ダビデとの対決が描かれます。
ダビデが強制的に発動させた「世界をルフに還す魔法」は、世界そのものを消滅させる危険な魔法でした。
アラジンは仲間たちと共にこの魔法を抑え込むことに成功。
聖宮消滅後は、ウーゴくんやシンドバッドに助けられて帰還し、新たな世界の構築に貢献します。
「白と黒のルフの区別のない世界」を目指すアラジンの願いは、最終的に実現へと向かいました。
まとめ
アラジンは『マギ』の主人公として、4人目のマギという特別な存在でありながら、無邪気で仲間思いの少年として描かれています。
- 正体:ソロモンとシバの息子、4人目のマギ
- 能力:熱魔法、ソロモンの知恵、重力魔法
- 強さ:作中最強クラス(ランキング1〜2位)
- 魅力:成長していく姿、仲間との絆、孤独を抱えながらも前に進む姿勢
アリババ、モルジアナ、ウーゴくんとの絆を軸に、世界の運命を変えていくアラジンの物語は、多くのファンの心を掴みました。
『マギ』をより深く楽しむために、ぜひアラジンの成長と活躍に注目してみてください。


