『マギ シンドバッドの冒険』に登場するヴィッテルは、暗殺集団シャム=ラシュの元メンバーであり、シンドリア王国の「元八人将」として知られるキャラクターです。
本編『マギ』には登場しないものの、外伝でその壮絶な生涯が描かれています。
この記事では、ヴィッテルの能力や経歴、そしてシンドリア建国のために命を捧げた最期について詳しく解説します。
※この記事は『マギ』『マギ シンドバッドの冒険』のネタバレを含みます。
ヴィッテルの基本プロフィール
ヴィッテルくん!!!!!!!!
シンドバッドの冒険の!!!!!!!!
知らない子絶対いるでしょ!?メッチャかわいいよ!? pic.twitter.com/Bgxce5WG3M
— キルアイルア 2/7コスダン!solitwo🐥⸒⸒ (@killkun_491) September 16, 2021
ヴィッテルは、パルテビア帝国の暗殺ギルド「シャム=ラシュ」に所属していた暗殺者です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 19歳(没) |
| 身長 | 172cm |
| 声優 | 斉藤壮馬 |
| 所属 | シャム=ラシュ → シンドリア商会 |
| 役職 | 元八人将、会計顧問 |
外見は薄いピンクがかった紫色の髪と濃い赤色の瞳を持ち、鼻筋を横切る傷が特徴的な長身の青年です。
誰に対しても敬語で話す礼儀正しい性格ですが、力を得れば組織を抜けようと考えるなど、野心的な一面も持ち合わせています。
ヴィッテルの経歴・過去
戦災孤児から暗殺者へ
ヴィッテルは、後に共に行動することになるマハドと同じく、パルテビアで戦争孤児として育ちました。
生き延びるために盗みを働くようになり、その結果としてシャム=ラシュに拾われ、暗殺者としての道を歩むことになります。
シャム=ラシュは「組織内で生まれた子供はいずれ自分の師を殺さなければならない」という過酷な掟を持つ暗殺集団でした。
ヴィッテルはこの厳しい環境の中で、ジャーファルやマハドと共に暗殺者として活動していました。
シンドバッドとの出会い
転機となったのは、シンドバッドとの出会いです。迷宮「ヴァレフォール」攻略の際、ヴィッテルはドラコーンやジャーファルと共に攻略に向かいますが、アル・サーメンのファーランの魔法道具によって、ジャーファル、マハドと共に魔獣に変えられてしまいます。
しかし、シンドバッドによって救われたことで、ヴィッテルはシンドバッドの思想に感銘を受け、シャム=ラシュを脱退。シンドリア商会の一員となり、会計顧問として商会の裏方を支えることになりました。
ヴィッテルの能力・戦闘スタイル
ヴィッテルの最大の特徴は、両腕を異常な長さまで伸長させる能力です。
この能力により、腕を鞭のように操って攻撃することができます。
戦闘能力
- 伸縮自在の両腕:自在に伸ばした腕で、遠距離からの攻撃や奇襲が可能
- 双刀の剣:大きな双刀の剣を武器として使用
- 暗殺術:シャム=ラシュで培った暗殺技術
暗殺者としての訓練を受けているため、隠密行動や奇襲攻撃を得意としています。
『マギ』強さランキングでは62位にランクインしており、八人将の一員として活躍できるだけの実力を持っていました。
ヴィッテルの人間関係
ジャーファル
シャム=ラシュの筆頭であり、ヴィッテルにとっては上司であり仲間でもある存在です。
組織を脱退した後も、シンドリア商会でジャーファルの下で働きました。
ヴィッテルの死後、ジャーファルは彼の仇であるシャカを討ち取っています。
マハド
幼少期からの相棒であり、共に戦災孤児として育った仲間です。
ヴィッテルと同じくシャム=ラシュで暗殺者となり、シンドバッドに救われた後は共にシンドリア商会で働きました。
建国式典での戦いでは、ヴィッテルと共に命を落としています。
シンドバッド
魔獣にされていたところを救ってくれた恩人であり、忠誠を誓う主君です。
シンドバッドの理想に共感し、シンドリア建国のために尽力しました。
シャカ
シャム=ラシュの頭領であり、四天将軍の一人。
建国式典でヴィッテルとマハドを殺害した仇敵です。
ヴィッテルの最期
シンドリア建国式典での悲劇
ヴィッテルの最期は、シンドリア王国建国式典で訪れました。
式典の最中、元所属していたシャム=ラシュからの襲撃を受けます。
頭領シャカ率いるシャム=ラシュの攻撃により、ヴィッテルはマハドと共に命を落としました。
同じ戦いで、ミストラス・レオクセス、タミーラ、ルルムも犠牲となっています。
本編に登場しない理由
『マギ』本編にヴィッテルが登場しないのは、この建国式典での戦いで命を落としたためです。
本編で活躍する八人将とは異なるメンバー構成となっているのは、初代八人将の多くがこの戦いで犠牲になったことに起因しています。
ジャーファルはヴィッテルとマハドの仇を討つため、シャカと対峙し、これを打ち倒しました。
ヴィッテルの死は、ジャーファルの心に深い傷を残すと同時に、シンドリア建国の礎となったのです。
まとめ
ヴィッテルは、戦災孤児から暗殺者となり、シンドバッドとの出会いによって新たな人生を歩み始めた人物です。
シンドリア商会の会計顧問として組織を支え、建国のために命を捧げました。
本編には登場しないものの、外伝『シンドバッドの冒険』で描かれた彼の生涯は、シンドリア王国の歴史において欠かせない存在であることを物語っています。
わずか19歳という若さで散った彼の想いは、ジャーファルをはじめとする仲間たちに受け継がれていきました。

