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鋼の錬金術師

【鋼の錬金術師】ランファンを徹底解説!左腕を捨てた忠義と機械鎧の戦士

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主君を守るため、自らの左腕を切り落とした少女。

『鋼の錬金術師』に登場するランファンは、シン国皇子リン・ヤオの護衛として、その壮絶な覚悟と忠誠心で多くのファンの心を掴んだキャラクターです。

この記事では、ランファンのプロフィールや能力、左腕を失い機械鎧を装着するまでの経緯、そして「忠義」を貫いた彼女の魅力を徹底解説します。

※この記事には『鋼の錬金術師』のネタバレが含まれます。

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ランファンとは?

「ヤオ家に仕えるものとして、禍根はどんな小さなものでも断っておかねばなるまい」

ランファンは、シン国の名門・ヤオ家に代々仕える家系に生まれた少女です。
第十二皇子リン・ヤオの護衛を務めており、祖父のフーと共に、主君の不老不死探索の旅に同行してアメストリスへやってきました。

黒装束に仮面という隠密のような出で立ちで、普段は素顔を隠しています。
その正体は黒髪をお団子にまとめた美少女ですが、素顔を見られることを極端に恥ずかしがる内気な一面も持っています。

 

ランファンのプロフィール

項目 内容
名前 ランファン
身長 153cm
出身 シン国(ヤオ家に仕える家系)
役職 リン・ヤオの護衛
家族 フー(祖父)
声優 水樹奈々(FA版)
実写版俳優 黒島結菜

京劇をモデルにした派手な仮面で素顔を隠し、忍装束のような黒い衣装に甲冑を身につけています。
小柄ながら引き締まった体つきで、その見た目からは性別が判りにくいほどです。

 

ランファンの人物像・性格

冷静沈着でストイック

ランファンは護衛として徹底的に訓練を積んでおり、任務中は冷静沈着な態度を崩しません。
無駄口を叩かず、常に周囲に気を配り、主君の安全を最優先に行動します。

 

素顔を見られると赤面する内気さ

戦闘時の厳格な姿とは対照的に、素顔を見られると真っ赤になって狼狽える可愛らしい一面があります。
エドワードとの初対面で面を外された際には「め……面を返セ」と急にどもり始める場面は、彼女の意外な一面を示す印象的なシーンです。

 

リンへの絶対的な忠誠心

ランファンのリンに対する忠誠心は、作中随一といっても過言ではありません。
主君が侮辱されれば我を忘れるほど激高し、リンを守るためなら自らの命も厭わない覚悟を持っています。

その感情が単なる忠義なのか、それとも恋心を含むものなのかは明確には描かれていませんが、リンを見つめる眼差しには特別な想いが込められているように見えます。

 

祖父フーとの関係

フーはランファンにとって祖父であり、護衛としての師匠でもあります。
厳しくも愛情深い祖父から、ヤオ家に仕える者としての誇りと技術を受け継いできました。

フーがブラッドレイとの戦いで命を落とした際、ランファンは涙を流しながらも悲しみに浸ることなく、すぐにリンを助けに向かいました。
その姿には、祖父の想いも背負って戦い続けるという決意が表れています。

 

ランファンの能力・戦闘スタイル

シン古来の武術

ランファンは幼少期からシン古来の武術を修得しており、その実力は生身でありながらホムンクルスと互角に渡り合えるほどです。
主な武器はクナイ(苦無)ですが、追い詰められた際には手榴弾などの爆発物も躊躇なく使用します。

『鋼の錬金術師』強さランキングでは第17位にランクインしており、人間キャラクターの中でもトップクラスの実力者として評価されています。

 

「龍脈(気)」を読む能力

リンと同様に、ランファンも大地と人体の「気の流れ」を察知する能力を持っています。
この能力により、複数の命を持つホムンクルスを探知することが可能です。

エンヴィーグラトニーの追跡において、この能力は非常に重要な役割を果たしました。

 

機械鎧装着後の戦闘スタイル

左腕を失った後、ランファンは機械鎧(オートメイル)を装着して復帰しました。
新しい左腕の肘部分には刃物が仕込まれており、出し入れ自在の武器として戦闘に活用しています。

リハビリが完全でない状態でありながらグラトニーを圧倒するほどの戦闘能力を発揮しており、その精神力と適応能力の高さがうかがえます。

 

左腕喪失と機械鎧【ネタバレ注意】

キング・ブラッドレイとの遭遇

エルリック兄弟と協力してグラトニー捕獲作戦を実行中、ランファンたちはキング・ブラッドレイ(ラース)の奇襲を受けます。

最強のホムンクルスである大総統の攻撃により、ランファンは左腕に深手を負いました。
出血が止まらず、このままでは追跡を振り切れない
絶体絶命の状況で、ランファンは驚くべき決断を下します。

 

自ら左腕を切断する決意

「若を……守る……」

ランファンは負傷した左腕を自ら切断し、それを囮として使用することで追跡者の気を逸らしました。
自分の腕を犬に括りつけて別方向へ走らせ、その間にリンと共に逃走に成功したのです。

この壮絶な覚悟は、彼女の忠誠心がいかに深いものであるかを示す名シーンとして知られています。

 

機械鎧の装着とリハビリ

戦線離脱を余儀なくされたランファンは、失った左腕の代わりに機械鎧を装着することを決意します。

通常、機械鎧のリハビリには3年かかるとされていますが、ランファンはわずか半年で戦闘可能な状態にまで回復しました。
これは彼女の並外れた精神力と身体能力、そして「一刻も早く若のもとへ戻りたい」という強い想いによるものでしょう。

 

武器内蔵型オートメイル

ランファンの機械鎧は、単なる義手ではありません。
肘の部分に刃物が仕込まれた武器内蔵型となっており、戦闘においても大きな力を発揮します。

ただし、リハビリが完全ではない状態で無理を重ねているため、接続部から血が滴ったり、激痛が走ったりする場面も描かれています。
それでも戦い続けるランファンの姿は、彼女の覚悟の深さを物語っています。

 

ランファンの名シーン・名セリフ

「ヤオ家に仕えるものとして、禍根はどんな小さなものでも断っておかねばなるまい」

護衛としての使命感と誇りが込められた言葉です。
ヤオ家に代々仕えてきた一族の末裔として、主君を守ることに全てを捧げる覚悟が表れています。

 

左腕を切り落とすシーン

追跡者を欺くために自らの腕を切断するシーンは、作中屈指の衝撃的な場面です。
言葉ではなく行動で示された忠誠心は、読者に強烈な印象を残しました。

 

「覚悟が足りなかった、甘かった。俺よりもランファンの方が覚悟があった」

これはリン・ヤオの言葉ですが、ランファンの覚悟がいかに凄まじいものであったかを示しています。
主君にそこまで言わせるほどの覚悟
それがランファンという人物の本質です。

 

祖父フーの死に際して

フーがブラッドレイとの戦いで命を落とした際、ランファンは涙を流しながらもすぐにリンのもとへ駆けつけました。
悲しみに浸る暇などない
祖父の想いも背負って主君を守り続けるという決意の表れです。

 

最終回:皇帝の背後に控える姿

物語の最終回では、皇帝となったリンの背後に仮面をつけて控えるランファンの姿が描かれています。
全てが終わった後も、彼女は変わらず護衛としてリンに仕え続けているのです。

 

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独自考察:ランファンが体現する「忠義」の美学

エドワードの機械鎧との対比

『鋼の錬金術師』には、機械鎧を装着したキャラクターが複数登場しますが、その経緯は対照的です。

エドワードは「弟の魂を取り戻す」という禁忌を犯した代償として右腕と左足を失いました。
一方、ランファンは「主君を守る」という忠義のために自ら左腕を切り落としました。

前者が「取り戻すための犠牲」であるのに対し、後者は「守るための犠牲」です。
この違いは、二人のキャラクター性を象徴するものといえるでしょう。

 

フーから受け継いだ「護衛の精神」

ランファンの忠義は、一朝一夕で培われたものではありません。
ヤオ家に代々仕えてきた一族の歴史と、祖父フーから受け継いだ「護衛としての誇り」が、彼女の行動の根底にあります。

フーもまた、命を賭してブラッドレイに立ち向かいました。
祖父と孫、二代にわたって主君のために命を懸ける姿は、彼らの一族が持つ「忠義の血」を感じさせます。

 

リンへの感情は忠誠か恋心か

ランファンのリンに対する感情が、純粋な忠誠心なのか、それとも恋愛感情を含むものなのかは、作中では明確に描かれていません。

しかし、リンを見つめる眼差し、彼を守るためなら何でもするという覚悟、そして最終回で変わらず傍に仕える姿を見ると、そこには単なる主従関係を超えた何かがあるように感じられます。

その感情に名前をつける必要はないのかもしれません。
大切な人を守りたいという想い
それこそがランファンを突き動かす原動力なのです。

 

最終回の仮面姿に込められた意味

最終回でランファンが仮面をつけていることには、象徴的な意味があると考えられます。

護衛として、個人の感情を押し殺し、主君の影となって仕える
それがランファンの選んだ道です。仮面は、その覚悟の象徴といえるでしょう。

しかし同時に、リンの最も近くにいられる場所を選んだという見方もできます。
皇帝の護衛という立場は、常にリンの傍にいられる特権でもあるのですから。

 

まとめ

ランファンは、『鋼の錬金術師』において「忠義」と「覚悟」を体現するキャラクターです。

  • ヤオ家に代々仕える家系に生まれた護衛の少女
  • 主君リンを守るため、自ら左腕を切断する壮絶な決断
  • 通常3年のリハビリを半年で終え、機械鎧の戦士として復帰
  • 祖父フーの死を乗り越え、その想いも背負って戦い続ける
  • 最終回では皇帝となったリンの背後に仕える姿

冷静沈着な護衛としての顔と、素顔を見られると赤面する内気な少女としての顔
そのギャップもまた、ランファンの大きな魅力です。

主君のために全てを捧げる忠義の戦士として、ランファンは『鋼の錬金術師』の中でも特に印象深いキャラクターの一人といえるでしょう。

 

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